竜と付喪神達

46猫

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神社で黒い生物の襲撃。

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 初めまして、オレは白桜 竜火。(はくおう りゅうか)双子の姉で、今は妹と京都観光しようと準備しているんだ!

急にひいおばあちゃんから、京都観光のチケットを貰って行く事になったんだけどね。(汗)

 妹の名前は、朝子(けさこ)だ。
 朝子は、オレより弱いけど根性と努力は誰にも負けない奴だ。オレと朝子は、幼い頃から武術を習っていた。勿論、ひいおばあちゃんが師匠だ。厳しくてしんどいけど、オレ達は必死に練習に励んだ。
 全国大会でオレ達は、名前を刻んだ。

 ひいおばあちゃんは、昔に色んな教え子が居たらしい。だから、オレ達に色んな話をする。
 まぁ、為になる時もある。(汗)

 さて、本題だ。朝子は、京都観光に行けるって聞いてすっごく喜んでいる。
 え?オレ? まぁ、ちょっとは楽しみにしてる。(嘘だ、結構楽しみだ。)

竜火「いざと言うときの、木刀と刀、護身用の銃にナイフよし。」


朝子「竜火姉、何で銃とナイフ?(汗)」


竜火「ん?そりゃあ、お前を守る為に必要だからな!」


朝子「竜火姉、過保護過ぎるよ。(汗)」


竜火「えー、そうか?」


そんな話をしながら荷物を詰める。


竜火「朝子、京都観光マップまで作ったのかよ。(汗)」


朝子「うん、京都にある歴史の建物とか、場所に行けるんだよ!!」


竜火「そうだけどさ、お前急に言われたから無理すんなよ?」


朝子「しないよ、だって竜火姉と旅行に行けるのすっごく久しぶりだよ!!(笑)」


竜火【オレの妹が、天使過ぎて辛いよ神様!!(汗)】←姉馬鹿。


そう、この時はまだ知らなかった。オレ達は黒い生物に襲撃される事を・・・・



 京都に着くと朝子が作った予定通りに進んでいた。そんな時、オレが歴史を感じる神社を見つけて朝子に聞いた。


竜火「あれ?朝子、地図にこんな神社あったか?(汗)」


朝子「ん?この神社?ちょっと待ってね。」


朝子はカバンの中から地図を見ながら首をかしげた。


朝子「あれ?地図に無いよ。(汗)」

竜火「えっ?新しく神社になった場所なのか? ちょっと、入ってみるか。」


朝子「えー、大丈夫かな?もう、神社じゃないんじゃ。(汗)」


竜火「お邪魔しまーす!」


オレ達が一歩入った瞬間、身体中を電気が走った。この感覚は、何かヤバイ物がいるって思った。


竜火「朝子、気を抜くなよ。ここ、ヤバイ物がいるぞ。(汗)」


朝子「竜火姉、分かった。(汗)」


オレが、木刀を腰に携え朝子の前を歩いて賽銭箱の前に立った時だった。
 
後から、黒い生物が狙って来た。おれの頬をかすって、血が流れる。


朝子「竜火姉!?(汗)」


竜火「・・・あーあ、血が流れちゃった。」


そう言って、血を舐めるとオレは眼の色を変えた。


竜火「・・・朝子、神社の中に入っていろよ?(笑)」




オレは朝子にそう言って、黒い生物達をぶった切った。



そして、全部切り終えたら刀が出てきた。


竜火「ん?刀が残った?」


朝子「竜火姉、大丈夫!?」


竜火「あー、顔を傷付けられたけどな。(笑)」


朝子「・・・・もー、消毒しないと!!」


そしたら、神社が突然光りだす。


竜火「朝子、しっかり手を繋ぐぞ!」


朝子「竜火姉!!」


オレ達が手を繋ぐと視界が暗くなった。だけど、オレは少しだけ見えた。

 オレ達を見守っていたかのように白髪の男と黒髪みたいな男が立っている事に、そして、オレ達にこう言った《主》と。


       ~朝子サイド~

 暗闇の中で竜火姉と手を繋いでいる。まるで夢のような感じで私は、竜火姉に声をかけようとしたら急に眩しくなった。

 目を覚ますと神社ではなく、昔ながらの平屋建ての日本屋敷の中庭にいた。


朝子「・・・・あれ、竜火姉は!?(汗)」


辺りを見ても、竜火姉がいない!

私は、竜火姉を探そうとすると聞き慣れた声が何処からか、微かにする。私は、音のする方に向かう。


       ~竜火サイド~

 オレは妹と神社での事を思いながら暗闇の所にいたはずだが、眩しくなった瞬間目を覚ました。

初めて見た、日本屋敷にいた。妹の姿が無い。


竜火「あれ、朝子?・・・・ってか、ここ何処!?(汗)」


すると、突然猫が現れてオレを案内してくれるようだ。


竜火「お前ら、案内してくれるのか?」


猫「ニャー。」


竜火「ありがとう。」


すると、朝子に会えた。


朝子「竜火姉ー!!」


竜火「ちょっ、お前な危ないから!?(汗)」


案の定、オレは倒れた。


竜火「朝子、ちょっとは考えろよ。(汗)」


朝子「はーい、すみません。」


すると、猫達がオレ達をまた案内する。


竜火「ん?向こうに行くのか?」


朝子「竜火姉、ここ何だろうね?」


竜火「あー、もしかして光りと関係があんのかな?」


朝子「あの黒い生物も気になるよね。」


竜火「あぁ、それに生物を倒した後に刀が残った理由もな。」


すると、ある座敷に着いた。開けると、怪我をおった子狐がいた。

オレはその子狐を手当てしていたら、子狐が喋った。


こんのすけ「私に手当てをしてくださり、ありがとうございます。」


竜火「ん?気にしないで良いよ。・・・ん?(汗)」


朝子「竜火姉、今狐が・・・(汗)」


二人「喋った!?(汗)」


こんのすけ「はい、私は喋れる狐です。名前は、こんのすけと申します。」


竜火「えっと、因みに今って2000何年?(汗)」


こんのすけ「22xx年でございます!」


二人【200年後の未来に来ちゃた~!?(汗)】


竜火「ちょっ、待て待て、狐が喋るのも凄いけどね、何でこの屋敷に狐がいんだよ!?」


こんのすけ「よくぞ聞いてくださいました!実は、これには訳がございます!」


竜火「そうですか。(汗)」


朝子「竜火姉、どっ、どうしよう。(汗)」


竜火「落ち着け、朝子これは夢だ。」


オレ達はお互いの頬をつねる。


二人「夢じゃない!?(汗)」


こんのすけ「話は済みましたか?」


二人「はい、大丈夫です。(汗)」


この際、何でもいい。このまま、何かヤバイ物を倒せ的な事か、勇者になれ的な事か何が来てももう受け入れそう。(汗)


こんのすけ「実は、ここの主が殺されてしまったのです。(汗)」


竜火【何か、よくある重い話から来たよ~!?】


朝子【何この重さ、ヤバイ奴やん!?(汗)】


こんのすけ「その殺した者達は貴女方を襲撃した者達なのです。(汗)」


竜火「あー、だから何か、ヤバイ奴だって感じたんだ。(汗)」


こんのすけ「その者達に襲われましたか?(汗)」


朝子「あー、その。(汗)」


こんのすけ「?」


竜火「えっと、オレが・・・倒しちゃた。(汗)」


こんのすけ「えええ!?((((;゜Д゜)))」


竜火「そんで、残った刀は回収したよ。(笑)」


朝子「こんのすけ君、何かごめんね。」


こんのすけ「まぁ、良いでしょう。(汗)」


竜火「んでさ、オレ達をここに連れて来たって事は何か、あんだよね?(笑)」


こんのすけ「はい、竜火さんと朝子さんに審神者になって頂きたいのです。」


竜火「それで?」


朝子「竜火姉?(汗)」


こんのすけ「?それでとは?(汗)」


竜火「えっ?審神者になる奴が襲われて、そんでこんのすけが怪我をしているんだよ?(笑)」


朝子【竜火姉、何か企んでる。(汗)】


竜火「更に、一度襲撃されている本丸だよ?それなりの見返りはあるの?(黒笑)」


朝子【竜火姉が、一番ヤバイ奴だと思った。(汗)】


こんのすけ「そっ、それは時の政府軍に。(汗)」


竜火「お偉いさんに会わせろ、こんのすけ?(笑)」


この瞬間こんのすけは思った。【あっ、この審神者は政府を潰すと。(汗)】


政府のお偉いさん方はオレ達の話を聞くやいなら、新しく本丸の設備を強化し更にその本丸にいた刀剣達を復活させてくれる事になった。←えっ、脅してはいないよ?ただ、それなりの見返りは貰う権利があるだけだからね。(笑)
          


竜火「朝子、政府に話て刀剣達を復活させてくれるんだって!(笑)」


朝子「竜火姉、政府に何したの?(汗)」


竜火「えー、只の話あいだよ?(笑)」


こんのすけ「竜火さん、政府からお詫びの品々が届きました。」


竜火「ありがとう、こんのすけ。あっ、油揚げも大量に貰えたから後で食べようね。」


こんのすけ「はい!!(笑)」


朝子【こんのすけを手懐けたよ!?(汗)】


竜火「そいや、政府が刀剣達を復活する所があるって言ってたけど何処にあんの?」


こんのすけ「はい、あります!案内します!」


こんのすけを抱えて、オレ達はその場所に行く。
 その場所は、刀を作る火事場だった。(汗)
火事場に刀が置いている。


竜火「ここが?・・・・火事場?」


こんのすけ「そうです、火事場なのでございます。」


朝子「竜火姉、火事場って何?」


竜火「あー、朝子は初めてか、火事場ってのは刀や包丁を作るための作業場で、常に火が途絶えない場所でもあるんだ。」


朝子「何で?」


竜火「良いものを作る為に火が大切な役目を果たすんだ。」


こんのすけ「竜火さんは物知りですね!」


竜火「昔、ひいおばちゃんが色々話をしてくれたから覚えているんだよ。(笑)」


朝子「こんのすけ、どうすれば刀剣が出てくるの?」


こんのすけが人形の紙をだす。


竜火「何だ、これ?」


こんのすけ「これは、刀剣男子を出す為の紙でございます!」


竜火「・・・・・えっ?男子?(汗)」


おい、時の政府軍!オレに説明してねーじゃん、何?男子って、極度の人見知りに見ず知らずの男子が挨拶するんだよ!?(汗)
 読者には分かる!?このオレがどれぼどの人見知りか!!
 
 初めて会った人に、挨拶すんのがダメ過ぎてね、無茶苦茶声が小さ過ぎてね。友達が少ないからね!?(泣)


朝子「こんのすけ、刀剣男子ってイケメン?(汗)」


こんのすけ「はい、とても美形の男子です!(笑)」


竜火「あはは、男子だって。あれ?挨拶すんだけなのに涙がでそう。(汗)」


朝子「竜火姉、本当に極度の人見知りだよね。(汗)」


こんのすけ「竜火さん、刀剣男子は優しい方々が多いですから大丈夫ですよ!?」


竜火「もう、やだよー。(汗)」


朝子「とりあえず、男子を出そう!竜火姉、頑張って!」


竜火「あっ、朝子テメー何して!?(汗)」


朝子が、紙を刀に置いたら光りだす。

すると、無茶苦茶イケメンが出て来た。

白髪で服も白くて目を見たら、黄色く鋭い眼差しでオレを見た。
 オレは、この刀剣に見とれていた。正直に言おう、何このイケメン無茶苦茶肌白いし、髪の毛が綺麗過ぎる!?(汗)


鶴丸「俺を蘇らせてくれたのは誰だ?」


朝子「あっ、この姉です。(汗)」


オレを朝子が前に出す。


竜火「・・・初めまして・・・」

オレは物凄く声が震えてしまった。だけど、この刀剣は直ぐに笑ってオレに握手をする。(汗)


鶴丸「ありがとうな!俺は鶴丸 国永、俺が来て驚いただろ!!(笑)」


竜火「驚き過ぎて、言葉が出ない。(汗)」


鶴丸「名前は、何って言うんだ?(笑)」


竜火「オレは、白桜 竜火そんで、そこにいるのが妹の朝子。んで、こんのすけ。」


鶴丸「よろしくな!竜火!」





抱き締められて、オレは気を失った。

       ~朝子サイド~
 
 竜火姉が鶴丸さんに抱き締められて、気を失った。


竜火「・・・・・・」


朝子「竜火姉?(汗)」


竜火『ガクッ!』


朝子「竜火姉ー!!(汗)」


鶴丸「竜火!?気を失っている。(汗)」


こんのすけ「竜火さんを運びましょう!!」


朝子「竜火姉、大丈夫!?(汗)」


私がオロオロしていると鶴丸さんが竜火姉をお姫様抱っこして運び始める。←えっ、イケメンやん。

こんのすけの案内で私達は竜火姉を寝かせた。(汗)


鶴丸「にしても、こいつは驚きだぜ。まさか、抱きついたら気を失うとはな。(笑)」


朝子「すみません、鶴丸さん。竜火姉、重くなかったですか?(汗)」


鶴丸さんは少し苦笑いをしながら話をしてくれた。


鶴丸「まさか、逆に軽すぎて驚いたくらいだ。」


朝子「あっ、竜火姉また痩せたんだ。」


こんのすけ「どうゆう事ですか?」


朝子「竜火姉は、痩せやすい体でねどんなに食べても痩せちゃうの。」


鶴丸「ほー、こいつは変わった体質だな。」


朝子「でも、竜火姉は頑張って食べているんです。(汗)」


朝子「それに、竜火姉は私の為に色々我慢してくれてる。」


こんのすけ「?」


鶴丸「二人の、両親は?(汗)」


朝子「居ません、私達が小学生になる前に二人共他界しました。その後、竜火姉が親代りに私を仕付けてくれたんです。」


鶴丸「そうか、暗い話をしたな。」


そう言って、鶴丸さんは私の頭を撫でてくれる。


鶴丸「竜火は、俺が見てるから朝子は他の事をしてくれ。(笑)」


竜火姉を鶴丸さんに任せて、私はこんのすけと一緒に刀剣を出す事に専念した。


       ~竜火サイド~

ある歌が聞こえくる。だけど、悲しそうな感じで団々子供から大人の声になる。


???「かーごーめーかごめ、かごの中のとーりーは、いついつ出会う夜明けの晩に・・・・」


竜火【鶴と亀が滑った】


???「後ろの、少年ダーレ?誰ーだ?」

その声が耳元でした所で目が覚めた。


竜火「!?」


見渡すと鶴丸が来た。


鶴丸「竜火、調子は大丈夫か?」


竜火「あっ、うん。・・」


鶴丸「竜火、何かあったか?」


竜火「へ?大丈夫、何にも無いよ。(笑)」


鶴丸には分かるみたいだ、オレが何かを隠した事を。


鶴丸「竜火、何か隠してるな。」


竜火「・・・・うっ、ちょっと夢を見たんだけど。(汗)」


鶴丸「どんな、夢だ?」


オレは、夢の中であった事を話をした。


鶴丸「篭目の歌か。」


竜火「あの歌の意味は分かってるけど、耳元で聞いたあの声は初めて聞く声だった。(汗)」


鶴丸「竜火、君は予知夢を見やすい体質か?」


オレはその質問に体が震える。・・・・・予知夢でよく当たる事が多い小さい事が当たるならまだしも、オレが当たるのは不吉な事が多い。
 
 読者に説明するなら、財布を落とす夢を見てそれが本当になるというレベルを1とするとオレが当たる夢は90レベルだ。
 例えば、仕事中に電話がかかってくる出ると母さんで急に(落ち着いて聞いてね)っと言って身内のご不幸があったという感じのレベルだ。

さて、本題に戻ろう。


竜火「まぁ、時々。」


鶴丸「そうか。」


竜火「あのさ、鶴丸心配かけてごめんね。」


鶴丸が固まる。・・・・えっ?何で、固まる?(汗)


鶴丸「いやいや、何で謝るんだ!?(汗)」


竜火「へ?いや、何となく?」


鶴丸【竜火は、天然なのか?(汗)】


会話が終わると朝子が部屋に来て、色々な刀剣を出した後に夕食の準備をしようとしたがメニューが決まらないらしく、オレの所に来た。


朝子「竜火姉ー、メニューが決まらないよー!(泣)」


竜火「グエッ、朝子痛い。」


朝子「だって、メニューが!!」


竜火「はぁ、しょうがないな。」


鶴丸「竜火、立てるか?」


竜火「うん、大丈夫だよ!(笑)」


鶴丸「ーっつ!(照)」


朝子【あれ?鶴丸さん、顔が赤い。・・・・もしかして!?(汗)】


竜火「?鶴丸、顔が赤いけど大丈夫?」


オレが覗き込むと、鶴丸は大丈夫だと言って先に行く。


竜火「鶴丸、熱あるのかな?」


朝子【竜火姉が、鈍感な事を忘れてた。(汗)】


台所に行くと燭台切 光忠と歌仙 兼定がいた。←更にイケメンが増えるよね。(汗)

オレは、野菜や肉などを見て直ぐに言った。


竜火「朝子、カレーライスだ。」


朝子「カレー!!(笑)」


鶴丸「カレー、何でだ?」


竜火「肉で豚肉が多いのと、野菜でカレーの具になる野菜が多いからね、それに刀剣男子が多いならカレーの方があっとゆうまに作れる。」


朝子「さすが、竜火姉。」


鶴丸「凄いな、竜火。」


光忠「オッケー、じゃあカレーを作るね!」

光忠と歌仙は早速カレーを作る。

オレ達は、邪魔にならないうちに火事場に行き更に刀剣男子を出す。

鶴丸がオレに寄りかかってくる。(汗)←おい。


竜火「よっしゃ、何が出るかな?(笑)」


そう言って、刀に紙を置く。 光りだすと桜が降ってきた。


竜火「えっ?室内で桜?(汗)」


朝子「何が出てくるの?(汗)」


すると、無茶苦茶イケメンが出て来た。(汗)


竜火「・・・・綺麗。」


三日月「そうであろうな、俺の名は三日月 宗近蘇らせてくれたのはそなたか?」


竜火「・・・・あの!ちょっと触っても宜しいでしょうか!!」


オイー!!オレ、なに言ってんだよー!!(汗)
何、ちょっと触っても宜しいでしょうか?だよ!!(汗)←本当だよ!!(汗)

三日月さん、固まったままやし!!鶴丸と朝子が言葉を発しない!!(汗)←アカン、アカンぞオレ!?

そんな脳内のオレに、三日月さんは笑いながら話。


三日月「はははっ、好きなだけ触ると良い。(笑)」


竜火「あっ、ありがとうございます!」


そう言ってオレが三日月さんの頬に触れた瞬間三日月さんがオレに話かける。


三日月「名前は、何とゆう?」


竜火「あっ、白桜 竜火です、あそこにいるのが妹の朝子です。」


三日月さんがオレに聞く。


三日月「双子か?」


竜火「あっ、はい。」


オレが触り終えたら、三日月さんがオレを抱き締めてきた。


三日月「竜火、可愛い主だな。」


竜火「えっ?かっ、可愛くは無いです。それに、オレは女子らしくないし、全然女子力が無いし(汗)」


朝子【でた、竜火姉のマイナス否定。(汗)】


三日月「竜火、お主は可愛くてとても、抱き締めたくなる。」


竜火「えっ?(汗)」


次の瞬間、オレはフリーズした。 何故なら、三日月さんに・・・・・(汗)


三日月『チュッ。』


朝子「あっ。」


鶴丸「なっ!!」


こんのすけ「あっ。」


竜火「えっ?」


朝子「竜火姉に・・・」


竜火「・・・・」


鶴丸「三日月!!お前、何してんだよ!?(汗)」


三日月「竜火が可愛くてな、ついついしてしまった。(笑)」


こんのすけ「竜火さん、大丈夫ですか!?」


竜火「・・・・・」


朝子「竜火姉がフリーズした。(汗)」


鶴丸「三日月、どーすんだ!?」


えっ?三日月が頬にキスした?あれ、多分頬に触れただけだよね。(汗)・・・・・ちゃう、ちゃんとキスしてた・・・・んだ。


竜火『ボンッ!』


朝子「竜火姉が、爆発しちゃった!?(汗)」


竜火「キュー!!」


朝子「竜火姉ー!?(汗)」


 そんな感じで夕食になったが・・・・・三日月さんを警戒する形で朝子が、左で右に鶴丸膝にこんのすけ。(汗)


竜火「いただきます!」


こんのすけ「いただきます、竜火さん美味しいです。」


竜火「だね。(笑)」


朝子【何か、楽しいな。(笑)】


竜火「・・・・いいな、多いと。(笑)」


こんのすけ「どうしました?」


竜火「うん、こうゆう風に大勢で食べるの久しぶりだからさ。・・・・朝子がすっごく嬉しそうで良かった。」


鶴丸「竜火、いい姉だな。(笑)」


そう言って、鶴丸は頭を撫でてきた。

あれ?この感じ、懐かしい。・・・・お母さん・・・・・・ごめんね・・・・・・・オレ達のせいで。・・・・


竜火「あれっ?」


朝子「竜火姉?どうし・・・って、竜火姉何でなi ングッ!?」


鶴丸が、朝子の口元を覆った。そして、オレを見る。


竜火「あっ、大丈夫だよ、目にゴミが入ったからちょっと洗って来るね!」


オレは、無理やり抜けた。いや、抜け出したかった。だって、あんな所で泣けないオレは昔から人前で泣かないでずっと我慢していた。
 

 母さんが、死んでからオレ達は変わった。
オレは、朝子の為にバイトをしたり勉強を教えたりあいつがやりたい事は全部やらせた。・・・・あいつが馬鹿にされた時もオレはそいつらを殴って怒られた。・・・・そんな時、あいつはオレをかばった。


竜火「・・・・何でだろうな、あいつは強いのに。(笑)」


そう言って、オレは涙を流す。
 何で双子で、あいつは妹なんだろう。・・・オレより、あいつが姉の方がいいのに。

 不幸平だ。・・・・神様何で、オレを選んだの?あの力が無ければ、オレ達は全てを失わずにすんだのに。


竜火「・・・・・オレは、神様より強いなんて思わないだって・・・・・」


この体に流れる血が・・・全ての頂点に君臨する能力を持ってんだ。オレの血は神の子に流れる血だと。

どんな傷も、どんな大怪我も一瞬で直し、病気も直ぐに治る。・・・・皆は羨ましがるが、オレは・・・・・。

 オレは、お爺ちゃん達に変な注射を打たれてこの体をえた。 お爺ちゃん達は、オレを人体実験したのさ・・・・だけど、誤算だったんだ神の子は容赦なく・・・・力をふるって、全てを壊した。
・・・・そこに残ったのは、神の子と亡骸だけ。神の子は、泣いた。・・・・涙を枯らすまで。
 2度と大人を信じてはいけない、神の子はある場所に向かって歩いた。

 神の子が一番好きな場所、そこに着いた時あるものを見てしまう。そう、母親の亡骸だ。・・・・・銃で、頭を撃ち抜き・・・桜に寄りかかるように死んでいた。 殺されていたんだよ。・・・あいつらを許さない。・・・少女の片隅にずっと秘めてた。

 神の子は、謝りながら泣く。 「ごめんなさい、ごめんなさい。」 そう言って、母親と同じ風に銃で死のうとした。・・・・だが、神の血がそれを許さない。
 神の子は、謝り続けた。・・・その声は、一週間も聞こえた。

 神の子は、妹がいたが妹は同じ風にされてはいない。・・・この血は、呪いだと神の子は思った。・・だから、人々を恐れた。この血の能力を全て。


竜火【怖いんだ、また全て失うって思ったら。】


 だから、オレは●●●●●って思うんだ。
何でだろうな、また誰の愛を感じたいなんてな。 アイツを思い出す。・・・・なぁ、●●は・・・・許してくれるのか?もしもあの、空のように鳥になって飛びたいこの体を失う事になっても。

それが、オレの●●●●だからさ。

泣き止んで戻ろうとして、猫が急に出てきて踏みそうになって避けたら・・・・・盛大に、顔から廊下に・・・・。(汗)

相変わらずの、ドジっ子だ。(汗)




 

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