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二章 えっちな3Pシェアハウス
種付けしながら孕まされる
しおりを挟む航から見える凛は、他の男に抱かれてよがりくるっている所だった。凛の性器はもう何も出ないのに一生懸命勃ちあがり、航の中を突く。腰がへこへこと動いて、よだれが垂れて……誰かに抱かれている凛は、世界一可愛かった。特等席だ。一番可愛い凛を、誰よりも近くで見られる特別なポジション。
「ん、ん、凛……お兄ちゃんのナカ、どう……?」
「あっ、あっ、すごいっ、おちんちん、溶けちゃう!」
「ふふ……溶かしてあげたいな……ねぇ、お兄ちゃんの弱い所、探して……めちゃくちゃにして」
下からすがりつくようにして抱きつかれて、左耳に囁かれる。低くて綺麗で……艶めかしい声。ぞくぞくとする。思わずキスをしていた。眼鏡が当たるので、角度を変える。何回も、何回も、夢中になって兄の唇を貪る。と、右耳から綾瀬に呟かれる。
「俺も忘れちゃだめだよ、凛ちゃん。大好きなところ、いっぱい突いて、こすって、ぐちゃぐちゃにしてあげるね……」
「あっ! あ、あっ、あああっ!」
ぷは、と唇を離す。どちゅ、どちゅ、と狙うようにして前立腺を突かれる。性器は航の体内に飲みこまれ、ちゅっちゅっと吸いつかれている。二人がかりで無理矢理に精液を搾り取られている。
「あん、だしたいっ、お兄ちゃんのナカにだしたいっ! でも、出ないよぉ……!」
もう何も出ない、空打ち状態。性器が痛い。喉が無性に乾く。頭がずきずきと痛む。でも、気持ちが良い。連続射精を強いられた凛のカラダは悲鳴を上げながらも……でも射精を欲していた。
「凛ちゃんのナカ、すごいな……俺も出したい。でもまだだめ……凛ちゃんが航にナカ出しできたら出してあげるね……」
「やだっ、せーえきほしいっ! 前も気持ちいいっ! でも、出ないっ」
凛は半分泣きながらわがままを言う。航はふう、とため息をついて……下から腰を動かして凛の性器で体内をえぐる。
「ひゃあああっ!?」
「凛も動いて……? お兄ちゃんをイカせてほしいな」
「あっ、あっ、お兄ちゃんのナカ……ふかふかしてて、奥に行くにつれて狭くて……ぎゅっぎゅって絞ってくるっ!」
直腸の構造は共通だが、形は人によって微妙に違う。航のナカは狭めのようだった。凛はそこを拡げるようにして進んで……一番奥にたどりつく。ぐ、ぐ、と腰を押しつけると……ぐぽ、という感覚がして……うねるような肉の塊、襞に性器がめくられるようにして飲みこまれていく。
「アッ……あ、奥にっ……凛が、お兄ちゃんの届いちゃいけない所に来ちゃった……!」
それは下部直腸と上部直腸の間にある中直腸横ひだ・中ヒューストン弁。通称・コールラウシュひだと呼ばれるところである。そこを抜けて上部直腸の奥に性器が到達していた。
襞が凛の性器を咥えて、しゃぶる。まるで手でしごいているように。ぐぢゅ、ぐぢゅ、と汚らしい音を立てて、航の体内がかき回される。
「お兄ちゃん、ここ……?」
「あ、あっ、あああ……っ! あ、うんっ、ここっ……! ここ、だよっ!」
先ほどまでの余裕が嘘みたいに、快楽に歪む顔。普段決してしないような表情を、弟だけに見せている。顔を隠す。その手を掴んで、凛は兄の唇を荒々しく奪う。舌を絡める。捕らえる。口も、体内もめちゃくちゃにする。
ぷは、と唇を離した。眼鏡が外れていた。自分によく似た顔の……年の離れた、血が繋がっていない兄。……親同士の再婚で作られた、まがいものの兄弟。でも、一生離れられない。
「あっ、ア、作られてる……今、せーえき作ってるっ!」
肉体的な苦痛を越えた、向こう側。いきなり押し寄せる快楽で、凛の精嚢はどくどくと動き、精子・前立腺液・精嚢液を混ぜて精液を作る。航の一番奥を攻めていると今までゆっくり動いていた綾瀬が、いきなり凛の弱い所を突いてきた。
「あああああっ!?」
「そろそろ出るかな……航に種付けしながら、俺の子孕んで凛ちゃん」
「凛の赤ちゃんのもと、僕のナカにいっぱいだして……赤ちゃんつくろ……」
三人で絡まるように、もつれるようにして、身体を重ね合う。正常位で航を抱きながら、後背位で綾瀬に抱かれる。そしてとうとう凛の性器が震え、航のナカに精液が放たれる。
「あっ、あっ、出るっ! でるよ、お兄ちゃん……!」
「うん、だしてっ! 凛の精液で、お兄ちゃんのナカ、いっぱいにしてぇ……!」
「俺も出すよ、凛ちゃん! お腹のナカ、精子まみれにしてあげるね……!」
三者三様の射精。獣のような、むさぼるような、セックス。大量の精液にまみれて、三人はぐったりと身体をベッドに預けた。
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