えっちな義弟くんのカラダ共有♡年上二人に溺愛されて夜も眠れません

犯人はエリー

文字の大きさ
上 下
24 / 65
二章 えっちな3Pシェアハウス

朝起きたらイケメン二人にいたずらされてました

しおりを挟む

 その後二人でココアを飲んで朝ご飯を食べた。買っておいたパックのサラダと目玉焼き。それとチーズを乗せたトーストだ。

「……航は料理がうまい。俺がやると絶対焦げるんだ」
「目玉焼き作っただけだよ。アーヤが適当なんだって……何でも強火で焼けばいいってもんじゃない」
「すごい、完璧な半熟……ぷるぷる!」

 もう二十八歳なのに何だか子どもみたいだった。寡黙で落ち着いているように見えるし、仕事はきちんとこなすのだが、結構抜けているところがある。そこが可愛いのだと凛は言うが、航から見たらよく分からなかった。
 たかが目玉焼きの焼き加減でにこにことしている友人。それ以上でもそれ以下でもない。ただ、意外と柔らかく微笑むのだな、とは思った。


 二人はご飯を全部食べた。時刻は九時半。凛はまだ寝ているのか、物音ひとつ聞こえてこない。二人で片づけをしたらもう十時。もう起こそうという話になって、二人で凛の部屋にこっそり入った。

 ふかふかのベッドに横たわる凛。前日は綾瀬の番だったが、何だか疲れている様子だったので軽く一回だけして、二人でお風呂に入った。凛はお風呂中も眠そうで……パジャマを着せて髪を乾かして、無理矢理に歯磨きをさせてベッドに横たえると、すぐに寝てしまった。
 大学生活の中で疲れることがあったのかもしれない。いくらそういう事が好きでも毎日毎日はつらいだろう。綾瀬はせめて週休二日はとってはどうかと提案した。が、当の凛が嫌がったので現状は週七日みっちり性行為三昧だ。


「りーん、おはよ」
「凛ちゃん、朝だよ……起きて」


 二人でベッドに座ってゆさぶるが、全く起きない。綾瀬がどうしたものかと悩んでいると、航がシャツのすそを引っ張って、眼鏡の奥でいたずらっぽく笑った。そして耳元で何かを囁いた。
 小さい時からの友人がこんなふうに子どもっぽく、いたずらっ子みたいに笑う時はたいていろくでもない事をしようとしている時だ。綾瀬は分かっているけれど、その誘いに乗った。


 掛布団を剥がして、綾瀬が丸まって眠る凛のパジャマの上着のボタンを三個外して胸をまさぐる。航がパジャマのズボンの中に手を入れる。乳首をくにくにといじり、ぴん、ぴん、と弾く。まだ縮こまっている性器を握りこんで、優しくしごく。

「ん……ん? んっ、んんんんん……あ、あっ!」

 気持ち良さで凛が身をよじらせ、大きく伸びをして起きた。凛の眠気は一瞬で冷めた。乳首をいじられながら、性器をしごかれているからだ。でもまだ事態の把握はできない。

「え、なに……?」

 全くタイプの違うイケメンの年上二人になぜだか朝から可愛がられている。何してるの二人とも、そう言おうとした口を綾瀬が塞ぐ。乳首をぎゅ、と引っ張りながらの激しいキス。一方、航は性器をしごきながら首元に吸いついて跡を残す。

「んんっ、んんんむ! あっ、あっ、あん……!」

 ぷは、と凛が唇を離す。見計らったように航が今度はキスをする。息をする暇もなく、唇を貪られる。寝起きでまだ霞がかかった頭で、凛は舌を動かして絡める。航が唇を離した。つう、と唾液が糸を引いて繋がって、垂れた。凛の顎に手をかけて航が右耳で囁く。左耳は綾瀬が息を吹きかけながら、舐める。

「今日は、三人で一緒にあそぼうね、凛……」
「楽しい事いっぱいしようか、凛ちゃん」

 両耳から囁かれる、それぞれタイプの違う美声。凛は楽しみで身体を震わせる。凛の長い長い一日が始まろうとしていた。
 

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集

あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。 こちらの短編集は 絶対支配な攻めが、 快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす 1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。 不定期更新ですが、 1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 書きかけの長編が止まってますが、 短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。 よろしくお願いします!

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

処理中です...