17 / 65
二章 えっちな3Pシェアハウス
おとうと共有、当番制!
しおりを挟む
それから季節がいくとせ過ぎた。凛は大学三年生になった。その間に色々な事があった。
航は激務の会社での異動が認められ、一人暮らしをやめて凛と一緒に暮らせることになった。実家を出て、凛の大学と職場の中間にある賃貸を借りた……しかし、二人暮らしではない。小さな頃からの友達・綾瀬とも一緒に住んでいる。凛と航、そして綾瀬の三人暮らしだ。
定時に帰れた航は玄関のドアを開けた。
「あっ、あっ、あっ、あっ! おっ、おかえりっ、おにいちゃん……あああっ、あやせさんの、おっきいよっ……!」
玄関で凛が後ろから綾瀬に抱かれて、喘いでいた。犬みたいに四つん這いになって、へこへこと腰を動かす可愛い義理の弟。
航と綾瀬は、凛を共有していた。毎日どちらかに凛は抱かれ、休日になると……三人で仲良く楽しく遊んでいる。凛のアソコは乾く暇もないほど濡れ、いつでもできるようにしっとりとしていた。
電話でオナニーを見せ合った頃にはまだ控えめだった乳首は、真っ赤に熟れてぷっくりと膨らんでいる。それを綾瀬のごつごつとした太い指が摘んでねじる。
「ああああっ、ちくびっ! ねえ、おにいちゃんっ、おにいちゃん、みてっ! 凛は今、お兄ちゃんじゃない人にエッチされてます……っ!」
「こらこら、外から帰ってきたばっかりだからちょっと待って」
「あん、あんっ、そうだったぁ……外から帰ったら、うがい、てあらい、エッチ、だったぁ」
「ほら凛ちゃん。セックスの時はちゃんと集中しようね……!」
「あん、あやせさぁん……あっ、お、おくっ! どちゅ、どちゅってしちゃヤ……ああああああっ!」
洗面台の蛇口をひねる。水と一緒に、凛の喘ぎ声とぐちゅ、ぐちゅ、ぱちゅ、ぱんっぱんっという卑猥な水音もこぼれる。
航がハンドソープを押して白い泡を出すのと同時に、凛のナカにもたっぷりと綾瀬の精液が出された。タオルで手を拭いて、うがいをする。航が水をぺっと吐き出すのと同じくらいのタイミングで、凛が射精して精液がコンドームによって受け止められる。
「凛、お待たせ……」
「あっ、あっ……あっ、あのっ、あのね……お兄ちゃんにプレゼントが、ありまぁす……」
床に倒れこんで顔を真っ赤にしてよだれを垂らした凛が、何かを航の手に握らせる。それは先ほどまで性器に装着されていたコンドーム。中身がたっぷり入ったそれの口を縛って、航の手をぎゅっと握る凛。
「綾瀬さんに後ろから犯されて、ぴゅっぴゅってした俺のせーえきだよ……あん、お兄ちゃんの番は明日だからぁ、今日はこれでオナってぇ」
凛は綺麗な顔に淫らな笑みを浮かべて、とんでもない事を言う。航はそのコンドームをポケットに大事に入れて、綾瀬をちらりと見た。
仕事で水泳のインストラクターをしている寡黙な男だ。浅黒く焼けて、綺麗に筋肉がついた身体。力強い腕……その逞しい身体で華奢な凛を四つん這いにさせて、力任せに後ろから……そんな事を考えると、航はゾクゾクした。
凛が、僕の凛が、他の男に力づくで抱かれてあんあん言ってる……!
それは昏い喜びだった。もはや航は他の男に寝取られる凛でしか、性的興奮をしない身体。たった二年間で、一ノ瀬兄弟の関係は大きく変わってしまった。どこでどう間違えたのかは分からない。
でも、航にとっても凛にとっても綾瀬にとっても、今が一番幸せ。凛のカラダは……月・水・金は綾瀬、火・木・土は航、日曜日は二人のもの。今日は金曜日。航は廊下にへたり込んではぁはぁと荒い息を漏らす凛を見た。
「今日はお兄ちゃんの日じゃないからできないね。せめてお口でヌいてあげたいけどぉ……でもっ、でもっ、まだ足りないの……今から綾瀬さんに朝までエッチしてもらうね……」
「凛ちゃん、一緒にお風呂に入って寝室でしようね。航は適当に後で来て勝手に見ていいよ」
「えへへ、じゃあお兄ちゃん……また、あとでね」
二人はそう言って、洗面所に入って行った。玄関で航はポケットに入ったコンドームを握りしめて座っていた。目の前がくらくらする。悲しみ、絶望、怒り、そのすべてを遥かに凌駕する興奮。ほどなくして、お風呂場の方から凛の可愛い声が断続的に聞こえてくる。そっと覗いた。泡まみれになった凛が身体を一生懸命綾瀬にこすりつけて泡立てていた。好き、好き、と言いながら。
航はそれを見ながら唇を噛む。でも、胸にあるのは圧倒的な多幸感。昔、小さな頃に見た父親の姿と酷似した、凛。
誰よりも可愛くて愛おしくて大切にしたいのに……でも、君がぐちゃぐちゃにされている所が見たい。
航は凛からもらったコンドームに頬ずりをしながら、性器を取り出して扱く。凛の甘い声が、泡みたいに溶けて耳をくすぐる。今から、可愛い弟が他の人に抱かれる長い夜が始まる。航はぞくぞくとしながら、コンドームに口づけた。ポリウレタンの独特な香りがした。
航は激務の会社での異動が認められ、一人暮らしをやめて凛と一緒に暮らせることになった。実家を出て、凛の大学と職場の中間にある賃貸を借りた……しかし、二人暮らしではない。小さな頃からの友達・綾瀬とも一緒に住んでいる。凛と航、そして綾瀬の三人暮らしだ。
定時に帰れた航は玄関のドアを開けた。
「あっ、あっ、あっ、あっ! おっ、おかえりっ、おにいちゃん……あああっ、あやせさんの、おっきいよっ……!」
玄関で凛が後ろから綾瀬に抱かれて、喘いでいた。犬みたいに四つん這いになって、へこへこと腰を動かす可愛い義理の弟。
航と綾瀬は、凛を共有していた。毎日どちらかに凛は抱かれ、休日になると……三人で仲良く楽しく遊んでいる。凛のアソコは乾く暇もないほど濡れ、いつでもできるようにしっとりとしていた。
電話でオナニーを見せ合った頃にはまだ控えめだった乳首は、真っ赤に熟れてぷっくりと膨らんでいる。それを綾瀬のごつごつとした太い指が摘んでねじる。
「ああああっ、ちくびっ! ねえ、おにいちゃんっ、おにいちゃん、みてっ! 凛は今、お兄ちゃんじゃない人にエッチされてます……っ!」
「こらこら、外から帰ってきたばっかりだからちょっと待って」
「あん、あんっ、そうだったぁ……外から帰ったら、うがい、てあらい、エッチ、だったぁ」
「ほら凛ちゃん。セックスの時はちゃんと集中しようね……!」
「あん、あやせさぁん……あっ、お、おくっ! どちゅ、どちゅってしちゃヤ……ああああああっ!」
洗面台の蛇口をひねる。水と一緒に、凛の喘ぎ声とぐちゅ、ぐちゅ、ぱちゅ、ぱんっぱんっという卑猥な水音もこぼれる。
航がハンドソープを押して白い泡を出すのと同時に、凛のナカにもたっぷりと綾瀬の精液が出された。タオルで手を拭いて、うがいをする。航が水をぺっと吐き出すのと同じくらいのタイミングで、凛が射精して精液がコンドームによって受け止められる。
「凛、お待たせ……」
「あっ、あっ……あっ、あのっ、あのね……お兄ちゃんにプレゼントが、ありまぁす……」
床に倒れこんで顔を真っ赤にしてよだれを垂らした凛が、何かを航の手に握らせる。それは先ほどまで性器に装着されていたコンドーム。中身がたっぷり入ったそれの口を縛って、航の手をぎゅっと握る凛。
「綾瀬さんに後ろから犯されて、ぴゅっぴゅってした俺のせーえきだよ……あん、お兄ちゃんの番は明日だからぁ、今日はこれでオナってぇ」
凛は綺麗な顔に淫らな笑みを浮かべて、とんでもない事を言う。航はそのコンドームをポケットに大事に入れて、綾瀬をちらりと見た。
仕事で水泳のインストラクターをしている寡黙な男だ。浅黒く焼けて、綺麗に筋肉がついた身体。力強い腕……その逞しい身体で華奢な凛を四つん這いにさせて、力任せに後ろから……そんな事を考えると、航はゾクゾクした。
凛が、僕の凛が、他の男に力づくで抱かれてあんあん言ってる……!
それは昏い喜びだった。もはや航は他の男に寝取られる凛でしか、性的興奮をしない身体。たった二年間で、一ノ瀬兄弟の関係は大きく変わってしまった。どこでどう間違えたのかは分からない。
でも、航にとっても凛にとっても綾瀬にとっても、今が一番幸せ。凛のカラダは……月・水・金は綾瀬、火・木・土は航、日曜日は二人のもの。今日は金曜日。航は廊下にへたり込んではぁはぁと荒い息を漏らす凛を見た。
「今日はお兄ちゃんの日じゃないからできないね。せめてお口でヌいてあげたいけどぉ……でもっ、でもっ、まだ足りないの……今から綾瀬さんに朝までエッチしてもらうね……」
「凛ちゃん、一緒にお風呂に入って寝室でしようね。航は適当に後で来て勝手に見ていいよ」
「えへへ、じゃあお兄ちゃん……また、あとでね」
二人はそう言って、洗面所に入って行った。玄関で航はポケットに入ったコンドームを握りしめて座っていた。目の前がくらくらする。悲しみ、絶望、怒り、そのすべてを遥かに凌駕する興奮。ほどなくして、お風呂場の方から凛の可愛い声が断続的に聞こえてくる。そっと覗いた。泡まみれになった凛が身体を一生懸命綾瀬にこすりつけて泡立てていた。好き、好き、と言いながら。
航はそれを見ながら唇を噛む。でも、胸にあるのは圧倒的な多幸感。昔、小さな頃に見た父親の姿と酷似した、凛。
誰よりも可愛くて愛おしくて大切にしたいのに……でも、君がぐちゃぐちゃにされている所が見たい。
航は凛からもらったコンドームに頬ずりをしながら、性器を取り出して扱く。凛の甘い声が、泡みたいに溶けて耳をくすぐる。今から、可愛い弟が他の人に抱かれる長い夜が始まる。航はぞくぞくとしながら、コンドームに口づけた。ポリウレタンの独特な香りがした。
0
お気に入りに追加
238
あなたにおすすめの小説
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集
あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。
こちらの短編集は
絶対支配な攻めが、
快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす
1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。
不定期更新ですが、
1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
書きかけの長編が止まってますが、
短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。
よろしくお願いします!
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる