えっちな義弟くんのカラダ共有♡年上二人に溺愛されて夜も眠れません

犯人はエリー

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一章 一ノ瀬兄弟

お兄ちゃんはいつだってお前の事を見ている 4

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「あ゛ぁあああっ、い、いきなりすごいぃ! なに、なんで……っ」

 普段の優しい抱き方と全然違う。腰をがっしりと掴んで、どちゅどちゅとローションが泡立つぐらい激しく出したり入れたりする。普段優しいお兄ちゃんが乱暴にしているという事実だけで凛はどうにかなりそうだった。きゅんきゅんとナカをしめつけ、ちゅうちゅうと吸いつくように航の性器を飲み込む。


「あッ! あ゛んっ、あ゛っ、あっ、あっあ゛……!」
「まさか凛は乱暴に扱われる方が好きだったなんて……お兄ちゃんもさすがに分からなかったよ……これからは、いっぱいいじめてあげるね、凛……!」


 航はどこか嬉しそうな顔をして、ぐりぐりと凛の前立腺を突く。腰をぐいぐいと動かし、押しつぶすように強く。凛の体内の栗の実のような器官は、直腸の壁越しに押されてひくひくと震える。凛の首を少し動かして横を向かせ、奥を突きながらキスをする。
 唇を舐めて、ちゅくちゅくと音を立てて舌を吸いながら、勃ちあがった性器でナカを強引にノックする。
 凛はもはや声を抑えるとか、一階に綾瀬がいるとか……そういうことは考えられず、ただただ喘ぐ事しかできない。


「はっ、はぁっ、だす……ナカにだすよっ、凛!」
「あん、あ、あんっ! だしてっ、いっぱいだしてぇ!」


 凛は内腿と尻をびくびくと震わせ、精液を布団にまき散らしてイッた。それと同時に……どぷ、どぷどぷと航のゼリー状の精液が大量に凛のナカに出される。温かくて粘っこいそれが、凛の体内の襞を犯すように絡みつく。航が性器を抜く。性器と一緒にトローッと中から精液が出てきて、糸を引いた。

「あっ、あっあっあっあっ……すごいぃ…………こんなの、おかしくなっちゃう……」

 凛はベッドにうつ伏せになって、荒い息を吐くことしかできない。そんな凛の横に添い寝するように航が寝転がり、ぎゅ、と抱きしめる。航の心臓の音がすごく速い。息遣いも荒い。凛は少し嬉しかった。お兄ちゃんは気持ち良かったかな?

「きもちよかった……」
「僕も良かったよ、凛。でも、お兄ちゃん、今日出張先から帰ってきたばっかりだから少し疲れちゃってすごく眠いんだ……おふろ、一人で入ってくれるかな? 身体、綺麗にしてあげられなくてごめんね……」

 航はぐったりとしていてとても辛そうだった。いつもだったら行為の後、凛は航とお風呂に入る。しかし、長時間の移動がきつかったのか航はとてもそんな元気があるようには見えなかった。凛はうなずいて、ウェットティッシュで航を綺麗に拭いた。
 服も頑張って着せる。子どもみたいに手を万歳させて頭にシャツをかぶせて……さすがに航も少し笑っていた。その笑顔がとっても可愛くて……凛はちゅ、と頬にキスをする。大好きなお兄ちゃん。横になった航は目を閉じ、ほどなくして規則正しい寝息が聞こえてきた。


 凛は起こさないようにそっと部屋を出る。着替えを持って、部屋のドアを開けて……ふと、振り返って……枕もとのクマのぬいぐるみを見る。部屋を出るときに黒いガラス玉の瞳と、目があった気がした。

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