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第三章 幸運のしるし
◇20 カステラ
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私は今、この屋敷の厨房にいる。どうして? それはお父様とお母様から重大任務を課せられてしまったからだ。
いつも、メイドさんがお茶を用意してくれる時に使っているタイヤのついた台に、カットされたカステラと緑茶を乗せてあって。あとは持っていくだけ。
「ファイトです、お嬢様!」
「頑張ってください!」
「きっとお喜びになりますよ!」
ついさっき屋敷に帰ってきたアルフレッドさん。夕ご飯まで時間はあるけれど、ご飯前になっちゃうとお腹いっぱいになっちゃうよね。
ド緊張でだいぶ心臓がバクバクしてる。え、これ私が持っていくの? 私じゃなきゃ駄目なの? なぁんて思っていても誰かが代わってくれるわけではない。しかもお父様とお母様直々に言われてしまったし。
皆に付いてきてもらって、台のタイヤの音を鳴らしながらアルフレッドさんのお部屋まで進む。地獄への階段を登っていくような感じがするのは私だけだろうか。
何て言えばいいかな、今日お母様達とお食事に出かけて買ってきたんです、でいいか。
冷汗だらだらの中、コンコンコン、と扉をノック。誰だ、と声がして。良かった、部屋にいた。
「アヤメ、です」
……あれ、黙っちゃった。聞こえなかったかな。と思っていたら、入れ、と。
クスクスと付いて来てくれた皆は笑ってたけれど、どうして笑ってるのかは全然分からない。いってらっしゃい、と言わんばかりに手を振って来て。え、一緒に入ってくれるわけじゃないの!? と思いつつ、待たせてしまうのは悪いからそーっと入って行った。
あ、仕事帰りだから仕事服着てる。やっぱりあの服かっこいいよね。赤だし。
「どう、した……?」
「あの、おかえりなさい……」
「あぁ」
私が押してきた台を見て、どういう事だと考えている様子。だよね、これメイドさんがする仕事だもんね。
「あの、今日お母様達とお食事に出かけまして……」
「あぁ、あの外国の店か」
「【お食事処・なかむら】というお店で、カステラを貰って、なので、どうぞ食べてください」
ぽん、とローテーブルにお皿を乗せた。あ、お茶も淹れないといけないんだっけ。実は以前スフェーン王国にあった日本茶器を前に購入していて。急須と湯呑みは私とお母様で選んで購入したもの。だから、慎重にその茶器でお茶を注いた。
その作業を、ソファーに座りながらじ~っと見つめていたアルフレッドさん。怖いからそれやめて下さい、とは言えず。何とかお茶を淹れられた私はカステラの隣に湯呑みを置くことが出来た。こぼしたりしたらどうしようか、と手汗がやばかった。
「じゃ、じゃあごゆっくり……!」
半ば逃げるように部屋を後にした。何か聞こえた様な気がしたけれど、聞き間違いだと思いそのまま退出したのだ。あ、カステラはどういうものなのか知らないんだっけ。説明するべきだった? まぁ、食べれば分かる?
「はぁぁぁぁぁ~……」
「お疲れさまでした、お嬢様!」
で、どうでしたか? アルフレッド様は。と言われましてもな、ただお茶を淹れて逃げてきただけなんだけど。そんな興味津々で聞かないでください。
でも、その後用意してくれていた私のカステラと緑茶は本当に美味しかった。
今更なんだけど、私が淹れたお茶大丈夫だっただろうか。色的には渋くなってなかった気がしたんだけど。淹れるの何回かやった事あるから、たぶん大丈夫だと、思う。うん、たぶん。プロのメイドさんが淹れたほうが良かった気もするけれど。
「お嬢様も坊ちゃまとお召し上がりになればよかったのでは?」
「そうですよ、あまりおかえりにならない方ですから、お嬢様も全然お話されれてないじゃないですか」
「ん~……ちょっと、緊張するというか……」
「大丈夫ですよ、お嬢様。坊ちゃまは表情筋が仕事をしていないだけで、ちゃんとお優しい方ですから」
おっと、きっぱりと言ったぞ。表情筋が仕事してないって。その通りだけど!
怖いわけではない、ただ場がもたず気まずくなってしまうだけ。しかも会ったのは数える程度だからまだよく分からない人だし。最近帰ってくるのが増えてきたみたいだから時間が解決してくれると思うんだけど……まぁ、難しい所ではある。
でも、甘いものが好きというのは本当にびっくりした。見た目だけでは全く分からない。
でもさ、明日はようかんを持っていきなさいってお母様に言われそうな予感がするのは私だけ?
と、思っていたら。次の日、予知していた私の読みは当たった。と言っても、半分当たりで半分外れではあるが。
持っていけ、ではなく……一緒に食え、だった。
「ようかん、でございます。ではごゆっくり」
しぃ~ん、とこの場の空気が静まってしまった。え、これどうしたらいいの? さっさと食べて帰った方がいい?
「これが、ようかん……」
「は、はい」
ようかんを自慢したら羨ましがっていたと言っていたけれど、彼は本当にようかんを興味津々で観察してい。どんだけ気になっていたんですか。
「3種類、か」
「は、はい。普通のと、抹茶と、栗です」
「抹茶? お茶か」
「そう、です」
「そして、栗か……」
ぱくり、と一口食べたアルフレッドさんは……えっ。
滅茶苦茶気に入っちゃってますやん!? 何ですその顔!! いつものアルフレッドさんはどこに!? いつも仕事してない表情筋が珍しくお仕事してますよ!! ちょっとだけど!! ちょっとだけど柔らかくなってません!?
「……美味いな」
「そ、それは、よかったです……」
ま、まぁ、気に入って下さってこっちは安心だ。だいぶ。ちょっとびっくりしてるけど。
「君の国の菓子か」
「は、はい」
「他には?」
ほっ他には!? 和菓子の話をご所望ですか!? もしかしてカステラもお気に召しましたか!?
えぇと、和菓子と言えば……と頭の中身を絞り出して何とか説明をした。あんこ、の話とか。何だか、今まで普通に食べていたのにいざ誰かに説明するとなるとこんなに難しいのかって思っちゃった。
今度、アルフレッドさん誘って【お食事処・なかむら】に行ってみる……? あそこデザートもいくつかあるし、テイクアウトもあるし。
うーん、後で考えてみよ。
いつも、メイドさんがお茶を用意してくれる時に使っているタイヤのついた台に、カットされたカステラと緑茶を乗せてあって。あとは持っていくだけ。
「ファイトです、お嬢様!」
「頑張ってください!」
「きっとお喜びになりますよ!」
ついさっき屋敷に帰ってきたアルフレッドさん。夕ご飯まで時間はあるけれど、ご飯前になっちゃうとお腹いっぱいになっちゃうよね。
ド緊張でだいぶ心臓がバクバクしてる。え、これ私が持っていくの? 私じゃなきゃ駄目なの? なぁんて思っていても誰かが代わってくれるわけではない。しかもお父様とお母様直々に言われてしまったし。
皆に付いてきてもらって、台のタイヤの音を鳴らしながらアルフレッドさんのお部屋まで進む。地獄への階段を登っていくような感じがするのは私だけだろうか。
何て言えばいいかな、今日お母様達とお食事に出かけて買ってきたんです、でいいか。
冷汗だらだらの中、コンコンコン、と扉をノック。誰だ、と声がして。良かった、部屋にいた。
「アヤメ、です」
……あれ、黙っちゃった。聞こえなかったかな。と思っていたら、入れ、と。
クスクスと付いて来てくれた皆は笑ってたけれど、どうして笑ってるのかは全然分からない。いってらっしゃい、と言わんばかりに手を振って来て。え、一緒に入ってくれるわけじゃないの!? と思いつつ、待たせてしまうのは悪いからそーっと入って行った。
あ、仕事帰りだから仕事服着てる。やっぱりあの服かっこいいよね。赤だし。
「どう、した……?」
「あの、おかえりなさい……」
「あぁ」
私が押してきた台を見て、どういう事だと考えている様子。だよね、これメイドさんがする仕事だもんね。
「あの、今日お母様達とお食事に出かけまして……」
「あぁ、あの外国の店か」
「【お食事処・なかむら】というお店で、カステラを貰って、なので、どうぞ食べてください」
ぽん、とローテーブルにお皿を乗せた。あ、お茶も淹れないといけないんだっけ。実は以前スフェーン王国にあった日本茶器を前に購入していて。急須と湯呑みは私とお母様で選んで購入したもの。だから、慎重にその茶器でお茶を注いた。
その作業を、ソファーに座りながらじ~っと見つめていたアルフレッドさん。怖いからそれやめて下さい、とは言えず。何とかお茶を淹れられた私はカステラの隣に湯呑みを置くことが出来た。こぼしたりしたらどうしようか、と手汗がやばかった。
「じゃ、じゃあごゆっくり……!」
半ば逃げるように部屋を後にした。何か聞こえた様な気がしたけれど、聞き間違いだと思いそのまま退出したのだ。あ、カステラはどういうものなのか知らないんだっけ。説明するべきだった? まぁ、食べれば分かる?
「はぁぁぁぁぁ~……」
「お疲れさまでした、お嬢様!」
で、どうでしたか? アルフレッド様は。と言われましてもな、ただお茶を淹れて逃げてきただけなんだけど。そんな興味津々で聞かないでください。
でも、その後用意してくれていた私のカステラと緑茶は本当に美味しかった。
今更なんだけど、私が淹れたお茶大丈夫だっただろうか。色的には渋くなってなかった気がしたんだけど。淹れるの何回かやった事あるから、たぶん大丈夫だと、思う。うん、たぶん。プロのメイドさんが淹れたほうが良かった気もするけれど。
「お嬢様も坊ちゃまとお召し上がりになればよかったのでは?」
「そうですよ、あまりおかえりにならない方ですから、お嬢様も全然お話されれてないじゃないですか」
「ん~……ちょっと、緊張するというか……」
「大丈夫ですよ、お嬢様。坊ちゃまは表情筋が仕事をしていないだけで、ちゃんとお優しい方ですから」
おっと、きっぱりと言ったぞ。表情筋が仕事してないって。その通りだけど!
怖いわけではない、ただ場がもたず気まずくなってしまうだけ。しかも会ったのは数える程度だからまだよく分からない人だし。最近帰ってくるのが増えてきたみたいだから時間が解決してくれると思うんだけど……まぁ、難しい所ではある。
でも、甘いものが好きというのは本当にびっくりした。見た目だけでは全く分からない。
でもさ、明日はようかんを持っていきなさいってお母様に言われそうな予感がするのは私だけ?
と、思っていたら。次の日、予知していた私の読みは当たった。と言っても、半分当たりで半分外れではあるが。
持っていけ、ではなく……一緒に食え、だった。
「ようかん、でございます。ではごゆっくり」
しぃ~ん、とこの場の空気が静まってしまった。え、これどうしたらいいの? さっさと食べて帰った方がいい?
「これが、ようかん……」
「は、はい」
ようかんを自慢したら羨ましがっていたと言っていたけれど、彼は本当にようかんを興味津々で観察してい。どんだけ気になっていたんですか。
「3種類、か」
「は、はい。普通のと、抹茶と、栗です」
「抹茶? お茶か」
「そう、です」
「そして、栗か……」
ぱくり、と一口食べたアルフレッドさんは……えっ。
滅茶苦茶気に入っちゃってますやん!? 何ですその顔!! いつものアルフレッドさんはどこに!? いつも仕事してない表情筋が珍しくお仕事してますよ!! ちょっとだけど!! ちょっとだけど柔らかくなってません!?
「……美味いな」
「そ、それは、よかったです……」
ま、まぁ、気に入って下さってこっちは安心だ。だいぶ。ちょっとびっくりしてるけど。
「君の国の菓子か」
「は、はい」
「他には?」
ほっ他には!? 和菓子の話をご所望ですか!? もしかしてカステラもお気に召しましたか!?
えぇと、和菓子と言えば……と頭の中身を絞り出して何とか説明をした。あんこ、の話とか。何だか、今まで普通に食べていたのにいざ誰かに説明するとなるとこんなに難しいのかって思っちゃった。
今度、アルフレッドさん誘って【お食事処・なかむら】に行ってみる……? あそこデザートもいくつかあるし、テイクアウトもあるし。
うーん、後で考えてみよ。
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