11 / 115
第二章 どうして異世界にこんなモノが!?
◇11 うどん
しおりを挟む
次の日の夜、待ちに待ったうどんが食べられる。そう思っていたのに。
「夕食に出てくるなんて、珍しいじゃないか。どういう風の吹き回しだ?」
「ぜーんぜん帰ってこなかったじゃない」
「帰宅しなかったのは、ただ忙しかったからです。落ち着いてきたので帰宅したまでですよ」
本当かしら~とニヤニヤするお母様。そう、いつもと違う人が座っているのだ。……アルフレッドさんが。
全然帰ってこなかったんじゃなかったっけ……?
お陰で、ナイフとフォークを持つ私の手はプルプルと震えています。緊張感MAXです。だって、私の隣に座ってるんだもん。そりゃそうなるわ。
「アヤメちゃん、大丈夫?」
「え?」
「さっきから全然食事が進んでないわ。お腹、空いてない? それとも、体調悪い?」
「い、いえ、大丈夫です」
本当に? と心配するお母様。テーブルの横に座るお父様も心配そうに顔を覗いてくる。
「貸せ」
「え?」
「皿」
お皿? 貸せ? 私が今食べてるお皿、って事だよね。食べてやるって事かな? いや、でも食べ残しなんて渡せないし、と思っていたら手を伸ばされて。これは渡さなきゃいけないなと思い仕方なく渡した。……と、思ったら。
どんどん小さくカットされていくお肉さん。口に入れる事なくどんどん切られていき、野菜まで同じく切っていって、お皿を返された。
そ、そういう事……?
私が、ナイフとフォーク、使うの苦手だって、分かってしまっていたと……? よく見てる、というか、恥ずかしい……緊張で手がプルプルしてたから余計だったわけではあっても。
「あ、ありがとう、ございます」
「別にいい」
「あらあらあら~」
すっごく、ニコニコなお父様とお母様。話と全然違うんだけど、ねぇ。何この優しいお兄様は。と、思いつつお兄様の切って下さったお肉をパク、パク、と口に入れていた。
それから、次に出てきた料理。私はこれを待っていたのだ。
昨日予告していた、あの料理。うどんだ。
コックさんが、またあのお店に行ってくれて夕食の為に頑張って作ってくれたのだ。
「あらまぁ、これがうどん?」
「不思議な形だな」
かけうどんのようだけど、麺ではない。これって確か耳うどんって言うんだっけ。お皿もどんぶりじゃなくて浅めのお皿。これならフォークでも食べられる。そこを考えてこんな形になったんだろうなぁ。麺だとお箸じゃなきゃ難しいもんね。
食べてみたら、やっぱりうどんだった。麺じゃないのがちょっと残念だけど、おつゆの味もとっても美味しくて出汁もきいてる。美味しい~!
「ほぉ、もちもちしていて美味しいじゃないか。スープも合っていて味も素晴らしい」
「これ、本当は麺なんです」
「麺?」
「お箸なら簡単に食べられるんですけど、ナイフとフォークだからこんな形にしたんだと思うんです。あ、でも麺じゃないうどんもあるんですよ」
「へぇ~、なかなか興味深い料理ね」
ほら、フレッドはどう? とお母様が聞く。不思議そうに一口、また一口と食べていたけれど、お口に合っただろうか。
「不思議な味ですね」
「……それだけ?」
「……美味しいです」
あ、食レポは苦手な方でしたか。うん、そんな感じがする。
かけうどんの他にも、たぬきうどん、冷やしぶっかけうどん、さらにはカレーうどんなど様々なものがあるのだと熱弁をしてしまった。終わってからちょっと喋りすぎたなと反省してしまったけれど。
最後には、アヤメちゃんはうどんが好きなのね、と微笑まれてしまった。そこまで、という訳ではないけれど、私は日本人だからな。そういう事にしておこう。
「……これは?」
「坊っちゃまからですよ。ガルガルトの毛皮を加工されて作られたショールです。とても暖かいものですよ」
食事から部屋に帰ってきた時、置かれていたプレゼントボックス。誰からだろうと思っていたらこれが出てきた。
先日討ち取ったらしい。とても強いんだとか。凄い、流石副団長だ。しかも、あの後教えてもらったんだけど所属している近衛騎士団ってエリート集団なんだって。一番下が騎士団、その次に王国騎士団、そして一番上が近衛騎士団だそうだ。とりあえず、すごい人だった。
でも、獣の皮かぁ……そう考えるとなぁ……
「お気に召されませんでしたか?」
「あっ、ううん。あとでお礼言わなきゃって思って」
「獣とか、苦手でしたか?」
「そ、そんな事ないよ!」
「そうですか……」
マリアのその顔……もしかして、バレた? 顔に出ちゃったかな。気をつけよ。
と、思っていたら。
次の日、またまたプレゼントボックスを発見した。
「あの、これは……?」
「ラトールの毛を刈って作られた膝掛けです。大丈夫ですよ、殺されてませんから!」
あの、笑顔で言わないでください。
羊みたいな、そんな感じ、だと思うんだけど……これなら使いやすいとは思うんだけど……
でも、ラトールって希少動物で中々手に入らないって聞いたことある。私の前に来た異世界人の方、動物愛好家がいらっしゃる国で手に入れることが出来るんじゃなかったっけ。こんな凄いもの、私使っちゃっていいのだろうか。
「これ、まさか……」
「はい、坊っちゃまからの贈り物です!」
「も、貰いすぎじゃない……?」
「そんな事はございませんよ。これは坊っちゃまからのご好意ですから、素直に受け取ってください」
そ、そういうもの? でも、貰ってばかりだとなぁ。何か返せるもの、あるかなぁ。
「……押し花の額縁、って可愛すぎる?」
お父様にも作ったけれど、アルフレッドさんは若いからお花って柄じゃないんだと思うんだよね。でも、返せるものって言ったらそれくらいしかないし。
「お返しですか? 坊っちゃまなら何でもお喜びになりますよ」
「何でも……?」
「えぇ、何でもです。お嬢様からのプレゼントを貰えた、それだけできっとお喜びになりますわ」
な、なるほど……そ、そっか……でも、困らないだろうか。お花、好きじゃなかったらどうしよう。でも、私が熱出した時にはお花買ってきてくれたし……
「じゃあ、ラミラスで作ってみようかな」
「良いと思いますよ! きっと大切にしてくださいますよ」
「そっか、じゃあ決まり!」
ちょっと可愛すぎるから、ラミラスは白と青を選んだ。男性でも持てるようなデザインで作らないとって思って。
何度も並べては動かしを続け何とか完成させることが出来た。青と白、緑系のに。まぁ、何とかって所かな。
「……俺に、か」
「はい。お嬢様自らお作りになったんです。この前の贈り物のお返しだそうですよ」
「そうか……」
自分では渡せず、というか怖くもあったのでマリアに頼んだら、次の日またプレゼントが届いた。プレゼントのお返しをまたお返しで返されてしまったのだ。こっちはそれをされると困るんだけどなぁ。
でも素直に受け取ってくださいとマリアに言われ、贈られたお人形(今度はくまさん)は棚に置かれたうさぎさんの隣に並べた。
「夕食に出てくるなんて、珍しいじゃないか。どういう風の吹き回しだ?」
「ぜーんぜん帰ってこなかったじゃない」
「帰宅しなかったのは、ただ忙しかったからです。落ち着いてきたので帰宅したまでですよ」
本当かしら~とニヤニヤするお母様。そう、いつもと違う人が座っているのだ。……アルフレッドさんが。
全然帰ってこなかったんじゃなかったっけ……?
お陰で、ナイフとフォークを持つ私の手はプルプルと震えています。緊張感MAXです。だって、私の隣に座ってるんだもん。そりゃそうなるわ。
「アヤメちゃん、大丈夫?」
「え?」
「さっきから全然食事が進んでないわ。お腹、空いてない? それとも、体調悪い?」
「い、いえ、大丈夫です」
本当に? と心配するお母様。テーブルの横に座るお父様も心配そうに顔を覗いてくる。
「貸せ」
「え?」
「皿」
お皿? 貸せ? 私が今食べてるお皿、って事だよね。食べてやるって事かな? いや、でも食べ残しなんて渡せないし、と思っていたら手を伸ばされて。これは渡さなきゃいけないなと思い仕方なく渡した。……と、思ったら。
どんどん小さくカットされていくお肉さん。口に入れる事なくどんどん切られていき、野菜まで同じく切っていって、お皿を返された。
そ、そういう事……?
私が、ナイフとフォーク、使うの苦手だって、分かってしまっていたと……? よく見てる、というか、恥ずかしい……緊張で手がプルプルしてたから余計だったわけではあっても。
「あ、ありがとう、ございます」
「別にいい」
「あらあらあら~」
すっごく、ニコニコなお父様とお母様。話と全然違うんだけど、ねぇ。何この優しいお兄様は。と、思いつつお兄様の切って下さったお肉をパク、パク、と口に入れていた。
それから、次に出てきた料理。私はこれを待っていたのだ。
昨日予告していた、あの料理。うどんだ。
コックさんが、またあのお店に行ってくれて夕食の為に頑張って作ってくれたのだ。
「あらまぁ、これがうどん?」
「不思議な形だな」
かけうどんのようだけど、麺ではない。これって確か耳うどんって言うんだっけ。お皿もどんぶりじゃなくて浅めのお皿。これならフォークでも食べられる。そこを考えてこんな形になったんだろうなぁ。麺だとお箸じゃなきゃ難しいもんね。
食べてみたら、やっぱりうどんだった。麺じゃないのがちょっと残念だけど、おつゆの味もとっても美味しくて出汁もきいてる。美味しい~!
「ほぉ、もちもちしていて美味しいじゃないか。スープも合っていて味も素晴らしい」
「これ、本当は麺なんです」
「麺?」
「お箸なら簡単に食べられるんですけど、ナイフとフォークだからこんな形にしたんだと思うんです。あ、でも麺じゃないうどんもあるんですよ」
「へぇ~、なかなか興味深い料理ね」
ほら、フレッドはどう? とお母様が聞く。不思議そうに一口、また一口と食べていたけれど、お口に合っただろうか。
「不思議な味ですね」
「……それだけ?」
「……美味しいです」
あ、食レポは苦手な方でしたか。うん、そんな感じがする。
かけうどんの他にも、たぬきうどん、冷やしぶっかけうどん、さらにはカレーうどんなど様々なものがあるのだと熱弁をしてしまった。終わってからちょっと喋りすぎたなと反省してしまったけれど。
最後には、アヤメちゃんはうどんが好きなのね、と微笑まれてしまった。そこまで、という訳ではないけれど、私は日本人だからな。そういう事にしておこう。
「……これは?」
「坊っちゃまからですよ。ガルガルトの毛皮を加工されて作られたショールです。とても暖かいものですよ」
食事から部屋に帰ってきた時、置かれていたプレゼントボックス。誰からだろうと思っていたらこれが出てきた。
先日討ち取ったらしい。とても強いんだとか。凄い、流石副団長だ。しかも、あの後教えてもらったんだけど所属している近衛騎士団ってエリート集団なんだって。一番下が騎士団、その次に王国騎士団、そして一番上が近衛騎士団だそうだ。とりあえず、すごい人だった。
でも、獣の皮かぁ……そう考えるとなぁ……
「お気に召されませんでしたか?」
「あっ、ううん。あとでお礼言わなきゃって思って」
「獣とか、苦手でしたか?」
「そ、そんな事ないよ!」
「そうですか……」
マリアのその顔……もしかして、バレた? 顔に出ちゃったかな。気をつけよ。
と、思っていたら。
次の日、またまたプレゼントボックスを発見した。
「あの、これは……?」
「ラトールの毛を刈って作られた膝掛けです。大丈夫ですよ、殺されてませんから!」
あの、笑顔で言わないでください。
羊みたいな、そんな感じ、だと思うんだけど……これなら使いやすいとは思うんだけど……
でも、ラトールって希少動物で中々手に入らないって聞いたことある。私の前に来た異世界人の方、動物愛好家がいらっしゃる国で手に入れることが出来るんじゃなかったっけ。こんな凄いもの、私使っちゃっていいのだろうか。
「これ、まさか……」
「はい、坊っちゃまからの贈り物です!」
「も、貰いすぎじゃない……?」
「そんな事はございませんよ。これは坊っちゃまからのご好意ですから、素直に受け取ってください」
そ、そういうもの? でも、貰ってばかりだとなぁ。何か返せるもの、あるかなぁ。
「……押し花の額縁、って可愛すぎる?」
お父様にも作ったけれど、アルフレッドさんは若いからお花って柄じゃないんだと思うんだよね。でも、返せるものって言ったらそれくらいしかないし。
「お返しですか? 坊っちゃまなら何でもお喜びになりますよ」
「何でも……?」
「えぇ、何でもです。お嬢様からのプレゼントを貰えた、それだけできっとお喜びになりますわ」
な、なるほど……そ、そっか……でも、困らないだろうか。お花、好きじゃなかったらどうしよう。でも、私が熱出した時にはお花買ってきてくれたし……
「じゃあ、ラミラスで作ってみようかな」
「良いと思いますよ! きっと大切にしてくださいますよ」
「そっか、じゃあ決まり!」
ちょっと可愛すぎるから、ラミラスは白と青を選んだ。男性でも持てるようなデザインで作らないとって思って。
何度も並べては動かしを続け何とか完成させることが出来た。青と白、緑系のに。まぁ、何とかって所かな。
「……俺に、か」
「はい。お嬢様自らお作りになったんです。この前の贈り物のお返しだそうですよ」
「そうか……」
自分では渡せず、というか怖くもあったのでマリアに頼んだら、次の日またプレゼントが届いた。プレゼントのお返しをまたお返しで返されてしまったのだ。こっちはそれをされると困るんだけどなぁ。
でも素直に受け取ってくださいとマリアに言われ、贈られたお人形(今度はくまさん)は棚に置かれたうさぎさんの隣に並べた。
80
お気に入りに追加
2,242
あなたにおすすめの小説
私が美女??美醜逆転世界に転移した私
鍋
恋愛
私の名前は如月美夕。
27才入浴剤のメーカーの商品開発室に勤める会社員。
私は都内で独り暮らし。
風邪を拗らせ自宅で寝ていたら異世界転移したらしい。
転移した世界は美醜逆転??
こんな地味な丸顔が絶世の美女。
私の好みど真ん中のイケメンが、醜男らしい。
このお話は転生した女性が優秀な宰相補佐官(醜男/イケメン)に囲い込まれるお話です。
※ゆるゆるな設定です
※ご都合主義
※感想欄はほとんど公開してます。
異世界でイケメンを引き上げた!〜突然現れた扉の先には異世界(船)が! 船には私一人だけ、そして海のど真ん中! 果たして生き延びられるのか!
楠ノ木雫
恋愛
突然異世界の船を手に入れてしまった平凡な会社員奈央。私に残されているのは自分の家とこの規格外な船のみ。
ガス水道電気完備、大きな大浴場に色々と便利な魔道具、甲板にあったよく分からない畑、そして何より優秀過ぎる船のスキル!
これなら何とかなるんじゃないか、と思っていた矢先に吊り上げてしまった……私の好みドンピシャなイケメン!!
何とも恐ろしい異世界ライフ(船)が今始まる!
えっ、じいちゃん昔勇者だったのっ!?〜祖父の遺品整理をしてたら異世界に飛ばされ、行方不明だった父に魔王の心臓を要求されたので逃げる事にした〜
楠ノ木雫
ファンタジー
まだ16歳の奥村留衣は、ずっと一人で育ててくれていた祖父を亡くした。親戚も両親もいないため、一人で遺品整理をしていた時に偶然見つけた腕輪。ふとそれを嵌めてみたら、いきなり違う世界に飛ばされてしまった。
目の前に浮かんでいた、よくあるシステムウィンドウというものに書かれていたものは『勇者の孫』。そう、亡くなった祖父はこの世界の勇者だったのだ。
そして、行方不明だと言われていた両親に会う事に。だが、祖父が以前討伐した魔王の心臓を渡すよう要求されたのでドラゴンを召喚して逃げた!
追われつつも、故郷らしい異世界での楽しい(?)セカンドライフが今始まる!
※他の投稿サイトにも掲載しています。
拾った宰相閣下に溺愛されまして。~残念イケメンの執着が重すぎます!
枢 呂紅
恋愛
「わたしにだって、限界があるんですよ……」
そんな風に泣きながら、べろべろに酔いつぶれて行き倒れていたイケメンを拾ってしまったフィアナ。そのまま道端に放っておくのも忍びなくて、仏心をみせて拾ってやったのがすべての間違いの始まりだった――。
「天使で、女神で、マイスウィートハニーなフィアナさん。どうか私の愛を受け入れてください!」
「気持ち悪いし重いんで絶対嫌です」
外見だけは最強だが中身は残念なイケメン宰相と、そんな宰相に好かれてしまった庶民ムスメの、温度差しかない身分差×年の差溺愛ストーリー、ここに開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
料理スキルで完璧な料理が作れるようになったから、異世界を満喫します
黒木 楓
恋愛
隣の部屋の住人というだけで、女子高生2人が行った異世界転移の儀式に私、アカネは巻き込まれてしまう。
どうやら儀式は成功したみたいで、女子高生2人は聖女や賢者といったスキルを手に入れたらしい。
巻き込まれた私のスキルは「料理」スキルだけど、それは手順を省略して完璧な料理が作れる凄いスキルだった。
転生者で1人だけ立場が悪かった私は、こき使われることを恐れてスキルの力を隠しながら過ごしていた。
そうしていたら「お前は不要だ」と言われて城から追い出されたけど――こうなったらもう、異世界を満喫するしかないでしょう。
異世界で王城生活~陛下の隣で~
遥
恋愛
女子大生の友梨香はキャンピングカーで一人旅の途中にトラックと衝突して、谷底へ転落し死亡した。けれど、気が付けば異世界に車ごと飛ばされ王城に落ちていた。神様の計らいでキャンピングカーの内部は電気も食料も永久に賄えるられる事になった。
グランティア王国の人達は異世界人の友梨香を客人として迎え入れてくれて。なぜか保護者となった国陛下シリウスはやたらと構ってくる。一度死んだ命だもん、これからは楽しく生きさせて頂きます!
※キャンピングカー、魔石効果などなどご都合主義です。
※のんびり更新。他サイトにも投稿しております。
【完結】神から貰ったスキルが強すぎなので、異世界で楽しく生活します!
桜もふ
恋愛
神の『ある行動』のせいで死んだらしい。私の人生を奪った神様に便利なスキルを貰い、転生した異世界で使えるチートの魔法が強すぎて楽しくて便利なの。でもね、ここは異世界。地球のように安全で自由な世界ではない、魔物やモンスターが襲って来る危険な世界……。
「生きたければ魔物やモンスターを倒せ!!」倒さなければ自分が死ぬ世界だからだ。
異世界で過ごす中で仲間ができ、時には可愛がられながら魔物を倒し、食料確保をし、この世界での生活を楽しく生き抜いて行こうと思います。
初めはファンタジー要素が多いが、中盤あたりから恋愛に入ります!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる