1 / 1
1話
しおりを挟む
今日も、お母さんがお仕事から帰ってきました。
私は、おかえりなさいと言いながら抱きつきました。
そしたら、いつものように、お母さんから病院のにおいがしました。
ずっと気にはしてました。
なんでいつもいつもお母さんから病院のにおいがするのかと。
気にになって仕方なかった私は、お母さんに聞きました。
「お母さん、なんでいつも病院のにおいがするの? どこか悪いの?」
「どこも悪くないよ……ごめんね、臭くて」
そう言ってお母さん、お風呂へと行ってしまいました。
お風呂から出てきたお母さんのにおいは、石鹸のいいにおいがしました。
私は、また、抱きつきました。
もう病院のにおいはしなくて石鹸のいいにおいでした。
「臭いのとれた?」
お母さんが私にそういいました。
「うん、でもね……病院は嫌いだけど……お母さんなら平気」
「ありがとう」
とお母さんが言って微笑みながら私の頭を撫でました。
私、病院は嫌い……だから病院のにおいも嫌い……けどお母さんからする病院のにおいは平気。
でもなんでお母さんから病院のにおいがするのか気になってお父さんに聞いてみた。
「お母さんは、病院に入院している患者さんをケアしたりお医者さんの手伝いをしたりしているんだよ、そうゆう仕事をしてる人のことは看護師って言うんだ」
「そうなんだ! お母さんって凄いね!」
皆のお母さんのにおいは、どんなにおい?
私は、おかえりなさいと言いながら抱きつきました。
そしたら、いつものように、お母さんから病院のにおいがしました。
ずっと気にはしてました。
なんでいつもいつもお母さんから病院のにおいがするのかと。
気にになって仕方なかった私は、お母さんに聞きました。
「お母さん、なんでいつも病院のにおいがするの? どこか悪いの?」
「どこも悪くないよ……ごめんね、臭くて」
そう言ってお母さん、お風呂へと行ってしまいました。
お風呂から出てきたお母さんのにおいは、石鹸のいいにおいがしました。
私は、また、抱きつきました。
もう病院のにおいはしなくて石鹸のいいにおいでした。
「臭いのとれた?」
お母さんが私にそういいました。
「うん、でもね……病院は嫌いだけど……お母さんなら平気」
「ありがとう」
とお母さんが言って微笑みながら私の頭を撫でました。
私、病院は嫌い……だから病院のにおいも嫌い……けどお母さんからする病院のにおいは平気。
でもなんでお母さんから病院のにおいがするのか気になってお父さんに聞いてみた。
「お母さんは、病院に入院している患者さんをケアしたりお医者さんの手伝いをしたりしているんだよ、そうゆう仕事をしてる人のことは看護師って言うんだ」
「そうなんだ! お母さんって凄いね!」
皆のお母さんのにおいは、どんなにおい?
0
お気に入りに追加
1
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説

大人の絵本・おじさま
矢野 零時
絵本
大人の絵本ずきの人たちのために、少し残酷で悲しい話を書いてみました。
もちろん、子供である、あなたが読まれても、楽しんでいただけると思います。
話の内容ですか、それはお読みになってください。

飛んで、わたぼうし
弓削光希
絵本
そのたんぽぽは花壇のきれいな花の陰に隠れてひっそりと咲いていました。
見つけてくれたのは小さな男の子。
男の子はたんぽぽの綿毛を飛ばすのが大好きでした。
月日は流れ花壇はショッピングモールの駐車場になりました。
アスファルトの割れ目から顔を出したたんぽぽはかつての男の子と再会します。

いる子いらない子
味噌村 幸太郎
絵本
キャッチコピー
「誰だって障がい者になる」
本作は先天性障害と後天性障害の差別をテーマにした絵本原作となります。
※障がい者を酷く差別するシーンがあるので閲覧にはご注意ください※
知的障がいの弟みちるを持つかける。
ある日ママと三人でおばあちゃんの家に遊びに行く。
健常者であるかけるは可愛がられ、障がい者のみつるはおばあちゃんに冷たくされる。
ママが三人目が出来たと報告をすると、おばあちゃん怒った。
かけるのパパが発達障がい者だから、
「障がい者が子供を作ると、障がい者が出来る!」と……。
絶望するママを見て、かけるとみちるが取った行動とは?
このせかいもわるくない
ふら(鳥羽風来)
絵本
以前書いた童話「いいとこ探し」を絵本にリメイクしました。
色んなソフトを使ったりすれば、もっと良い絵が描けそうだったり、未熟な点は多いですが、よろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる