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第一章
第27話
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辰美はバスールームへと玲子を押しやり、鏡の前に立たせ、白シャツのボタンに手をかけた。
玲子は抵抗せず、されるがままだ。
「いつもの反抗的な態度もそそるけど、おとなしい玲子も、それはそれで新鮮」
固く唇を結ぶ玲子の顎を掴み、辰美は鏡越しに目を合わせた。
「ねえ、俺と離れてる間一郎君とヤッた?」
玲子の様子を観察するるように、辰美は玲子から目を離さない。
玲子は黙って首を横に振る。
「信じられないな」
そう言って辰美は、白シャツの首元を下に下ろし玲子のうなじを強くかんだ。
「いたぃっ」
玲子は洗面台へ手をつく。
「ああ、ごめん。つい」
心のこもってない謝罪なら、されない方がましだ。
玲子は自分のうなじを手で擦りながら辰美を睨みつけた。
「そんな顔しないでよ。好きに抱いていいんでしょ?」
辰美は意地の悪い笑みを浮かべながら、玲子の下着をのホックを外し、胸の突起をひねった。
「じゃあ、話してもらおうか。この屋敷からどうやって逃げ出したのか」
身に着けていた白シャツが床に落ちる。
鏡に映る自分の姿が死ぬほど恥ずかしい。
玲子は辰美から目線を逸らした。
「んっ……、メイドの服を着て部屋を出たの……。伊藤が、監視カメラの電源を落としてくれたから、気づかれずに出れた……」
辰美が玲子の背中にキスを落とす。
段々と手が下に向かい、下着の中へと入っていく。
「それで?」
「っ……、外に行く用事があるって、運転手に車を借りた……」
「運転手は、玲子だって気づかなかったの?」
辰美の指が玲子の中へと入り込む。
「俯いて、マスクで顔隠してたからっ、それに、伊藤が……、見習いだってごまかしてくれた……」
「へえ……」
この屋敷に仕えている使用人は、屋敷に勤め始めてそう時間が経っていない。各、西園寺グループが所有している屋敷から寄せ集められた使用人の数が七十人を超える中で、まだ覚えられていない顔があってもおかしくはないだろう。ましてや、それが普段顔を合わせることがない運転手とメイドではなおさらだ。
新体制だった事が仇になったという訳だ。
「そうか、なるほどね」
辰美は頷きながら、玲子の中にある手を激しく動かした。
玲子は抵抗せず、されるがままだ。
「いつもの反抗的な態度もそそるけど、おとなしい玲子も、それはそれで新鮮」
固く唇を結ぶ玲子の顎を掴み、辰美は鏡越しに目を合わせた。
「ねえ、俺と離れてる間一郎君とヤッた?」
玲子の様子を観察するるように、辰美は玲子から目を離さない。
玲子は黙って首を横に振る。
「信じられないな」
そう言って辰美は、白シャツの首元を下に下ろし玲子のうなじを強くかんだ。
「いたぃっ」
玲子は洗面台へ手をつく。
「ああ、ごめん。つい」
心のこもってない謝罪なら、されない方がましだ。
玲子は自分のうなじを手で擦りながら辰美を睨みつけた。
「そんな顔しないでよ。好きに抱いていいんでしょ?」
辰美は意地の悪い笑みを浮かべながら、玲子の下着をのホックを外し、胸の突起をひねった。
「じゃあ、話してもらおうか。この屋敷からどうやって逃げ出したのか」
身に着けていた白シャツが床に落ちる。
鏡に映る自分の姿が死ぬほど恥ずかしい。
玲子は辰美から目線を逸らした。
「んっ……、メイドの服を着て部屋を出たの……。伊藤が、監視カメラの電源を落としてくれたから、気づかれずに出れた……」
辰美が玲子の背中にキスを落とす。
段々と手が下に向かい、下着の中へと入っていく。
「それで?」
「っ……、外に行く用事があるって、運転手に車を借りた……」
「運転手は、玲子だって気づかなかったの?」
辰美の指が玲子の中へと入り込む。
「俯いて、マスクで顔隠してたからっ、それに、伊藤が……、見習いだってごまかしてくれた……」
「へえ……」
この屋敷に仕えている使用人は、屋敷に勤め始めてそう時間が経っていない。各、西園寺グループが所有している屋敷から寄せ集められた使用人の数が七十人を超える中で、まだ覚えられていない顔があってもおかしくはないだろう。ましてや、それが普段顔を合わせることがない運転手とメイドではなおさらだ。
新体制だった事が仇になったという訳だ。
「そうか、なるほどね」
辰美は頷きながら、玲子の中にある手を激しく動かした。
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