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優雅な弟尻目に、兄すでにNTR
しおりを挟む「琉華君またねー!」
「バイバーイ!」
丁度健人が玄関から出た時に琉華が帰ってきていた。
黄色い声のバイバイが聴こえていた。
可愛らしい3人の女の子が琉華と一緒に帰ってきていた。
「あ、誰?琉華君のお兄さん?」
女の子達は琉華にも健人にも聞こえるように聞いてきた。
「あ、どうもこんにちはー。
琉華の兄です。」
健人は少しブラコン感を感じさせる、弟に変な虫が付かないような勢いで答える。
「お兄さんも好きな人は好きそうなイケメンだけど私は琉華君かな!」
「私もー!」
「私お兄さんの顔も結構好き!」
3人共2人に聞こえないように話していたが、しっかりと聞こえていた。
(琉華モテるなぁ~!俺なんかそもそも女子と帰ったことなんてないぞ。)
女の子達は帰り、健人は琉華と一緒に玄関に入る。
「モテるな琉華!女の子達と一緒に帰るなんて羨ましいな!」
琉華はあまりテレる様子はなく、そんなことないよ。とだけ答えた。
健人は琉華の様子が少し気になった。
最近の子はジェンダーレスが多い
琉華にはうかつに女の子にモテるから凄いと言う発言はしない方が良さそうであった。
(俺は女の子にも男の娘にもモテるならモテたいけどな。)
健人は同じ性的指向でも内面は人それぞれだと思った。
ーーーーーーーーーー
しばらくすると健人の友人が家に来た。
海斗と言う名の中性的なイケメンである。
健人は海斗を部屋に上げ、琉華を紹介する。
「琉華、ちょっといいか?
海斗、この子が例の弟。」
「こんにちは、初めまして。健人の親友でチン友の海斗って言います。」
「なんだチン友って!」
ツッコミを入れる健人。
「心も身体も突っ込み担当だから健人は。
え、てゆか弟可愛い過ぎじゃない?」
2人の会話を聞いていた琉華は顔を赤らめていた。
まず2人の関係が気になっていた。
チン友、心も身体もツッコミ等の気になるパワーワードが出ていたからだ。
「初めまして、琉華って言います。」
テレながら答える琉華。
(お兄ちゃん親友なんていたんだ。しかもチン友ってどういう意味かな?エッチな関係ってことかな?)
琉華の頭の中は健人と海斗の関係のことで一杯だった。
「琉華、俺らゲームやるけど一緒にやる?」
「うん!やる!」
琉華は2人の関係を暴くのに必死だった。
「琉華君超可愛いわ!健人羨ましいな!俺も可愛い弟欲しいなぁ~!」
3人はしばらくゲームを楽しんだ。
ーーーーーーーーーーー
「ダメだって海斗!琉華が起きちゃうよ!」
小声の声が聴こえてきた。
琉華はいつの間にか寝ていたようで夢現の中2人のやりとりの声を聞いていた。
チュパ… チュパ…
「ンッ… ンッ… 大丈夫、琉華君寝てるよ… 久々なんだから… いいでしょ… ンッ… ンッ… ンッ…」
「アァ… 海斗… ダメだっ…て… アァ…」
琉華には何をしているか確認することは出来なかった。
ただイヤらしい音と声が聴こえていた。
琉華は2人がそういった関係だと理解した。
兄はすでに誰かに取られていたと思い知らされたことと、その兄が喘ぐ声と兄を取った男の美味しそうに兄のモノを頬張る音で頭がぐちゃぐちゃになり勃起もしていた。
琉華は想い人が自分でなく誰かを犯す所を目の当たりにする。
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