メンヘラ♡リズム

憂鬱な狂犬

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初高校生活!?

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夢にまで見た女子高校生
いつかなるものだとはわかっていても
やはりドキドキする
胸がバクバクするっ

萌「あぁぁぁぁぁあああああ!」

紅葉「…(無視しよ。)」

ガシッ…

紅葉「…!?(肩掴まれた…めんどぉ)」

萌「紅葉ぃあ!心臓バクバクするよぉ!
てか今面倒臭いから無視しようとしたよねぇあ!?!泣くよ泣いちゃうよ??」

紅葉「む…無視しようとか…そ…そんな事し、してなんか、ない。よ?」

萌「悲しい…私…悲しい」

わざと悲しい振りを大袈裟にしてみる

紅葉「あぁ、悲しいね。」(棒読み)



紅葉のわざとらしい言い方が、
無視しようとしてたことを確信させる。
いつもの事である
通常運転だ
悲しいがこれが紅葉だ。
真逆の性格だけれど…
でもお互い惹かれあって、
一緒にいるのだ…と…信じたい…
うん…信じたい。信じたい!?!
無理矢理感半端ない。
私は少なくともそう思っている…

私達は小学生からの付き合いだ
私が家の事情で引越し
新たな学校で小学生2年になるとき
偶然同じクラスで、
私から声をかけたのが
この関係の始まり。

静かで、天使みたいな可愛い紅葉
つい声を掛けてしまったよね
( *˙ω˙*)و グッ!


萌ちゃん萌ちゃんって呼んでくれて
すごい可愛いんだから!
もうまじ天使みt(殴

(あんまり言うと見つかった時
リアル紅葉さんに怒られちゃう♡)


私ははっちゃけていたので
みんなに友達になろうと
頑張って声を掛けていた

紅葉もその1人
ただ声をかけた時


萌「(この子は誰よりも仲良くなりたい)」


と思って頑張って口説き落としたのだドヤ
すいませんんんんっ
頑張って仲良くなろうとは
努力したけれど気づいたら
いつも一緒にいる仲になってかな。笑

最近ではあの人冷たくて…グスン
私がめちゃくちゃ
一方的に話しかけてるの…
すごいダルがられる…つら。

まあこういう
関係だからしょうがないよね(遠い目)


耳ん中にヒンヤリとしたものが入った


萌「ンヒィ!?」ビクゥ!


ビクリと体が弾む

紅葉「遠い目してどっかみてたから
小指耳に突っ込んじゃった!てへ」


てへ!と最後にいいながら
私の耳に突っ込んだ小指を
私の服に擦り、拭き始めた。


萌「いやぁァァァァァァァァァ!
汚いァァァァァァ!
あ…私のなんだけども!さぁ!?
やめてえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!
ハンカチとかティッシュにしてぇ
出すから上げるからまってぇ!!」悲鳴

紅葉「待たない…」


無言でずりずりふきあげる
必死に抵抗した私は息が乱れる


萌「はぁ…はぁ…
なんでそんな楽しそうな顔してんの…まじで…
怖いんだけど」

紅葉「え?人が嫌がる顔って
ゾクゾクして楽しいよね…ぐへ」ニタァ


ちなみに絵文字で表すと
ニタァ(✌ `ิω `ิ✌)
こんな感じ…やばいよこの人。

もっと怖がりたまえとでもいいそうに
ぐへへっと笑っている


萌「うわ…趣味悪」

紅葉「え?もう1回やる?笑」


今度は小指ではなく人差し指を
近づけてきた…


萌「ヒィ…申し訳ありませんでしたぁつ!」


謝りながら地味に距離をあけるが
紅葉はジリジリ距離を詰めてくる…


萌「とんだ茶番をしてしまった」


こんなような日々や関係を中学から?
ずっとまえ続けている
前は天使だったのに今じゃ悪魔だ…
困った…困った…
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