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桜ノ宮家
3話 おはようございます。愉悦部員です。
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皆さん、お久しぶりでございます!
桜ノ宮あやです!
ぶっ倒れてベッドとお友達になっていたあやちゃんです!
愉悦部員の誇りをかけて、今世の私、この儚げ美少女を、みんなに過保護に愛されるお嬢様にすると誓いました。
先日は兄達にシスコンへの第一歩を踏み出してもらおうと頑張ろうとしたわけですが、実はかなりのシスコンであったという、私的好都合な事実が発覚しました。
まぁ現段階で問題点といえば兄達がみんな、一歩踏み外せばヤンデレ万歳になってしまうところでしょうか、、、
まっ!なんとかなるでしょう!
今日も今日とて愉悦活動をしていくわけですが、その前に。
私の1ヶ月間を聞いてはくれませんか。
ズバリ!はっきりいうと超過保護だったのです!兄達にはこれから期待が持てます!((
ーーーーーーー
皆さんに兄達の紹介が終わってぶっ倒れた後ーー。
パチッ
「、、、本当に気絶してた、、、。」
あれからどうなったのだろうか、、、
窓の外を見れば太陽が1番高いところでこちらを照らしていた。
ズキズキ、、
「うぅっ、、、ほんとに頭がかち割れそう、、、なんで、、、?」
痛すぎで涙がにじみ出てくる。
気を失う前にはみんないた兄様たちもいないし、この部屋本当に大きいし、寂しい、、、、。
なんだか精神まで幼女に引っ張られてるみたい、、。
この頭痛も前世の記憶を思い出した副産物なような気がする。
うぅ、虚弱を演技するまでもなく本当に病弱なんじゃ、、、
「はぁ、、、兄様たちを巻き込もうとしたばちでも当たったのかな、、、」
うー、と唸りながらベッドの天蓋を眺めていると、扉がノックされた。
「、、、だぁれ?グスッ」
「お嬢様、まやでございます。お目覚めになられたのですね?!よかった、、、!お水をお飲みになられますか?痛むところはございませんか?四葉先生をお呼びいたしてもよろしいでしょうか?」
心配そうにベッドに駆け寄り、私の顔を覗き込みながらまやさんが質問攻めをしてくる。
「うぅ、、、ふぇっ、、、グスッ」
このパニック&(愉悦しようとした天罰の対する)絶望の最中に質問攻めはムリーーーーッ!!
「あっ、、!お嬢様、申し訳ありません!まずはお水をお飲みになられませんか?」
慌ててまやさんが持ってきていた水差しで準備してくれる。
寝たままの状態でお水をくれようとしたので、起き上がりたいと申し出る。
「お嬢様、ゆっくりですよ?ゆっくりでないと目がグルグルと回ってしまう可能性がございます。」
「うゅ、、。」
まやさんに支えられながら体を起こす。
この幼女の体では体を起こす速度のコントロールは難しかったが、まやさんが支えてくれたおかげで少しの浮遊感のみで済んだ。
「ささ、お嬢様、ゆっくりで構いませんので、お水を飲んでくださいませ。」
まやさんが私の口に水差しの口をつけ、程よい勢いで水が流れるように傾けてくれる。
そのまま2,3口、こくこくと飲み干す。
「ん。ありがと。」
へにゃぁ、と笑いかけ、水差しを離してもらう。
頭痛という副産物はあるけれど、そんなことであきらめてたまるもんですか、、、!
兄様たちと、両親や家族、侍従さんたちに愛されて過ごすんだ、、、!
水差しを片しながら、まやさんは、兄たちが私に引っ付き過ぎて四葉先生のいうことも聞かず、最終的に母様に怒られて各自勉強しに自室に戻っていることを告げられた。
なぁんだ、兄様たち私の傍にいてくれたのね。
そう思うとすごく安心した。
もしかしたら前世の記憶が戻る前から私はブラコンなのかもしれない。
父様と母様は仕事で泣く泣く出国したそうだ。
そういえば、読者の皆様に私の両親について紹介していなかった、、、。
帰ってきたら紹介しようと思う。
安心してくれ、二人とも超絶美人だ。
私は外の人たちをまだ知らない。
これから外の世界に触れていくかもしれないが、おそらく我が一族は美形一家だろう。
「(危険なことには巻き込まれないようにしつつ外にもいってみたいな~)」
そんなことをぽやぽや考えていると、まやさんは私の肩にオフホワイトのもこもこをかけて四葉先生を呼びに行った。
恐らく道中で兄様たちにバレて、4人とも引き連れてくるだろう。
気絶前にできなかった「兄様のところまで引っ付きに行きたい」作戦を決行しようかな、、、。
ほら、そんなことを考えているうちに廊下が騒がしくなってきた。
四葉先生が起こっている声が聞こえる。
四葉先生、あやには怒ったことないんだけどなー、、、あの先生沸点高そうなのに、怒らせる兄様たちってどうなってるの??
(四葉先生もあやに弱いだけです。by作者)
「お嬢様、先生とお兄様方がお着きになられました。」
失礼します、とまやさんを先頭にみんなが入ってくる。
うわぉ、一気に6人も増えちゃったよ、、、。
それなのに全然狭く感じないこの部屋って本当に広い、、、。
感心していると、先生の後ろから兄様たちがベッドまで駆け寄ってくる。
「あや、、、大丈夫?ごめんね、兄様が強く抱きしめちゃったから、、、」
へちょ、と眉をハノ字にしながら心配そうに見つめてくる詩那兄様。
多分転生した副作用だし、何なら私が愉悦しようとした罰なのに、、、。
詩那兄様が優しすぎて辛い、、、うぅ、、、
「にーさま、、、ちがうよ、あやがわるいの、、、ごめんなさぃ、、、だから泣かないで?」
そう言って詩那兄様のほっぺにそっと触れると、ハッとした顔をして、「あやは悪くないッ!」と声を押し殺すように叫んだ。
後ろの兄様たちもどこか苦しそうな表情をしている。
「(あれ?今私とっても健気な妹に映ってない、、、?でも事実なんだけどなぁ。ま、結果オーライか、、、。)」
少ししんみりした空気の後、颯兄様が私の頭を撫でてくれた。
気持ちよくてすり寄ると、颯兄様の手を払って、杏兄様が頭を撫でてくれた。
おぉう、、颯兄様の手を軽くいなした、、、さすが杏兄様。この頃からSっ気あるんですね。
すごく横から颯兄様が杏兄様のこと睨んでますけれど、、、?
あ、でも私からは一応見えない角度で睨んでいるのですね、私しーらないっ!
薫兄様は、杏兄様が私を撫でている腕の下から私の顔をジィッと覗き込んでそっとほっぺを触ってきた。
「本当に、もう大丈夫なのか、、、?」
薫兄様がきゅるんと見つめてくる。
兄様、そんなに饒舌でしたっけ?
いつもアイコンタクトで十分がモットーな寡黙な兄様じゃありませんでしたっけ??
それだけ心配してくれてるってことでいいのかな?
「んっ!!あや元気なの!かおるにーさま、いたいいたい?」
こてん、と首をかしげて問えば、すこし喉を詰まらせてから「いや、大丈夫、ありがとう」という言葉とともにふんわりスマイルをいただきました。
え、マジでかっこいいですね?!兄様方!!
興奮して、私の息が少し荒くなったことを感じ取ったのか、後ろで控えていた四葉先生が兄様たちに後ろのソファで待機するように言う。
「お嬢様。お嬢様は4時間ほどお眠りになられていました。どこか苦しいなどありませんか?」
一通りの診察を終え、四葉先生が私に容体を聞く。
一応頭痛のこと、言っておいた方がいいよね?
転生の副産物か天罰だとしても、実際に痛いものは痛いんだし、、、。
「あのね、頭がぎゅーってなるの。ぎゅーってなってズキズキしていたいいたいなの、、、。」
手をギューッと握って痛さを表す。
泣いちゃうの、と付け足す。
後ろで控えていた兄様たちが今にも飛びついてきそうに腰を上げている。
察知した先生が視線でけん制していた。
先生、カッコいい、、、。
「ふむ、、、。先日お倒れになった際に頭の検査もしましたが異常などは、、、。うーん、旦那様に定期的に病院にいらっしゃるようにお伝えしておきます。さすがに医療機器をこちらに創るわけにもいきませんので。もちろん、痛みがあれば随時、私めをお呼びください。」
そういうと、先生は後ろに目線をおくった。
「(あれ、先生今絶対「よし」ってやったでしょ?兄様たちを犬のように手なずけてる、、、。)」
そんなことを考えていたら兄様たちがベッドの前に大集結していた。
「あや、頭が痛かったの?気づいてあげられなくてごめんね。」
「大丈夫?あや、、、。」
「あや、辛かったらすぐに言うんですよ?」
「、、、大丈夫?」
「ん、、、!それよりにーさまたちとあそぶの!」
そういって肩にかかっていたモフモフをベッドに落とし、ベッドから這い出ようとする。
「「「「「「いけません!!」」」」」」
およよ??
桜ノ宮あやです!
ぶっ倒れてベッドとお友達になっていたあやちゃんです!
愉悦部員の誇りをかけて、今世の私、この儚げ美少女を、みんなに過保護に愛されるお嬢様にすると誓いました。
先日は兄達にシスコンへの第一歩を踏み出してもらおうと頑張ろうとしたわけですが、実はかなりのシスコンであったという、私的好都合な事実が発覚しました。
まぁ現段階で問題点といえば兄達がみんな、一歩踏み外せばヤンデレ万歳になってしまうところでしょうか、、、
まっ!なんとかなるでしょう!
今日も今日とて愉悦活動をしていくわけですが、その前に。
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ズバリ!はっきりいうと超過保護だったのです!兄達にはこれから期待が持てます!((
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パチッ
「、、、本当に気絶してた、、、。」
あれからどうなったのだろうか、、、
窓の外を見れば太陽が1番高いところでこちらを照らしていた。
ズキズキ、、
「うぅっ、、、ほんとに頭がかち割れそう、、、なんで、、、?」
痛すぎで涙がにじみ出てくる。
気を失う前にはみんないた兄様たちもいないし、この部屋本当に大きいし、寂しい、、、、。
なんだか精神まで幼女に引っ張られてるみたい、、。
この頭痛も前世の記憶を思い出した副産物なような気がする。
うぅ、虚弱を演技するまでもなく本当に病弱なんじゃ、、、
「はぁ、、、兄様たちを巻き込もうとしたばちでも当たったのかな、、、」
うー、と唸りながらベッドの天蓋を眺めていると、扉がノックされた。
「、、、だぁれ?グスッ」
「お嬢様、まやでございます。お目覚めになられたのですね?!よかった、、、!お水をお飲みになられますか?痛むところはございませんか?四葉先生をお呼びいたしてもよろしいでしょうか?」
心配そうにベッドに駆け寄り、私の顔を覗き込みながらまやさんが質問攻めをしてくる。
「うぅ、、、ふぇっ、、、グスッ」
このパニック&(愉悦しようとした天罰の対する)絶望の最中に質問攻めはムリーーーーッ!!
「あっ、、!お嬢様、申し訳ありません!まずはお水をお飲みになられませんか?」
慌ててまやさんが持ってきていた水差しで準備してくれる。
寝たままの状態でお水をくれようとしたので、起き上がりたいと申し出る。
「お嬢様、ゆっくりですよ?ゆっくりでないと目がグルグルと回ってしまう可能性がございます。」
「うゅ、、。」
まやさんに支えられながら体を起こす。
この幼女の体では体を起こす速度のコントロールは難しかったが、まやさんが支えてくれたおかげで少しの浮遊感のみで済んだ。
「ささ、お嬢様、ゆっくりで構いませんので、お水を飲んでくださいませ。」
まやさんが私の口に水差しの口をつけ、程よい勢いで水が流れるように傾けてくれる。
そのまま2,3口、こくこくと飲み干す。
「ん。ありがと。」
へにゃぁ、と笑いかけ、水差しを離してもらう。
頭痛という副産物はあるけれど、そんなことであきらめてたまるもんですか、、、!
兄様たちと、両親や家族、侍従さんたちに愛されて過ごすんだ、、、!
水差しを片しながら、まやさんは、兄たちが私に引っ付き過ぎて四葉先生のいうことも聞かず、最終的に母様に怒られて各自勉強しに自室に戻っていることを告げられた。
なぁんだ、兄様たち私の傍にいてくれたのね。
そう思うとすごく安心した。
もしかしたら前世の記憶が戻る前から私はブラコンなのかもしれない。
父様と母様は仕事で泣く泣く出国したそうだ。
そういえば、読者の皆様に私の両親について紹介していなかった、、、。
帰ってきたら紹介しようと思う。
安心してくれ、二人とも超絶美人だ。
私は外の人たちをまだ知らない。
これから外の世界に触れていくかもしれないが、おそらく我が一族は美形一家だろう。
「(危険なことには巻き込まれないようにしつつ外にもいってみたいな~)」
そんなことをぽやぽや考えていると、まやさんは私の肩にオフホワイトのもこもこをかけて四葉先生を呼びに行った。
恐らく道中で兄様たちにバレて、4人とも引き連れてくるだろう。
気絶前にできなかった「兄様のところまで引っ付きに行きたい」作戦を決行しようかな、、、。
ほら、そんなことを考えているうちに廊下が騒がしくなってきた。
四葉先生が起こっている声が聞こえる。
四葉先生、あやには怒ったことないんだけどなー、、、あの先生沸点高そうなのに、怒らせる兄様たちってどうなってるの??
(四葉先生もあやに弱いだけです。by作者)
「お嬢様、先生とお兄様方がお着きになられました。」
失礼します、とまやさんを先頭にみんなが入ってくる。
うわぉ、一気に6人も増えちゃったよ、、、。
それなのに全然狭く感じないこの部屋って本当に広い、、、。
感心していると、先生の後ろから兄様たちがベッドまで駆け寄ってくる。
「あや、、、大丈夫?ごめんね、兄様が強く抱きしめちゃったから、、、」
へちょ、と眉をハノ字にしながら心配そうに見つめてくる詩那兄様。
多分転生した副作用だし、何なら私が愉悦しようとした罰なのに、、、。
詩那兄様が優しすぎて辛い、、、うぅ、、、
「にーさま、、、ちがうよ、あやがわるいの、、、ごめんなさぃ、、、だから泣かないで?」
そう言って詩那兄様のほっぺにそっと触れると、ハッとした顔をして、「あやは悪くないッ!」と声を押し殺すように叫んだ。
後ろの兄様たちもどこか苦しそうな表情をしている。
「(あれ?今私とっても健気な妹に映ってない、、、?でも事実なんだけどなぁ。ま、結果オーライか、、、。)」
少ししんみりした空気の後、颯兄様が私の頭を撫でてくれた。
気持ちよくてすり寄ると、颯兄様の手を払って、杏兄様が頭を撫でてくれた。
おぉう、、颯兄様の手を軽くいなした、、、さすが杏兄様。この頃からSっ気あるんですね。
すごく横から颯兄様が杏兄様のこと睨んでますけれど、、、?
あ、でも私からは一応見えない角度で睨んでいるのですね、私しーらないっ!
薫兄様は、杏兄様が私を撫でている腕の下から私の顔をジィッと覗き込んでそっとほっぺを触ってきた。
「本当に、もう大丈夫なのか、、、?」
薫兄様がきゅるんと見つめてくる。
兄様、そんなに饒舌でしたっけ?
いつもアイコンタクトで十分がモットーな寡黙な兄様じゃありませんでしたっけ??
それだけ心配してくれてるってことでいいのかな?
「んっ!!あや元気なの!かおるにーさま、いたいいたい?」
こてん、と首をかしげて問えば、すこし喉を詰まらせてから「いや、大丈夫、ありがとう」という言葉とともにふんわりスマイルをいただきました。
え、マジでかっこいいですね?!兄様方!!
興奮して、私の息が少し荒くなったことを感じ取ったのか、後ろで控えていた四葉先生が兄様たちに後ろのソファで待機するように言う。
「お嬢様。お嬢様は4時間ほどお眠りになられていました。どこか苦しいなどありませんか?」
一通りの診察を終え、四葉先生が私に容体を聞く。
一応頭痛のこと、言っておいた方がいいよね?
転生の副産物か天罰だとしても、実際に痛いものは痛いんだし、、、。
「あのね、頭がぎゅーってなるの。ぎゅーってなってズキズキしていたいいたいなの、、、。」
手をギューッと握って痛さを表す。
泣いちゃうの、と付け足す。
後ろで控えていた兄様たちが今にも飛びついてきそうに腰を上げている。
察知した先生が視線でけん制していた。
先生、カッコいい、、、。
「ふむ、、、。先日お倒れになった際に頭の検査もしましたが異常などは、、、。うーん、旦那様に定期的に病院にいらっしゃるようにお伝えしておきます。さすがに医療機器をこちらに創るわけにもいきませんので。もちろん、痛みがあれば随時、私めをお呼びください。」
そういうと、先生は後ろに目線をおくった。
「(あれ、先生今絶対「よし」ってやったでしょ?兄様たちを犬のように手なずけてる、、、。)」
そんなことを考えていたら兄様たちがベッドの前に大集結していた。
「あや、頭が痛かったの?気づいてあげられなくてごめんね。」
「大丈夫?あや、、、。」
「あや、辛かったらすぐに言うんですよ?」
「、、、大丈夫?」
「ん、、、!それよりにーさまたちとあそぶの!」
そういって肩にかかっていたモフモフをベッドに落とし、ベッドから這い出ようとする。
「「「「「「いけません!!」」」」」」
およよ??
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