殺意増幅障害という新たな障害が当たり前になってしまった俺たちの"普通の日常"の話

暗黒神ゼブラ

文字の大きさ
上 下
7 / 15
第一章

真っ赤なケーキ

しおりを挟む
第六話真っ赤なケーキ

俺たちは家に帰り、さっそく買ったケーキを食べることになった。

商店街からの帰り道
「ギャハハハまぁたいるよ……やば~いもう我慢できないよ行ってくる!!」
「ちょちょっと雫さん! せめてケーキ置いて……もう行っちゃった」
「雫お姉ちゃんまたどこか行っちゃったの?」
「そうみたい帰ってくるまでここで待とうか」
雫の場面
「なあなあ、どうしてもっともっと人数を連れてこねぇんだよ。私はもっともっともっともっともっともっともっと殺したくて殺したくて殺したくてたまんねぇんだよ。最近ひでぇんだよ症状がよぉ! このままじゃ天夜くんたちを殺しちゃうんだよ。商店街の時だってすげぇ我慢したんだよ、だからさ症状抑えるために自分らの意思で私たちを襲おうとしたテメェらなら殺しちまってもいいよなぁ」
「なっなあこいつやべぇよ襲うのやめて逃げようぜ」
「そっそうしようよ」
「早く逃げ……」
グキグキグキグキ
「ああっ! 直人の首があぁ」
「テメェらを絶対に逃がさねぇからよぉ安心してくれや、なあ!ハハハハ……アッハハハハぁほんとに苦しんで叫んでるやつで遊ぶの楽しい」
なんで戦う時変わっちゃうんだろう……まっいっか今は楽しまきゃ
九分後
「あっいっけないケーキ持ったままだった……うわぁケーキ血だらけだ。早く三人と所に戻ろっと」
「あっ雫さんがまた血だらけで帰ってきた」
「たっだいま~三人とも殺してきたら気持ちがすっごくすっきりしたよ。はいお土産こいつらが持ってたなんか高そうな物……これを売って殺したやつの葬式でもしてやらないとな(小声)」
「雫さん……でもそれって強盗になるんじゃ」
「まっ気にせず帰るか」
「ちょちょっと待ってくださいよ」
そして俺たちは家に着いた
「ただいま~ふうやっとケーキ食べられるよ」
「雫さん、ケーキ無事なんですか?」
「よ~しみんなでみてみよう(ケーキ血だらけなんだよね)」
ガサゴソ
「雫お姉ちゃんケーキが……っ」
「翔夜くん大丈夫だから血がついてるのは私のケーキだから」
「雫姉僕のケーキにもついてるよ」
「…………ごめんね」
「俺のケーキにはついてないから神夜と翔夜にあげるよ」
「私には?」
「これは雫さんが原因なのでまた今度で」
「えー」
「悲しまないでくださいよ、また今度ですからその時は一緒買いに行きましょう……ね」
「やったー」
なんだか雫さんが子供みたいになってる
「それじゃあみんな食べよっか」
「俺は冷蔵庫みてきます、もしかしたら何かあるかもしれないので」
そして俺は冷蔵庫を見に行ったらケーキはなかったがエクレアがあったのでそれを持って行って食べることにした。
「ただいま、戻ったよ」
「それじゃあさっそく食べよっか、せーのいただきます!」
「「「いただきます」」」
「天夜兄のエクレア一口ちょうだい」
「いいよ、はい」
パク
「天夜兄ありがとう」
「翔夜にもちょうだい」
「いいよ、翔夜果物好きでしょここが果物多いからこの食べて」
パク
「お兄ちゃんありがとう」
「さすがに私はもらわないよ、天夜くんが食べれなくなるからね」
そして俺たちはケーキを(まあ俺はエクレアだったけど)食べ終わり次は本屋さんに行くことになった
次回本屋さんで買い物お楽しみに


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

だんだんおかしくなった姉の話

暗黒神ゼブラ
ホラー
弟が死んだことでおかしくなった姉の話

百合系サキュバスにモテてしまっていると言う話

釧路太郎
キャラ文芸
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。 文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。 そんな零楼館高校の歴史において今まで誰一人として選ばれたことのない“特別指名推薦”に選ばれたのが工藤珠希なのである。 工藤珠希は身長こそ平均を超えていたが、運動や学力はいたって平均クラスであり性格の良さはあるものの特筆すべき才能も無いように見られていた。 むしろ、彼女の幼馴染である工藤太郎は様々な部活の助っ人として活躍し、中学生でありながら様々な競技のプロ団体からスカウトが来るほどであった。更に、学力面においても優秀であり国内のみならず海外への進学も不可能ではないと言われるほどであった。 “特別指名推薦”の話が学校に来た時は誰もが相手を間違えているのではないかと疑ったほどであったが、零楼館高校関係者は工藤珠希で間違いないという。 工藤珠希と工藤太郎は血縁関係はなく、複雑な家庭環境であった工藤太郎が幼いころに両親を亡くしたこともあって彼は工藤家の養子として迎えられていた。 兄妹同然に育った二人ではあったが、お互いが相手の事を守ろうとする良き関係であり、恋人ではないがそれ以上に信頼しあっている。二人の関係性は苗字が同じという事もあって夫婦と揶揄されることも多々あったのだ。 工藤太郎は県外にあるスポーツ名門校からの推薦も来ていてほぼ内定していたのだが、工藤珠希が零楼館高校に入学することを決めたことを受けて彼も零楼館高校を受験することとなった。 スポーツ分野でも名をはせている零楼館高校に工藤太郎が入学すること自体は何の違和感もないのだが、本来入学する予定であった高校関係者は落胆の声をあげていたのだ。だが、彼の出自も相まって彼の意志を否定する者は誰もいなかったのである。 二人が入学する零楼館高校には外に出ていない秘密があるのだ。 零楼館高校に通う生徒のみならず、教員職員運営者の多くがサキュバスでありそのサキュバスも一般的に知られているサキュバスと違い女性を対象とした変異種なのである。 かつては“秘密の花園”と呼ばれた零楼館女子高等学校もそういった意味を持っていたのだった。 ちなみに、工藤珠希は工藤太郎の事を好きなのだが、それは誰にも言えない秘密なのである。 この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」「ノベルバ」「ノベルピア」にも掲載しております。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

シチュボの台本詰め合わせ(女性用)

勇射 支夢
恋愛
書いた台本を適当に置いておきます。 フリーなので好きにお使いください。

借金した女(SМ小説です)

浅野浩二
現代文学
ヤミ金融に借金した女のSМ小説です。

可愛すぎるクラスメイトがやたら俺の部屋を訪れる件 ~事故から助けたボクっ娘が存在感空気な俺に熱い視線を送ってきている~

蒼田
青春
 人よりも十倍以上存在感が薄い高校一年生、宇治原簾 (うじはられん)は、ある日買い物へ行く。  目的のプリンを買った夜の帰り道、簾はクラスメイトの人気者、重原愛莉 (えはらあいり)を見つける。  しかしいつも教室でみる活発な表情はなくどんよりとしていた。只事ではないと目線で追っていると彼女が信号に差し掛かり、トラックに引かれそうな所を簾が助ける。  事故から助けることで始まる活発少女との関係。  愛莉が簾の家にあがり看病したり、勉強したり、時には二人でデートに行ったりと。  愛莉は簾の事が好きで、廉も愛莉のことを気にし始める。  故障で陸上が出来なくなった愛莉は目標新たにし、簾はそんな彼女を補佐し自分の目標を見つけるお話。 *本作はフィクションです。実在する人物・団体・組織名等とは関係ございません。

絶世のディプロマット

一陣茜
SF
惑星連合平和維持局調停課に所属するスペース・ディプロマット(宇宙外交官)レイ・アウダークス。彼女の業務は、惑星同士の衝突を防ぐべく、双方の間に介入し、円満に和解させる。 レイの初仕事は、軍事アンドロイド産業の発展を望む惑星ストリゴイと、墓石が土地を圧迫し、財政難に陥っている惑星レムレスの星間戦争を未然に防ぐーーという任務。 レイは自身の護衛官に任じた凄腕の青年剣士、円城九太郎とともに惑星間の調停に赴く。 ※本作はフィクションであり、実際の人物、団体、事件、地名などとは一切関係ありません。

処理中です...