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第一章

第四話行った街に串カツがなくてショックだから、もう自分が売ってやる!

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第四話行った街に串カツがなくてショックだから、もう自分が売ってやる!

俺は村の人に街への行き方を聞いた
「なあ、あんた街にはどうやったらいけるんだ?」
「どうやったらってそりゃあ歩くんだよ……あそこにある山を三つ超えた先にクシィコワという街があるから行きたいならこいつを連れていけ!」
そう言われ連れてこられたのはバナナみたいな見た目の生き物だった。
「こいつに乗れば歩いていくよりだいぶ早く着けるぞ……普段は貸さないんだが美味しい串カツを食わせてくれたからな!そのお礼とでも思ってくれ!さあさあ行ってこい……今度来た時は別の串カツを食わせてくれよ」
そう言われ無理矢理乗せられた。
バナナのような生き物はとてつもなく速かった……レーシングカーのようだったので乗った瞬間村は見えなくなった。
あれあの二人……は、あっいたいたあの二人の分も用意されてたみたいだな。
「振り落とされないようにしないぃぃぃぃとぉぉぉ」
どうして突然さらにスピード上げるんだよ!
そしてバナナのような生き物は皮が翼に速変わり……はぁぁあどういう状況なのこれ!!
「待って待って待ってこれ絶対落ちるやつ!!」
三十四分後
「はあ、はあまさか飛んだあとにもっとスピードが上がるなんて思わなかった……うん、二人がいないのに俺だけ街についてる……落とされたよねこれ……いやでも俺のこのバナナのような生き物が速かっただけで二人が落とされてないかもしれないし……もう考えるのはやめだ心配して考えすぎたら心臓がもたん!街を歩きまわってみよう」
そうして俺は街のいろんな店に行った……行ったんだけどさ、串カツ屋がねえ!!!!
なので俺はこの串カツのいい匂いを街中に漂わせて街のやつらに食わせて串カツを開いてくれるやつを探す!
もちろん無料で食わせる……多分街の人からしたら怖いものだからお金払ってまで食べたいかっていわれたら食べないと思うからな……無料なら絶対食べてくれるはず!!!何人か、はだけど
そして俺は街中に漂わせた匂いのおかげで長蛇の行列ができ、たくさんの人に食べてもらったのだが……その後商業ギルド、冒険者ギルドと何故かこの街に住んでいる市長室に呼ばれてしまった。
また何かしたのか……串カツにカフェオレとデスソースをかけたわけじゃないのに……あっ、それは最初の串カツ屋のバイトのときか……あれからだいぶいろいろな串カツ屋で働いたな……やっぱり串カツが一番だ!!串カツ最高くっしーかーつ!!
ということでまずは市長室に行くことにした。
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