先祖代々騙される家系の私ですが、お家の借金を返済し親孝行するべく冒険者になり強くなります!

暗黒神ゼブラ

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第一章

第十三話魔法の書で新しい魔法を覚えたよ

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 第十三話魔法の書で新しい魔法を覚えたよ

「シャルロッテ昨日は本当に優勝おめでとうございます」
「ありがとなミリア、ミリアがいなかったら俺は優勝出来なかった。本当にありがとな」
 突然私は本当はスミカも闘技大会に出たかったのでは?と思ったので聞いてみた
「ねえスミカ、スミカは闘技大会出なくて良かったの?」
「いいの今は出なくても、またの機会に出るよ(だって今はエルと一緒にいたいから)」
「ならさ次出る時、私と一緒に出ようよスミカ」
「えっ!いいのわかった。そう言ってくれてありがとう(やった一緒に出てくれるって言ってくれた)」
「でお前ら、この二冊の魔法の書いったい誰が使うんだよ」
 ヒョウのこの一言で誰が魔法の書を使うか決めることになった。
 そして二十三分ほど話し合いをした結果回数制限付き蘇生魔法の書は私が使うことになった。
 回数制限付きダメージ無効魔法の書はアカネちゃんが使うことになった。
「昨日から共にあなたたちと旅をすることになりましたので、名乗らせいただきます。私はノアと申します。よろしく」
「そして私はノラと申します。よろしくお願いします~」
「まあ私のことは知ってると思うけど改めて、私リリーよろしく。あの時はケーキありがとうね」
 十三分後全員の自己紹介が終わり、さっそく覚えた魔法の練習をすることになった。
「蘇生魔法の練習ってどうすればいいんだろ?」みんなにそう聞くと、ノラが答えてくれた。
「じゃあ私に使う?ルミエル」
「えっでもそれって一回死ぬってことなんだよ」
「大丈夫大丈夫ちょっと見ててね。いくよノア」
「オッケーノラ」
 そう言ってノラとノアが合体した……
 どゆこと!えっなんで
「「これでまず腕を切断して……ほら増えた」」
 頭がどうにかなりそうになった。
 だって腕切ったら合体した状態のノラとノアが増えたんだもん
「「それでこの状態でまた分裂してっと」」
「それでノアが私を殺すからルミエルは覚えた魔法で私を蘇らせてみて」
「でも失敗したら……ノラは怖くないの?」
 私がそう聞くとノラはこう言った
「怖くないよ。準備できてるからいつでもやっていいよ」
「じゃっやるよノラ」
「ちょちょっとまっ……」
 私がそう言った時にはもう遅かった。
 魔法の準備をするしかなく、私は準備を始めた
 そして私は魔法を使った。
 成功するか不安だ
「エル大丈夫だよ成功するって私信じてるから」
「ありがとうスミカ頑張るね」
 三分後
「ふぅやっと成功した」
「やったね!エル」
「スミカの応援のおかげだね」
「ノラ早く起きてぇ……おーい起きろぉ」
「もううるさいせっかく寝れたのに……はいはい起きますよ」
 そして次はアカネちゃんがやることになった。
「私出来るかなぁ不安だけど、まあやってみるよ。ねえヨシカゲ覚えた魔法かけた後一発殴ってみるからさ準備しててね」
「はあぁなんで俺?アカネが簡単に殴れるのは俺だけだもんな!だから信頼されてるってことだよな」
「本当はいつも殴りたくないのに喧嘩の時あんたがやれるもんならやってみろっていうからでしょ。それでいっつも仲直りするまで時間がかかるんだから。そこ直してよ」
「わかった、わかったから手を下げてくれ」
「大丈夫だよもうかけてあるから、魔法」
「待って待ってくれ」
 ボゴッ
「いた……くない、すげえなこの魔法」
「でしょ、これからは喧嘩になっても痛くないよねヨシカゲ」
 それから二人の言い争いが始まった
 二つの魔法は上手く使えることがわかってよかった。
 そして私たちは観光で有名な街に行くことになった

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