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プロローグ
第三話踏み出す一歩
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第三話踏み出す一歩
私は学園のクラスで課題のためにクラスメイトをパーティーに誘うため話しかける。まず頭の中で練習した。まあやってもその通りにならないんだけどね。
「すぅーはぁーすぅーはぁーよしっ」
「あっ、あの今ちょっと大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ。どうしたの?ルミエルちゃん何かよう?」
「課題のパーティー依頼の事で、一緒に組めないかな?」
「あー、ごめんね。もう友達と組んじゃったんだ。でも、誘ってくれてありがとね」
「うん、分かったよ。教えてくれてありがとう。他当たるね」
うーん、他に誰かいるかな。課題のパーティーのメンバーはクラスメイト以外でもOKってプリントに書いてあったし、クラスメイト以外にしようかな……
あっ、あそこにいる人、パーティー組める人探してる!あそこの人誘ってみよう。
「ねぇ、貴方今パーティー組める人探してたって事は、まだ見つかってないよね?」
「うん、探してるわよ。なに?自分は見つかってるからって嫌味なの?」
「ううん、違うよ。私も見つかってないから聞いたの。それでパーティー組んでくれるか聞こうと思って」
「あぁ、そういう事。今までいろんな人から嫌味言われたからまたなのって思った。パーティーの事ならもう余ってる人誰もいないし組もうか」
「うん、ありがとう。残りのメンバーは冒険者課に登録されてる人で探そうと思うんだけど、そういう事で大丈夫?」
「大丈夫だよ。私の方でも探してみるから……あっ、そうだ!自己紹介がまだだったよね。私の名前はスミカ・ヨシオカ。スミカって呼んでね。そんで今頑張っている事は迷子にならない事!これからよろしく」
「私も名前名乗ってなかったね。私はルミエル・アルカディア。冒険者課では"迷子センター"なんてあだ名までつけられてるんだ。出来ればルミエルか小さい頃よく呼ばれてたエルって呼んで欲しいな。もしかしたら前にあったかもね。こちらこそよろしくね」
「じゃあエルって呼ぶね。あだ名が迷子センター……あっ」
「どうしたの?スミカ?」
「会ったことあるかも。学園の課題で必要だから冒険者登録しようと思って、冒険者課に行ってたら
七時間迷って……まあでも朝早く出たから時間的には大丈夫だったんだけど、母が捜索依頼出しちゃって……」
回想
「やっと仕事から帰ってきたけど、まだスミカ帰ってきてないじゃない!このままじゃスミカが役所に間に合わないかもしれない!あの子小さい頃からよく迷うからまたどこかで迷ってるわよ。どこかに迷子探すのが得意な冒険者いないかしら。今までもしもの時のために残しておいた冒険者リストにいないかしら。うーん……あっ、いい人がいたわよ。最近登録したばかりの人だけど、迷子や迷いペットの捜索依頼ばかりしてて解決率百パーセント。あだ名が迷子センターなんて呼ばれてるぐらいだから見つけてくれる人はこの人しかいないわよ!指名依頼しかないわ!」
「みたいなことがあって貴方に捜索依頼が出たんですって。依頼人が母だったから依頼人名はサオリ・ヨシオカだったんだけど」
「あの時の子、小さかったから年下かと思ってたよ。ほんとごめんね」
「ちっ、小さいって失礼ね。でも、私が百五十八センチ……まあエルの方が十センチぐらい高いもんね。まっ、まあ、あの時エルが見つけてくれなかったら冒険者登録できなかったし、今こうしてパーティーも組めなかったものね。そもそも家にすら帰れなかっただろうから本当に感謝してるんだから。これからは迷っても安心ね!だってエルがいるから」
「そんなに信頼してもらって嬉しい。これからも信頼されるように頑張るね」
「じゃあ、これから二人で残りのメンバー探そっか。それでもいい?」
「うん、いいよ」
「「それじゃあ、冒険者課へレッツゴー!」」
私は学園のクラスで課題のためにクラスメイトをパーティーに誘うため話しかける。まず頭の中で練習した。まあやってもその通りにならないんだけどね。
「すぅーはぁーすぅーはぁーよしっ」
「あっ、あの今ちょっと大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ。どうしたの?ルミエルちゃん何かよう?」
「課題のパーティー依頼の事で、一緒に組めないかな?」
「あー、ごめんね。もう友達と組んじゃったんだ。でも、誘ってくれてありがとね」
「うん、分かったよ。教えてくれてありがとう。他当たるね」
うーん、他に誰かいるかな。課題のパーティーのメンバーはクラスメイト以外でもOKってプリントに書いてあったし、クラスメイト以外にしようかな……
あっ、あそこにいる人、パーティー組める人探してる!あそこの人誘ってみよう。
「ねぇ、貴方今パーティー組める人探してたって事は、まだ見つかってないよね?」
「うん、探してるわよ。なに?自分は見つかってるからって嫌味なの?」
「ううん、違うよ。私も見つかってないから聞いたの。それでパーティー組んでくれるか聞こうと思って」
「あぁ、そういう事。今までいろんな人から嫌味言われたからまたなのって思った。パーティーの事ならもう余ってる人誰もいないし組もうか」
「うん、ありがとう。残りのメンバーは冒険者課に登録されてる人で探そうと思うんだけど、そういう事で大丈夫?」
「大丈夫だよ。私の方でも探してみるから……あっ、そうだ!自己紹介がまだだったよね。私の名前はスミカ・ヨシオカ。スミカって呼んでね。そんで今頑張っている事は迷子にならない事!これからよろしく」
「私も名前名乗ってなかったね。私はルミエル・アルカディア。冒険者課では"迷子センター"なんてあだ名までつけられてるんだ。出来ればルミエルか小さい頃よく呼ばれてたエルって呼んで欲しいな。もしかしたら前にあったかもね。こちらこそよろしくね」
「じゃあエルって呼ぶね。あだ名が迷子センター……あっ」
「どうしたの?スミカ?」
「会ったことあるかも。学園の課題で必要だから冒険者登録しようと思って、冒険者課に行ってたら
七時間迷って……まあでも朝早く出たから時間的には大丈夫だったんだけど、母が捜索依頼出しちゃって……」
回想
「やっと仕事から帰ってきたけど、まだスミカ帰ってきてないじゃない!このままじゃスミカが役所に間に合わないかもしれない!あの子小さい頃からよく迷うからまたどこかで迷ってるわよ。どこかに迷子探すのが得意な冒険者いないかしら。今までもしもの時のために残しておいた冒険者リストにいないかしら。うーん……あっ、いい人がいたわよ。最近登録したばかりの人だけど、迷子や迷いペットの捜索依頼ばかりしてて解決率百パーセント。あだ名が迷子センターなんて呼ばれてるぐらいだから見つけてくれる人はこの人しかいないわよ!指名依頼しかないわ!」
「みたいなことがあって貴方に捜索依頼が出たんですって。依頼人が母だったから依頼人名はサオリ・ヨシオカだったんだけど」
「あの時の子、小さかったから年下かと思ってたよ。ほんとごめんね」
「ちっ、小さいって失礼ね。でも、私が百五十八センチ……まあエルの方が十センチぐらい高いもんね。まっ、まあ、あの時エルが見つけてくれなかったら冒険者登録できなかったし、今こうしてパーティーも組めなかったものね。そもそも家にすら帰れなかっただろうから本当に感謝してるんだから。これからは迷っても安心ね!だってエルがいるから」
「そんなに信頼してもらって嬉しい。これからも信頼されるように頑張るね」
「じゃあ、これから二人で残りのメンバー探そっか。それでもいい?」
「うん、いいよ」
「「それじゃあ、冒険者課へレッツゴー!」」
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