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プロローグ
第六話シャミアが自分の好きなポーズで応援して欲しそうに見てくるから私が応援したら掘り進めるどころじゃなくなった!!
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第六話シャミアが自分の好きなポーズで応援して欲しそうに見てくるから私が応援したら掘り進めるどころじゃなくなった!!
私は地面の中を探して入口を見つけようと『理の眼(ヴェリタスロワール)』を使った。
「ねえエルーカ少しいい? ここを掘ってくれない?(なんだか花咲か爺さんの犬みたい。もしあの話と同じなら入口もあるはず……地面の中を見るなら何かの化石とか…………)
エルーカは興奮したように
「ルカの願いならここだって掘るし……なんだってするよ!!」
エルーカはそう言ってくれたのはいいのだけど……使ってくれた能力がなぁ、あれなんだよね
エルーカが使った能力は”盲目的な愛(アヴグルリーベ)”
愛の力で不可能なことを可能と思い込み通常の数十倍の様々な力を引き出すことが出来る
って小さい時にエルーカが言っていた。
なんでもこの能力はエルーカ曰く『私がルカのことを愛しているから手に入れれたんだ……そう、これは愛の証であり私とルカが永遠一緒にいることを示しているんだぁ』って言ってた
まあ昔だから今は……思ってないよね、よね!!
それ聞いた時背筋がゾゾってなったのを今でもはっきりと思い出せる。
多分ジーノはこのことを知らないだろうから……夢を壊さないように言わないでおこう。
エルーカはこの能力を使う時にジーノに
「これはジーノしか頼めない……私を応援してくれないか!!(本当はルカにも私のこと応援してって頼みたい……でもジーノにはいつもお世話になってるし、前に学園でジーノしか頼めないって言った時喜んでくれたから……あの笑顔は本当可愛かったからまた見たいって思ったから応援を頼めば喜んでくれるかなって……私にとってかわいい後輩だから)
エルーカがジーノにしか頼めないと言った途端ジーノが興奮気味……というか興奮しながら
「エルーカ先輩……私、嬉しいです!! エルーカ先輩に頼ってもらえることが、そして私にしか頼めないと言ってくれた事例え嘘だとしても……もう気持ち的には天にも昇るほどですよ!! 全力で応援しますよ!!」
そしてジーノはエルーカを応援した。
シャミアが私は? みたいな顔でじっーと私の方を見てきたので私はシャミアに
「応援を頼むんなら私じゃなくてジーノにしてよ。私は何も出来ないよ…………はあ、分かった分かった!! シャミアが好きそうなポーズで応援するから心の準備が出来るまでちょっとだけ待ってて…………準備出来たから言うから。すぅ……はぁ、よしシャミア準備出来たよ!! シャミアニャン頑張ってニャン!! ルカニャンがシャミアニャンを応援するニャン(やっぱり恥ずかしいんだけど、というか絶対エルーカが見てくるでしょ……家に帰ってからがものすっっっごく不安なんだけど……なんでシャミアはこういうのが好きなんだろう? しかも見るのじゃなくてやる側だから……かわいいのは分かるけど、見るのは私も好きだけどやる側は恥ずかしさが勝っちゃうかな……紛らわしい言い方したかもだけど好きなのは好きなんだよ!!)……どっどうだったシャミア?…………ちょちょちょ、何抱きついてんの!?」
もっもうシャミアは……わかりやすいんだから
ってこれはなんかいつもの私じゃない!!
シャミアが
「うんルカ……ほんっとかわいい!! 戦う時さ、いつもこれやってよ!! やっぱり猫っていい……あっそうだみんなで猫カフェ開かない従業員が猫になるの!! それで…………」
シャミアが語り出したのでさすがに止めた。
今は入口を見つけることを優先させないと……あ~やっぱり見てたかぁエルーカ目をキラキラさせてこっち来るんだけど……今は我慢しよ
「ジーノはこのままエルーカの応援お願い!! シャミアとエルーカはちょっと……ちょっと落ち着いて!! これじゃあ掘れないんだけど!!
その時後ろから
「お困りのようだね君たち私が助けてしんぜよう(決まった!! 一度言ってみたかったんだこのセリフ。今日はちゃんと作った物持ってきたから安心安心。ふっふっふ事前にルーナに聞いといて正解だった。ルミエルたちには内緒だけど……まあ族長にはバレてるだろうから……ルミエルたちに言われないように口封じとしてあとで何か買っておこう……今回の作品は地面に軽々穴を開けられるようなもの……に出来てるはず、そうこれは実験も兼ねているのだ!! 一つ前の『焦げ目なくな~るくん』の時は焦げ目なく上手く焼けるように作ったはずなのに威力強くなり過ぎて家が燃えてなくなったからなぁ、反省反省。しかし今回こそは上手く出来てるはず……私にとって大事なのは結果より過程だから!! そりゃあ過程もよくて結果もいいのが一番だけど……やっぱり失敗した方が気持ち的に燃えるしその過程の中に一つ加えたらどうなるかとかそういうのを試したい!!)」
という声が聞こえてきた。
しかしこの声……絶対エリエルさんなんだよなぁ、あの人の作る物威力はいいんだけど危なすぎるから……でも背に腹はかえられない
私はそう思いエリエルさんにお願いした
「エリエルさん……ですよね、もうめちゃくちゃな状況なんで助けてください。エルーカは興奮してるしシャミアは語り出して止まらないしジーノはエルーカの応援を続けてるし……これだと入口を見つけても入れないんですよ!!」
エリエルさんは狂気じみた笑顔で
「大丈夫大丈夫私に任せておけば入口まではどうにかなるから!! まあ入口が壊れない保証はないけど……安心して」
今小声で入口が壊れない保証がないって聞こえたんだけど!?
エリエルさんに任せてよかったのかすごく不安になってくる
私は地面の中を探して入口を見つけようと『理の眼(ヴェリタスロワール)』を使った。
「ねえエルーカ少しいい? ここを掘ってくれない?(なんだか花咲か爺さんの犬みたい。もしあの話と同じなら入口もあるはず……地面の中を見るなら何かの化石とか…………)
エルーカは興奮したように
「ルカの願いならここだって掘るし……なんだってするよ!!」
エルーカはそう言ってくれたのはいいのだけど……使ってくれた能力がなぁ、あれなんだよね
エルーカが使った能力は”盲目的な愛(アヴグルリーベ)”
愛の力で不可能なことを可能と思い込み通常の数十倍の様々な力を引き出すことが出来る
って小さい時にエルーカが言っていた。
なんでもこの能力はエルーカ曰く『私がルカのことを愛しているから手に入れれたんだ……そう、これは愛の証であり私とルカが永遠一緒にいることを示しているんだぁ』って言ってた
まあ昔だから今は……思ってないよね、よね!!
それ聞いた時背筋がゾゾってなったのを今でもはっきりと思い出せる。
多分ジーノはこのことを知らないだろうから……夢を壊さないように言わないでおこう。
エルーカはこの能力を使う時にジーノに
「これはジーノしか頼めない……私を応援してくれないか!!(本当はルカにも私のこと応援してって頼みたい……でもジーノにはいつもお世話になってるし、前に学園でジーノしか頼めないって言った時喜んでくれたから……あの笑顔は本当可愛かったからまた見たいって思ったから応援を頼めば喜んでくれるかなって……私にとってかわいい後輩だから)
エルーカがジーノにしか頼めないと言った途端ジーノが興奮気味……というか興奮しながら
「エルーカ先輩……私、嬉しいです!! エルーカ先輩に頼ってもらえることが、そして私にしか頼めないと言ってくれた事例え嘘だとしても……もう気持ち的には天にも昇るほどですよ!! 全力で応援しますよ!!」
そしてジーノはエルーカを応援した。
シャミアが私は? みたいな顔でじっーと私の方を見てきたので私はシャミアに
「応援を頼むんなら私じゃなくてジーノにしてよ。私は何も出来ないよ…………はあ、分かった分かった!! シャミアが好きそうなポーズで応援するから心の準備が出来るまでちょっとだけ待ってて…………準備出来たから言うから。すぅ……はぁ、よしシャミア準備出来たよ!! シャミアニャン頑張ってニャン!! ルカニャンがシャミアニャンを応援するニャン(やっぱり恥ずかしいんだけど、というか絶対エルーカが見てくるでしょ……家に帰ってからがものすっっっごく不安なんだけど……なんでシャミアはこういうのが好きなんだろう? しかも見るのじゃなくてやる側だから……かわいいのは分かるけど、見るのは私も好きだけどやる側は恥ずかしさが勝っちゃうかな……紛らわしい言い方したかもだけど好きなのは好きなんだよ!!)……どっどうだったシャミア?…………ちょちょちょ、何抱きついてんの!?」
もっもうシャミアは……わかりやすいんだから
ってこれはなんかいつもの私じゃない!!
シャミアが
「うんルカ……ほんっとかわいい!! 戦う時さ、いつもこれやってよ!! やっぱり猫っていい……あっそうだみんなで猫カフェ開かない従業員が猫になるの!! それで…………」
シャミアが語り出したのでさすがに止めた。
今は入口を見つけることを優先させないと……あ~やっぱり見てたかぁエルーカ目をキラキラさせてこっち来るんだけど……今は我慢しよ
「ジーノはこのままエルーカの応援お願い!! シャミアとエルーカはちょっと……ちょっと落ち着いて!! これじゃあ掘れないんだけど!!
その時後ろから
「お困りのようだね君たち私が助けてしんぜよう(決まった!! 一度言ってみたかったんだこのセリフ。今日はちゃんと作った物持ってきたから安心安心。ふっふっふ事前にルーナに聞いといて正解だった。ルミエルたちには内緒だけど……まあ族長にはバレてるだろうから……ルミエルたちに言われないように口封じとしてあとで何か買っておこう……今回の作品は地面に軽々穴を開けられるようなもの……に出来てるはず、そうこれは実験も兼ねているのだ!! 一つ前の『焦げ目なくな~るくん』の時は焦げ目なく上手く焼けるように作ったはずなのに威力強くなり過ぎて家が燃えてなくなったからなぁ、反省反省。しかし今回こそは上手く出来てるはず……私にとって大事なのは結果より過程だから!! そりゃあ過程もよくて結果もいいのが一番だけど……やっぱり失敗した方が気持ち的に燃えるしその過程の中に一つ加えたらどうなるかとかそういうのを試したい!!)」
という声が聞こえてきた。
しかしこの声……絶対エリエルさんなんだよなぁ、あの人の作る物威力はいいんだけど危なすぎるから……でも背に腹はかえられない
私はそう思いエリエルさんにお願いした
「エリエルさん……ですよね、もうめちゃくちゃな状況なんで助けてください。エルーカは興奮してるしシャミアは語り出して止まらないしジーノはエルーカの応援を続けてるし……これだと入口を見つけても入れないんですよ!!」
エリエルさんは狂気じみた笑顔で
「大丈夫大丈夫私に任せておけば入口まではどうにかなるから!! まあ入口が壊れない保証はないけど……安心して」
今小声で入口が壊れない保証がないって聞こえたんだけど!?
エリエルさんに任せてよかったのかすごく不安になってくる
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