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地獄編
デウス.エクス.マキナ③
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「はあ…!はあ…!クソ………!なんなんだコイツらは!」
地面には既に20を超える死体が転がっている。
「くっ…!これがケイン.クロシキか…」
このテロリスト達はなんだ?どうやってここまでの数を揃えたんだ?
無数の疑問が湧き上がる。が、何一つとして答えは出なかった。
「よお。お前だな?ケインっつー奴は。」
「………!」
鎧を身に纏った男が、ケインの前に立ちはだかった。
明らかにコイツは別格だ。それも神級レベルの強さ。
ケインは自身の鼓動が加速するのを肌で感じていた。
「志田頼昌だ。…何だよ?名乗らねえ事には始まらんだろうに。」
頼昌は腰の刀を引き抜いた。
「言わずとも分かる。お前はとんでもねえイカれ野郎だ。俺はなあ…自分の異常性を知っておきながら、安住して留まってるような輩が嫌いなんだよ。」
「何が目的だ。」
「まあお前にゃそのつもりが無いんだろうな。だがお前は自分のその本能に背き続けて生きている。」
「何が目的だって聞いてんだよ!」
「お前みたいなイカれ野郎の首を貰うんだよお!
それだけだ!ただそれだけの為に俺は加わったあ!
だがどうだ?!いざ来てみればただのチキン野郎だ!見せてみろよ!テメェの中身をよお!」
何を言っているんだコイツは。面識など微塵もない者に何故そこまで執着するのだ。
「不思議か?理由なんか単純だ。ただ殺したいだけ。いっぺん高級料理を食いたくなる瞬間があるだろ?それと同じだよ。武士としての俺の衝動だよ、これは。まあ一目見たしゅんかわ感じたのさ、お前が1番頭がおかしいってな。」
「………」
一見タイプが同じに見えるが、花織とは違う。彼女はちゃんと正当な理由をつけてやっている。だがこいつは違う。全くもってそんな事は考えていない。一方的なエゴ一色。通り魔よりもタチが悪い。
「お前らの組織はみんなこんな奴らばっかなのか…!」
「はっ!どの口が言う。俺たちと比べてもお前はぶっちぎりでネジが外れてるよ。お前もわかってんだろ?そのクセしてまるで自分はまだまともかのようにさあ…
まあとにかく…お前は俺に怒りをぶつけて欲しい。確実に殺してやると言う執念を向けて来い。ありのままのお前を見せてみろ!」
最早武士の枠を超えている。どこまで狂っているんだこの男は。
「シッ!」
気づけば、頼昌はケインの懐に潜り込んでいた。
間一髪でケインは受け止める。
が、その剣戟に押され、後ろによろめく。
「くっ…!」
激しい撃ち合いが暫く続く。
だが戦況の傾きは一目瞭然。
頼昌はケインの魔能力を悉くかわし、逆に彼の刀はケインの肌に傷をつけていく。
「この…!」
ケインは刀を大きく振り上げた。
頼昌は大きく後退って剣戟をかわすと、着地した瞬間に、再び地面を蹴ってケインとの距離を縮めた。
が、その一瞬の隙をケインは見逃さない。
地面に定着した魔能力が、頼昌の動きを鈍化させた。
ケインは頼昌の顔面に蹴りを叩き込み、前方へ吹き飛ばした。未だ空中を舞っている頼昌に刀を投げると、もう一方の刀で魔法を発動する。
「超.重.力!」
2本の刀の間に発生した重力が、頼昌を押しつぶす
…筈だった。
頼昌は空中で体を捻り、ケインの魔法をあっさり回避したのだ。
そんな馬鹿な。魔法も何もないただの身のこなしで回避できるものか。
ケインの困惑は隙として現れた。
当然彼とて見逃さない。
頼昌は先ほど彼がやったように刀を投げた。
ケインの右肩に刃が刺さる。
「がっ…!」
「がっかりだよ、お前。」
先ほどまで宙を舞っていた筈の彼は、既にケインの肩に刺さった刀を握っていた。
そしてそのまま刀を振り下ろし、彼の右腕を切断してしまった。
「お前は何処まで猫を被るつもりなんだ?まるで自分がこの世で最も不幸みたいに思いやがって。あるんだろうが!お前が未だ口にできていない本能が!」
「知るかよ。……勝手に拗らせて死ね!」
頼昌が握っているのは、ケインの血が纏わり付いた刀。
それは即ち、彼の魔法の対象となったと言う事。
刀から手を離す隙すら与えない。
それほどの勢いで、頼昌は引き寄せられる。
ケインは残った左腕で、頼昌の心臓に刀を向ける。
これで終わる。
と言った所で突然、彼の背中に激痛が走った。
数発の銃撃が、彼の背中を捉えていたのだ。
「しまっ…!」
これは一対一ではない。他の者もいたのだ。なんと言う愚の骨頂。
ケインの意識は途切れ、その場に倒れこんだ。
「…………」
「やった!倒したぞ!これで…」
男の首が飛んだ。
「え?」
「ちょ…何を…」
「余計な事をしやがって…撃ったのはそこのお前らか?おい!こっちに来い!」
「ひ、ひぃぃぃぃ!」
「逃げるのか、臆病者め。」
逃げ惑う傭兵2人の背中を、頼昌は躊躇う事なく斬りつけた。
「恥を知れ、クズが。……大体あの状況で俺が負けるか。
だから刀は苦手なんだよなあ………あー!萎えた!萎えたぞ畜生!よし、連れ去る。連れ去って改めてやろう。おい!そいつ連れてけ!腕も治せよ。」
「わ、分かった…」
「おい!早く運べ!」
傭兵達はケインを数人がかりで持ち上げると、トラックの荷台に乗せる。
「先輩……?!どうして……」
レドはその様子を目撃してしまった。
思わず前に出そうになる。が、それを押し殺し、直前で踏みとどまった。
『良い判断だ…レドくん。今出てしまったら確実に連絡されて場所がバレる。敵の戦力が不明な以上、慎重に動かざるを得ない。』
トラックはレドの目の前から消えて行った。
「………ゾルダさん、周囲の探索は?」
「ああ……他の魔導士の場所を見つけた。ここから1番近いのはノーマンくんだよ、彼なら確実に戦力になる。」
「行きましょう。」
サレムはレドの背中を見つめていた。
どうしてあんなに悲しそうな背中をして、それでも前に進めるんだろう。
俺には出来ただろうか。
俺はここまで走れただろうか。
いや、やめよう。考えるのは。
彼は2人の背中を追った。
「やめて!やめて!いやあああ!」
「フーッ…フーッ…!死にたくない…死にたくない…」
叫び声が街に響き渡る。
「ひ…ひぃぃぃぃ…!死んじまう…!死んじまうよお!」
男が1人、傭兵に銃口を向けられていた。
「よーし!並べ!」
逃げ惑う民衆が一列に並べられる。
「動くなよー?」
銃撃が次々と彼らの体を貫いていく。
最早悲鳴を上げる暇もない。
余りの激しさに倒れることすら出来ない死体が、後ろに押し出されていく。
「よっしゃあーーー!」
「お前何発?」
「10発は当たったわ!」
「嘘つけって!ギャハハハハ!ここに入って良かったあ!」
傭兵達は物言わぬ死体の上で談笑を始める。
が、突然、その1人の体は何者かに引き裂かれた。
「…え?」
表情筋は急速に緩まる、
「大ッッッッッ復ッッッッッッッかあああああああああつ!ジハイド様只今復活だぜえ!!!!」
男は天を見上げ、高らかに叫んだ。
「あー……良いねえこの感じ……丁度良い地獄絵図だぜ……。絶好の自殺日和だ!ああ楽しみだなあ……待ってろよケイン.クロシキ…お前に殺されてやるからよお……!」
「な、何なんだお前は!」
「あ?外野は引っ込んどけよ。俺がこの世で最も嫌う死に方はなあ、テメェみてえな対した信念もねえモブに、それっぽい雰囲気に乗せられて殺される事なんだよ。別に名もないモブに殺されるのは良い。だがやはり確固たる意志がないとね…うんうん。俺様ってばマジ賢者。」
「う、撃てえ!」
「撃たせねえよ?」
ジハイドに次々と傭兵は殺されていく。
「な、なんだ?!こいつの姿…まるで魔族…!」
「まあみんなそう思うよな?ぶっちゃけると少し違う。」
まるで呼吸の一連の動作をこなすように、傭兵たちの四肢を飛ばす。その度ジハイドの表情筋は緩まって行った。
「ふふふふ…はははははは!ギャハハハハハハ!
案外悪くねえなあこう言うのも!興奮冷めやまねえってのはこんな感覚か!ヒヒャヒャヒャヒャヒャ!
みーなーぎーるーぜえええええええ?!」
傭兵の口の中に爆弾を押し込み、空へと投げた。
バラバラに砕けた体から、雨のように血が降り注いだ、
「I'm singing in the rain♪
Just singing in the rain♪
What a glorious feeling♪
I'm happy again♪
まるで音調の合っていない歌を、ジハイドは1人歌っていた。
地面には既に20を超える死体が転がっている。
「くっ…!これがケイン.クロシキか…」
このテロリスト達はなんだ?どうやってここまでの数を揃えたんだ?
無数の疑問が湧き上がる。が、何一つとして答えは出なかった。
「よお。お前だな?ケインっつー奴は。」
「………!」
鎧を身に纏った男が、ケインの前に立ちはだかった。
明らかにコイツは別格だ。それも神級レベルの強さ。
ケインは自身の鼓動が加速するのを肌で感じていた。
「志田頼昌だ。…何だよ?名乗らねえ事には始まらんだろうに。」
頼昌は腰の刀を引き抜いた。
「言わずとも分かる。お前はとんでもねえイカれ野郎だ。俺はなあ…自分の異常性を知っておきながら、安住して留まってるような輩が嫌いなんだよ。」
「何が目的だ。」
「まあお前にゃそのつもりが無いんだろうな。だがお前は自分のその本能に背き続けて生きている。」
「何が目的だって聞いてんだよ!」
「お前みたいなイカれ野郎の首を貰うんだよお!
それだけだ!ただそれだけの為に俺は加わったあ!
だがどうだ?!いざ来てみればただのチキン野郎だ!見せてみろよ!テメェの中身をよお!」
何を言っているんだコイツは。面識など微塵もない者に何故そこまで執着するのだ。
「不思議か?理由なんか単純だ。ただ殺したいだけ。いっぺん高級料理を食いたくなる瞬間があるだろ?それと同じだよ。武士としての俺の衝動だよ、これは。まあ一目見たしゅんかわ感じたのさ、お前が1番頭がおかしいってな。」
「………」
一見タイプが同じに見えるが、花織とは違う。彼女はちゃんと正当な理由をつけてやっている。だがこいつは違う。全くもってそんな事は考えていない。一方的なエゴ一色。通り魔よりもタチが悪い。
「お前らの組織はみんなこんな奴らばっかなのか…!」
「はっ!どの口が言う。俺たちと比べてもお前はぶっちぎりでネジが外れてるよ。お前もわかってんだろ?そのクセしてまるで自分はまだまともかのようにさあ…
まあとにかく…お前は俺に怒りをぶつけて欲しい。確実に殺してやると言う執念を向けて来い。ありのままのお前を見せてみろ!」
最早武士の枠を超えている。どこまで狂っているんだこの男は。
「シッ!」
気づけば、頼昌はケインの懐に潜り込んでいた。
間一髪でケインは受け止める。
が、その剣戟に押され、後ろによろめく。
「くっ…!」
激しい撃ち合いが暫く続く。
だが戦況の傾きは一目瞭然。
頼昌はケインの魔能力を悉くかわし、逆に彼の刀はケインの肌に傷をつけていく。
「この…!」
ケインは刀を大きく振り上げた。
頼昌は大きく後退って剣戟をかわすと、着地した瞬間に、再び地面を蹴ってケインとの距離を縮めた。
が、その一瞬の隙をケインは見逃さない。
地面に定着した魔能力が、頼昌の動きを鈍化させた。
ケインは頼昌の顔面に蹴りを叩き込み、前方へ吹き飛ばした。未だ空中を舞っている頼昌に刀を投げると、もう一方の刀で魔法を発動する。
「超.重.力!」
2本の刀の間に発生した重力が、頼昌を押しつぶす
…筈だった。
頼昌は空中で体を捻り、ケインの魔法をあっさり回避したのだ。
そんな馬鹿な。魔法も何もないただの身のこなしで回避できるものか。
ケインの困惑は隙として現れた。
当然彼とて見逃さない。
頼昌は先ほど彼がやったように刀を投げた。
ケインの右肩に刃が刺さる。
「がっ…!」
「がっかりだよ、お前。」
先ほどまで宙を舞っていた筈の彼は、既にケインの肩に刺さった刀を握っていた。
そしてそのまま刀を振り下ろし、彼の右腕を切断してしまった。
「お前は何処まで猫を被るつもりなんだ?まるで自分がこの世で最も不幸みたいに思いやがって。あるんだろうが!お前が未だ口にできていない本能が!」
「知るかよ。……勝手に拗らせて死ね!」
頼昌が握っているのは、ケインの血が纏わり付いた刀。
それは即ち、彼の魔法の対象となったと言う事。
刀から手を離す隙すら与えない。
それほどの勢いで、頼昌は引き寄せられる。
ケインは残った左腕で、頼昌の心臓に刀を向ける。
これで終わる。
と言った所で突然、彼の背中に激痛が走った。
数発の銃撃が、彼の背中を捉えていたのだ。
「しまっ…!」
これは一対一ではない。他の者もいたのだ。なんと言う愚の骨頂。
ケインの意識は途切れ、その場に倒れこんだ。
「…………」
「やった!倒したぞ!これで…」
男の首が飛んだ。
「え?」
「ちょ…何を…」
「余計な事をしやがって…撃ったのはそこのお前らか?おい!こっちに来い!」
「ひ、ひぃぃぃぃ!」
「逃げるのか、臆病者め。」
逃げ惑う傭兵2人の背中を、頼昌は躊躇う事なく斬りつけた。
「恥を知れ、クズが。……大体あの状況で俺が負けるか。
だから刀は苦手なんだよなあ………あー!萎えた!萎えたぞ畜生!よし、連れ去る。連れ去って改めてやろう。おい!そいつ連れてけ!腕も治せよ。」
「わ、分かった…」
「おい!早く運べ!」
傭兵達はケインを数人がかりで持ち上げると、トラックの荷台に乗せる。
「先輩……?!どうして……」
レドはその様子を目撃してしまった。
思わず前に出そうになる。が、それを押し殺し、直前で踏みとどまった。
『良い判断だ…レドくん。今出てしまったら確実に連絡されて場所がバレる。敵の戦力が不明な以上、慎重に動かざるを得ない。』
トラックはレドの目の前から消えて行った。
「………ゾルダさん、周囲の探索は?」
「ああ……他の魔導士の場所を見つけた。ここから1番近いのはノーマンくんだよ、彼なら確実に戦力になる。」
「行きましょう。」
サレムはレドの背中を見つめていた。
どうしてあんなに悲しそうな背中をして、それでも前に進めるんだろう。
俺には出来ただろうか。
俺はここまで走れただろうか。
いや、やめよう。考えるのは。
彼は2人の背中を追った。
「やめて!やめて!いやあああ!」
「フーッ…フーッ…!死にたくない…死にたくない…」
叫び声が街に響き渡る。
「ひ…ひぃぃぃぃ…!死んじまう…!死んじまうよお!」
男が1人、傭兵に銃口を向けられていた。
「よーし!並べ!」
逃げ惑う民衆が一列に並べられる。
「動くなよー?」
銃撃が次々と彼らの体を貫いていく。
最早悲鳴を上げる暇もない。
余りの激しさに倒れることすら出来ない死体が、後ろに押し出されていく。
「よっしゃあーーー!」
「お前何発?」
「10発は当たったわ!」
「嘘つけって!ギャハハハハ!ここに入って良かったあ!」
傭兵達は物言わぬ死体の上で談笑を始める。
が、突然、その1人の体は何者かに引き裂かれた。
「…え?」
表情筋は急速に緩まる、
「大ッッッッッ復ッッッッッッッかあああああああああつ!ジハイド様只今復活だぜえ!!!!」
男は天を見上げ、高らかに叫んだ。
「あー……良いねえこの感じ……丁度良い地獄絵図だぜ……。絶好の自殺日和だ!ああ楽しみだなあ……待ってろよケイン.クロシキ…お前に殺されてやるからよお……!」
「な、何なんだお前は!」
「あ?外野は引っ込んどけよ。俺がこの世で最も嫌う死に方はなあ、テメェみてえな対した信念もねえモブに、それっぽい雰囲気に乗せられて殺される事なんだよ。別に名もないモブに殺されるのは良い。だがやはり確固たる意志がないとね…うんうん。俺様ってばマジ賢者。」
「う、撃てえ!」
「撃たせねえよ?」
ジハイドに次々と傭兵は殺されていく。
「な、なんだ?!こいつの姿…まるで魔族…!」
「まあみんなそう思うよな?ぶっちゃけると少し違う。」
まるで呼吸の一連の動作をこなすように、傭兵たちの四肢を飛ばす。その度ジハイドの表情筋は緩まって行った。
「ふふふふ…はははははは!ギャハハハハハハ!
案外悪くねえなあこう言うのも!興奮冷めやまねえってのはこんな感覚か!ヒヒャヒャヒャヒャヒャ!
みーなーぎーるーぜえええええええ?!」
傭兵の口の中に爆弾を押し込み、空へと投げた。
バラバラに砕けた体から、雨のように血が降り注いだ、
「I'm singing in the rain♪
Just singing in the rain♪
What a glorious feeling♪
I'm happy again♪
まるで音調の合っていない歌を、ジハイドは1人歌っていた。
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