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再最終章
太一の疑念
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太一はみそ汁のいい香りとリズムよくまな板から繰り出されるトントントンという音で目が覚めた。
ウ~ンと伸びをしながら欠伸をすると、
「お、おはよう。」
と、貴子の声が聞こえた。
「えっ!」
とソファから飛び起きると、台所で貴子が朝食の準備をしていた。
「あっ、ごめん。・・・うっかり寝てしまった・・・」
と太一が言うと、
「ううん、私が酔って疲れている太一を無理に引き留めたんだから・・・大丈夫。」
と包丁で何かを切りながらこちらに振り返らずに言った。
「お、俺・・・すぐ、帰るから・・」
慌てて身支度をしようと立ち上がったが、
「いいから!朝食出来るまで座ってて!」
と貴子に言われ、
「えっ・・・あっ・・・それ・・じゃあ・・・」
とソファに座りなおした。
「あっ、でも、顔でも洗ってきたら・・・・・それと、」
「それと?」
貴子は歯切れの悪い感じで、
「は、歯ブラシも新しいの出してあるから・・・良ければ・・使って。」
「あっ、うん・・・」
又、誰かほかの男に用意されたものを使うのか、と太一はかなりテンションが下がってしまった。
「タオルも適当に使ってね~。」
洗面所に向かった太一に声をかけると包丁を置き、火照った頬を両手で押さえた。
ほんのり熱い頬は、間違いなく赤くもあった。
太一が眠りから覚めるであろう瞬間まで、ソファの横で太一の寝顔を見ていたのだ。
「かわいい・・・」
軽く頬をツンとすると、
「う~~ん。」
といやいやをするように手を動かして又眠りに落ちてゆく太一。
貴子はゾクゾクしながら歓喜に満ちながら、
(も~、毎朝、こうして遊びた~い!)
と心の中で叫んでいた。
これが30分程続いていたのだ。
「さて、テーブルに運びますか。」
貴子はニコニコしながら朝食の準備を進めた。
歯ブラシを咥えながら、太一は鏡を見ている。
左奥からピンと横に跳ね上がった髪を、お湯で濡らしながら押さえてみる。
今自分が着ているスウェットも改めて見てみる。
(俺と同じくらいの体格の人なんだな・・・)
そう考えてはため息をついた。
(とりあえず、朝食を頂いたら帰ろう・・・)
そう思い、口をゆすいでいると、
「太一、用意できたよ!」
と貴子が呼んでいる声がした。
「分かったよ~。」
太一も大きく返事をした。
「いただきます。」
「どうぞ。」
太一はご飯茶碗を持つと焼き鮭に箸を伸ばした。
器用に骨を取り除きながら身をご飯の上に一旦乗せ、ご飯と一緒にかき込んだ。
「うっま!」
そう言って、今度は出汁巻き卵をご飯の上に乗せ、同じようにご飯と一緒にかき込んだ。
「うっま!」
今度は、ご飯茶碗を置いて、みそ汁のお椀を持った。
豆腐とわかめとねぎが入っている。
一口飲むと、
「お~!」
と感嘆の声を上げた。
そこで、さっきから貴子が動かずに自分を見ている事に気付いた。
「あっ、ごめん。だらしない食べ方だったな。」
太一はちょっと恥ずかしそうに言った。
「いっつも親には言われてるんだけど、寮に戻るとみんなそうだからさ。」
と言い訳を言ってみた。
「食べ盛りなんだからいいんじゃない。おいしく沢山食べてくれればいいよ。」
「うまいよ!貴子の飯。」
太一はにっこり笑いまた食べ始めた。
貴子もようやく箸を持った。
結局、ご飯を3杯食べて貴子よりも先に太一はご馳走様をした。
「お茶でも入れる?」
「うん。」
太一は冷蔵庫から麦茶を出して、半分くらい減っていた貴子のグラスに注いだ。
自分の空のグラスにも入れた。
それを一口飲んで、最後の味噌汁一口を飲んでいる貴子をじっと見た。
(聞きたくないけど・・・どうせいずれ分かることなら・・・・・)
太一はずっと抱いていた疑念を口に出すことにした。
(どうせ、あと数日で寮に戻れば・・・)
そんな諦めている気持ちになっていた。
「ご馳走様でした。」
貴子が食べ終わるのを待って太一は空になった食器を運び始めた。
「いいよ。」
と言う貴子に、
「いやいや、手伝わせてよ。」
と太一は笑った。
そして、さっさとシンクに食器を入れるとスポンジを少し濡らして洗剤をかけた。
「それは私がやるよ!」
と貴子がスポンジを奪おうとした。
「いいんだよ、いつも寮でもおばちゃんの手伝いしてるんだから。」
「そうなの?」
「当番で順番に誰かひとり、後片付けを手伝うことになってんの。」
「へぇ~。」
貴子は感心した声になった。
「みんな俺ぐらい飯食うから鍋も皿もでかいから・・・おばちゃん一人じゃ大変そうだからさ。」
「・・・みんなで?」
「うん。俺がいないときは順番で・・・・・あっ。」
「やっぱり太一がやってるんだ。」
「いや・・ほら・・・こ~んなちっちゃいおばさんだからさ。」
と貴子の胸元ぐらいに手を置いた感じにした。
その手があと数センチほどで触れてしまう事に気付いて慌てて引っ込めた。
「そ・・そう。」
貴子もドギマギして言った。
「じゃ・・あ、すすいだからこっちに頂戴。」
と普段は自分が使うだけの食器を出しっぱなしにしておくだけの水切りかごを用意して、布巾を持った。
(本当は食洗器があるんだけどね。)
システムキッチンのシンクの下は食洗器となっているのだが、折角太一とこうして作業が出来ることが楽しかった。
一通りスポンジで洗った食器をゆすいでは、
「ほい。」
と貴子に渡すと、
「はい。」
と貴子が受取り布巾で拭いて水切りかごに収めた。
太一は段々楽しくなり、さっきまで抱いていた疑念を軽く口に出せる気がした。
「貴子姉の彼氏って、俺みたい?」
ウ~ンと伸びをしながら欠伸をすると、
「お、おはよう。」
と、貴子の声が聞こえた。
「えっ!」
とソファから飛び起きると、台所で貴子が朝食の準備をしていた。
「あっ、ごめん。・・・うっかり寝てしまった・・・」
と太一が言うと、
「ううん、私が酔って疲れている太一を無理に引き留めたんだから・・・大丈夫。」
と包丁で何かを切りながらこちらに振り返らずに言った。
「お、俺・・・すぐ、帰るから・・」
慌てて身支度をしようと立ち上がったが、
「いいから!朝食出来るまで座ってて!」
と貴子に言われ、
「えっ・・・あっ・・・それ・・じゃあ・・・」
とソファに座りなおした。
「あっ、でも、顔でも洗ってきたら・・・・・それと、」
「それと?」
貴子は歯切れの悪い感じで、
「は、歯ブラシも新しいの出してあるから・・・良ければ・・使って。」
「あっ、うん・・・」
又、誰かほかの男に用意されたものを使うのか、と太一はかなりテンションが下がってしまった。
「タオルも適当に使ってね~。」
洗面所に向かった太一に声をかけると包丁を置き、火照った頬を両手で押さえた。
ほんのり熱い頬は、間違いなく赤くもあった。
太一が眠りから覚めるであろう瞬間まで、ソファの横で太一の寝顔を見ていたのだ。
「かわいい・・・」
軽く頬をツンとすると、
「う~~ん。」
といやいやをするように手を動かして又眠りに落ちてゆく太一。
貴子はゾクゾクしながら歓喜に満ちながら、
(も~、毎朝、こうして遊びた~い!)
と心の中で叫んでいた。
これが30分程続いていたのだ。
「さて、テーブルに運びますか。」
貴子はニコニコしながら朝食の準備を進めた。
歯ブラシを咥えながら、太一は鏡を見ている。
左奥からピンと横に跳ね上がった髪を、お湯で濡らしながら押さえてみる。
今自分が着ているスウェットも改めて見てみる。
(俺と同じくらいの体格の人なんだな・・・)
そう考えてはため息をついた。
(とりあえず、朝食を頂いたら帰ろう・・・)
そう思い、口をゆすいでいると、
「太一、用意できたよ!」
と貴子が呼んでいる声がした。
「分かったよ~。」
太一も大きく返事をした。
「いただきます。」
「どうぞ。」
太一はご飯茶碗を持つと焼き鮭に箸を伸ばした。
器用に骨を取り除きながら身をご飯の上に一旦乗せ、ご飯と一緒にかき込んだ。
「うっま!」
そう言って、今度は出汁巻き卵をご飯の上に乗せ、同じようにご飯と一緒にかき込んだ。
「うっま!」
今度は、ご飯茶碗を置いて、みそ汁のお椀を持った。
豆腐とわかめとねぎが入っている。
一口飲むと、
「お~!」
と感嘆の声を上げた。
そこで、さっきから貴子が動かずに自分を見ている事に気付いた。
「あっ、ごめん。だらしない食べ方だったな。」
太一はちょっと恥ずかしそうに言った。
「いっつも親には言われてるんだけど、寮に戻るとみんなそうだからさ。」
と言い訳を言ってみた。
「食べ盛りなんだからいいんじゃない。おいしく沢山食べてくれればいいよ。」
「うまいよ!貴子の飯。」
太一はにっこり笑いまた食べ始めた。
貴子もようやく箸を持った。
結局、ご飯を3杯食べて貴子よりも先に太一はご馳走様をした。
「お茶でも入れる?」
「うん。」
太一は冷蔵庫から麦茶を出して、半分くらい減っていた貴子のグラスに注いだ。
自分の空のグラスにも入れた。
それを一口飲んで、最後の味噌汁一口を飲んでいる貴子をじっと見た。
(聞きたくないけど・・・どうせいずれ分かることなら・・・・・)
太一はずっと抱いていた疑念を口に出すことにした。
(どうせ、あと数日で寮に戻れば・・・)
そんな諦めている気持ちになっていた。
「ご馳走様でした。」
貴子が食べ終わるのを待って太一は空になった食器を運び始めた。
「いいよ。」
と言う貴子に、
「いやいや、手伝わせてよ。」
と太一は笑った。
そして、さっさとシンクに食器を入れるとスポンジを少し濡らして洗剤をかけた。
「それは私がやるよ!」
と貴子がスポンジを奪おうとした。
「いいんだよ、いつも寮でもおばちゃんの手伝いしてるんだから。」
「そうなの?」
「当番で順番に誰かひとり、後片付けを手伝うことになってんの。」
「へぇ~。」
貴子は感心した声になった。
「みんな俺ぐらい飯食うから鍋も皿もでかいから・・・おばちゃん一人じゃ大変そうだからさ。」
「・・・みんなで?」
「うん。俺がいないときは順番で・・・・・あっ。」
「やっぱり太一がやってるんだ。」
「いや・・ほら・・・こ~んなちっちゃいおばさんだからさ。」
と貴子の胸元ぐらいに手を置いた感じにした。
その手があと数センチほどで触れてしまう事に気付いて慌てて引っ込めた。
「そ・・そう。」
貴子もドギマギして言った。
「じゃ・・あ、すすいだからこっちに頂戴。」
と普段は自分が使うだけの食器を出しっぱなしにしておくだけの水切りかごを用意して、布巾を持った。
(本当は食洗器があるんだけどね。)
システムキッチンのシンクの下は食洗器となっているのだが、折角太一とこうして作業が出来ることが楽しかった。
一通りスポンジで洗った食器をゆすいでは、
「ほい。」
と貴子に渡すと、
「はい。」
と貴子が受取り布巾で拭いて水切りかごに収めた。
太一は段々楽しくなり、さっきまで抱いていた疑念を軽く口に出せる気がした。
「貴子姉の彼氏って、俺みたい?」
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