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本編
保健のセンセイ
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コンコン
貴子:「失礼します・・・・・・・・・えっ?・・・・・・・・あれ?・・・・・・・・」
ガタガタガタッ
貴子:「あれ?開かないじゃない!・・・・・・・・何?・・・・・・・」
ドンドン!ドンドン!
貴子:「すいませ~ん!!」
ドンドン!ドンドン!
先生:「あらあら騒がしいこと・・・・・」
保健のセンセイは太一の横たわっているベッドの脇に腰掛けている。
太一はどうやら気を失っているようだ。
センセイは、その太一の髪を指でとかしながら顔を近づけた。
先生:「身体は打ってないから大丈夫なんだけどな・・・」
ポツリつぶやいて太一の耳に軽く息を吹きかけた。
太一:「ん?・・・・・・・・・・ん~。」
貴子:「すいませ~ん!!」
ドンドン!ドンドン!
貴子:「なんで鍵がかかってるのかしら!」
ドンドン!ドンドン!
先生:「も~うるさいわね~・・・・・人が集まっちゃうじゃない。」
センセイはゆっくりと入り口に向かい始めた。
先生:「ハイハイ、今開けるわ。」
貴子:「あっ、はい!」
ガチャ・・・ガラガラッ
貴子:「あっ、すみません、知り合いがこちらに運ばれたと聞いて・・・」
先生:「はいはい、あちらよ。」
センセイはカーテンが半分開けられているベッドを指した。
貴子:「ありがとうございます。」
貴子は軽く頭を下げ太一のもとへ急いだ。
センセイは静かに廊下に顔を出し、何かと思って集まっていた10人ぐらいの生徒達に、
先生:「はいはい、みんなも下校するなり部活へ行くなりしてね。」
と真顔で言ってから入り口を閉めた。
そして、すぐに静かに鍵を閉めた。
貴子:「太一!・・・・・大丈夫?太一。」
貴子は太一の肩を軽く叩きながら呼んだ。
先生:「びっくりしているだけよ。・・・怪我なんかしてないわよ。」
センセイは窓際の自分の椅子に座り、こちらを向いている。
貴子:「えっ?怪我してないんですか?」
貴子は不思議そうに先生を見た。
先生:「えぇ、ちょっと用事があっただけだから。」
そう言いながら足を組んだ。
貴子:「?・・・・・・・・え?」
貴子はますます分からない顔をした。
先生:「何?・・・・・・・全く、鈍感な子ねぇ・・・・・」
そう言うと牛乳瓶のふたのようなメガネを外して白衣のポケットに入れた。
そして・・・・・
ショートの黒髪を両手で下からかき上げると、髪はみるみるブロンドのロングヘアーに変わった。
何か靄に包まれた体が数秒で服装まで変えた。
貴子:「あなたは今朝の!?」
先生:「お分かり、お嬢ちゃん。」
語尾にムフーンとでもつきそうな色気のある声にまで変わった。
貴子:「す・・・凄い変わりようですね?」
先生:「フフ・・・この体、元はいいけど持ち主が全然だめなのよ・・・・・なんて言うか・・・・・地味?」
貴子:「へ~。」
貴子はかなり興味深くセンセイを見ている。
それこそ太一の事は忘れてセンセイに近づき、足元から頭のてっぺんまで観察する始末だ。
先生:「何?・・・・・まさかと思ったけど、やっぱりあんたには出来ないの?」
貴子:「え?」
先生:「お嬢ちゃんじゃなくて!」
貴子:「は?・・・・あ~。」
貴子の顔つきが変わった。
ワタ:「そんな必要はないからね。・・・・・何?その下品な格好。」
先生:「あら、これが男が一番好きな格好でしょ?」
センセイは紫のボディコンの上に着ていた白衣を艶めかしく脱ぎ捨てた。
ワタ:「それ・・・一昔前か水商売の人よ。」
先生:「あら?そうなの。」
センセイは別に気に留める様子もなく言った。
ワタ:「その体の持ち主は、あなたの事承知してるの?」
先生:「勿論よ!・・・・・くだらない男に振られて死のうとしていた所を助けてあげたのよ。」
ワタ:「まぁ、珍しい。」
先生:「前の人間がおかしくなっちゃって、丁度他に移ろうと思っていたんだけどね。」
ワタ:「・・・そんなとこでしょうね。」
先生:「ホストって言うの?・・・・・まぁ、私が虜にして逆に捨ててやったけどね。」
ワタ:「・・・・・」
先生:「そしたら喜んじゃって・・・・・私が目的を話したらぜひ自分を使って欲しいっていうのよ。」
ワタ:「ふ~ん・・・・・」
先生:「勿論、出産も責任持ってやります、って言うから・・・・・」
ワタ:「・・・・・・やっぱり、それね・・・・・」
先生:「まぁ、おしゃべりはその位にして・・・・・あなたは黙って見ていてね。」
ワタを見ていたセンセイの目が怪しく光ると、貴子の身体は動かせず声も出せなくなっていた。
ワタ:「ん・・んんん~。」
ワタはもがいたが全くどうにも出来ない。
センセイはゆっくり椅子から立ち上がりワタを椅子に座らせた。
ワタ:「んんんん~!」
貴子:(ちょっと~!あのセンセイどうする気なの~!)
そして椅子ごと太一のベッドの方へ向けた。
センセイは軽く鼻歌を歌い始め、ゆっくり太一のベッドへと近づき、ボディコンの背中のファスナーを外し始めた。
先生:「本当は外して欲しかったけど・・・ウフ。」
色気いっぱいに太一に向かって言っている。
ワタ:「んんんんんんんんん~!!」
ん、しか声が出ないので思いっきり叫ぶように言ったが、まるで声にならなかった。
ついに下着姿になったセンセイは太一の上で四つんばいになった。
先生:「フフフ・・・ガオーッ。」
腰を振り振り、太一の唇に自分の唇を近づけた。
ワタ:「んんんんんんん~!!」
ワタ:(太一~!!起きなさいよ~!!)
先生:「!!」
突然、太一はセンセイを下からギュッと抱きしめて唇を重ねた。
瞬間、
先生:「アアアアアアア~!!」
唇を塞がれているはずのセンセイからそんな声が聞こえたかと思うと、センセイは元の黒髪ショートカットの女性へ戻っていった。
スタイルはあまり変わらないようだが、明らかに胸元は普通サイズになった。
貴子:(私と大して変わらないじゃない・・・)
貴子がそう思ったほどだ。
スサ:「プハ~・・・・・どうやら成功したな。」
太一はセンセイの身体をゆっくりとずらして起き上がった。
ワタ:「さすがね、スサ。」
スサ:「まぁね。」
太一の目は吊り上っていた。
ワタ:「いつから起きてたの?」
スサ:「ここに連れて来られた時からさ。・・・・・太一はびっくりして気絶しちゃったからね。」
ワタ:「そう・・・・・」
スサ:「まぁ、きっとこんな事だろうと思ったよ。」
ワタ:「あれにも気付いてたの?」
スサ:「今朝からね。」
実は既にこの学校内に対象の相手がいると、太一と事前に話をしていたようだ。
スサ:「大人しく名乗りだすような奴じゃないからな、あれは。」
ワタ:「そうね。」
太一はベッドから降りると、下着姿で横たわっているセンセイに布団をかけてカーテンを閉めた。
ワタ:「大丈夫?」
スサ:「あぁ。・・・・・・ついでに記憶も吸い取っておいたから、気付いたら何で学校の保健室にいるのかさえも分からないだろうね。」
ワタ:「あれは?」
スサ:「しばらくは目を覚まさないんじゃないかな。」
ワタ:「そう。」
スサ:「あぁ。」
貴子:「じゃあ、これでこれまでの事も・・・・・もうすぐ、終わりね・・・」
いつの間にか貴子に代わっていた。
貴子:「失礼します・・・・・・・・・えっ?・・・・・・・・あれ?・・・・・・・・」
ガタガタガタッ
貴子:「あれ?開かないじゃない!・・・・・・・・何?・・・・・・・」
ドンドン!ドンドン!
貴子:「すいませ~ん!!」
ドンドン!ドンドン!
先生:「あらあら騒がしいこと・・・・・」
保健のセンセイは太一の横たわっているベッドの脇に腰掛けている。
太一はどうやら気を失っているようだ。
センセイは、その太一の髪を指でとかしながら顔を近づけた。
先生:「身体は打ってないから大丈夫なんだけどな・・・」
ポツリつぶやいて太一の耳に軽く息を吹きかけた。
太一:「ん?・・・・・・・・・・ん~。」
貴子:「すいませ~ん!!」
ドンドン!ドンドン!
貴子:「なんで鍵がかかってるのかしら!」
ドンドン!ドンドン!
先生:「も~うるさいわね~・・・・・人が集まっちゃうじゃない。」
センセイはゆっくりと入り口に向かい始めた。
先生:「ハイハイ、今開けるわ。」
貴子:「あっ、はい!」
ガチャ・・・ガラガラッ
貴子:「あっ、すみません、知り合いがこちらに運ばれたと聞いて・・・」
先生:「はいはい、あちらよ。」
センセイはカーテンが半分開けられているベッドを指した。
貴子:「ありがとうございます。」
貴子は軽く頭を下げ太一のもとへ急いだ。
センセイは静かに廊下に顔を出し、何かと思って集まっていた10人ぐらいの生徒達に、
先生:「はいはい、みんなも下校するなり部活へ行くなりしてね。」
と真顔で言ってから入り口を閉めた。
そして、すぐに静かに鍵を閉めた。
貴子:「太一!・・・・・大丈夫?太一。」
貴子は太一の肩を軽く叩きながら呼んだ。
先生:「びっくりしているだけよ。・・・怪我なんかしてないわよ。」
センセイは窓際の自分の椅子に座り、こちらを向いている。
貴子:「えっ?怪我してないんですか?」
貴子は不思議そうに先生を見た。
先生:「えぇ、ちょっと用事があっただけだから。」
そう言いながら足を組んだ。
貴子:「?・・・・・・・・え?」
貴子はますます分からない顔をした。
先生:「何?・・・・・・・全く、鈍感な子ねぇ・・・・・」
そう言うと牛乳瓶のふたのようなメガネを外して白衣のポケットに入れた。
そして・・・・・
ショートの黒髪を両手で下からかき上げると、髪はみるみるブロンドのロングヘアーに変わった。
何か靄に包まれた体が数秒で服装まで変えた。
貴子:「あなたは今朝の!?」
先生:「お分かり、お嬢ちゃん。」
語尾にムフーンとでもつきそうな色気のある声にまで変わった。
貴子:「す・・・凄い変わりようですね?」
先生:「フフ・・・この体、元はいいけど持ち主が全然だめなのよ・・・・・なんて言うか・・・・・地味?」
貴子:「へ~。」
貴子はかなり興味深くセンセイを見ている。
それこそ太一の事は忘れてセンセイに近づき、足元から頭のてっぺんまで観察する始末だ。
先生:「何?・・・・・まさかと思ったけど、やっぱりあんたには出来ないの?」
貴子:「え?」
先生:「お嬢ちゃんじゃなくて!」
貴子:「は?・・・・あ~。」
貴子の顔つきが変わった。
ワタ:「そんな必要はないからね。・・・・・何?その下品な格好。」
先生:「あら、これが男が一番好きな格好でしょ?」
センセイは紫のボディコンの上に着ていた白衣を艶めかしく脱ぎ捨てた。
ワタ:「それ・・・一昔前か水商売の人よ。」
先生:「あら?そうなの。」
センセイは別に気に留める様子もなく言った。
ワタ:「その体の持ち主は、あなたの事承知してるの?」
先生:「勿論よ!・・・・・くだらない男に振られて死のうとしていた所を助けてあげたのよ。」
ワタ:「まぁ、珍しい。」
先生:「前の人間がおかしくなっちゃって、丁度他に移ろうと思っていたんだけどね。」
ワタ:「・・・そんなとこでしょうね。」
先生:「ホストって言うの?・・・・・まぁ、私が虜にして逆に捨ててやったけどね。」
ワタ:「・・・・・」
先生:「そしたら喜んじゃって・・・・・私が目的を話したらぜひ自分を使って欲しいっていうのよ。」
ワタ:「ふ~ん・・・・・」
先生:「勿論、出産も責任持ってやります、って言うから・・・・・」
ワタ:「・・・・・・やっぱり、それね・・・・・」
先生:「まぁ、おしゃべりはその位にして・・・・・あなたは黙って見ていてね。」
ワタを見ていたセンセイの目が怪しく光ると、貴子の身体は動かせず声も出せなくなっていた。
ワタ:「ん・・んんん~。」
ワタはもがいたが全くどうにも出来ない。
センセイはゆっくり椅子から立ち上がりワタを椅子に座らせた。
ワタ:「んんんん~!」
貴子:(ちょっと~!あのセンセイどうする気なの~!)
そして椅子ごと太一のベッドの方へ向けた。
センセイは軽く鼻歌を歌い始め、ゆっくり太一のベッドへと近づき、ボディコンの背中のファスナーを外し始めた。
先生:「本当は外して欲しかったけど・・・ウフ。」
色気いっぱいに太一に向かって言っている。
ワタ:「んんんんんんんんん~!!」
ん、しか声が出ないので思いっきり叫ぶように言ったが、まるで声にならなかった。
ついに下着姿になったセンセイは太一の上で四つんばいになった。
先生:「フフフ・・・ガオーッ。」
腰を振り振り、太一の唇に自分の唇を近づけた。
ワタ:「んんんんんんん~!!」
ワタ:(太一~!!起きなさいよ~!!)
先生:「!!」
突然、太一はセンセイを下からギュッと抱きしめて唇を重ねた。
瞬間、
先生:「アアアアアアア~!!」
唇を塞がれているはずのセンセイからそんな声が聞こえたかと思うと、センセイは元の黒髪ショートカットの女性へ戻っていった。
スタイルはあまり変わらないようだが、明らかに胸元は普通サイズになった。
貴子:(私と大して変わらないじゃない・・・)
貴子がそう思ったほどだ。
スサ:「プハ~・・・・・どうやら成功したな。」
太一はセンセイの身体をゆっくりとずらして起き上がった。
ワタ:「さすがね、スサ。」
スサ:「まぁね。」
太一の目は吊り上っていた。
ワタ:「いつから起きてたの?」
スサ:「ここに連れて来られた時からさ。・・・・・太一はびっくりして気絶しちゃったからね。」
ワタ:「そう・・・・・」
スサ:「まぁ、きっとこんな事だろうと思ったよ。」
ワタ:「あれにも気付いてたの?」
スサ:「今朝からね。」
実は既にこの学校内に対象の相手がいると、太一と事前に話をしていたようだ。
スサ:「大人しく名乗りだすような奴じゃないからな、あれは。」
ワタ:「そうね。」
太一はベッドから降りると、下着姿で横たわっているセンセイに布団をかけてカーテンを閉めた。
ワタ:「大丈夫?」
スサ:「あぁ。・・・・・・ついでに記憶も吸い取っておいたから、気付いたら何で学校の保健室にいるのかさえも分からないだろうね。」
ワタ:「あれは?」
スサ:「しばらくは目を覚まさないんじゃないかな。」
ワタ:「そう。」
スサ:「あぁ。」
貴子:「じゃあ、これでこれまでの事も・・・・・もうすぐ、終わりね・・・」
いつの間にか貴子に代わっていた。
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