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罰ゲームから始まる恋2

瑠璃とイチャイチャする6

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俺は飽きるまで瑠璃のことを眺めてると、ルリが何か顔についてると不思議そうな顔で尋ねてきた。
「いや、瑠璃が可愛すぎて俺の彼女なんだと自慢げに思いながら見つめてただけだよ」
瑠璃はみるみると頬を紅潮させて
「恥ずかしいばい」
長崎弁でボソッと呟いた。
俺はチャンスだと思い甘い言葉をさらにささやいた。
瑠璃の髪を触りながら耳元で囁くように
「瑠璃のことは今日みたいなことがあっても俺が絶対守るからな。」
瑠璃は顔を手で隠し恥ずかしすぎるばいと言った。

『これできゅんぽいんとがたくさんたまった。そして瑠璃を落とすことに一歩近づいたな。
瑠璃の照れてる表情は可愛すぎる』

しばらく瑠璃のことを眺めていたがるりが徐々に赤みが引いてきて俺の方を目を細めながら
「これマナちゃんにも言ってないよね」
俺はイケメンスマイルを見せながら
「こんなこと言うのは瑠璃だけだよ」

「本当?じゃ私信じるね、他の人に言ったら浮気だからね」
瑠璃は俺の唇に人差し指をめっとした感じで片手を腰に当ててつつ真面目な顔で言った。

『新しい萌えきたー、瑠璃の手が俺の唇に触れちゃってるよ。
やばいパクってくわいちゃいたい』

俺は名残惜しそうな表情をして瑠璃の手をそっと優しく離して、
「浮気なんかしないよ、瑠璃のことが大好きなんだんだから」

「そんなに好き好きいわれると困っちゃうよ。きーくんが好きなのに」
本当に困ったように眉根を寄せながら言った。
「いつか落としてやるさ」
瑠璃は無言で悲しそう嬉しいような複雑に微笑んだ。

『前よりは手応えあるな。瑠璃前は同じようなこと言っても照れるだけだったし、今はきーくんと比較してるような気がするし。
まあとりあえずお腹空いてきたし夜ご飯食べに行かないか聞くか』

「瑠璃そろそろ夜ご飯食べに行かないか?」

「いいよーどこで食べる?」
おれは顎を手で触りながら右上を向いて、
「馬橋まで移動することになるが家の近くのびっくりドンキーにしないか?」
瑠璃はうーんと首を傾げて考えた後
いいよ、
「ハンバーグ私も食べたい気分だし」

「それじゃー決まりだな」
俺たちは階段を上り駅に向かって歩いた。
この時間になると予備校帰りの高校生が楽しそうに大学どこ受けようかだの、その大学はこのくらいのレベルだとかどうでもいいことを話してる時間だ。

『まぁ俺も実際受験が始まったら自分の受ける大学の自慢話をするだろが。就活力が高いだとかな』

俺は切符販売機でスイカにお金をチャージをし、瑠璃の入った後の改札口をスイカで通って、俺たちはホームを降りた。
「瑠璃は何食べるんだ?」

「私はおろしそばーぐディッシュかな」

「おろしそがハンバーグにあって美味しいよな。
俺はホットペッパーバーグステーキだな」

「ピリッとしたの好きなの?」

「ああ、辛いのが好きなんだ、だから上にのってる唐辛子とか食べちゃう派なんだよ」
瑠璃はバックからメモを取り出して何かを書いた。
瑠璃は書き終わると今度お弁当で挑戦してくるねと言ってメモを鞄しまう。

『なんだか嬉しいな、自分の好物を覚えてくれて尚且つ作ってこようとするなんてな。
まぁ辛いのが好きだからってめちゃくちゃ辛いのは食べるのが大変だから勘弁してほしいが』

すると電車が来たので俺たちは乗る。
今回は帰りのサラリーマンが多いせいか席が空いてなかったので仕方なくドアの前に立つことした。






馬橋駅に着き電車から降りた俺たちは
ここから大体15分以内ぐらいに着くので、お腹が空いていたがコンビニでは何も買わずにびっくりドンキーに向かった。
俺は行く道中に何を話そうか迷っていると、
「今日席近くになってよかったね」
笑顔浮かべて俺の方を見ながら瑠璃は言った。
「そうだな、しかもマナと近衛さんも一緒だったからな。これで昼ごはん誰かが移動しなくて済むしな」
すると瑠璃はそれもそうだけどと言って
「希堂くんと隣同士になれたことが1番嬉しかったんだ」
目を細めながら溢れるような満面の笑みで瑠璃は言った。
ズキューン俺の心臓にどでかい矢が刺さる音がした。

『ああ、まさか瑠璃に何よりも隣になってよかったなんで言ってくれる日が来るなんて、生きててよかったわ
ああ神様、瑠璃の隣にしてくれてありがとう、瑠璃に出会わせてくれてありがとう。』

神様に今までのことを感謝しながら瑠璃のことをボーと眺めていると、瑠璃が俺のことを下から覗き込むように見て
「希堂くん何考えてるの?」
それ反則急に可愛いなと思いながら
「あー今日リンゴジュース飲もうか考えてたんだ」
俺は平気な顔で嘘をついた。
「美味しいの?」

「甘酸っぱくて美味しいぞ、少なくて俺が飲んだリンゴジュースの中では1番美味しいな」

「そうなんだー、私も頼もうかな」

「きっと満足するぞ」
俺は自慢げに言った。
そんなことを話しているとびっくりドンキーに着いた。




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