罰ゲームから始まる恋

アマチュア作家

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罰ゲームから始まる恋2

マナと2人で登校

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俺は朝起きて瑠璃の朝だよ起きてというボイスオンで目覚めた。

『朝から瑠璃の声を聞けるなんてななんて幸せなんだろう
俺以上に幸せな朝を迎えた人はいないな』

俺はそう確信して制服に着替えて少し早く起きれたので俺は目玉焼きとウィンナーを焼こうと思い、先にウィンナーを焼き、俺は鼻歌を歌いながら常温にした卵をボールに割って、フライパンに油を敷いてフライパンがあったまったら卵を流すように入れて卵入れてから2.3秒経ってから濡れ雑巾の上にフライパンを置いた。
ここポイントなフライパンが暑すぎると黄身に火が入る前に白身に火が入りすぎて焦げる原因になるんだ。
そこから弱火になるまで数分焼いた。

俺は完成した卵焼きを皿に乗せ空いてるスペースに先に焼いといたウィンナーを置いてご飯を盛り醤油を棚から出して、それを卵焼きにかけた。

そして俺は席に座りご飯を食べることにした。

『我ながら卵焼きの焼き具合が絶妙で美味しいな、ご飯が進むわ』

俺はあっという間にご飯を食べ終えると時間を携帯で確認して、リュックに教科書を入れた。
食べ終わった皿を洗って、洗い終えると俺はリュックを背負い靴を履き外に出た。

俺はここ数日からまた駅まで歩くことにした。

家を出てから数分経った時後ろから肩を叩かれた。

俺は今日は気分がいいので笑顔で振り向くと、俺の表序を見て引きつった顔のマナがいた。

「最高に顔きもいよ」

口をヒクヒクさせながら言った

「瑠璃のボイスで起きたんだぞニヤついても仕方ないだろ」

俺は当たり前だろという表情をしながら言った。

マナは目を細めながら呆れた顔で

「希堂わざわざ録音してるの流石にきもいよ」

「きもいと言われようがなんだろうが俺はこれからも瑠璃ボイスで起きるからな」

俺は胸を張りながらゆった。

「きもいけど口出しはしないわ」

『きもいことには変わりないんだな別にいいけど誰になんと言われようが俺の意思は鉄のように硬いからな』

俺たちはその後昨日のテレビの話題を話しながら歩いて駅に向かった。

駅に着くと俺たちは階段を上がりコンビニの前を通って流鉄のホームが下にあるので階段を降りて、
ホームに着くと俺たちは椅子に座って電車を待った。

何かを思い出したようにそういえばとまなが話を切り出して来た。

「あれから靴とか隠されてないの?」

「ああ、文化祭終わった後すぐにテストあっただろあれで他人に構ってる暇がなくなったのかそのままいじめもなくなった。まぁもともといじめを主導する奴がいなければ虐めるほどのバカがいない学校だからな」

「それならよかったわ。流石にこれ以上やられたら何か言わなきゃならないからね」

マナふぅーと行きを吐きながら言った。

「それやったら俺のやった意味なくないか?」

俺は隣を歩くマナを見つめながら言った。

「それでもよ、大切な人が傷ついてるのを見てられないのよ」

何か意思が灯ったような目で言った。

『てことはマナは俺のこと大切な人だと認識してるんだな。
もしかして俺のこと好きだったりして、流石にそれはないかとりあえず一言言わないとな』

「マナ、俺のことを思ってくれてありがとう」

俺は月一で見せる最高の笑顔で言った。

するとマナは顔を赤くして猫背になって、

「たまに見せるその笑顔はは反則よ、本当に好きになっちゃうじゃない」

小さな声で何かを呟いていた。

『何を言ってるのかわからないが照れてるのは間違いないな。
まなを照れさせるなんて俺のレベルも瑠璃のおかげで上がったな』

マナはまだ若干赤い顔を向けながら、

「身内を好きになる人どう思う?」

「ああ、別になんとも思わないしいいと思うぞ」

するとマナは満足したようにそうと呟いた。

『でもなんでいきなりあんなこと聞いてきたんだ身内に好きな人でもできたのか?
まぁ、その辺はあえて聞かないが教えてくれたら応援しよう』

話しているとあっという間に駅についた。

俺たちは階段を登って少し歩き流鉄のところで階段を降りて、俺は切符を買った。

ベンチまで向かうと途中で瑠璃に会った。

すると瑠璃も俺たちに気づいたらしく、

「おはよう」

芙蓉のように微笑みながら言った。

俺たちもおはようと返し会話したい気持ちを抑えてそのまま通り過ぎた。

『普通だったらルリとそのまま会話を開始するだろうだが、俺がやったあのことで瑠璃と共謀したんじゃないかという疑いを持たれるのを恐れたため、瑠璃と話し合って話すのは昼休みと放課後にしようということになった。』

するとマナがはぁーとため息を吐いて、

「いつまでこの状態でいるの?」

「あと最低でも1ヶ月くらいだな」

俺はだいたいこのくらいで忘れてるだろうと計算して言った。

「我慢できるの?」

「頑張って我慢するしかないだろう。ていうかマナも俺と本当は一緒にいないほうがいいぞ、この前マナも共謀しているっていうわさ聞いたぞ」

「別に噂はどうでもいいわ、承知の上で希堂と一緒にいるんだから」

俺を見つめながらマナは言った。


『そんなこと言われたら惚れそうになるだろうが、まぁ瑠璃に惚れてるから惚れないが』

俺たちはちょうど流鉄が来たので乗った。





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