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好きな人を落とす20
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グッズ販売してるところに着くと、頭にタオルを巻いた人やライブティシャツを着た人、俺たちと同じ制服を着たものなどいろんな人が並んでいた。
俺は最後尾に並んで順番が来るのを待った。
『どうしようか、ティシャツも買おうか迷うなあータオルも欲しいし、タオルなら日常生活で使えるしタオルにするか』
悩んでいる間に自分の番が回ってきてひかるのサリウムといろんな色に変化するサリウムとタオルを買った。
お会計をしようとレジに向かう途中に生写真を見つけひかるの分もあったので衝動買いしてしまった。
安かったしな。
俺は販売所を離れて瑠璃の待つ席に向かった。
瑠璃の元につき、俺がケータイゲームを一生懸命にやってる瑠璃に後ろから肩を叩いた。
すると瑠璃はゲームを中断して、俺の方を振り向いた。
「サイリウムもう買ってきたの?
思ったより早かったね」
「みんな先に買ってたぽいからな思ったより並ばなかったんだ」
俺はそう言って袋からサイリウムを渡した。
「新メンバーのやつを買おうと思ったんだが、好きにならないかもしれないから、いろんな色のやつのほうがいいかなと思っていろんな色に光る方を買ってきた」
ありがとうと瑠璃は微笑んで
説明書を見ながら瑠璃は使い方を確認していた。
俺はその間に瑠璃の隣に座り生写真を見て内心にやけていた。
『ひかるかわいいよなー、目がでかくて背は俺より小さくてルックスは俺のタイプだわ。
性格もいじられキャラで何よりも二次元的な妹さがタイプだわ。』
「そんなに生写真ジーと見てると妬いちゃうなー」
瑠璃はひかるの写真を凝視てる俺にプクーと頬を膨らませながら言った。
『嫉妬してるのか?プクー頬を膨らませてるよふぐみたいに可愛いな、瑠璃に嫉妬されるってことは最低限の好意はあるってことだな』
俺は内心ニヤニヤしそうなのを抑えながら
「ごめんな瑠璃、一番好きなのは瑠璃だよ」
そ言うと瑠璃手を頭に乗せながら顔に赤みがかかりながら照れた。
俺はその隙に生写真を袋に入れた。
するとスクリーンに流山娘ライブ映像が流山娘の会場が盛り上がる。
バンと言う音ともに流山娘が登場して、君が好きだと言う曲が流れ流山娘が踊り始める
リズムはアニソンぽく軽快なリズムで歌詞はどんだけ君が好きなのかを説明するような歌詞だった
ちなみにセンターはひかりだ。
実は絶対的センターが昨年まではいたんだか病気をして卒業した。
だから今は表現力のあるひかりがセンターになることが多い。
ああ背が低いのにそれを感じさせないパワフルなダンスすごいなぁ
俺はひかるのダンスにうっとりとしてみてた。
そして歌が終わると流山娘は所定の位置について
「流山娘です、このユニットは流山を盛り上げるために流山出身の声優たちを集めたユニットです」
そう流山娘のできた経緯を説明した。
そして突然プシューと音がなりその中に人影が見えた。
瑠璃はそのシルエットを見て何かに気づいたのか叫びそうになってる。
『瑠璃はどうやら誰か見当がついたようだな、俺はわからないが』
『煙が引いてきて顔がちらって見えた。
あーあれってともしかしてまりっかじゃないだろうか』
その予想通りまりっかのシングル曲とともに登場してきた。
瑠璃にまりっかのことを聞いた時に俺はまりっかのことを調べた。
その時にすぐ出てきた曲だ。
俺はその曲を聞いて瑠璃が世界観がすごいって言う理由がわかった気がした。
瑠璃はまりっかが出てきた瞬間悲鳴とも呼べない叫び声をあげて喜んでいた。
『瑠璃ってそんなに声出るんだな
と言うかまりっかのこと好きすぎだろ』
今その曲が流れてる
セブンのティーン♪セブンのティーン♪
そう最後に言って終わった
「素敵な曲でしたね、ご存知の方も多いかもしれませんか、新加入のメンバーまりっかです」
そう言うとまりっかは満面の笑みで万理華はまりっかですと自己紹介をした。
「実は流山出身で街を盛り上げたいと思い今回加入させてもらいました。
宜しくお願いします。」
そう頭を数秒下げてからメンバーの元に行った。
「万理華はですね、すごい真面目なんですよね。
発表までに数週間しかないのに頑張って覚えて今日お披露目できるまでにはできるようになったんですよ」
リーダである菅井様が熱を帯びた感じでまりっかがどれだけ真面目かを語った。
ふと隣を見ると瑠璃がキラキラした目で万理華を見てる。
本当に好きなんだな
ちょっと妬いちゃうな
そんなことを考えてるとまりっかを入れた新曲が始まる
「君が忘れられないです、どうぞ聞いてください」
そう言うとセンチメンタルな曲調で音が流れた。
女の子が彼氏のことを忘れられないと言う曲だった。
ラストに近づいてきた
ふとまりっかを見ると呪符を持ってた。
何かをやるつもりかと思っていると、まりっかは呪符をパッと上に上げてオーダーと言って雪を降らした。
その雪と相待ってひかるが幻想的に見えた。
俺はため息が漏れるほど感嘆した。
やがて最後の曲も終わった。
人の流れがチェキを撮るために列になる。
俺もひかるの列に並んだ。
瑠璃はまた後でねと言ってまりっかの列に並んだ。
『まだかな早く今日の感想を光に伝えたい。
それテスト頑張ったことも褒めてもらいたいな。』
俺はウキウキしながら並びついに出番がやってきた。
「久しぶりだねーひかる」
「久しぶりお兄ちゃんじゃん青山以来だね」
俺は感動して泣きそうになった。
ひかるは覚えてるファンのことをお兄ちゃんと呼ぶ。
そして俺は呼ばれた。
てことは認知されたたってことだろう。
まさか認知されてるなんてオタクからしたら認知されてるのが最高の喜びなんだ。
瑠璃にプレゼントもらったときぐらい嬉しい
もらったことないけど』
「覚えてくれて、ありがとう。
ひかる今日の表現力もすごかったよ体の小ささを感じないパワフルなダンスだった」
「ありがとう!お兄ちゃんの姿も踊ってるとき見えたよ。
今日も1人なの?」
『今日もって1人なことは確定してんのかよ、だが今日は違うぞ瑠璃ときたんだからな。』
俺はニヤッとしながら
「今日は2人できたんだ。あそこで万理華と話してる瑠璃ときた。しかも俺の彼女なんだよ。」
ひかるは驚いたように目を見開き
まりっかと楽しそうに話してる瑠璃を見て
「あんな美少女と付き合ってるの?
お兄ちゃん今度紹介してよ」
「いいぞ、今度のライブの時紹介してやるよ」
付き合える期間は四カ月しかないから紹介できるかわからないが。
そう自嘲的な笑みをした。
「どうしたのお兄ちゃんそんな笑みして何かあるなら言ってごらん」
俺は今までの瑠璃との思い出となんで付き合えてるのかを説明した。
ひかるを前にすると本当の妹のように感じてこういった深い相談もしてしまう
するとひかるはうーんと目をつぶって顎に手を乗せながら考える仕草をした後
「お兄ちゃんは瑠璃さんのこと大好きなんでしょ。
それなら頑張って落とすしかないと思うよ」
「だよな、あと一歩のはずなんだかなんか最近胸騒ぎがしてな
無理なんじゃないかと思ってしまうことがあるんだ」
「お兄ちゃんならきっと落とせるよ、ひかるも応援してるよ」
俺は再び燃え上がり瑠璃を何があっても落としてやるって誓った。
「そろそろ時間だね、チェキとろうか、ポーズどうする?」
カメラマンの様子を伺いながら言った。
「ハートの形を作ろう、手で」
「いいよ、じゃそれで撮ろうね」
俺は果てをハートの半分の形にして光るのもう片方のハートの形をした手をくっつけて写真を撮った
「それじゃーバイバイ、また来てね」
ひかるはこっちに手を振りながら言った。
俺もひかるが次の人と喋るまで手を振った。
瑠璃もちょうど話し終えたらしく手を振ってこっちに向かってきた。
「今日は最高だったね」
俺と合流すると瑠璃は開口一番にそう言った
俺もそうだなと帰る準備をしてると、流山娘の1人がまだ帰らないでくださいこのあと発表があるのでと言った。
俺たちはライブを見てた時の椅子に座った。
チェキが終わるまではまだしばらく時間がありそうなので俺は立ち上がり
「なんかジュース買ってくるけど何飲む?」
瑠璃は少し考えた後
「オレンジジュースにしようかな、できればなっちゃんで」
俺はわかったと言ってスーパならなっちゃんあるだろうと思いスーパに行った。
スーパーに入るとさっきのライブに来てた人がちらほらいた。
俺はドリンクコーナに向かった
思った通りなっちゃんのオレンジジュースがあったのでそれを手に取り俺はマッカンを選んでレジに向かい列に並んだ。
俺は会計を終えて袋になっちゃんのオレンジジュースとマッカンを入れて俺瑠璃の元に急いだ。
『またナンパされてるとめんどくさいからな。
強面の人にナンパされてたら俺でも助けられないかもしれないからな。喧嘩とかになったら太刀打ちできないし』
すると遠目に瑠璃が見えた。
『どうやら1人でいるぽいな。
まだチェキ終わってないからか。
ならラッキーだな』
俺は素早く集団を抜けて瑠璃の元に行った。
「おまたせ、はいなっちゃんのオレンジな」
ありがとうと笑みを携えてながら言ってなっちゃんのオレンジジュースを受け取った。
俺はマッカンを開けて飲んだ。
身体中に甘さが広がっていき缶から口を離しプハーとお酒でも飲んだかのような仕草をする。
『やっぱマッカン最高だな、身体中に甘さが広がっていく
この感じがたまらないんだよな。』
「希堂くんマッカンほんと好きなんだね、一口飲ませてくれないかな?」
俺はいいよと言ってマッカンを渡してからある重大なことに気づいた。
『間接キスじゃん。
瑠璃は気づいているのか、気づいているなら俺とキスをしてもいいイーコル俺のこと好きなんじゃないだろうか?
やべ、急に心臓がどくどくしてきた。』
瑠璃は美味しねと言いながら感を渡した。
「あ、ああ美味しいだろう」
動揺してるのが誰の目を見ても明らかだった。
すると瑠璃は可笑しそうに笑いながらなんでそんな動揺してるのと言った。
ん、気づいてないのか、それなら気にしてる俺が馬鹿みたいだなと思い心臓の高鳴りがやんだ。
すっかり緊張が取れた俺は瑠璃とこれから何が発表されるんだろうねと推測をしあってた時、チェキがちょうど終わり急いで発表の準備をしていて、流山娘たちが登壇して
「私たちも実はなんの発表なのか聞かされてないんです、なのでファンの皆さんとスクリーンを一緒に見ましょう」
するとスクリーンにいきなり某アニメの映像が流れた。
そしてそのアニメでは見覚えのないキャラクターたちが出てきてそのユニットのグループ名は流山娘と発表された。
ようするにシーズン2のアニメの主要キャラクターの声優に選ばれたってことだ。
流山娘たちはうれしい悲鳴を上げ中にはなく者までいた。
流山娘は声優ユニットといっても個人としては脇役のキャラばっかしだったからあれだけ喜ぶのも無理ない。
『俺だってものすごく嬉しい
だってひかるが喜んでいるし何よりもひかるの声がアニメ越しに聞こえるのが最高だ
だって俺あのアニメ好きだしな
女の子同士の青春て感じがして』
「スクリーンうつされた通り私たちはアニメに出演することになりました。皆さんの応援のおかげですありがとうございます」
俺と瑠璃はおめでとーと叫んだ。
それからしばらくたち俺はリュックを背負い瑠璃はバックを持って、俺たちは店内を出た。
外は夕日が赤々と輝いていた。
「今日は色々あったねー」
夕日に照らされた瑠璃は幻想的な美しさ醸し出しながら言った。
俺はそんな瑠璃に見惚れた。
すると瑠璃が見られてることに気づいたのか
「どうしたの?私に何かついてる?」
「いや夕日に照らされて美しいなと思ってな」
瑠璃はすると顔をリンゴのように真っ赤になりながら手を頭に乗せて恥ずかしいよと言って照れた。
これでキュンぽいんと5だな多分
後もうちょいで瑠璃を落とせるな
しばらく立って赤みが引いてきた
「もうあんな事急に言わないでよ、恥ずかしいから」
瑠璃は少し怒ったように言ってきた。
俺はごめんと言ってわかったと軽く言った
まぁやめるつもりはないけどな瑠璃が落ちるその日まで
俺瑠璃に近寄って瑠璃の手をつないで
「それじゃ帰ろっか」
うんと瑠璃は頷き新松戸に向かった。
「それにしても今日の発表は驚いたな」
「そうだね、まさかまりっかが新メンバーなんてね」
『アニメの方はなんとなくそんな気がしてた。
まりっかに関しては大穴ぐらいの可能性だと、思ったから発表された時は驚いたな』
「そういえば瑠璃、まりっかと何を話してたんだ?」
「相談かな」
『どいう相談なんだろう?聴きたいなぁー、でも俺は出来る男を演じるためにあえて聞かないでおく。』
『他にはどいうこと話したんだ、俺が見たとき盛り上がってるようだったけど』
「あとはヨーグルトで盛り上がったよ、まりっかもヨーグルト好きみたいで、メイトーお通じを改善が美味しいよねって盛り上がったんだ、あと写真とかかな」
『瑠璃ってヨーグルト好きだったんだ始め知ったわ、確かに甘くて美味しい、てことは瑠璃も甘いものは好きってことだよな。
つまり俺と味の好み一緒だな。
ニヤニヤしちゃいそう』
なんとかニヤニヤを我慢して
「そうなのか、オススメのヨーグルトとかってある?」
瑠璃は目をきらんと一瞬輝かして
「あるよ、筑波ハムキャラメルヨーグルトがオススメだよ、口に含むとジワーと溶けてからキャラメルの香りと甘みが口いっぱいに広がって美味しいよ」
『キャラメルヨーグルトか斬新だな、しかも俺の好きな好みがわかってオススメしてるくれることに嬉しさがこみ上げてきそうだ』
「ありがとう、今度食べてみるよ」
「そしたら感想きかせてね」
瑠璃はニッコリと微笑みながら言った。
喋りながら歩いていると新松戸駅につき俺たちはスイカを出して改札口を通って、少し歩いた先にある階段を登り、 電車が来るのを待った。
数分経つと電車が来た。
俺たちはその電車にに乗車した。
電車の中は俺たちとは違う制服を着た人たちが若干いつもより多かった。
まぁ多分部活帰りだろうな。
席は空いてなかったので仕方なく手すりにつかまりながらたった。
「ねぇ希堂くんほんとにクッキー美味しかった?」
不安そうな表情しながら瑠璃は言った。
「美味しかったよ」
「実はあのときこっそり一枚食べてみたんだ。
そしたらめっちゃくちゃあ甘くて、すぐにお茶を飲んだんだ」
『俺が嘘をついてると思っているのか。
確かに美味しくはなかった。
だけど美味しく食べて欲しいという気持ちは伝わってきた。』
「確かにすごい甘かったけど、瑠璃の気持ちは伝わってきた、手作りは気持ちが大事なんだ。だから受け取った側が嬉しければ失敗じゃない』
俺は優しく微笑みながら言った。
瑠璃はそういうと、パァート明るい表情になりありがとうと言った。
それからライブのことについて話した。
するとあっという間に松戸駅についた。
俺たちは電車を出て、階段を登り改札口を出た。
外に出たら俺たちは手をつなぎ瑠璃の家の方に向かった。
「今日のライブほんと楽しかったありがとうね」
歩きながら瑠璃は微笑みながら言った。
「俺が行きたかっただけだから、お礼なんていいよ」
「それでもまりっかに会えたからありがとう」
花のように微笑みながら言った
俺はその言葉を受け取った。
「今度のライブも行こうな」
瑠璃はうんと頷いた。
『瑠璃次のライブ行けたらいいなそしたらひかるに瑠璃を紹介して
俺の彼女なんだって自慢するんだが』
そんなことを考えてると瑠璃の家に着き俺たちは手を離した。
「ここまでだねじゃーまた明日」
瑠璃は門に入るまで手をを振っていた。
瑠璃は自動的に開いた門の中に入っていくと1人の美しい尻尾と耳の生えた人間姿をした狐がいた。
狐は俺と目がアウト美しく微笑んで会釈した。
俺も思わず会釈を仕返してもんがしまるまでぼーと狐を見ていた。
『あの狐多分式神だよなこの間もみたし、軽く会釈したってことは俺のこと認知したってことだよな。
付き合ってることも認知したってことか。』
俺は付き合ってるってことを了承してくれたみたいな気持ちになってスキップしながら帰った
俺は最後尾に並んで順番が来るのを待った。
『どうしようか、ティシャツも買おうか迷うなあータオルも欲しいし、タオルなら日常生活で使えるしタオルにするか』
悩んでいる間に自分の番が回ってきてひかるのサリウムといろんな色に変化するサリウムとタオルを買った。
お会計をしようとレジに向かう途中に生写真を見つけひかるの分もあったので衝動買いしてしまった。
安かったしな。
俺は販売所を離れて瑠璃の待つ席に向かった。
瑠璃の元につき、俺がケータイゲームを一生懸命にやってる瑠璃に後ろから肩を叩いた。
すると瑠璃はゲームを中断して、俺の方を振り向いた。
「サイリウムもう買ってきたの?
思ったより早かったね」
「みんな先に買ってたぽいからな思ったより並ばなかったんだ」
俺はそう言って袋からサイリウムを渡した。
「新メンバーのやつを買おうと思ったんだが、好きにならないかもしれないから、いろんな色のやつのほうがいいかなと思っていろんな色に光る方を買ってきた」
ありがとうと瑠璃は微笑んで
説明書を見ながら瑠璃は使い方を確認していた。
俺はその間に瑠璃の隣に座り生写真を見て内心にやけていた。
『ひかるかわいいよなー、目がでかくて背は俺より小さくてルックスは俺のタイプだわ。
性格もいじられキャラで何よりも二次元的な妹さがタイプだわ。』
「そんなに生写真ジーと見てると妬いちゃうなー」
瑠璃はひかるの写真を凝視てる俺にプクーと頬を膨らませながら言った。
『嫉妬してるのか?プクー頬を膨らませてるよふぐみたいに可愛いな、瑠璃に嫉妬されるってことは最低限の好意はあるってことだな』
俺は内心ニヤニヤしそうなのを抑えながら
「ごめんな瑠璃、一番好きなのは瑠璃だよ」
そ言うと瑠璃手を頭に乗せながら顔に赤みがかかりながら照れた。
俺はその隙に生写真を袋に入れた。
するとスクリーンに流山娘ライブ映像が流山娘の会場が盛り上がる。
バンと言う音ともに流山娘が登場して、君が好きだと言う曲が流れ流山娘が踊り始める
リズムはアニソンぽく軽快なリズムで歌詞はどんだけ君が好きなのかを説明するような歌詞だった
ちなみにセンターはひかりだ。
実は絶対的センターが昨年まではいたんだか病気をして卒業した。
だから今は表現力のあるひかりがセンターになることが多い。
ああ背が低いのにそれを感じさせないパワフルなダンスすごいなぁ
俺はひかるのダンスにうっとりとしてみてた。
そして歌が終わると流山娘は所定の位置について
「流山娘です、このユニットは流山を盛り上げるために流山出身の声優たちを集めたユニットです」
そう流山娘のできた経緯を説明した。
そして突然プシューと音がなりその中に人影が見えた。
瑠璃はそのシルエットを見て何かに気づいたのか叫びそうになってる。
『瑠璃はどうやら誰か見当がついたようだな、俺はわからないが』
『煙が引いてきて顔がちらって見えた。
あーあれってともしかしてまりっかじゃないだろうか』
その予想通りまりっかのシングル曲とともに登場してきた。
瑠璃にまりっかのことを聞いた時に俺はまりっかのことを調べた。
その時にすぐ出てきた曲だ。
俺はその曲を聞いて瑠璃が世界観がすごいって言う理由がわかった気がした。
瑠璃はまりっかが出てきた瞬間悲鳴とも呼べない叫び声をあげて喜んでいた。
『瑠璃ってそんなに声出るんだな
と言うかまりっかのこと好きすぎだろ』
今その曲が流れてる
セブンのティーン♪セブンのティーン♪
そう最後に言って終わった
「素敵な曲でしたね、ご存知の方も多いかもしれませんか、新加入のメンバーまりっかです」
そう言うとまりっかは満面の笑みで万理華はまりっかですと自己紹介をした。
「実は流山出身で街を盛り上げたいと思い今回加入させてもらいました。
宜しくお願いします。」
そう頭を数秒下げてからメンバーの元に行った。
「万理華はですね、すごい真面目なんですよね。
発表までに数週間しかないのに頑張って覚えて今日お披露目できるまでにはできるようになったんですよ」
リーダである菅井様が熱を帯びた感じでまりっかがどれだけ真面目かを語った。
ふと隣を見ると瑠璃がキラキラした目で万理華を見てる。
本当に好きなんだな
ちょっと妬いちゃうな
そんなことを考えてるとまりっかを入れた新曲が始まる
「君が忘れられないです、どうぞ聞いてください」
そう言うとセンチメンタルな曲調で音が流れた。
女の子が彼氏のことを忘れられないと言う曲だった。
ラストに近づいてきた
ふとまりっかを見ると呪符を持ってた。
何かをやるつもりかと思っていると、まりっかは呪符をパッと上に上げてオーダーと言って雪を降らした。
その雪と相待ってひかるが幻想的に見えた。
俺はため息が漏れるほど感嘆した。
やがて最後の曲も終わった。
人の流れがチェキを撮るために列になる。
俺もひかるの列に並んだ。
瑠璃はまた後でねと言ってまりっかの列に並んだ。
『まだかな早く今日の感想を光に伝えたい。
それテスト頑張ったことも褒めてもらいたいな。』
俺はウキウキしながら並びついに出番がやってきた。
「久しぶりだねーひかる」
「久しぶりお兄ちゃんじゃん青山以来だね」
俺は感動して泣きそうになった。
ひかるは覚えてるファンのことをお兄ちゃんと呼ぶ。
そして俺は呼ばれた。
てことは認知されたたってことだろう。
まさか認知されてるなんてオタクからしたら認知されてるのが最高の喜びなんだ。
瑠璃にプレゼントもらったときぐらい嬉しい
もらったことないけど』
「覚えてくれて、ありがとう。
ひかる今日の表現力もすごかったよ体の小ささを感じないパワフルなダンスだった」
「ありがとう!お兄ちゃんの姿も踊ってるとき見えたよ。
今日も1人なの?」
『今日もって1人なことは確定してんのかよ、だが今日は違うぞ瑠璃ときたんだからな。』
俺はニヤッとしながら
「今日は2人できたんだ。あそこで万理華と話してる瑠璃ときた。しかも俺の彼女なんだよ。」
ひかるは驚いたように目を見開き
まりっかと楽しそうに話してる瑠璃を見て
「あんな美少女と付き合ってるの?
お兄ちゃん今度紹介してよ」
「いいぞ、今度のライブの時紹介してやるよ」
付き合える期間は四カ月しかないから紹介できるかわからないが。
そう自嘲的な笑みをした。
「どうしたのお兄ちゃんそんな笑みして何かあるなら言ってごらん」
俺は今までの瑠璃との思い出となんで付き合えてるのかを説明した。
ひかるを前にすると本当の妹のように感じてこういった深い相談もしてしまう
するとひかるはうーんと目をつぶって顎に手を乗せながら考える仕草をした後
「お兄ちゃんは瑠璃さんのこと大好きなんでしょ。
それなら頑張って落とすしかないと思うよ」
「だよな、あと一歩のはずなんだかなんか最近胸騒ぎがしてな
無理なんじゃないかと思ってしまうことがあるんだ」
「お兄ちゃんならきっと落とせるよ、ひかるも応援してるよ」
俺は再び燃え上がり瑠璃を何があっても落としてやるって誓った。
「そろそろ時間だね、チェキとろうか、ポーズどうする?」
カメラマンの様子を伺いながら言った。
「ハートの形を作ろう、手で」
「いいよ、じゃそれで撮ろうね」
俺は果てをハートの半分の形にして光るのもう片方のハートの形をした手をくっつけて写真を撮った
「それじゃーバイバイ、また来てね」
ひかるはこっちに手を振りながら言った。
俺もひかるが次の人と喋るまで手を振った。
瑠璃もちょうど話し終えたらしく手を振ってこっちに向かってきた。
「今日は最高だったね」
俺と合流すると瑠璃は開口一番にそう言った
俺もそうだなと帰る準備をしてると、流山娘の1人がまだ帰らないでくださいこのあと発表があるのでと言った。
俺たちはライブを見てた時の椅子に座った。
チェキが終わるまではまだしばらく時間がありそうなので俺は立ち上がり
「なんかジュース買ってくるけど何飲む?」
瑠璃は少し考えた後
「オレンジジュースにしようかな、できればなっちゃんで」
俺はわかったと言ってスーパならなっちゃんあるだろうと思いスーパに行った。
スーパーに入るとさっきのライブに来てた人がちらほらいた。
俺はドリンクコーナに向かった
思った通りなっちゃんのオレンジジュースがあったのでそれを手に取り俺はマッカンを選んでレジに向かい列に並んだ。
俺は会計を終えて袋になっちゃんのオレンジジュースとマッカンを入れて俺瑠璃の元に急いだ。
『またナンパされてるとめんどくさいからな。
強面の人にナンパされてたら俺でも助けられないかもしれないからな。喧嘩とかになったら太刀打ちできないし』
すると遠目に瑠璃が見えた。
『どうやら1人でいるぽいな。
まだチェキ終わってないからか。
ならラッキーだな』
俺は素早く集団を抜けて瑠璃の元に行った。
「おまたせ、はいなっちゃんのオレンジな」
ありがとうと笑みを携えてながら言ってなっちゃんのオレンジジュースを受け取った。
俺はマッカンを開けて飲んだ。
身体中に甘さが広がっていき缶から口を離しプハーとお酒でも飲んだかのような仕草をする。
『やっぱマッカン最高だな、身体中に甘さが広がっていく
この感じがたまらないんだよな。』
「希堂くんマッカンほんと好きなんだね、一口飲ませてくれないかな?」
俺はいいよと言ってマッカンを渡してからある重大なことに気づいた。
『間接キスじゃん。
瑠璃は気づいているのか、気づいているなら俺とキスをしてもいいイーコル俺のこと好きなんじゃないだろうか?
やべ、急に心臓がどくどくしてきた。』
瑠璃は美味しねと言いながら感を渡した。
「あ、ああ美味しいだろう」
動揺してるのが誰の目を見ても明らかだった。
すると瑠璃は可笑しそうに笑いながらなんでそんな動揺してるのと言った。
ん、気づいてないのか、それなら気にしてる俺が馬鹿みたいだなと思い心臓の高鳴りがやんだ。
すっかり緊張が取れた俺は瑠璃とこれから何が発表されるんだろうねと推測をしあってた時、チェキがちょうど終わり急いで発表の準備をしていて、流山娘たちが登壇して
「私たちも実はなんの発表なのか聞かされてないんです、なのでファンの皆さんとスクリーンを一緒に見ましょう」
するとスクリーンにいきなり某アニメの映像が流れた。
そしてそのアニメでは見覚えのないキャラクターたちが出てきてそのユニットのグループ名は流山娘と発表された。
ようするにシーズン2のアニメの主要キャラクターの声優に選ばれたってことだ。
流山娘たちはうれしい悲鳴を上げ中にはなく者までいた。
流山娘は声優ユニットといっても個人としては脇役のキャラばっかしだったからあれだけ喜ぶのも無理ない。
『俺だってものすごく嬉しい
だってひかるが喜んでいるし何よりもひかるの声がアニメ越しに聞こえるのが最高だ
だって俺あのアニメ好きだしな
女の子同士の青春て感じがして』
「スクリーンうつされた通り私たちはアニメに出演することになりました。皆さんの応援のおかげですありがとうございます」
俺と瑠璃はおめでとーと叫んだ。
それからしばらくたち俺はリュックを背負い瑠璃はバックを持って、俺たちは店内を出た。
外は夕日が赤々と輝いていた。
「今日は色々あったねー」
夕日に照らされた瑠璃は幻想的な美しさ醸し出しながら言った。
俺はそんな瑠璃に見惚れた。
すると瑠璃が見られてることに気づいたのか
「どうしたの?私に何かついてる?」
「いや夕日に照らされて美しいなと思ってな」
瑠璃はすると顔をリンゴのように真っ赤になりながら手を頭に乗せて恥ずかしいよと言って照れた。
これでキュンぽいんと5だな多分
後もうちょいで瑠璃を落とせるな
しばらく立って赤みが引いてきた
「もうあんな事急に言わないでよ、恥ずかしいから」
瑠璃は少し怒ったように言ってきた。
俺はごめんと言ってわかったと軽く言った
まぁやめるつもりはないけどな瑠璃が落ちるその日まで
俺瑠璃に近寄って瑠璃の手をつないで
「それじゃ帰ろっか」
うんと瑠璃は頷き新松戸に向かった。
「それにしても今日の発表は驚いたな」
「そうだね、まさかまりっかが新メンバーなんてね」
『アニメの方はなんとなくそんな気がしてた。
まりっかに関しては大穴ぐらいの可能性だと、思ったから発表された時は驚いたな』
「そういえば瑠璃、まりっかと何を話してたんだ?」
「相談かな」
『どいう相談なんだろう?聴きたいなぁー、でも俺は出来る男を演じるためにあえて聞かないでおく。』
『他にはどいうこと話したんだ、俺が見たとき盛り上がってるようだったけど』
「あとはヨーグルトで盛り上がったよ、まりっかもヨーグルト好きみたいで、メイトーお通じを改善が美味しいよねって盛り上がったんだ、あと写真とかかな」
『瑠璃ってヨーグルト好きだったんだ始め知ったわ、確かに甘くて美味しい、てことは瑠璃も甘いものは好きってことだよな。
つまり俺と味の好み一緒だな。
ニヤニヤしちゃいそう』
なんとかニヤニヤを我慢して
「そうなのか、オススメのヨーグルトとかってある?」
瑠璃は目をきらんと一瞬輝かして
「あるよ、筑波ハムキャラメルヨーグルトがオススメだよ、口に含むとジワーと溶けてからキャラメルの香りと甘みが口いっぱいに広がって美味しいよ」
『キャラメルヨーグルトか斬新だな、しかも俺の好きな好みがわかってオススメしてるくれることに嬉しさがこみ上げてきそうだ』
「ありがとう、今度食べてみるよ」
「そしたら感想きかせてね」
瑠璃はニッコリと微笑みながら言った。
喋りながら歩いていると新松戸駅につき俺たちはスイカを出して改札口を通って、少し歩いた先にある階段を登り、 電車が来るのを待った。
数分経つと電車が来た。
俺たちはその電車にに乗車した。
電車の中は俺たちとは違う制服を着た人たちが若干いつもより多かった。
まぁ多分部活帰りだろうな。
席は空いてなかったので仕方なく手すりにつかまりながらたった。
「ねぇ希堂くんほんとにクッキー美味しかった?」
不安そうな表情しながら瑠璃は言った。
「美味しかったよ」
「実はあのときこっそり一枚食べてみたんだ。
そしたらめっちゃくちゃあ甘くて、すぐにお茶を飲んだんだ」
『俺が嘘をついてると思っているのか。
確かに美味しくはなかった。
だけど美味しく食べて欲しいという気持ちは伝わってきた。』
「確かにすごい甘かったけど、瑠璃の気持ちは伝わってきた、手作りは気持ちが大事なんだ。だから受け取った側が嬉しければ失敗じゃない』
俺は優しく微笑みながら言った。
瑠璃はそういうと、パァート明るい表情になりありがとうと言った。
それからライブのことについて話した。
するとあっという間に松戸駅についた。
俺たちは電車を出て、階段を登り改札口を出た。
外に出たら俺たちは手をつなぎ瑠璃の家の方に向かった。
「今日のライブほんと楽しかったありがとうね」
歩きながら瑠璃は微笑みながら言った。
「俺が行きたかっただけだから、お礼なんていいよ」
「それでもまりっかに会えたからありがとう」
花のように微笑みながら言った
俺はその言葉を受け取った。
「今度のライブも行こうな」
瑠璃はうんと頷いた。
『瑠璃次のライブ行けたらいいなそしたらひかるに瑠璃を紹介して
俺の彼女なんだって自慢するんだが』
そんなことを考えてると瑠璃の家に着き俺たちは手を離した。
「ここまでだねじゃーまた明日」
瑠璃は門に入るまで手をを振っていた。
瑠璃は自動的に開いた門の中に入っていくと1人の美しい尻尾と耳の生えた人間姿をした狐がいた。
狐は俺と目がアウト美しく微笑んで会釈した。
俺も思わず会釈を仕返してもんがしまるまでぼーと狐を見ていた。
『あの狐多分式神だよなこの間もみたし、軽く会釈したってことは俺のこと認知したってことだよな。
付き合ってることも認知したってことか。』
俺は付き合ってるってことを了承してくれたみたいな気持ちになってスキップしながら帰った
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