罰ゲームから始まる恋

アマチュア作家

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デート

デート8

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俺たちはカウンターから近い104号室入っていた。
入ると瑠璃がよっこいしょおじさんみたいに腰をかけて背伸びして
「ここはちょうどいい温度だねー」
「そうだなカウンター付近はちょっと肌寒かったしな。エアコンはつけなくていいか?」
そういうと瑠璃はうんと小さく頷きエアコンをつける手を途中でやめ俺も椅子に座った。
俺たちはバスの中で話していたS○Oについて語り始めた。

「S○Oのなんのストーリーが好き?」
俺はワクワクしながら聞いた

顎に手を当てしばし思案顔になりながら考えていた。
思いついたのかパッと明るい表情になると
「あえて上げるとするならマザーズロザリオかなと答えた。」 
「マザーズロザリオの最後すごい感動して」
涙出そうなくらい目をウルウルしながら言った。ていうかもう流れてじゃん!
涙流してるところを見て優ししい子なんだなとほっこりしながら
「最後は確かに感動的だったよね
生きた証であるソードスキルを渡すところなんて」
と言ってシーンを思い出して俺も涙流れそうになりだか彼女の前なのでなんとか涙を出さずに耐えた
にしてもゲーム中が現実で死ぬ時もゲームの中でたくさんプレーヤに見送られるシーンは感動したなぁと再び思い出すとサァート涙が流れた。
いや流れてんじゃねーか、我慢するじゃないのかよと自分で突っ込んでいると泣き終わったのかこちら優しく微笑みながらやっぱ泣けるよねと言ってきた。

そうして俺たちは語り合った。


ああ歌の存在忘れてんじゃないか
ーと思い
「歌そろそろ歌わない ?」
と俺はそろそろ食べないみたいな軽い感じで提案した。

「忘れてたー!歌おう」

瑠璃も忘れてたらしくあーという表情しながら言った。

「順番どうする?先でもいい」

と今すぐに歌いたいという表情で言ってきた

別に今すぐ歌いたいわけじゃないから別に先に歌ってもらってもいやむしろ先に歌ってもらって可愛らしい歌を聴きたいと思い

「先に歌って良いよ」

「ありがとう」
と背面に花が見えるような満面の笑みで言った
 
可愛いすぎてとろけてニヤニヤが出そうになった我慢して瑠璃の歌が始まるのをまだかまだかと待っていた。
すると瑠璃はリモコンを操作し歌を入れ終えたのかフゥーと息を吐いてマイクを手に取り歌番組に出る歌手みたいな雰囲気を出して出番を待っていた。
そして曲が流れる聞いたことのあるメロデイていうかこれS○Oシリーズの歌じゃん遠い瑠璃を見たら目が合いにっこりと微笑んだ

るりは歌い始めは俺はファンの気持ちになりがらその歌を聴いていた。
なんども途切れそうな鼓動~♪

すごい、すごすぎる
決してうまいとは言えないがその歌声はそのヒロインの心情を理解しまるで二次元のヒロインが歌っているようだった。

曲を入れ終えて、
俺はその歌を目を閉じて聞き入った。
そしてラストパートを歌いきりフゥーと息を吐きながらこちらを向きどうだったという表情をしていた。
「まるでキャラが出てきて歌ってるように感じたよ」
興奮しながら言った

「ありがとう~、次は希堂君の番だね」
手を頭に乗せて照れながら言った。

ちなみに俺は歌にそこまでの自信がない、なぜならカラオケに来たほとんどが1日できていたからだ。

付き合う日が来るんだったらもっとマナ来るんだった。
笑われないだろうか。
あの歌を歌われた後だとプレシャーがすごいんだが。

曲のメロディーが流れるちなみに入れたのはさっきのオープンニングの曲だ。

ゴールの見えない迷路 雨に打たれた地図~♬

俺は歌いながらちらりと瑠璃の方を見たリズムを取りながらテレビを見ていた。
俺は一番盛り上がるとこで力を入れて
ラストまで声量を持たせながら歌い切ることができた。
マイクは汗で濡れていた

どんだけ緊張してんだよ。
バンジージャンプするわけじゃないのに

すると瑠璃がこちらに向いてきて

「アニメの情景が浮かぶような歌ですごい良かった」
るんとでもいいそうな表情をしながら言った
 
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