罰ゲームから始まる恋

デート前日

サック

俺たちは電車をいつもより前の幸谷駅で降りた
この駅はうちの生徒が一番降りる駅なので並ばなきゃならないので俺たちは並んで順番を待った。

『ここ、スイカ導入しないのかそっちの方がスムーズに行きそうなんだが、まあ改札口を導入するとなると莫大なお金がかかるしな私鉄である流鉄には無茶だな
それに遅刻しそうな時に改札口がない方がそのまま通れて遅刻する率が減るし、スイカない方がいいな』
マナが後ろ方を叩き希堂の番だよと小声で伝えきた。慌てて俺は切符を駅員だし改札を通った。
「希堂並んでるんだからボーとしないでよ」
とはぁと溜息を吐きながら言った。
俺はゴメンと土下座をする勢いで謝った。
謝る相手違うでしょと言ってもういいよと言って許してくれた。
そうして俺たちはサックへと向かった。
サックの中は勉強してる学生やパソコンで仕事してる会社員やなんか騒いでる大学生などがいた。
『て言うか大学生大人なんだから騒ぐなよここ居酒屋じゃないぞ。
それに周りの視線みろよ、みんなうるさいなーというオーラ出して、数人はお前らを蔑んだ目でみてるぞ。青春するのは勝手だが周りの視線を気にしような。これ俺からのお願いな。』なんとかジャパンみたいな音が俺の頭の中で流れた。

などど周りの奴らを観察してると
「何にするか決めた？決めたなら並ぶけど」
あとは、希堂が決めるだけだよと言う視線を向けて、言ってきた。
「じゃぁシャカシャカチキンとサックシェクにしよう。」
と俺は即決で注文を決めた。
『辛いの食べた後に甘いのを飲むと、甘さをよりよく感じていいんだよなー』
「辛いものと甘いものを一緒に食べるなんてあんたぐらいだよ」
溜め息をつきながら言って列の最後尾に並んだ。
俺は注文をマナに頼みお金を渡し席の確保のため二階へと上った。二階は静かで一階よりも勉強をしてる率が高かった。
俺はあたりをグルーと見渡し2人用の席を見つけそこに座ることにしてリュックを置いた。
しばらくするとマナが上がってきたので手を振って居場所を伝えた。
するとマナはこちらの合図に気づいたのかこちらに向かって歩いてきて席に着くとカバンを置き座った。
マナが持ってきたトレーから、す
かさずチキンを手に取りレッドペッパーを入れて振って、振り終わると上を破き一口だげ口の中に入れた。
口の中に辛さが広がっていった。
その行動を見てマナがジト目でどんだけお腹空いてんのよと言いながらチーズバーガを一口かじった。
俺貪るようにシャカシャカチキンを食べて、食べ終わった後にサックシェイクを飲んで口の中に甘さが広がった。
『あーこの感覚最高だわー体中に甘さが広がる感覚、やっぱ甘いものは正義だな』
マナはその間にチーズバーガを食べ終えて、マナがそういえばといい瑠璃のどこを好きになったのと聞いてきた。
「可愛いところ、あざといところ」好きなところはいっぱいあるが伝わりやすいところだけを言った
「要するに見かけってことね」
軽蔑じみた視線を向けながらジュースを一口飲み言った。
俺は慌てて見かけだけじゃなくて
「雰囲気が一番好きなんだよ」
と俺は慌てて追加した 
『瑠璃の雰囲気って二次元のヒロインて感じがしてまるで自分が主人公のように感じちゃんうんだよ。
いやもう二次元なのヒロインみたいなものだがら俺は主人公だな』
と考えながらニヤニヤしてると
また、ロクでもないこと考えてるでしょこっちをみてマナが言ってきた  
「雰囲気ねー確かに二次元のヒロイン感は感じるけど、、、、あんたそういやアニメ好きだったね」
納得したように頷きながら言ってきた
『そう俺はアニメが好きなのだ、と言ってもヒロインを好きになるタイプのオタクで好きなヒロインが出なくなればそのアニメは見なくなるのだか
ちなみにハーレムはものは好きじゃない大大好きなヒロインが報われないからだ。』
そんことを考えてると
「多分瑠璃、あんたのこと好きじゃないよ」
と強烈な一言を口にした。