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学校

昼食

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ピーンポーンパーンポン授業の終わりを知らせるチャイムがなる。

今は4限目だったから次はお昼休みだ。

俺はマナと昼食をとるために机をくっつけ弁当箱を取り出してると後ろから肩をトントンと叩かれた。

リア充どもがそこの席貸せって言ってきたのか、残念ながら今日はリア充に近い存在のマナと食べる日なんだ。そう言おうと後ろを振り向くと笑みを浮かべた瑠璃がいた。
「お昼一緒に食べない?」
と上目つがいで聞いてきた。
やっぱりあざと可愛いなぁと思い思わずうんと言いそうになったが先約がいたので
「今日はマナと一緒に食べるから無理なんだ。ごめんな」
俺は残念そうな表情をしながら応えた。
すると瑠璃は残念そうな表情を作ってそっかと言い立ち去ろうとしたがマナが横から引き止め
「一緒に食べればいいじゃん」
何希堂、残念そうな表情してるのと言いたそうな表情で言った
そうだなと思い俺は瑠璃に
一緒に食べようと伝えながら空いている机を探していると
瑠璃は最初は戸惑っていたがすぐにありがとうと微笑んだ。
俺は机を持ってきてマナと俺が向かい側になるようにくっつけ俺の横に瑠璃の分の机をくっつけた。
靴絵をくっつけて準備するとありがとうとうと微笑みながら言われた。
俺はその笑顔にしばらく見とれていたが
マナの何見とれてんの早く食べるわよという声とともに現実に戻ってきて、慌てて席に座りみんな揃えていただきますと言って食べ始めた。
俺たちは軽く雑談かわしながら弁当食べているとマナがそういやと言って 
「希堂のどこが好きになったの」
と疑問そうな表情で言った
るりはうーんと軽く唸った後
「優しいとこかな」
と微笑みながら応えた
いや、『優しいって何もないときに言うことだよな本当は好きじゃないのかな』と不安に苛まれた。
マナが具体的にと言うと
「ノートを持ってくれたり、荷物を持ってくれたりしたことかな」
手を顎に乗せながら応えた。

『あん時か瑠璃が先生の元にノートを運ぶときに重そうだっただから半分持ったんだった。
具体でなことまで言えるんだったたら好きってことで間違いないな』
と結論づけ安心した。
それにしても手のひらに顎を載せるのあざと可愛いなぁと思った。
マナがフーンというふうに何か含ンダように返事する間を置いて、確かに優しいねってと言った
マナ疑ってやがるな疑うようなところなんて無かっただろうどんだけ疑い深いやつなんだよと思ったりした。


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