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第壱章:ふたりトひとり
04:二度目の再会
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初めて胡涅が朱禅と炉伯の存在に触れてから十四年。十八歳になった胡涅の存在は、すでに屋敷から消え失せていた。
代わりに、巨木に捕らわれた赤と青の二人はずっと、屋敷の地下で眠っていた。朱禅も、炉伯も、目を閉じ、消えそうなほどの息を繰り返して、あれから一度も目覚めることなく眠っていた。
ずっと同じ夢を見ていた。もどかしくて、やるせなくて、胸の中に幾重ものクモの巣が張り巡らされたような感覚。ずっと晴れない雲の中にいて、叫んでも、暴れても抜け出せない、晴れない感覚に、苛立ちと不快感だけが増していく。
「あー……マジで、最悪」
呟いた声は夢か現実か。それすら把握できない自分が情けなくてイヤになるが、この状況なら仕方ないかと炉伯は思う。
正体不明の植物に囚われて十八年。窓のない暗い部屋で同じ体勢で身動きがとれないばかりか、絶え間なく抜かれ続ける血に、むしろ生きているほうが奇跡だと思えてくる。
隣の気配を探って、朱禅がまだ生きていることを確認すると、炉伯は数回まばたきをしてから深く息を吐き出した。
「はぁ。女喰いてぇ」
そもそも、なぜこんな場所で十八年も監禁されなければならないのか。何度考えても答えが見つからない。
この際、若くなくても老婆でも良い、いや、男でも構わないと勝手に欲望が募る。そうすれば身体は回復し、カビ臭い陰気な部屋ともおさらばできると、真剣に、そんなことを考えていた。
「炉伯、静かにしろ」
「なんだ、朱禅。まだ生きてやがったのか」
「お互い様だ」
「しぶてぇな、てめぇも」
「同じ言葉を返そう」
そんな憎まれ口を叩きあうことで、なんとか意識を保とうとしている自分が歯がゆい。多分、朱禅も同じだろう。どうせまたすぐに意識は落ちる。胸くそ悪い夢を見たくはないが、眠ること以外出来ないのだから、それもまた仕方がないと炉伯は瞳を閉じた。正しくは、閉じようとしていた。
「………あ、れ?」
意図しない出会いとは、不思議なタイミングで訪れるものらしい。前振りなく開いた扉から差し込む光は、一人の女の影を象って、室内に長く伸びている。
「絶対ここが出口だと思ったのに、残念」
本当に残念なのかと疑ったのは、彼女が鼻歌を歌いながら扉を閉めたせいだろう。何の歌かは知らない。知りようもない。
世界から隔離されて十八年。朱禅と炉伯にとっては、自分達以外と会話することすら実に十四年ぶりとなる。
「わぁ、気持ち悪い。やだ、なにこれ、お祖父様のコレクションかしら?」
怖いもの知らずとはこういうときに使う言葉だろうか。少女と呼ぶには大人びて、けれど、女と呼ぶには幼すぎる。そんな年頃の娘が、飢えた二人の元へやってきた。
その瞬間、炉伯だけでなく、朱禅も気付いたらしい。いや、朱禅にいたっては、足音が近づいてきたときから、気付いていたのかもしれない。
「胡涅」
記憶にある名前を口にする。
当然、彼女は驚いた顔で固まっていた。
「…………もしかして、炉伯?」
瞼を何度かパチパチと繰り返し、じろじろと顔を覗き込んでくる。あの頃より随分と成長した。人間でありながら、不思議な雰囲気を持った女。
「え、じゃ、じゃあ。こっちは、朱禅?」
べたべたと木の根を両手で触りながら、覗き込んでくるのをどうにかしてほしい。仮にも女なのだから、危機感を持つべきだと、なぜか余計な世話を焼きたくなる。
「赤い瞳と青い瞳、朱禅と炉伯だ。夢じゃなかった、いたんだ、本当に、いたんだ」
何が嬉しいのか、両手を叩いて喜んでいる。それは別にかまわない。人間は時々、意味のわからない言動をとる生き物だと、遥か昔から決まっている。
「でも、私の記憶よりなんだろう。木に埋もれた、いや、一体化してるっていうか、これじゃ、木に顔がついてるだけ。妖精っていうより妖怪ね。イケメンのイメージだったけど、記憶を補正し過ぎてたみたい」
「……好き勝手いってくれる」
「炉伯、あなた声枯れすぎよ?」
だったら喰わせろ。そう言いたかった。それが言えなかったのは、あのときと同じように胡涅が膝を抱えて二人の間に収まる姿を見せたせい。
「ああ、そうそう。これこれ。ここ、すごく落ち着く……ごめ、なさ……迷惑かもだけど、少し」
はぁはぁと息苦しそうな鼓動が、木の根を通して伝わってくる。時折、身悶えながら細く小さな身体を震わせて、何かを必死に耐える姿に、なぜか心が強く惹かれる。
鼻腔をくすぐる香りに、忘れていた何かが刺激される。甘く、淫らに溶けた女の匂い。
「発情か?」
「おいおい、勘弁してくれ」
朱禅と炉伯は、そろって怪訝な顔で間にいる胡涅に意識を向ける。
浅く、荒く繰り返される呼吸。速くなる脈拍、高鳴りを告げる鼓動、抱き締める肌に爪のあとが食い込み、耐える唇を強く噛んでやり過ごす。
本人はいたって真剣に苦しんでいるようだが、飢えた二人の男からしてみれば、それは誘われているようにしか見えない。応えられるなら、今すぐにでも押し倒したい。けれど、悲しいことに、木の根に侵食された身体では、指一本まともに動かすことは出来なかった。
「………どんな拷問だよ」
炉伯の舌打ちもどこ吹く風。
胡涅は、年々ひどくなる「発作」のなだめかたをひとつしか知らない。
「だ、ぃじょぶ。時間が過ぎれば、勝手におさまる、か、ら。私の、からだ。弱いの、ダメなの」
言いながら服のポケットから何かを取り出し、口に含んで一気にあおる。吸引器か、薬か。ただ、空気の抜けるような音からして、スプレー型の何かだった。
「お前、それ」
「これ、吸うと、マシになるの。お祖父様が、保倉先生に頼んで作ってくれたの」
炉伯の指摘に、胡涅は呼吸を整えながら答える。しかし、それを聞いた朱禅が口を挟んだ。
「胡涅、それを吸うのはやめておけ」
「それが出来たら…っ…いいんだろうけど」
少し呼吸がマシになったのか、もたれて重なる部分が温かい。肺から深く息を吐いて、弱々しく笑う顔が切ない。
「蠱惑草(こわくそう)と同じ匂いがしている。吸い続けると死ぬぞ」
「………ふふ。蠱惑草って聞いたことない。けど、大丈夫。心配しなくても、私、もうじき死ぬから」
「誰が言った?」
「誰も。でも、この病気が現代の医学じゃ治せないことくらい知ってる。明日の手術は多分失敗。お祖父様が私に生まれて初めて、行きたい場所を聞いてくれたのよ。そんなの、自分の未来がどうなるか決まってるようなものでしょ」
よしっと、気合いをいれて立ち上がる身体に、温もりまで一緒に引き剥がされた錯覚がしてくる。寂しいような、名残惜しいような。もてあました感覚についた名前を出来ることなら思い出したくはない。
「これが、会えるの最後かもね」
悪戯に笑う顔が振り返る。
伸ばせない手の代わりに、炉伯はひとつ憎まれ口を叩くことにした。
代わりに、巨木に捕らわれた赤と青の二人はずっと、屋敷の地下で眠っていた。朱禅も、炉伯も、目を閉じ、消えそうなほどの息を繰り返して、あれから一度も目覚めることなく眠っていた。
ずっと同じ夢を見ていた。もどかしくて、やるせなくて、胸の中に幾重ものクモの巣が張り巡らされたような感覚。ずっと晴れない雲の中にいて、叫んでも、暴れても抜け出せない、晴れない感覚に、苛立ちと不快感だけが増していく。
「あー……マジで、最悪」
呟いた声は夢か現実か。それすら把握できない自分が情けなくてイヤになるが、この状況なら仕方ないかと炉伯は思う。
正体不明の植物に囚われて十八年。窓のない暗い部屋で同じ体勢で身動きがとれないばかりか、絶え間なく抜かれ続ける血に、むしろ生きているほうが奇跡だと思えてくる。
隣の気配を探って、朱禅がまだ生きていることを確認すると、炉伯は数回まばたきをしてから深く息を吐き出した。
「はぁ。女喰いてぇ」
そもそも、なぜこんな場所で十八年も監禁されなければならないのか。何度考えても答えが見つからない。
この際、若くなくても老婆でも良い、いや、男でも構わないと勝手に欲望が募る。そうすれば身体は回復し、カビ臭い陰気な部屋ともおさらばできると、真剣に、そんなことを考えていた。
「炉伯、静かにしろ」
「なんだ、朱禅。まだ生きてやがったのか」
「お互い様だ」
「しぶてぇな、てめぇも」
「同じ言葉を返そう」
そんな憎まれ口を叩きあうことで、なんとか意識を保とうとしている自分が歯がゆい。多分、朱禅も同じだろう。どうせまたすぐに意識は落ちる。胸くそ悪い夢を見たくはないが、眠ること以外出来ないのだから、それもまた仕方がないと炉伯は瞳を閉じた。正しくは、閉じようとしていた。
「………あ、れ?」
意図しない出会いとは、不思議なタイミングで訪れるものらしい。前振りなく開いた扉から差し込む光は、一人の女の影を象って、室内に長く伸びている。
「絶対ここが出口だと思ったのに、残念」
本当に残念なのかと疑ったのは、彼女が鼻歌を歌いながら扉を閉めたせいだろう。何の歌かは知らない。知りようもない。
世界から隔離されて十八年。朱禅と炉伯にとっては、自分達以外と会話することすら実に十四年ぶりとなる。
「わぁ、気持ち悪い。やだ、なにこれ、お祖父様のコレクションかしら?」
怖いもの知らずとはこういうときに使う言葉だろうか。少女と呼ぶには大人びて、けれど、女と呼ぶには幼すぎる。そんな年頃の娘が、飢えた二人の元へやってきた。
その瞬間、炉伯だけでなく、朱禅も気付いたらしい。いや、朱禅にいたっては、足音が近づいてきたときから、気付いていたのかもしれない。
「胡涅」
記憶にある名前を口にする。
当然、彼女は驚いた顔で固まっていた。
「…………もしかして、炉伯?」
瞼を何度かパチパチと繰り返し、じろじろと顔を覗き込んでくる。あの頃より随分と成長した。人間でありながら、不思議な雰囲気を持った女。
「え、じゃ、じゃあ。こっちは、朱禅?」
べたべたと木の根を両手で触りながら、覗き込んでくるのをどうにかしてほしい。仮にも女なのだから、危機感を持つべきだと、なぜか余計な世話を焼きたくなる。
「赤い瞳と青い瞳、朱禅と炉伯だ。夢じゃなかった、いたんだ、本当に、いたんだ」
何が嬉しいのか、両手を叩いて喜んでいる。それは別にかまわない。人間は時々、意味のわからない言動をとる生き物だと、遥か昔から決まっている。
「でも、私の記憶よりなんだろう。木に埋もれた、いや、一体化してるっていうか、これじゃ、木に顔がついてるだけ。妖精っていうより妖怪ね。イケメンのイメージだったけど、記憶を補正し過ぎてたみたい」
「……好き勝手いってくれる」
「炉伯、あなた声枯れすぎよ?」
だったら喰わせろ。そう言いたかった。それが言えなかったのは、あのときと同じように胡涅が膝を抱えて二人の間に収まる姿を見せたせい。
「ああ、そうそう。これこれ。ここ、すごく落ち着く……ごめ、なさ……迷惑かもだけど、少し」
はぁはぁと息苦しそうな鼓動が、木の根を通して伝わってくる。時折、身悶えながら細く小さな身体を震わせて、何かを必死に耐える姿に、なぜか心が強く惹かれる。
鼻腔をくすぐる香りに、忘れていた何かが刺激される。甘く、淫らに溶けた女の匂い。
「発情か?」
「おいおい、勘弁してくれ」
朱禅と炉伯は、そろって怪訝な顔で間にいる胡涅に意識を向ける。
浅く、荒く繰り返される呼吸。速くなる脈拍、高鳴りを告げる鼓動、抱き締める肌に爪のあとが食い込み、耐える唇を強く噛んでやり過ごす。
本人はいたって真剣に苦しんでいるようだが、飢えた二人の男からしてみれば、それは誘われているようにしか見えない。応えられるなら、今すぐにでも押し倒したい。けれど、悲しいことに、木の根に侵食された身体では、指一本まともに動かすことは出来なかった。
「………どんな拷問だよ」
炉伯の舌打ちもどこ吹く風。
胡涅は、年々ひどくなる「発作」のなだめかたをひとつしか知らない。
「だ、ぃじょぶ。時間が過ぎれば、勝手におさまる、か、ら。私の、からだ。弱いの、ダメなの」
言いながら服のポケットから何かを取り出し、口に含んで一気にあおる。吸引器か、薬か。ただ、空気の抜けるような音からして、スプレー型の何かだった。
「お前、それ」
「これ、吸うと、マシになるの。お祖父様が、保倉先生に頼んで作ってくれたの」
炉伯の指摘に、胡涅は呼吸を整えながら答える。しかし、それを聞いた朱禅が口を挟んだ。
「胡涅、それを吸うのはやめておけ」
「それが出来たら…っ…いいんだろうけど」
少し呼吸がマシになったのか、もたれて重なる部分が温かい。肺から深く息を吐いて、弱々しく笑う顔が切ない。
「蠱惑草(こわくそう)と同じ匂いがしている。吸い続けると死ぬぞ」
「………ふふ。蠱惑草って聞いたことない。けど、大丈夫。心配しなくても、私、もうじき死ぬから」
「誰が言った?」
「誰も。でも、この病気が現代の医学じゃ治せないことくらい知ってる。明日の手術は多分失敗。お祖父様が私に生まれて初めて、行きたい場所を聞いてくれたのよ。そんなの、自分の未来がどうなるか決まってるようなものでしょ」
よしっと、気合いをいれて立ち上がる身体に、温もりまで一緒に引き剥がされた錯覚がしてくる。寂しいような、名残惜しいような。もてあました感覚についた名前を出来ることなら思い出したくはない。
「これが、会えるの最後かもね」
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