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末書:愛を繋ぐ遊郭
02:永遠につむぐ遊戯
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王と四獣に愛された美しい花魁。
それは帝都のみならず、帝国を超えた果てまでも語り継がれる一夜となる。
「アザミ、そろそろ行くぞ」
「あとは、ゴマ婆やニガナちゃんたちに任せておこう」
客の酔いも回り、消える妓女も増え、宴会も終わりに差し掛かるころ、アベニとヒスイに告げられて、アザミは席を抜ける。
ゴマ婆が何も言わないので、それが正解なのだとアザミも遠慮なく空気に甘えていた。
「気分が悪くなればすぐに言え」
「誤魔化すなよ」
向かった先にいたコウラとイルハに、アザミは無言でうなずく。
目の前には、アベニが作った炎の輪がひとつ。人がひとり通れるほどの大きさで、その輪の向こうにジンがいた。
「アザミ、おいで」
差し出された手に腕を伸ばし、アザミは炎の輪をくぐる。
「……………っ」
肺に入る空気が多い。
全身を風に抱かれているようで、呼吸の仕方を忘れそうになる。
屋根のない広い空はどこまでも高く、頬を撫でる風は四方八方から吹いてくる。
思わずギュッと目を閉じて、アザミは掴んだジンの手を強く握りしめていた。
「アザミ」
封花殿から黄宝館までは結界内の行き来だったのと、初めての火の輪くぐりで興奮していたため、そこまで怖くなかった。
実質、これが初めての「外出」。四歳から二十年間。恋焦がれた外の空気は、自分で思っていたより怖さを感じたのかもしれない。
「……帰るか?」
ジンの声にアザミは慌てて顔を上げる。
そして、声を失った。
「~~~ッ」
どこまでも高く、遠くへ広がる満天の夜空。月を背負ったジンの金髪がなびいて、星よりも煌めく瞳がそこにある。
初めてジンを見た夜とは違う。
美しい姿は一層美しく、冷たい雰囲気は温かさに変わった。
あの頃より月が遠く見えるせいかもしれない。いや、近いのか。距離がうまく計れない。
「空は……高いでありんすなぁ」
手を伸ばしてもずっと遠く、背伸びをしても到底届きそうにない。
自分の吐き出す声まで、どこか遠く聞こえる。
「大事ないか?」
「はい…っ…はい、痛みも痺れもありんせん」
ジンの問いかけに声が震えてしまったのは、生まれて初めて、全身が外気に触れているせいだろう。封花殿では、指先やつま先から始まり、徐々に外気に触れても問題ないことを確認していたとはいえ、二十年以上も建物の中でしか生活しなかった身には感動を覚える。
「あれが、黄宝館……本当に、金色に輝いて、どの建物よりも高い」
「帝都を象徴する場所だ。民は天守を見上げ、そなたを思う」
帝都を見下ろせる小高い丘。
ジンは行き先をそう指定したらしいが、広い夜の世界では、どこでも同じ感動を得ただろうとアザミは思う。
「床がふわふわしておりんす」
「舗装されていない土の上だ。足元が不安なら手を貸すぞ?」
提灯の明かりに照らされた遊郭街は何度も見下ろしてきたのに、地面についた足は驚いたように安定が悪い。ジンの手を離して、歩いて見た先でコウラが手を差し出してくる。
アザミはふと、思い立ったようにそこで一回転をしてみることにした。
「見て……コウラ様…どこまでも回れそう!!」
両手を広げ、回っても、ぶつかる柱や壁はない。ついたてもない。躍りが不得意でも机や椅子を引っかけて倒す心配もない。
とても小さく見える黄宝館。
その先端。天守に閉じ籠っていた年月は長く、どこまでも自由な空間に気持ちはたぎる。
十分な広さがあると思っていた部屋が狭く思えてくる。
「すごい……ッきゃ」
「気をつけろ」
「……ごめんなさい」
結局コウラに抱き留められて、アザミは興奮した心を落ち着かせるように、そっと息を整える。けれど、すぐにその向こうに輝く星の川を見てしまえば仕方がない。
「コウラ様、コウラ様…っ…あの、空でキラキラと流れているのは何でありんすか?」
「ああ、あれは」
「星だよ。アザミちゃんもさすがに知ってるでしょ」
「星とは、これほどまでにたくさん……ヒスイ様、星は流れるものなのですね」
読んでくれた本の描写が目の前にある。
絵でしか見たことがない満天の星空。それに似ている。ヒスイにそれを伝えようとした瞬間、「くしゅん」とくしゃみがこぼれて空気は変わった。
「アザミ、風邪か?」
「ちっ、違う」
イルハの問いかけに、アザミは慌てて首をふる。
コウラの腕の中で星を見上げていたのに、なぜか五人に囲まれて、視界はいつもの顔ぶれで埋まっていた。
「外は冷える。そろそろ帰るか」
「だっ、大丈夫でありんす。ジン様、お願い。もう少しだけ」
「アザミの喜ぶ姿は見ていて飽きないが、風邪を引かせるわけにはいかない」
「またくればいい」
ジンが提案して、コウラが追加で言葉をくれる。
「また」があることを思っていなかったのか、アザミの顔が間抜けに口を開けたのをみて、イルハが困ったように息を吐いた。
「アザミはもう自由だろ?」
「……自由」
「いつでも、行きたい場所に連れて行ってやるよ」
「そうだよ。イルハくんの言うように、アザミちゃんの行きたい場所へまた出かけよう。今夜はアベニくんの魔那を使ったけど、別に馬車や籠でも移動はできるからね」
「俺たちにもアザミに見せたいものはたくさんある。一人で出歩かせるのは許さないが」
「こればっかりはコウラの意見に賛成するぜ。アザミはすぐに、さらわれちまいそうだしな」
イルハに続いて、ヒスイもコウラもアベニも輪になって傍にいる。
頼もしく、落ち着ける空気に囲まれて、次第に現実味がわいてくる。
「魔那が浄化されたとはいえ、陰禍も邪獣もまだ現れる。危険な場所もあるだろう。要望を全部叶えるのは時間がかかり、変わらないことも多いかもしれないが、わたしたちはいつでもアザミと共にある」
「…………本当?」
「ああ、約束する。天女のように閉じ込めてしまいたいのは本音だが、そんなことをすればアザミは飛び出していってしまいそうだからな」
そう言って微笑むジンにアザミも笑みを返す。
「そんなことはない」とはいえない。
勢いよく飛び出すのを全員がかりで止められた前科がある。
「本当に外に出ても支障ないか試してみたいと、封花殿からいきなり飛び出そうとしたときは心臓が止まるかと思った」
「ジン様……その話は、もう」
「気が流行るのは理解できる。しかし、あまりにも無茶をしようというなら問答無用で閉じ込めるぞ」
「……はい」
そわそわと落ち着きがないのを遠回しに指摘されているのだろう。封花殿で外気にならしていくときも、過保護で心配性な彼らは口うるさかった。
仮に、ここで「もう少しだけ」とお願いをすれば、彼らは叶えてくれるに違いない。その結果、風邪を引いたときは次にいつ外へ出してもらえるのか。
一回のワガママで一生を不意にするわけにはいかない。それでも、もう少しだけ外の気分を味わいたいという気持ちも隠しようのない事実だった。
「アザミは随分と表情に出るようになったな。おかげで」
「危なっかしくて目が離せない。で、ありんすか?」
「そうだ。わたしたちは揃いも揃ってアザミに夢中だ。だから、そろそろわたしたちの願いを叶えてくれ。今は帰ろう」
帰る先は黄宝館。
再建されたとはいえ、世界屈指の遊郭街にある天守の部屋に変わりはない。
ジンの言葉にうなずいて、アベニの作った炎の輪をコウラに抱かれて潜り抜ける。ヒスイとイルハも黙って一緒に付いてくる。
それが、なぜか無性に嬉しくて、アザミは消えない左手首の封花印をそっとなぞった。
「この封花印がある限り、永遠に花魁でなければならないなんて」
そうボヤいた日が懐かしい。
かつて、天女が自らを封じ、人間として生きることを決めた証。今は、それを刻まれてよかったと心から思う。
魔那を浄化する役目から解き放たれたとき、天女は何を思ったのだろう。
愛を得る代わりに、自由を奪われた天女。天に帰ることよりも、地上で幽閉されることを選んだ天女。王と四獣の恋慕に加担して、災厄の罪を背負った天女。
人生はひとりで飾れない。
例え、次の花魁に移る日が来ても、彼らと共に生きたいと願う。
人々が羨む黄宝館の天守で、五色の花に囲まれる日々を繋いでいきたい。
温もりが混ざり合い、愛でられる花の道を歩いていきたい。
やがていつか、絵姿で語られる伝説になる日がきても、天に昇るのではなく、彼らと共に地上で眠りたい。
天女も自分も同じなのだと、アザミは愛する腕に隠されて、夜風の奥へと消えていった。
< 完 >
それは帝都のみならず、帝国を超えた果てまでも語り継がれる一夜となる。
「アザミ、そろそろ行くぞ」
「あとは、ゴマ婆やニガナちゃんたちに任せておこう」
客の酔いも回り、消える妓女も増え、宴会も終わりに差し掛かるころ、アベニとヒスイに告げられて、アザミは席を抜ける。
ゴマ婆が何も言わないので、それが正解なのだとアザミも遠慮なく空気に甘えていた。
「気分が悪くなればすぐに言え」
「誤魔化すなよ」
向かった先にいたコウラとイルハに、アザミは無言でうなずく。
目の前には、アベニが作った炎の輪がひとつ。人がひとり通れるほどの大きさで、その輪の向こうにジンがいた。
「アザミ、おいで」
差し出された手に腕を伸ばし、アザミは炎の輪をくぐる。
「……………っ」
肺に入る空気が多い。
全身を風に抱かれているようで、呼吸の仕方を忘れそうになる。
屋根のない広い空はどこまでも高く、頬を撫でる風は四方八方から吹いてくる。
思わずギュッと目を閉じて、アザミは掴んだジンの手を強く握りしめていた。
「アザミ」
封花殿から黄宝館までは結界内の行き来だったのと、初めての火の輪くぐりで興奮していたため、そこまで怖くなかった。
実質、これが初めての「外出」。四歳から二十年間。恋焦がれた外の空気は、自分で思っていたより怖さを感じたのかもしれない。
「……帰るか?」
ジンの声にアザミは慌てて顔を上げる。
そして、声を失った。
「~~~ッ」
どこまでも高く、遠くへ広がる満天の夜空。月を背負ったジンの金髪がなびいて、星よりも煌めく瞳がそこにある。
初めてジンを見た夜とは違う。
美しい姿は一層美しく、冷たい雰囲気は温かさに変わった。
あの頃より月が遠く見えるせいかもしれない。いや、近いのか。距離がうまく計れない。
「空は……高いでありんすなぁ」
手を伸ばしてもずっと遠く、背伸びをしても到底届きそうにない。
自分の吐き出す声まで、どこか遠く聞こえる。
「大事ないか?」
「はい…っ…はい、痛みも痺れもありんせん」
ジンの問いかけに声が震えてしまったのは、生まれて初めて、全身が外気に触れているせいだろう。封花殿では、指先やつま先から始まり、徐々に外気に触れても問題ないことを確認していたとはいえ、二十年以上も建物の中でしか生活しなかった身には感動を覚える。
「あれが、黄宝館……本当に、金色に輝いて、どの建物よりも高い」
「帝都を象徴する場所だ。民は天守を見上げ、そなたを思う」
帝都を見下ろせる小高い丘。
ジンは行き先をそう指定したらしいが、広い夜の世界では、どこでも同じ感動を得ただろうとアザミは思う。
「床がふわふわしておりんす」
「舗装されていない土の上だ。足元が不安なら手を貸すぞ?」
提灯の明かりに照らされた遊郭街は何度も見下ろしてきたのに、地面についた足は驚いたように安定が悪い。ジンの手を離して、歩いて見た先でコウラが手を差し出してくる。
アザミはふと、思い立ったようにそこで一回転をしてみることにした。
「見て……コウラ様…どこまでも回れそう!!」
両手を広げ、回っても、ぶつかる柱や壁はない。ついたてもない。躍りが不得意でも机や椅子を引っかけて倒す心配もない。
とても小さく見える黄宝館。
その先端。天守に閉じ籠っていた年月は長く、どこまでも自由な空間に気持ちはたぎる。
十分な広さがあると思っていた部屋が狭く思えてくる。
「すごい……ッきゃ」
「気をつけろ」
「……ごめんなさい」
結局コウラに抱き留められて、アザミは興奮した心を落ち着かせるように、そっと息を整える。けれど、すぐにその向こうに輝く星の川を見てしまえば仕方がない。
「コウラ様、コウラ様…っ…あの、空でキラキラと流れているのは何でありんすか?」
「ああ、あれは」
「星だよ。アザミちゃんもさすがに知ってるでしょ」
「星とは、これほどまでにたくさん……ヒスイ様、星は流れるものなのですね」
読んでくれた本の描写が目の前にある。
絵でしか見たことがない満天の星空。それに似ている。ヒスイにそれを伝えようとした瞬間、「くしゅん」とくしゃみがこぼれて空気は変わった。
「アザミ、風邪か?」
「ちっ、違う」
イルハの問いかけに、アザミは慌てて首をふる。
コウラの腕の中で星を見上げていたのに、なぜか五人に囲まれて、視界はいつもの顔ぶれで埋まっていた。
「外は冷える。そろそろ帰るか」
「だっ、大丈夫でありんす。ジン様、お願い。もう少しだけ」
「アザミの喜ぶ姿は見ていて飽きないが、風邪を引かせるわけにはいかない」
「またくればいい」
ジンが提案して、コウラが追加で言葉をくれる。
「また」があることを思っていなかったのか、アザミの顔が間抜けに口を開けたのをみて、イルハが困ったように息を吐いた。
「アザミはもう自由だろ?」
「……自由」
「いつでも、行きたい場所に連れて行ってやるよ」
「そうだよ。イルハくんの言うように、アザミちゃんの行きたい場所へまた出かけよう。今夜はアベニくんの魔那を使ったけど、別に馬車や籠でも移動はできるからね」
「俺たちにもアザミに見せたいものはたくさんある。一人で出歩かせるのは許さないが」
「こればっかりはコウラの意見に賛成するぜ。アザミはすぐに、さらわれちまいそうだしな」
イルハに続いて、ヒスイもコウラもアベニも輪になって傍にいる。
頼もしく、落ち着ける空気に囲まれて、次第に現実味がわいてくる。
「魔那が浄化されたとはいえ、陰禍も邪獣もまだ現れる。危険な場所もあるだろう。要望を全部叶えるのは時間がかかり、変わらないことも多いかもしれないが、わたしたちはいつでもアザミと共にある」
「…………本当?」
「ああ、約束する。天女のように閉じ込めてしまいたいのは本音だが、そんなことをすればアザミは飛び出していってしまいそうだからな」
そう言って微笑むジンにアザミも笑みを返す。
「そんなことはない」とはいえない。
勢いよく飛び出すのを全員がかりで止められた前科がある。
「本当に外に出ても支障ないか試してみたいと、封花殿からいきなり飛び出そうとしたときは心臓が止まるかと思った」
「ジン様……その話は、もう」
「気が流行るのは理解できる。しかし、あまりにも無茶をしようというなら問答無用で閉じ込めるぞ」
「……はい」
そわそわと落ち着きがないのを遠回しに指摘されているのだろう。封花殿で外気にならしていくときも、過保護で心配性な彼らは口うるさかった。
仮に、ここで「もう少しだけ」とお願いをすれば、彼らは叶えてくれるに違いない。その結果、風邪を引いたときは次にいつ外へ出してもらえるのか。
一回のワガママで一生を不意にするわけにはいかない。それでも、もう少しだけ外の気分を味わいたいという気持ちも隠しようのない事実だった。
「アザミは随分と表情に出るようになったな。おかげで」
「危なっかしくて目が離せない。で、ありんすか?」
「そうだ。わたしたちは揃いも揃ってアザミに夢中だ。だから、そろそろわたしたちの願いを叶えてくれ。今は帰ろう」
帰る先は黄宝館。
再建されたとはいえ、世界屈指の遊郭街にある天守の部屋に変わりはない。
ジンの言葉にうなずいて、アベニの作った炎の輪をコウラに抱かれて潜り抜ける。ヒスイとイルハも黙って一緒に付いてくる。
それが、なぜか無性に嬉しくて、アザミは消えない左手首の封花印をそっとなぞった。
「この封花印がある限り、永遠に花魁でなければならないなんて」
そうボヤいた日が懐かしい。
かつて、天女が自らを封じ、人間として生きることを決めた証。今は、それを刻まれてよかったと心から思う。
魔那を浄化する役目から解き放たれたとき、天女は何を思ったのだろう。
愛を得る代わりに、自由を奪われた天女。天に帰ることよりも、地上で幽閉されることを選んだ天女。王と四獣の恋慕に加担して、災厄の罪を背負った天女。
人生はひとりで飾れない。
例え、次の花魁に移る日が来ても、彼らと共に生きたいと願う。
人々が羨む黄宝館の天守で、五色の花に囲まれる日々を繋いでいきたい。
温もりが混ざり合い、愛でられる花の道を歩いていきたい。
やがていつか、絵姿で語られる伝説になる日がきても、天に昇るのではなく、彼らと共に地上で眠りたい。
天女も自分も同じなのだと、アザミは愛する腕に隠されて、夜風の奥へと消えていった。
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