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伍書:新たな神獣
02:白と青の川
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片手では到底包み込めない質量が下半身を疼かせる。
お互いに触りあって、口づけを交わす無言の時間が続けば続くほど、気持ちよさと心地よさがないまぜになって、吐息がこもって、熱をあげていく。
「盛り上がってるところ悪いけど、注意しにきたよ」
「ヒスイ、邪魔すんな」
「それは無理かな。可愛いアザミちゃんを独り占めはずるいでしょ」
イルハが身体をはなしたせいで、こもっていた熱が少しやわらぐ。
それでも、手は休まず動いているからか。アザミはイルハを追いかけるように腰を押し付けていた。
「病み上がりだから加減してあげるの?」
「……嫌味かよ」
楽しそうに笑うヒスイの前でイルハが服を脱がしてくる。ヒスイは眺めることに徹するのか、なぜか手を出してこない。
「アザミちゃん、身体は大丈夫?」
「ん……ぅンッ……だいじょ、ぶ」
心配で見に来ただけかもしれない。そう思っているうちに、イルハに足を持ち上げられて、アザミは手でさすっていたイルハのオスをそこに導いていく。
「…………ァ」
ゆっくりと埋まってくる質量の熱に、たまらずイルハの腕に爪を立てた。
両足が勝手に曲がって、勝手にあがる。初めてでもないのに、どう反応すればいいのかわからなくて、息を止めて迎え入れる感覚に襲われる。
「アザミちゃん、息しなきゃ」
「ぁ…ふ……ァッ、ぁ」
「イルハくんの気持ちいい?」
「ンッん……ぅん…キモチぃ……おっき、ぃ」
「だって」
アザミの横に添い寝するなり、にこりと音がしそうなほど微笑みを向けたヒスイに「うるせ」とイルハが吐き捨てる。その表情はどこか余裕がなさそうに見えるが、実際にイルハは余裕がないのかもしれない。
「んだ、これ。やべぇ」
眉を寄せて目を細めたイルハの顔に、なぜか胸がきゅんとしまる。
イルハにしか刺激できない本能があるとすれば、それは効果てきめんだと言わざるを得ない。
「アザミ、しめんな」
焦った声で告げられ、にらまれるほど、なぜか膣を締めてしまう。これは仕方ない。イルハが悪いのだと、アザミはどこか嬉しそうに笑った。
「ッ……ヒスイ、止めんなよ」
「はぁい」と間延びした声が聞こえて、ついでにヒスイの鼻歌が聞こえてくる。その真横で、箱にふたをするようにイルハの身体に閉じ込められたアザミは、声を吐き出す前に悲鳴を飲み込んでいた。
「……ッ……ひぁ、ァッ…ん」
腰を突き上げられるごとに我慢できない声が勝手に漏れる。
中をこすり上げてくる圧迫感も刺激も、何もかもが気持ちよくてたまらない。イルハの匂いに包まれて、イルハの息と混ざり合っていく感覚が嬉しくて、自然と抱き着いてしまうのを止められない。
媚びたように甘く、高くなっていく声をどう思われているのだろうか。
性欲を貪る女だと飽きられたりしないだろうか。不安になっていく思考を止めたいのに、それ以上に快楽が先にやってくる。
「イルハ…っ…イルハ……ぁ」
イルハが何度も深く追いかけてくるせいで感情を止めることができない。
「アザミ、出すぞ」
「んっ、イルハ……ちょ、だい……イルハ」
一緒に高みに向かって駆け上る。単純でいて、明確な刺激の中に放り出される。
激しく波打っていた律動が止まって、はぁはぁと繰り返す息に染まる空気を吸い込む。イルハに巻き付いていた腕を緩めて、足を降ろして、それから二人で額を合わせて無言の余韻を感じていた。
「それで、イルハくん。まだボクに注意する?」
「あ゛ー、もうヒスイ。しつけぇ」
イルハが身体を起こして離れていくのを目で追いかければ、添い寝していたヒスイの方から腕が伸びてくる。
先ほど、笛について注意した件をまだ引きずっているのか。イルハを追い出した場所にヒスイの指が触れていた。
「……っ、ぁ……ヒスイさま」
「イルハがね、加減しろってうるさいけど、アザミちゃんはどう?」
「加減されたい?」と至近距離で尋ねてくる声の甘さに、どろりと注がれたものが溢れていく。イルハは満足した顔の中に不機嫌さを灯しているが、自分が先に手を出した手前、ヒスイの行為を止める権利はないとわかっているのだろう。
先ほどヒスイが添い寝していたのとは逆側に寝転ぶと、まるで虎が眠るように身を丸めてふて寝を始めた。
「まだ足りないって顔してるよ?」
「ッぁ……ん」
自分から足をあげてヒスイの言葉を裏付けてしまう。
秘部の濡れ具合を確認したヒスイの手が、下腹部から胸の間まで一気にすべって、それから胸の輪郭をなぞるように優しく触れてくる。
「アザミちゃん、どうする?」
陰核を引っかけるようにしてお腹の上に乗ったものをじっと眺める。
ヒスイのオスはすでに準備万端で、いつでも挿入できると訴えてきているのだから、自然と喉がごくりと鳴った。
「ヒスイ様……ほし、ぃ…入れ……て…ください」
片手で簡単に包み隠された胸。
その先端を指で引っかけて圧力を加えてくるヒスイの行為に、ぴりぴりと微弱な感覚が走る。神経を逆撫でてくる。もっと強く摘まれる感覚を知っているだけに、想像が欲望をかきたてて、熱いものが膣の奥で生まれるのがわかる。
「加減は?」
「いらな……ッ」
キャンと子犬のような叫び声が口から飛び出たのは、ヒスイが両胸の乳首を一気に指でつねったせい。イルハがぱちりと目を開けたが、ヒスイに引っ張られて乳首が伸びただけかとまたすぐに目を閉じる。
加減は不要だと、承諾したのはアザミなのだから仕方がない。
手首を掴んで乳首の解放を求めるアザミを眼下に置きながら、ヒスイは自分の雄をその足の間に埋めていった。
「アザミちゃん、前より感じてない?」
「……ぁ……ひッ…ぅ」
「たった一ヶ月の禁欲生活でこんなになっちゃって。体力回復なんて待たずに、さっさと可愛がってあげたらよかったね」
ヒスイの言うように、一ヶ月は治療に専念させるという暗黙の取り決めがあったらしい。ニガナが常駐できないため、アザミの身の回りの世話は四獣が率先して行っていたが、口づけはされても誰もそれ以上に手を出してこなかった。
一般の人が重傷を負うケガが軽傷で済み、数時間単位で治る彼らの身体を思えば、弱ったアザミの身体がどれほどの期間で回復し、通常に戻るか見当もつかなかったのだろう。
ジンも毎日寝食を共にしているとはいえ、普段から全国各地を飛び回っている体力を思えば、アザミはとても非力に見えていたようだった。
「ィっ……きゅ、ぅ……ィッ、ぁ」
「無理させたら怒られちゃうから、今日は慣らすだけにしよう」
「ヒスぃ…さ……ッァ、あっ」
「ま、イルハくんが共犯だからね。そこまで怒られないと思うし、アザミちゃんが加減しないでって言ったんだから、ちょっとくらいは大丈夫かな?」
「ふっ、ぇ……ァッ……く」
乳首をつままれたまま、ずんっと重くのしかかってきた身体にアザミの目が白黒に変わる。
ヒスイの言う「ちょっと」がどれほどの単位を示すのかは謎だが、イルハがしたように体勢を整えて、覆いかぶさってくるのは避けた方がいいとわかる。
本能が告げる。警鐘を鳴らす。
ヒスイの腕に閉じ込められてしまえば、終わりだとわかる。
「だいじょうぶ、だいじょうぶ。一回出したら終わるから、ね」
アザミの嬌声がヒスイの身体で押しつぶされたのをみて、イルハは「はぁ」と困ったような息を吐いた。ヒスイに注意をした時点で、歯止めをきかせる役回りにされたことを受け入れるしかない。
反省したところで回避しようもない。
相手はかつて神童と呼ばれた賢帝。
こうなるのは必然だったのだと、イルハは寝台に散ったアザミの髪に口づけていた。
お互いに触りあって、口づけを交わす無言の時間が続けば続くほど、気持ちよさと心地よさがないまぜになって、吐息がこもって、熱をあげていく。
「盛り上がってるところ悪いけど、注意しにきたよ」
「ヒスイ、邪魔すんな」
「それは無理かな。可愛いアザミちゃんを独り占めはずるいでしょ」
イルハが身体をはなしたせいで、こもっていた熱が少しやわらぐ。
それでも、手は休まず動いているからか。アザミはイルハを追いかけるように腰を押し付けていた。
「病み上がりだから加減してあげるの?」
「……嫌味かよ」
楽しそうに笑うヒスイの前でイルハが服を脱がしてくる。ヒスイは眺めることに徹するのか、なぜか手を出してこない。
「アザミちゃん、身体は大丈夫?」
「ん……ぅンッ……だいじょ、ぶ」
心配で見に来ただけかもしれない。そう思っているうちに、イルハに足を持ち上げられて、アザミは手でさすっていたイルハのオスをそこに導いていく。
「…………ァ」
ゆっくりと埋まってくる質量の熱に、たまらずイルハの腕に爪を立てた。
両足が勝手に曲がって、勝手にあがる。初めてでもないのに、どう反応すればいいのかわからなくて、息を止めて迎え入れる感覚に襲われる。
「アザミちゃん、息しなきゃ」
「ぁ…ふ……ァッ、ぁ」
「イルハくんの気持ちいい?」
「ンッん……ぅん…キモチぃ……おっき、ぃ」
「だって」
アザミの横に添い寝するなり、にこりと音がしそうなほど微笑みを向けたヒスイに「うるせ」とイルハが吐き捨てる。その表情はどこか余裕がなさそうに見えるが、実際にイルハは余裕がないのかもしれない。
「んだ、これ。やべぇ」
眉を寄せて目を細めたイルハの顔に、なぜか胸がきゅんとしまる。
イルハにしか刺激できない本能があるとすれば、それは効果てきめんだと言わざるを得ない。
「アザミ、しめんな」
焦った声で告げられ、にらまれるほど、なぜか膣を締めてしまう。これは仕方ない。イルハが悪いのだと、アザミはどこか嬉しそうに笑った。
「ッ……ヒスイ、止めんなよ」
「はぁい」と間延びした声が聞こえて、ついでにヒスイの鼻歌が聞こえてくる。その真横で、箱にふたをするようにイルハの身体に閉じ込められたアザミは、声を吐き出す前に悲鳴を飲み込んでいた。
「……ッ……ひぁ、ァッ…ん」
腰を突き上げられるごとに我慢できない声が勝手に漏れる。
中をこすり上げてくる圧迫感も刺激も、何もかもが気持ちよくてたまらない。イルハの匂いに包まれて、イルハの息と混ざり合っていく感覚が嬉しくて、自然と抱き着いてしまうのを止められない。
媚びたように甘く、高くなっていく声をどう思われているのだろうか。
性欲を貪る女だと飽きられたりしないだろうか。不安になっていく思考を止めたいのに、それ以上に快楽が先にやってくる。
「イルハ…っ…イルハ……ぁ」
イルハが何度も深く追いかけてくるせいで感情を止めることができない。
「アザミ、出すぞ」
「んっ、イルハ……ちょ、だい……イルハ」
一緒に高みに向かって駆け上る。単純でいて、明確な刺激の中に放り出される。
激しく波打っていた律動が止まって、はぁはぁと繰り返す息に染まる空気を吸い込む。イルハに巻き付いていた腕を緩めて、足を降ろして、それから二人で額を合わせて無言の余韻を感じていた。
「それで、イルハくん。まだボクに注意する?」
「あ゛ー、もうヒスイ。しつけぇ」
イルハが身体を起こして離れていくのを目で追いかければ、添い寝していたヒスイの方から腕が伸びてくる。
先ほど、笛について注意した件をまだ引きずっているのか。イルハを追い出した場所にヒスイの指が触れていた。
「……っ、ぁ……ヒスイさま」
「イルハがね、加減しろってうるさいけど、アザミちゃんはどう?」
「加減されたい?」と至近距離で尋ねてくる声の甘さに、どろりと注がれたものが溢れていく。イルハは満足した顔の中に不機嫌さを灯しているが、自分が先に手を出した手前、ヒスイの行為を止める権利はないとわかっているのだろう。
先ほどヒスイが添い寝していたのとは逆側に寝転ぶと、まるで虎が眠るように身を丸めてふて寝を始めた。
「まだ足りないって顔してるよ?」
「ッぁ……ん」
自分から足をあげてヒスイの言葉を裏付けてしまう。
秘部の濡れ具合を確認したヒスイの手が、下腹部から胸の間まで一気にすべって、それから胸の輪郭をなぞるように優しく触れてくる。
「アザミちゃん、どうする?」
陰核を引っかけるようにしてお腹の上に乗ったものをじっと眺める。
ヒスイのオスはすでに準備万端で、いつでも挿入できると訴えてきているのだから、自然と喉がごくりと鳴った。
「ヒスイ様……ほし、ぃ…入れ……て…ください」
片手で簡単に包み隠された胸。
その先端を指で引っかけて圧力を加えてくるヒスイの行為に、ぴりぴりと微弱な感覚が走る。神経を逆撫でてくる。もっと強く摘まれる感覚を知っているだけに、想像が欲望をかきたてて、熱いものが膣の奥で生まれるのがわかる。
「加減は?」
「いらな……ッ」
キャンと子犬のような叫び声が口から飛び出たのは、ヒスイが両胸の乳首を一気に指でつねったせい。イルハがぱちりと目を開けたが、ヒスイに引っ張られて乳首が伸びただけかとまたすぐに目を閉じる。
加減は不要だと、承諾したのはアザミなのだから仕方がない。
手首を掴んで乳首の解放を求めるアザミを眼下に置きながら、ヒスイは自分の雄をその足の間に埋めていった。
「アザミちゃん、前より感じてない?」
「……ぁ……ひッ…ぅ」
「たった一ヶ月の禁欲生活でこんなになっちゃって。体力回復なんて待たずに、さっさと可愛がってあげたらよかったね」
ヒスイの言うように、一ヶ月は治療に専念させるという暗黙の取り決めがあったらしい。ニガナが常駐できないため、アザミの身の回りの世話は四獣が率先して行っていたが、口づけはされても誰もそれ以上に手を出してこなかった。
一般の人が重傷を負うケガが軽傷で済み、数時間単位で治る彼らの身体を思えば、弱ったアザミの身体がどれほどの期間で回復し、通常に戻るか見当もつかなかったのだろう。
ジンも毎日寝食を共にしているとはいえ、普段から全国各地を飛び回っている体力を思えば、アザミはとても非力に見えていたようだった。
「ィっ……きゅ、ぅ……ィッ、ぁ」
「無理させたら怒られちゃうから、今日は慣らすだけにしよう」
「ヒスぃ…さ……ッァ、あっ」
「ま、イルハくんが共犯だからね。そこまで怒られないと思うし、アザミちゃんが加減しないでって言ったんだから、ちょっとくらいは大丈夫かな?」
「ふっ、ぇ……ァッ……く」
乳首をつままれたまま、ずんっと重くのしかかってきた身体にアザミの目が白黒に変わる。
ヒスイの言う「ちょっと」がどれほどの単位を示すのかは謎だが、イルハがしたように体勢を整えて、覆いかぶさってくるのは避けた方がいいとわかる。
本能が告げる。警鐘を鳴らす。
ヒスイの腕に閉じ込められてしまえば、終わりだとわかる。
「だいじょうぶ、だいじょうぶ。一回出したら終わるから、ね」
アザミの嬌声がヒスイの身体で押しつぶされたのをみて、イルハは「はぁ」と困ったような息を吐いた。ヒスイに注意をした時点で、歯止めをきかせる役回りにされたことを受け入れるしかない。
反省したところで回避しようもない。
相手はかつて神童と呼ばれた賢帝。
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