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漆黒の首飾りーーーーー
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「アリーがアディルにーーーーーどうなっているんだ!」
嘘でしょ、元に戻ってきているの?
「アリーの桃色の髪がーーーーー」そしてジークはアディルを見るとーーーーー。
アディルの青銀に金の瞳ーーーーー。
それになんだ!アディルの身体中に靄が張り付いて身体中が赤黒くなり、胸には漆黒の首飾りを付けいた。
「アディルがアリーの色に変わっている。」
ジークはお互いのパーツが変わっていることに驚きを隠せないでいる。
「アディル、お前は本当のアディルじゃないのだな!」
「ジークフリード様ったらなに言ってらっしゃるの?私はアディルよ。」
「アディル、そんな姿で言ってもーーーーー無駄だ。」
アンリ(アディル)は今のジークならこの状況を理解してくると思い話す事を決意した。
「ジーク様、信じて貰える前提で話します。」
漆黒の首飾りが、アンリの思いでこの世界が出来ていることーーーーー。
アディルとアンリが入れ替わっていることーーーーー
この世界は現実ではないが、アンリ(アディル)がジークの愛を受けなければ元の世界に戻れないーーーーー。
現実の私達は居なくなる。
私の家族メルフェル家、お父様、お母様、カインーーーーー。
そしてーーーーー大好きで、愛しているジークフリード様に
「もう会えないと思うと、悲しくてーーーーー悲しくてーーーーーずっとジークフリード様に私をアディルを見つけて欲しかったのです。」
「うん、不思議とアンリと居ると、なんて説明したらいいのかーーーーー心が、安心していたんだーーーーー。近くにいたアディルは、アディルと思えない、会えば会うほどーーーーー心が覚めていったーーーーー。」
アンリ(アディル)は救われた。
「どうすれば、負のエネルギーを取り込んだアンリを元に戻せるか分かるか?」
「そう、ーーーーーですね。現実世界でクランネル嬢に刺された時、クランネル嬢が今首から下げている漆黒の首飾りに私の血をかけたんです、ーーーーー多分あの首飾りを破壊すればーーーーー。」
「待て、アディルはアンリに刺されたのか?」
「ーーーーーはい。現実世界のアディルはアンリに刺されました。今、ここに私が存在していることは、先の世界では死んではいないと思います。」
多分だけどね?ジークフリード様がこれ以上心配しないように、嘘も方便です。
ジークはアディル(アンリ)に向かって言い放つ!
「アディル。いや、アンリ=クランネル、私はお前を愛していない!俺が愛しているのは、ここにいるアディル=メルフェルだ。」
ジークは私を抱きしめた。
「そばに居たいのも、愛しているのもーーーーーアディル=メルフェルだ、賎しい靄に縛られているお前じゃない!」
ジークに拒まれたアディル(アンリ)は怒りで負のエネルギーを増長させた。
「いやぁぁぁぁーーーーー。」ひび割れた漆黒の首飾りから負のエネルギーがアディル(アンリ)の身体に絡み付く。
アディル(アンリ)は、怒り狂いジークを赤い靄で攻撃した。
ジークが、アンリの攻撃を防御しーーーーーお互い攻撃を繰り返した。
「何て強さだ!アンリの負のエネルギーは強い!」
「ジーク、漆黒の首飾りを狙えますか?私と一緒に漆黒の首飾りを破壊してください。」
「遣ってみよう!」
ジークとアディルは心一つにして、ジークの攻撃魔法と負に対抗した光魔法を全力ではなった。
漆黒の首飾りに光魔法が当たった!
「ぎゃぁぁぁぁーーーーー。」アンリはアディルの光魔法の光を浴びて、アンリと黒い靄は消え去りーーーーーアディルはアンリの姿から解放された。
「ジーク、信じてくれてありがとうございます。」
「アディル、ーーーーー愛している。」
二人は光の中で、口づけたーーーーー。
ジーク、こんどは現実の世界で会いましょう。
光は細やかな霧となり、アンリの世界は消え去った。
嘘でしょ、元に戻ってきているの?
「アリーの桃色の髪がーーーーー」そしてジークはアディルを見るとーーーーー。
アディルの青銀に金の瞳ーーーーー。
それになんだ!アディルの身体中に靄が張り付いて身体中が赤黒くなり、胸には漆黒の首飾りを付けいた。
「アディルがアリーの色に変わっている。」
ジークはお互いのパーツが変わっていることに驚きを隠せないでいる。
「アディル、お前は本当のアディルじゃないのだな!」
「ジークフリード様ったらなに言ってらっしゃるの?私はアディルよ。」
「アディル、そんな姿で言ってもーーーーー無駄だ。」
アンリ(アディル)は今のジークならこの状況を理解してくると思い話す事を決意した。
「ジーク様、信じて貰える前提で話します。」
漆黒の首飾りが、アンリの思いでこの世界が出来ていることーーーーー。
アディルとアンリが入れ替わっていることーーーーー
この世界は現実ではないが、アンリ(アディル)がジークの愛を受けなければ元の世界に戻れないーーーーー。
現実の私達は居なくなる。
私の家族メルフェル家、お父様、お母様、カインーーーーー。
そしてーーーーー大好きで、愛しているジークフリード様に
「もう会えないと思うと、悲しくてーーーーー悲しくてーーーーーずっとジークフリード様に私をアディルを見つけて欲しかったのです。」
「うん、不思議とアンリと居ると、なんて説明したらいいのかーーーーー心が、安心していたんだーーーーー。近くにいたアディルは、アディルと思えない、会えば会うほどーーーーー心が覚めていったーーーーー。」
アンリ(アディル)は救われた。
「どうすれば、負のエネルギーを取り込んだアンリを元に戻せるか分かるか?」
「そう、ーーーーーですね。現実世界でクランネル嬢に刺された時、クランネル嬢が今首から下げている漆黒の首飾りに私の血をかけたんです、ーーーーー多分あの首飾りを破壊すればーーーーー。」
「待て、アディルはアンリに刺されたのか?」
「ーーーーーはい。現実世界のアディルはアンリに刺されました。今、ここに私が存在していることは、先の世界では死んではいないと思います。」
多分だけどね?ジークフリード様がこれ以上心配しないように、嘘も方便です。
ジークはアディル(アンリ)に向かって言い放つ!
「アディル。いや、アンリ=クランネル、私はお前を愛していない!俺が愛しているのは、ここにいるアディル=メルフェルだ。」
ジークは私を抱きしめた。
「そばに居たいのも、愛しているのもーーーーーアディル=メルフェルだ、賎しい靄に縛られているお前じゃない!」
ジークに拒まれたアディル(アンリ)は怒りで負のエネルギーを増長させた。
「いやぁぁぁぁーーーーー。」ひび割れた漆黒の首飾りから負のエネルギーがアディル(アンリ)の身体に絡み付く。
アディル(アンリ)は、怒り狂いジークを赤い靄で攻撃した。
ジークが、アンリの攻撃を防御しーーーーーお互い攻撃を繰り返した。
「何て強さだ!アンリの負のエネルギーは強い!」
「ジーク、漆黒の首飾りを狙えますか?私と一緒に漆黒の首飾りを破壊してください。」
「遣ってみよう!」
ジークとアディルは心一つにして、ジークの攻撃魔法と負に対抗した光魔法を全力ではなった。
漆黒の首飾りに光魔法が当たった!
「ぎゃぁぁぁぁーーーーー。」アンリはアディルの光魔法の光を浴びて、アンリと黒い靄は消え去りーーーーーアディルはアンリの姿から解放された。
「ジーク、信じてくれてありがとうございます。」
「アディル、ーーーーー愛している。」
二人は光の中で、口づけたーーーーー。
ジーク、こんどは現実の世界で会いましょう。
光は細やかな霧となり、アンリの世界は消え去った。
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