【完結】どうしてｰｰｰｰｰこうなった？悪役令嬢は王子に溺愛され困惑する。

ジークフリード王子視点ｰｰｰｰｰそして始まる。

侍女のミディがアディルの様子を伺いに部屋に向かうと、床に倒れ肩から血を流して倒れていた。

「いやぁぁぁぁ、アディル様がｰｰｰｰｰアディル様がｰｰｰｰｰ」ミディは叫びそばにヘタりこんだ。
その声に駆けつけた護衛騎士、その現状を見て直ぐ様ジークフリード執務室に向かった。

護衛騎士グスタフ卿は、俺の側近ルーベンの案内で、王子の執務室に入った。
ルーベンスは自分が見たアディルの姿を端的に一部説明しｰｰｰｰｰ急いでルーベンに医師の手配をした俺は、一目散にアディルの部屋へ駆け走った。

「グスタフ卿は、アディルの護衛騎士のはず、どうして持ち場を離れた！」

「は、侍女の方より陛下からのお呼びとの事で、代わりの騎士を手配してから伺うと侍女の方に言うと」

『段取りは整っています、至急との仰せです。』

「私は、陛下からの呼び出しであることと、至急に伺わないと行けない緊急事態と思い、言付けを受けた侍女の言葉を鵜呑みにしてしまいましたｰｰｰｰｰ。」グスタフ卿は申し訳ありませんと頭を下げ、「この命でお詫びをｰｰｰｰｰ。」

ジークフリードは大きく息を吐いた。

「グスタフ卿の命は、もう少し預けておく、いいな。」

ジークフリードは、すくっと立ち急いでアディルの元に駆けつけた。

「アディルｰｰｰｰｰ。」


そこには、死人のように青白い顔をしたアディルがベッドに横たわっていた。

「アディルの様態は？」

王宮医師は、アディルの傷の現状を説明した。

傷口を確認したとこ幸いにも神経を遣られておらず、傷跡は酷く傷が塞がっても醜く残るであろうとｰｰｰｰｰ。

酷い傷後は貴族令嬢には汚点で傷物となり、令嬢の価値を落とすがｰｰｰｰｰ俺には関係無い！
アディル=メルフェルを愛してるのだからｰｰｰｰｰ。

だからｰｰｰｰｰ早く目覚めろアディ。

お前の美しい瞳で、俺を見てくれｰｰｰｰｰ。

愛してるアディｰｰｰｰｰ、俺の唯一。



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ｰｰｰｰｰ二次元ｰｰｰｰｰ

アディルは生きています。


ｰｰｰｰｰ三次元ｰｰｰｰｰ

漆黒の首飾りで、アンリはアディルになり。
アディルはアンリとｰｰｰｰｰ。

ここで、アンリ(アディル)は、アディル(アンリ)からジークフリード殿下を自分の手に戻さなければｰｰｰｰｰ２次元のアディルは居なくなりｰｰｰｰｰ。



アンリはアディルとしてジークフリードと幸せにｰｰｰｰｰ

アディルはアンリとしてｰｰｰｰｰ生きるか？監獄か？死かｰｰｰｰｰ？

『プラトニックラバーズ』は消えて無くなるのかｰｰｰｰｰ


アディルｰｰｰｰｰ、アンリｰｰｰｰｰ
ジークフリード三人のトライアングルラバーズが始まる！