【完結】どうしてｰｰｰｰｰこうなった？悪役令嬢は王子に溺愛され困惑する。

ラブチャーンス

『うぉｰｰｰｰｰぅ、どうしよ。ジークフリード様の脣が気持ちいいんですけどー。ヤバイこのままジークフリード様に身を任せてしまって良いの？エッチしちゃったらお払い箱なの？どうしよ～拒めな～い。』

このままジークフリード様におまかせする？
それとも、攻めちゃう？
おまかせコースのマグロではジークフリード様もドン引きかしら？
ここは『プラトニックラバーズ』純愛の世界、誘ったら悪役令嬢でしょ～肉食系女子。
乙ゲーは基本純愛じゃない。純な愛があれば18禁おkってこと？

ジークフリード様がドン引きになっても構わない！

だって、アディルは。アディルになった弥生はジークフリード様を好きにｰｰｰｰｰうん、私　ジークフリード様を愛している。

やっぱりゲーム通りアディルはジークフリード様が大好きなんだわ。
そう実感する、ｰｰｰｰｰジークフリード様に捨てられるのは真面勘弁だけどｰｰｰｰｰそれを引き換えにしてもこの誘惑は手放せないｰｰｰｰｰ。

エロゲーなしゲーだけど関係無い！今の気持ちはジークフリード様一筋。

ゲーム補正かかってもｰｰｰｰｰ悔いわ無し。

「アディル、やっぱり嫌か？」

アディルは首を横に振る。

「いいえ、私もジークフリード様が大…すき…ですｰｰｰｰｰ。」アディルはジークフリード様の胸に抱きつき逞しい背に両腕を回した。

「アディル、俺も愛しているよ。」

ジークフリード様はアディルをベッドに横たえた。

「愛しているよ、アディル。君を今日俺の物にするｰｰｰｰｰ。」

「ジークフリード様ｰｰｰｰｰ」

ジークフリード様は儚げに笑う、どうしたのだろう？

「ジークフｰｰｰ」っしとジークフリード様の人差し指がアディルの脣に触れる。

「ねぇアディル、俺の愛称知ってるよね。」

「ｰｰｰはい。」

「呼んでｰｰｰｰｰアディル。」

『えｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰっ、愛称呼びですか？ジークって呼んで良いの？』

ドキドキしながら、ジークフリード様を見つめる。

「アディル」そう呼びながら愛おしそうに見つめる。

「ジーク」あぁっ甘いよ、ｰｰｰｰｰ溶ける程の甘さだよ。

『たっ、堪ら～ん。』

アディルはジークの頬軽く触れて、耳元に脣をよせる。

「ジーク、愛しています。」

ジークはその言葉を聞いて身体を硬直させ、行きなりジークは口づけた。