上 下
15 / 24

私のアリサーーーーー、私を愛してくれ、ロバーニの思い

しおりを挟む
 ロバーニは不安だった。

 美しい王子、アイザック殿下。
 アリサと同年代で同じくデビュタントで社交界デビューしたアイザック殿下。

 あれから殿下は、サクチュアリ邸に良く遊びに 嫌、アリサに会いに来ていた。

 アイザック王子は、王太子である為諸外国との外交や執務室での事務処理と先進国である我が国の為に日々陛下と国を守っていた。
 アイザック殿下は騎士としても有能で、騎士団長に近い剣の使い手の上、美貌の王子であり、諸外国の姫や国内の貴族の令嬢はアイザック殿下と親密に成りたく日々王宮に通っていた。

 アリサとは大違いである、アリサは誰とも交流せず、日々サクチュアリ邸で過ごすているが、いつかは義弟であるアレクがサクチュアリ伯爵を継いだ時、サポート出来るように、諸外国の歴史や言語を習得し、ある程度の剣を使えるように訓練してる。
 何も出来ない令嬢では無く、何でも出来る令嬢であった。

 そんなアリサにアイザック殿下は、「もう既に、王妃教育が出来ているじゃないか!」
 その上美味しい菓子も作り、殿方を癒す事の出来る才女だと誉める。

 だが、アリサはーーーーー
 『ーーーーー魔性の女なんだよ!アイザック王子』
 まだ青臭い、15歳の青年のにアリサを扱えれるとは思えない。

 アリサもーーーーー、
「アイザック殿下を気に入っている。私は義父として失格だ!こんなにもアリサを愛してしまい。」

 成長するにつれ美しくなるアリサーーーーー。

『私はもう、我慢が出来ない!アリサが欲しくて仕方がない!』

 アイザック殿下と言う高貴な男性が現れ、どうしようも無い思いを押し殺すロバーニだった。



 深夜、遅くに小さくノックする音がした。

「お義父様、起きていますか?」

 アリサだーーーーー、こんな深夜に!私は急いでドアを開けた。

 そこには、寝間着にストールを羽織ったアリサが立っていた。

「アリサーーーーー、早く入りなさい。」
 アリサを部屋に招き入れる。

「アリサこんな深夜どうしたんだい?」

「お義父様ーーーーー、」顔を上げたアリサの瞳に涙が浮かんでいた。「お母様の夢をーーーーー」辛そうに言うアリサを、ぎゅっと抱きしめた。

「今日はお義父様と寝ちゃ駄目?」

 駄目な訳が無いが、ロバーニの理性が、挫けないかが問題だ!

「本当は駄目だよ、アリサはデビュタントを終えて、成人した女性だからね!」

「もう、お義父様とは眠れないのね。」と悲しそうに呟いた。

「分かった、今日だけだよアリサ。」いいねと、アリサに言ったが、本当は何時でも来て欲しいロバーニだった。

「ありがとう!お義父様。」

 アリサは嬉しそうに、ロバーニの手を引きベッドへ招いた。

「お義父様、いつも見たいに抱きしめて眠って。」いいでしょとアリサはロバーニの胸に顔を寄せた。

「お義父様の匂いがする、落ち着くわ」とすり寄るアリサ。

 ロバーニは、薄い寝間着を着て身体を寄せ、甘い匂いのするアリサに欲情した。

『柔らかいアリサの肌、なんて甘い匂いなんだ』ロバーニは男としてアリサに欲情してしまった。

「アリサ」

「なぁに、お義父様」

「愛しているよ、アリサ。もうずっと昔からーーーーーお前だけを愛している。」

 腕の中にいるアリサをロバーニはぎゅっと抱きしめた。


 瞳を開けたアリサは、にっこりと微笑みーーーーー
「私も、お義父様を愛しているわ。」

「済まない、アリサ。こんなことをする私を許しておくれ!」

 ロバーニはアリサに口づけた。アリサの口腔内を舌で舐め、お互いの舌を絡めた。

「お義父様ーーーーー」

「ロバーニと呼んで、アリサ」

「ロバーニ」

「アリサ」ロバーニにはアリサに首に噛みつくようにキスをして、寝間着のボタンを外していく、白い肌が露出する。
 ロバーニは堪らず、白い肌に唇を寄せ吸い付いた。

「ああんーーーーー、やんロバーニーーーーー」アリサはちゅ、ちゅ、と肌を吸われ感じていた。

ロバーニは乳房の先端の突起をキツく摘まみもう片方は唇でレロレロして、ちゅうっと吸い上げた。

「やん、やんロバーニ、そんなにしちゃいやん。」

 アリサは感じて過ぎて、下の密口から愛液を、たらたらと流していた。

「いけない娘だ、アリサ。下の密口からいやらしい液が出ているよ」そう言いながらロバーニはアリサの密口に唇をよせ、じゅるじゅると愛液を吸った。

「いやゃゃゃゃーーーーーん、吸っちゃやだ~」止めどなくアリサの密口から愛液が滴り落ちた。







しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

りさと3人のDoctors

はな
恋愛
幼いころから体が弱く入退院を繰り返すりさは、9歳のときに両親を亡くし、主治医である小野寺家に引き取られた。 医師である3人の息子たちに見守られ、体が弱くも明るく元気に過ごしていたりさだったが…… 【登場人物】 白鳥 りさ (13) 幼いころから体が弱いが、明るく無邪気な女の子。9歳のときに両親が亡くなり、小野寺家に引き取られた。 小野寺 蒼 (30) 小野寺家の長男。ノワール国際病院の外科医。りさの主治医を務める。 小野寺 豪 (29) 小野寺家の次男。ノワール国際病院の外科医。 小野寺 蓮 (27) 小野寺家の三男。ノワール国際病院の産婦人科医。 小野寺 謙二郎 (62) 小野寺家の父。ノワール国際病院の外科医。元医院長であり、りさの元主治医。 小野寺 楓 (32) 小野寺家の長女。外資系航空会社の国際線CA。イギリス在住。 白鳥 聖司 りさの父。ノワール国際病院の外科医。りさが9歳の時に他界。 白鳥 優子 りさの母。ノワール国際病院の小児科医。りさが9歳の時に他界。 りさドクの続編『ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜』をただいま連載中です。ぜひ、そちらもご覧ください♪ ※他サイトにて掲載の小説をこちらにも投稿しております

そんな事言われても・・・女になっちゃったし

れぷ
恋愛
 風見晴風(はるか)は高校最後の夏休みにTS病に罹り女の子になってしまった。  TS病の発症例はごく僅かだが、その特異性から認知度は高かった。 なので晴風は無事女性として社会に受け入れられた。のは良いのだが  疎遠になっていた幼馴染やら初恋だったけど振られた相手などが今更現れて晴風の方が良かったと元カレの愚痴を言いにやってくる。  今更晴風を彼氏にしたかったと言われても手遅れです? 全4話の短編です。毎日昼12時に予約投稿しております。 ***** この作品は思い付きでパパッと短時間で書いたので、誤字脱字や設定の食い違いがあるかもしれません。 修正箇所があればコメントいただけるとさいわいです。

日常的に罠にかかるうさぎが、とうとう逃げられない罠に絡め取られるお話

下菊みこと
恋愛
ヤンデレっていうほど病んでないけど、機を見て主人公を捕獲する彼。 そんな彼に見事に捕まる主人公。 そんなお話です。 ムーンライトノベルズ様でも投稿しています。

異世界召喚されたけどヤバい国だったので逃げ出したら、イケメン騎士様に溺愛されました

平山和人
恋愛
平凡なOLの清水恭子は異世界に集団召喚されたが、見るからに怪しい匂いがプンプンしていた。 騎士団長のカイトの出引きで国を脱出することになったが、追っ手に追われる逃亡生活が始まった。 そうした生活を続けていくうちに二人は相思相愛の関係となり、やがて結婚を誓い合うのであった。

【完結】嫌われ令嬢、部屋着姿を見せてから、王子に溺愛されてます。

airria
恋愛
グロース王国王太子妃、リリアナ。勝ち気そうなライラックの瞳、濡羽色の豪奢な巻き髪、スレンダーな姿形、知性溢れる社交術。見た目も中身も次期王妃として完璧な令嬢であるが、夫である王太子のセイラムからは忌み嫌われていた。 どうやら、セイラムの美しい乳兄妹、フリージアへのリリアナの態度が気に食わないらしい。 2ヶ月前に婚姻を結びはしたが、初夜もなく冷え切った夫婦関係。結婚も仕事の一環としか思えないリリアナは、セイラムと心が通じ合わなくても仕方ないし、必要ないと思い、王妃の仕事に邁進していた。 ある日、リリアナからのいじめを訴えるフリージアに泣きつかれたセイラムは、リリアナの自室を電撃訪問。 あまりの剣幕に仕方なく、部屋着のままで対応すると、なんだかセイラムの様子がおかしくて… あの、私、自分の時間は大好きな部屋着姿でだらけて過ごしたいのですが、なぜそんな時に限って頻繁に私の部屋にいらっしゃるの?

黒の神官と夜のお世話役

苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました

サラシがちぎれた男装騎士の私、初恋の陛下に【女体化の呪い】だと勘違いされました。

ゆちば
恋愛
ビリビリッ! 「む……、胸がぁぁぁッ!!」 「陛下、声がでかいです!」 ◆ フェルナン陛下に密かに想いを寄せる私こと、護衛騎士アルヴァロ。 私は女嫌いの陛下のお傍にいるため、男のフリをしていた。 だがある日、黒魔術師の呪いを防いだ際にサラシがちぎれてしまう。 たわわなたわわの存在が顕になり、絶対絶命の私に陛下がかけた言葉は……。 「【女体化の呪い】だ!」 勘違いした陛下と、今度は男→女になったと偽る私の恋の行き着く先は――?! 勢い強めの3万字ラブコメです。 全18話、5/5の昼には完結します。 他のサイトでも公開しています。

王宮医務室にお休みはありません。~休日出勤に疲れていたら、結婚前提のお付き合いを希望していたらしい騎士さまとデートをすることになりました。~

石河 翠
恋愛
王宮の医務室に勤める主人公。彼女は、連続する遅番と休日出勤に疲れはてていた。そんなある日、彼女はひそかに片思いをしていた騎士ウィリアムから夕食に誘われる。 食事に向かう途中、彼女は憧れていたお菓子「マリトッツォ」をウィリアムと美味しく食べるのだった。 そして休日出勤の当日。なぜか、彼女は怒り心頭の男になぐりこまれる。なんと、彼女に仕事を押しつけている先輩は、父親には自分が仕事を押しつけられていると話していたらしい。 しかし、そんな先輩にも実は誰にも相談できない事情があったのだ。ピンチに陥る彼女を救ったのは、やはりウィリアム。ふたりの距離は急速に近づいて……。 何事にも真面目で一生懸命な主人公と、誠実な騎士との恋物語。 扉絵は管澤捻さまに描いていただきました。 小説家になろう及びエブリスタにも投稿しております。

処理中です...