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自由になった人々 4
しおりを挟むアラン達が仲間になって7日が過ぎた。彼らは体力も回復し欠損があった者もお母様と私の回復魔法で無事に手足を取り戻していた。 その中にはラスティも含まれていて更に忠誠を誓うと言って聞かなかった。他の皆んなも同じような反応をしていてその気持ちだけは嬉しいので受け取っておく事にした。
奴隷なんて返上して良い、代わりと言っては何だが “ 越後屋 “ の為に頑張って頂く事になった。さっくりと奴隷からは解放し “ 越後屋 “ 皆んなに渡してあるアイテムバッグを作成して渡したのだけど元になるバッグ選びは別々に見て貰ったのに皆んなショルダーバッグ系のボディバッグを選んでいてそのタイプも似通っていたからちょっと笑った。
例の如くルームを其々に作成していったのだけれど最初は驚きと遠慮で何の要望も言えないでいるからその反応を見て作成した。慣れて来たら好きな様にして貰おう。色々模様替えするのは私の楽しみでもあるから。要望は新たなアイデアでもある、ワクワクする。
そんな日々の中新しい場所へ向かい進んでいるが明日はいよいよマリーとダレンの結婚式だ。 神獣であるお父様とお母様が式を執り行ってくれる事になっている。皆んなで作ったウェディングドレス・・・楽しみ~
今日はいよいよ結婚式。外と連動しているルーム内は穏やかに晴れている、優しい水色の青空に薄い雲が時折流れていてもうそれだけで幸せを感じる。ルームは今ではちょっとした町サイズに拡張しており必要であればもっと大きく出来そう。お式はその真ん中のホールと呼べるレベルに大きくなった集会場で行う、そしてそのまま披露宴へ
「きゃーー、可愛いーーー」「素敵過ぎる~ღ」ワー、きゃーと聞こえてきて此方の気分も盛り上がるドキドキしながら傍らをみると
「 絢 、いやブランシーヌ俺たちも行こう」と蕩けそうな笑顔の狼耳の “ 恒 “ ことレオンがいた
「うん!行こう 」
とお気に入りのワンピを着て、いつもは履かないヒールなのを忘れて思わず走り出した私。あ、と思った時にはよろけていた___あー、前世買ったばかりの白いコートを着て近道した裏通りで水溜りに突っ伏した事を思い出した・・・
思わず思い出した記憶に悲しくなっていた、また汚しちゃう!?破けちゃう!
「ほら、またダメになったって泣くよ? 何よりブランが痛くなるぞ?」
と支えてくれる逞しい腕があった。耳元で注意してくれるのは周りに気付かれない様にだけどその低音のイケボは前世から私の思考を停止させる破壊力がある。
キュウっと来た私に走り出す勢いは残されていなかった。あ、あ甘い、声が甘い・・・キュン死する。ふにゃふにゃになってしまいレオンにほぼ抱き抱えられながらエスコートして貰ったのだった。面目ない・・・
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