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名もなき村

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明けて翌日。。
対処チームがやって来た

なんと。。父も

「おう、ユウリ。元気であったか?」

「はい、元気です。お父様」
だって、この前まで一緒に居たよね?
心の声は押し込めておく

「それで、子供達はどこだ?」
うん、先ずそこだよねღ
そんなお父様ღ大好き

「こちらです」
アランが先立つ
子供達を見たお父様

「。。。。。おう、君たち
私はアーサー・ファルーシだ」
お父様、、耐えて、、
泣かないで、、、

「国王様。。初めまして
ようこそおいでくださいました。。
なんのおもてなしも出来ず。。
申し訳ありません」

少女、、ユキと言う名前だった
ユキが挨拶する
ほんと、この子どうして、、
こんなまともと言っては失礼だけど
生まれてからこの村で生活していたら
そんな挨拶知らないだろうに。。
不思議な子だ
あーーー、お父様
とうとう父の目から汗が💦

「良い、良いのじゃ。。
よう頑張ったな(TㅅT)」
子供達を抱きしめ
号泣する父。。。頼むよもう
父の汗を拭いてやる
私の汗は、、アンリが、、、

ヨシ、ひと段落したな

「コレからは、安心しておれ
お前達を大切にするからな」

うんうん、そうそう

ワラワラと子供達に抱きつかれ
共に涙し、頭を撫でている父

動けない子にも歩み寄り
撫でている。。

うちの父は、良いやつだ👍


「ユウリ達と一緒に行くのだな?」

「はい、お世話になりたいと
思います。。
ご迷惑をおかけしますが
どうかよろしくお願いします」

改めて頭を下げてくる
ユキちゃん。。。
この子、、10歳だよ?
信じられないよね?
他の子も一緒に頭を下げる

「もぢろんだよ。。み"んな''
全然迷惑なんがじゃな"い"がら"ーー」
(TㅅT)
それから、私たち親子は
子供達に散々泣かされた
あまりにも健気で。。。

そして、子供達は、馬車で
おやつ。。
まだゆるゆるの物しか
食べさせてあげられないけど
(TㅅT)

その間に私達は
結界に沿って報告しながら
視察して行く

「ふむ。。
たしかにハッキリとは
言えんが、、かなり
きな臭いな。。。前任の者達なら
絶対に気づかないだろう。。

しかし、今の領主に代わってからも
きちんとした引き継ぎも無く
まだまだ対処する事が
沢山ありすぎてこちらにまで
手が回っていない

しかし、今回は、お前達が
来たのがあちらにしたら
痛い所だな。。。
良かったよ、早く気づいてくれて」

「はい、スキル様々ですけど
良かったです。他にも
何か、無いか早めに見て回りたいと
思います。。スキルの範囲を拡げて
回る予定です。。。」

「うむ、頼むぞ
他にもあの様な。。。。
(TㅅT)ユキ達の様な子が
おるやもしれん。。。
そこも含めて。。
ユウリお前に託すぞ」

「はい、お父様、、
いえ。国王様。。。
お任せ下さいませ」

「うむ、国としても
しっかりとサポートするでな」


「あ、そうだお父様!!
ワタクシ、アイテムバッグを
作成出来る様になりましたの!!」

「な、、に?」

「はい、コレですわ!!」
国王ですものね。。。
大きな容量と時間停止機能の付いた
アイテムバッグを100個
小さめを100個

移動時は、、とても暇だった
そこで、何か役に立つ物。。。
と思って、作り続けている
冷蔵庫も、渡しておく
冷えたエールを入れてღ
そこには、チョコ、、アイスもある
ふふふ(♡ˊ艸ˋ♡)
我が父ならば喜んでくれるはず

とてもとても、
びっくりしたようだが
受け入れてくれた✨
さすが父順応が早い

コレからも、定期的な報告
含めて連絡を取り合っていく予定だ
いやー、ワタクシ、、、
辛かったけど
別れて良かったღ
あーちゃんの記憶も出て来たし
良い事ばかりねღ
初めは、ナニコレ💢って
思ったアゲインも
想像創造とコラボして
最強のスキルだと思う。。。
他にも無限大に拡がる
可能性✨✨✨
楽しみ過ぎるღ

あ、子供達出てきた。。
明日には、出発する予定だ

子供達は、思ったよりこの村に対して思い残しは無い様だ。。。
必要な物も大人達が持って行った。。
何も残っていないのだ
共の身体以外は、、、

ワタクシのインベントリ、、
ルームはもう、、無限に近いだろう
何でも来い(*•̀ㅂ•́)و

あ、そうだ
家、、ルームの中と同じ仕様の物
対処チームや、兵士たちの為
シェアハウスの様な機能の
テント。。。中はめちゃ広い✨
結界付きだよ?
を渡しておく。。。
お父様には少しサービスღ
ログハウス風だ。
案外広い5LDKだ!!
もう帰るだろうけど
旅先ででも、使って下さいな

と言う事で、、、
子供達。。と私達。。
お父様や対処チームも皆で
助けが間に合わなかった子達を私のルームへ移す。。。
移す前にお墓参りだ
そこは、印の石とお花がそれぞれ
植えてあった。。献花と共に

「「「「皆んな、一緒だよ。。
一緒に行こうね。。。」」」」
と、子供達がそれぞれのお墓に
話しかける。。。1つ1つと
✨✨✨としたものがふわふわと
漂う。。。穏やかな光だ

「間に合わなくて。。。
ごめんね。。気が済むまで
一緒にいようね。。。
気が済んだら。。。また
生まれ変わっておいで、。。」
私の想いを伝える

「子供らよ、、済まなかった
私が力及ばず。。。辛い思いを
させたな。。。
お前達の友のことは、、、
任せておくれ。。。
どうか、どうか、安らかに」
父からも、言葉として言霊となり
伝わった事だろう

こうして、子供達、、
のお友達は、私達と一緒に
行く事になった
ふわふわと穏やかな光は
共にある

ゆくゆくは
他の子供達も、、
そこに住んでも良いけど
今は、まだ私達と一緒の馬車の中

大人になって良い所があればそこに住んでも良いし。。彼女達のコレからを全力でサポートして行く
一緒に幸せになろうねღ












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