29 / 33
私の生まれた日 5
しおりを挟む終わった。。私の初恋
あんなに愛したのは幻だった
縋りたかったんだわ
そういう意味ではお互いさまね、、
ああ、叔父夫妻を忘れていた
「叔父様。。
今まで、ありがとうございました
とは、言いません
あなた方にして頂いた事など
1つもありませんから。
コレからは、ご自分達の罪に
応じた罰をしっかり受けて下さいませ
我がブライスリー公爵家は
無事、私が受け継ぎました」
「何を!!!
今まで育ててやっただろう!
教育も学園に通う以上の物を
受けさせてやった!!
この、恩知らずが!!!」
ふっ、「戯言を。。
あなたがしてくれた事。。。
それは、鞭打つ事、、
食事を抜く事。。
私から、全て、奪う事。。
色々教えてくれたのは
セバスチャン。。
事業も、領地の事も
セバスチャンが切り盛りして
存続させてくれた。。
その後は、私が
セバスチャンとアランに
助けて貰いながらやって来た事
あなた達がしていたのは
ソレを湯水の様に使う事。。
逆に、補填して欲しいくらいです
あなた達が居たこの6年程で
かなりの、流用もありました。。
その分も、ライディス元公爵様達と
一緒に償って下さいませ
では、皆さまご機嫌よう」
罪を犯した者達は
連れられて行き、直ぐ様
隷属の首輪を付けられた
コレからしっかり償って行く事だろう
死ぬ事も許されぬ辛さ
その内分かるはず
罪に応じて、隷属の首輪も
その度合いが異なる
罪が軽い者達は
その度合いに応じて、
働いて貰う事になっている
何せ、人手不足になってしまった
情報が漏れても問題の無い無所で
仕事して貰う
逃げない、人を傷つけない、
自傷しない、不正しない。。
と言うのは
どの首輪にも共通しているが。。
そして、コレから捕われていた
者達、、薬に拷問に、、
心と身体の傷を癒やして
いくのに必要なもの、、
その都度魔道具として出して行く
つもりだ、、
少しでも楽になってもらう為に
もう、我慢はしなくて良いと
心身共に感じて欲しい
図書室で、学んだ事
ソレは、何をしたいか
具体的に感じ、しっかり思い描く事
そうすれば、魔道具や、魔法として
使う事が出来る
今まであった道具、魔法が
沢山本に記されていた
ソレも参考にして今は
色々やってみている
その中で、力が大きいと言われた
意味も分かった。。。
魔道具、魔法を作り出す能力が
本に記されているよりも
強いようだ、、
この力は私の為にも使おう
そして、大切な人のため
色々な人々の為
使っていこう
「皆のもの、、今ここに居る者は
悪では無いと判定出来た者達
此処に残れた者達は、、
少ない。。
それだけ、誘惑に打ち勝つのは
難しいのだ、、
しかし、今までの誘惑に
打ち勝ってこれたのだ
邪魔だてする者がいなくなった
今、革新はどんどん進むだろう
そして、優秀な者は、、
身分に関係なく登用して行く
これからも、判別の水晶は
定期的に使って行く、、
コレは、私も含めてだ
どうか、皆、力を貸してくれ
頼む
この国を、世界を、、
共に、繁栄させよう 」
「「「「「御意」」」」」
すっかり、人が減ってしまったが
逆に丁度良い
変に気を使う事も無くなり
改めて、パーティの続きを!
「皆さま、、
本日は、お集まり頂き、
感謝しております。。。
コレから為さねばならない事も
多くございます。
しかし、今宵は、
ソレを一時お忘れ頂き
飲み、食べ、踊り
楽しんで参りましょう
明日より
新たに、はじめて参りましょう」
パーティを再開する
色々な方達と挨拶を交わし
今まで、話すことの出来なかった
色々な方と交流を持てた
コールマン公爵と踊り
執事服ではあるが
アランとも踊れた
エスコートの上手いアランは
ダンスのリードも上手く
とても楽しく踊れた。。
父と母を喪ってから
初めて、、楽しい誕生日を
過ごす事が出来た。。
幸せだ
夜風にあたる為アランと
ヴァルコニーへ
今宵の月は
下弦の月
美しく煌めいている
アランも煌めいて
月の化身のようだ
56
お気に入りに追加
259
あなたにおすすめの小説
そういうとこだぞ
あとさん♪
恋愛
「そういえば、なぜオフィーリアが出迎えない? オフィーリアはどうした?」
ウィリアムが宮廷で宰相たちと激論を交わし、心身ともに疲れ果ててシャーウッド公爵家に帰ったとき。
いつもなら出迎えるはずの妻がいない。
「公爵閣下。奥さまはご不在です。ここ一週間ほど」
「――は?」
ウィリアムは元老院議員だ。彼が王宮で忙しく働いている間、公爵家を守るのは公爵夫人たるオフィーリアの役目である。主人のウィリアムに断りもなく出かけるとはいかがなものか。それも、息子を連れてなど……。
これは、どこにでもいる普通の貴族夫婦のお話。
彼らの選んだ未来。
※設定はゆるんゆるん。
※作者独自のなんちゃってご都合主義異世界だとご了承ください。
※この話は小説家になろうにも掲載しています。
騎士の元に届いた最愛の貴族令嬢からの最後の手紙
刻芦葉
恋愛
ミュルンハルト王国騎士団長であるアルヴィスには忘れられない女性がいる。
それはまだ若い頃に付き合っていた貴族令嬢のことだ。
政略結婚で隣国へと嫁いでしまった彼女のことを忘れられなくて今も独り身でいる。
そんな中で彼女から最後に送られた手紙を読み返した。
その手紙の意味をアルヴィスは今も知らない。
あなたの秘密を知ってしまったから私は消えます
おぜいくと
恋愛
「あなたの秘密を知ってしまったから私は消えます。さようなら」
そう書き残してエアリーはいなくなった……
緑豊かな高原地帯にあるデニスミール王国の王子ロイスは、来月にエアリーと結婚式を挙げる予定だった。エアリーは隣国アーランドの王女で、元々は政略結婚が目的で引き合わされたのだが、誰にでも平等に接するエアリーの姿勢や穢れを知らない澄んだ目に俺は惹かれた。俺はエアリーに素直な気持ちを伝え、王家に代々伝わる指輪を渡した。エアリーはとても喜んでくれた。俺は早めにエアリーを呼び寄せた。デニスミールでの暮らしに慣れてほしかったからだ。初めは人見知りを発揮していたエアリーだったが、次第に打ち解けていった。
そう思っていたのに。
エアリーは突然姿を消した。俺が渡した指輪を置いて……
※ストーリーは、ロイスとエアリーそれぞれの視点で交互に進みます。
お飾りな妻は何を思う
湖月もか
恋愛
リーリアには二歳歳上の婚約者がいる。
彼は突然父が連れてきた少年で、幼い頃から美しい人だったが歳を重ねるにつれてより美しさが際立つ顔つきに。
次第に婚約者へ惹かれていくリーリア。しかし彼にとっては世間体のための結婚だった。
そんなお飾り妻リーリアとその夫の話。
別に要りませんけど?
ユウキ
恋愛
「お前を愛することは無い!」
そう言ったのは、今日結婚して私の夫となったネイサンだ。夫婦の寝室、これから初夜をという時に投げつけられた言葉に、私は素直に返事をした。
「……別に要りませんけど?」
※Rに触れる様な部分は有りませんが、情事を指す言葉が出ますので念のため。
※なろうでも掲載中
アリシアの恋は終わったのです【完結】
ことりちゃん
恋愛
昼休みの廊下で、アリシアはずっとずっと大好きだったマークから、いきなり頬を引っ叩かれた。
その瞬間、アリシアの恋は終わりを迎えた。
そこから長年の虚しい片想いに別れを告げ、新しい道へと歩き出すアリシア。
反対に、後になってアリシアの想いに触れ、遅すぎる行動に出るマーク。
案外吹っ切れて楽しく過ごす女子と、どうしようもなく後悔する残念な男子のお話です。
ーーーーー
12話で完結します。
よろしくお願いします(´∀`)
旦那様に愛されなかった滑稽な妻です。
アズやっこ
恋愛
私は旦那様を愛していました。
今日は三年目の結婚記念日。帰らない旦那様をそれでも待ち続けました。
私は旦那様を愛していました。それでも旦那様は私を愛してくれないのですね。
これはお別れではありません。役目が終わったので交代するだけです。役立たずの妻で申し訳ありませんでした。
貴方もヒロインのところに行くのね? [完]
風龍佳乃
恋愛
元気で活発だったマデリーンは
アカデミーに入学すると生活が一変し
てしまった
友人となったサブリナはマデリーンと
仲良くなった男性を次々と奪っていき
そしてマデリーンに愛を告白した
バーレンまでもがサブリナと一緒に居た
マデリーンは過去に決別して
隣国へと旅立ち新しい生活を送る。
そして帰国したマデリーンは
目を引く美しい蝶になっていた
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる