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あの頃のエリックはどこに… ※R18

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街に来て数週間が経った頃、俺達の生活も大分落ち着いてきた。
ここに来て泊まった宿の女将さんがとてもいい人で、子連れの俺たちに大変だろうといつまでも居ていいと言ってくれたのだ。そして、何かと食事を提供してくれる。
せめてものお礼にと、エリックが宿の1階にあるレストランで働くことに。
今まで犬として生きてきたエリックだが、人間として働くのは楽しいようで女将さんにも気に入られているようである。
そして、俺はというと。

「かぁたま~」
「よしよしエリック、ご飯にしような」

絶賛育児に奮闘中である。
初めての子育て、慣れないことだらけ何が正解かも分からない。けれど、妖精、エリック、女将さんの助けもあって何とかアレクを育てることが出来ている。この間まで赤ん坊だったエリックは急激に成長し、今では自分で歩けるように。
あまりにも早い成長に目眩がするけど、我が子はどんな姿になっても可愛い。


「エヴァ!ただいま!」
「エリックおかえり」

勢いよく抱きついてくるエリックを慌てて受け止める。

「エヴァっエヴァっ今日もお仕事頑張った!褒めて褒めて!」
「わっ分かったからっ・・・急に飛びつくのやめろよ!」

全く。コロコロと丸い子犬のエリックが飛び込んでくる分には可愛いけど。いくらエリックとはいえこんな大男に飛び込んでこられちゃ、俺の体が持たない。


「ねぇエヴァ~僕とも交尾しよ?」
「は・・・はぁ!?何言って・・・」
「あいつらばっかりずるい!エヴァを守ってたのは俺なんだよ!俺の方があいつらよりもずっといい番になれる!」

がばっと覆いかぶさられ俺は容易にベッドへと押し倒された。

「エヴァっ・・・俺の子供も産んで?ね?エヴァいっぱい気持ちよくするから♡」

ベロベロと遠慮なく首筋を舐め回される。
ぬるりとした感覚に思わず腰が疼いた。
(そういえばあの屋敷出てからずっとご無沙汰だったしな・・・ってだめだめ!相手はエリックだぞ!?)

「駄目だエリックっ・・・俺の言うこと聞け!」
「やだやだ!俺もエヴァと交尾するっ・・・!」
「あっ♡♡だめだってぇっ…♡♡」

授乳しやすいようにすぐ脱げるシャツを着ていたのが仇となる。乳首にぢゅぱぢゅぱと吸い付かれ、いやらしい水音に俺の体も徐々に火照り始めた。

「あ"っ♡ねぇっアレクがいるからっ…!」
「アレクは寝てるよ?ね、今は僕に集中して?」

そう言うとエリックは俺の秘部を舐め回し始める。
遠慮のない舌使いに嫌でも艶めいた声が出てしまった。

「あ"っ♡ん"ぅっ…!♡♡や"っ♡や"めぇ"っ♡♡」
「可愛い・・・エヴァっ可愛い・・・!僕の赤ちゃん産んで?♡」
「あ"ぁ"っ♡♡い"っ♡♡い"くっ…!♡♡い"っちゃうっ…!♡♡」

暫くご無沙汰だった事もあり、エリックの責めであっという間に絶頂へと導かれる。
はあはあと呼吸を荒く余韻に浸っていれば、エリックのいきりたった物が押し付けられる。

「はぁ"っ♡♡だめっエリック…!♡♡」
「駄目じゃないよエヴァ?♡僕のこと好きでしょ?ね、好きって言って?」
「あんっ♡好きだけどぉっ…!♡♡あ"ッ♡♡だめだめだめはいってるぅ"ッ…~~!!♡♡」

ぬぷぷぷぷ♡♡♡♡♡♡

どちゅん♡♡と突かれた奥に舌を出し喘ぐ。

「あ"っ…~~~~♡♡♡♡ひっ♡う"っ♡♡♡♡」
「エヴァの声凄く可愛い・・・ね、もっと声出して?エヴァの声聞きたい」

どちゅ♡♡どちゅ♡♡どちゅ♡♡どちゅ♡♡どちゅ♡♡どちゅ♡♡どちゅ♡♡どちゅ♡♡

遠慮のないピストンが始まり俺は挿入して間もないのに再び絶頂した。
しかし、エリックは止まらない。敏感になったソコをこれでもかと突いてくる。

「あ"♡♡あ"ひっ♡♡ひもぢっ…♡♡しゅごっ…!♡♡しゅごいぃっ…♡♡♡♡あ"ひっぃ…♡♡♡♡お"っ♡♡お"っ♡♡あ"っ…!♡♡しょこっ♡♡しょこぉ"ッ…♡♡ぎもちっ♡♡」

ぱん♡♡ぱん♡♡ぱん♡♡ぱん♡♡ぱん♡♡


視界がチカチカと光る。
俺が何度目かの絶頂を迎えた時、エリックも限界が来たのか俺を強く抱き締め、腰を押し付ける。
びゅるると叩きつけられる精液の感覚に俺は身体を震わせた。
しかし、いつもと違う感覚に脳内にはてなマークが浮かぶ。

「にゃ・・・にゃにこれぇ…♡♡」
「あ、気づいた?僕犬だから、射精中は抜けないように先端が膨らむんだぁ。ほら、今抜こうとするとコブが当たって抜けないでしょ?」
「ひっ♡♡や"ッ♡♡動かさないでぇッ!?♡♡♡♡」

ぐぽぐぽとエリックが腰を引く度に先端のコブが引っかかり中の弱いところ、しこりを押しつぶす。
エヴァの反応に気を良くしたのか、エリックはわざと腰を小刻みに揺らしエヴァを悶絶させた。

「あ"ッ♡♡ら"めぇ"ッ♡♡こぇ"ッ!!♡♡♡♡い"ッイグゥッ…!!?♡♡♡♡♡♡」

ぬぽ♡♡ぬぽ♡♡ぬぽ♡♡ぬぽ♡♡ぬぽ♡♡
ぷしゃっ♡♡♡♡ぬぽっ♡♡ぬぽ♡♡ぐぽ♡♡ぐぽ♡♡ぐぽ♡♡

「あ"ッ…~~~~~~♡♡♡♡♡♡い"ぐッ♡♡まだイグぅッ…!!?♡♡♡♡いぎましゅッ♡♡いっぢゃいましゅぅ"ッ♡♡♡♡♡♡」

ぷしゃっ♡♡ぷしゃっ♡♡ぷしゃっ♡♡
ぐぽ♡ぐぽ♡ぐぽ♡♡ぐぽ♡ぐぽ♡ぐぽ♡ ぐぽ♡ぐぽ♡ぐぽ♡

「お"ッ♡♡も"っ♡♡やべてぇ"ッ♡♡い"ぐうっ…!?♡♡♡♡ぎぼぢっ♡♡ぎぼちぃ"ッ♡♡♡♡」

笑顔で腰を動かし続けるエリックに俺を耐えかね脚をばたつかせる。
しかし、難なく押さえつけられ上からドスドスとピストンされてしまった。

「あ"っ…~~~~~!?!?♡♡♡♡い"っぢゃぁッ♡♡♡♡♡♡い"っぢゃうよぉッ…!!?♡♡♡♡♡あ"ぁ"ッ…!っ~~!!?♡♡♡」
「エヴァ♡エヴァ♡♡気持ちいいね♡♡ずっとえっちしてたい♡♡エヴァ大好き♡♡」






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