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La Madrugada 27 〔嬉戯 7〕ー後の戯れ 1ー # R18
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※ 時間軸が近い未来で、弟のひとり語りです。えちだけゆるっと読んで、後程「あーー、それであの台詞」くらいに、思ってもらえれば。(願)
§
眼を閉じて、目隠しの裂を受ける……。
寝台に仰向けに横たわり、両手首は頭上で、手枷ではなく、日陰の手で押さつけられている。……僕が、そうされるのが好きだって、知られてしまっている。ーー今さら隠したって仕方ないし、隠すつもりもないけれど、恥ずかし……い……
「あっ!」
いきなり右の乳首を弾かれて、意識する前に声が出てしまう。視界が消されて、僕の身体は……感度が上がっている。これは、そういう戯れ。
「ん……」
唇を指でなぞられ、食まれる……。
首筋を唇で、舌で辿られ、胸に下りてくる。
「あんっ……あ……」
乳首を食まれ、舌で転がされる……少し、くすぐったくって、キモチ悦い……そして臍の窪みを舌で探られ、脇腹を、鼠径部を撫でられて……あ……ん、ーー男根を含まれ……た。
「あ……は……」
鬼頭の先を舐められ、雁を、裏をなぞられ、玉を転がされて。もう一度、兄さまの口腔に含まれて……でも、それだけ。ちゅく……って、少し吸ってくれる、だけ……。
僕は既に高まっていて、腰を揺らしたくて……思い切りいやらしく振りたくて、たまらない……けれど、我慢しなきゃ、いけない。
まだ、兄さまの行為は熱を持っていない、から。
ーーまだ、僕を確かめているだけ……これは、兄さまの傷。
ーー僕がつけてしまった、傷。
兄さまが足の間……男根と肛門のとても敏感なところに舌を這わせる。僕は首を何度も左右に振って、眉を寄せて……首を仰かせて、逃げてはくれない快感を、それでも逃そうと足掻く。
「あ……っーーんんっ! 兄さま!」
兄さまに足の付け根、太腿内側の際をきつく吸われた。きっと、跡がつく……嬉しい。跡が残されることも、……兄さまに熱が灯ったことも。
「……もう、濡れている」
兄さまの声も、濡れている……、けれど実際に、ドロドロに濡れているのは、僕の男根……。
「ごめ……なさい、兄さま」
「いや、普通にイけないように調教たのは兄さまだ。でも、恥ずかしいな? 我慢の利かない男根から、だらだらと……こんなに濡れて」
言葉で辱しめてくれる兄さまに、僕は許しを乞う。
「許してください、兄さま。我慢の利かない、はしたない身体の……僕を、いやらしい僕を、許して」
「許そう。どうしたい?」
僕は、いやらしいコトを口に出さなきゃならない。
もう散々、言っているし、それ以上に恥ずかしいことだって沢山した……それなのに、まだ恥ずかしくて、涙も枯れてくれないのは何故だろう。
「四つ這いで、お尻を振りたい……です」
……兄さまの笑みが深くなる気配がする。でも、ゾクゾクするのは何故だろう。
「日陰」
兄さまの声で、僕の手首を戒めていた、日陰の手がはずれる。
「リシェ、四つ這い」
兄さまが命じてくれて、僕は四つ這いになった、でも。
「リシェ、腕を折るな。四つ這いだよ」
兄さまは、顔を伏せてお尻を突き出す姿勢を許してくれなかった。
「は……い、兄さま。でも、僕……」
「兄さまは、四つ這いを命じたよ、リシェ」
腕が震える……でも、命じられた通りにしなきゃいけない。
「はい、……兄さま」
「繰り返しなさい。“肛門を舐めてください”」
コク……と唾液を飲み込んで、兄さまの言葉を繰り返す。
「僕の、……肛門を舐めてください、兄さまーーーーあっ、ああっ! や、悦いっ」
兄さまは最初からキツく、僕の肛門を嬲った。
ちゅぷ、ちゃぷ……ちゅくっ……っ
兄さまが好きな、青のティゼが香る……僕も、甘い白ティゼより、青の清涼な香りが好きになった……その青のティゼが香る軟膏で、更に肛門が的確に解されていく……僕の弱いトコロを責めながら。
「兄……さま、僕っ……我慢、できな……っ!!」
腕……快感に|《ふる》震えて、持たない……。
「駄目だよ、リシェ。四つ這いだ。犬の格好だよ」
そう、犬の……でもっ……
「に、さまっ……僕、イくのもがま……できな……」
裂も……また、濡らしている……。僕は本当に全く我慢の利かない身体になった。
§
眼を閉じて、目隠しの裂を受ける……。
寝台に仰向けに横たわり、両手首は頭上で、手枷ではなく、日陰の手で押さつけられている。……僕が、そうされるのが好きだって、知られてしまっている。ーー今さら隠したって仕方ないし、隠すつもりもないけれど、恥ずかし……い……
「あっ!」
いきなり右の乳首を弾かれて、意識する前に声が出てしまう。視界が消されて、僕の身体は……感度が上がっている。これは、そういう戯れ。
「ん……」
唇を指でなぞられ、食まれる……。
首筋を唇で、舌で辿られ、胸に下りてくる。
「あんっ……あ……」
乳首を食まれ、舌で転がされる……少し、くすぐったくって、キモチ悦い……そして臍の窪みを舌で探られ、脇腹を、鼠径部を撫でられて……あ……ん、ーー男根を含まれ……た。
「あ……は……」
鬼頭の先を舐められ、雁を、裏をなぞられ、玉を転がされて。もう一度、兄さまの口腔に含まれて……でも、それだけ。ちゅく……って、少し吸ってくれる、だけ……。
僕は既に高まっていて、腰を揺らしたくて……思い切りいやらしく振りたくて、たまらない……けれど、我慢しなきゃ、いけない。
まだ、兄さまの行為は熱を持っていない、から。
ーーまだ、僕を確かめているだけ……これは、兄さまの傷。
ーー僕がつけてしまった、傷。
兄さまが足の間……男根と肛門のとても敏感なところに舌を這わせる。僕は首を何度も左右に振って、眉を寄せて……首を仰かせて、逃げてはくれない快感を、それでも逃そうと足掻く。
「あ……っーーんんっ! 兄さま!」
兄さまに足の付け根、太腿内側の際をきつく吸われた。きっと、跡がつく……嬉しい。跡が残されることも、……兄さまに熱が灯ったことも。
「……もう、濡れている」
兄さまの声も、濡れている……、けれど実際に、ドロドロに濡れているのは、僕の男根……。
「ごめ……なさい、兄さま」
「いや、普通にイけないように調教たのは兄さまだ。でも、恥ずかしいな? 我慢の利かない男根から、だらだらと……こんなに濡れて」
言葉で辱しめてくれる兄さまに、僕は許しを乞う。
「許してください、兄さま。我慢の利かない、はしたない身体の……僕を、いやらしい僕を、許して」
「許そう。どうしたい?」
僕は、いやらしいコトを口に出さなきゃならない。
もう散々、言っているし、それ以上に恥ずかしいことだって沢山した……それなのに、まだ恥ずかしくて、涙も枯れてくれないのは何故だろう。
「四つ這いで、お尻を振りたい……です」
……兄さまの笑みが深くなる気配がする。でも、ゾクゾクするのは何故だろう。
「日陰」
兄さまの声で、僕の手首を戒めていた、日陰の手がはずれる。
「リシェ、四つ這い」
兄さまが命じてくれて、僕は四つ這いになった、でも。
「リシェ、腕を折るな。四つ這いだよ」
兄さまは、顔を伏せてお尻を突き出す姿勢を許してくれなかった。
「は……い、兄さま。でも、僕……」
「兄さまは、四つ這いを命じたよ、リシェ」
腕が震える……でも、命じられた通りにしなきゃいけない。
「はい、……兄さま」
「繰り返しなさい。“肛門を舐めてください”」
コク……と唾液を飲み込んで、兄さまの言葉を繰り返す。
「僕の、……肛門を舐めてください、兄さまーーーーあっ、ああっ! や、悦いっ」
兄さまは最初からキツく、僕の肛門を嬲った。
ちゅぷ、ちゃぷ……ちゅくっ……っ
兄さまが好きな、青のティゼが香る……僕も、甘い白ティゼより、青の清涼な香りが好きになった……その青のティゼが香る軟膏で、更に肛門が的確に解されていく……僕の弱いトコロを責めながら。
「兄……さま、僕っ……我慢、できな……っ!!」
腕……快感に|《ふる》震えて、持たない……。
「駄目だよ、リシェ。四つ這いだ。犬の格好だよ」
そう、犬の……でもっ……
「に、さまっ……僕、イくのもがま……できな……」
裂も……また、濡らしている……。僕は本当に全く我慢の利かない身体になった。
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