悠久の Madrugada〈マドゥルガダ〉 -蒼い闇- 《本編完結》「後日譚」連載開始しました

桜楽-sakura-

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La Madrugada 17 〔寵辱 1〕# R18

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 兄は、弟の腰にシェシェを2つ差し込むと、足を高く上げ大きく開いて、いつぞやのようにヘッドボードの左右の鎖につないでしまった。

「手首は? 大丈夫か」
シェシェを置いてくれたから……平気」

 後ろ手にした手首に体重が掛かれば、鎖を巻いた手首はそれだけで、怪我をしてしまうだろう。
 腰の下に入れられたシェシェが、弟の手首を守り、そして……高々と肛門アヌスさらす姿勢を取らせる支えとなっていた。

「兄さま……恥ずか……しい……」
「ーーそうだろうな。だが、もう兄さまに見せているだろう? ーー兄さまが、リシェを性奴隷兄さまの女にした時から」
 事もなく言って兄は微笑み、弟の頬には朱が差した。

 絶え間ない嬌声きょうせいをあげて、いやらしいことを自ら請いい願う姿を、弟は既に兄に見せた。

 もう身体を開かれることによろこびを得ることは、心と身体に刻まれている。

 だから、“女になった”その時と同じように肛門アヌスを責められるーー……ことを。既に、期待している。

 「恥ずかしい」と泣きながら、はしたない格好をさせられ、いやらしい責めを受けるのも、卑猥ひわいな言葉を強要されることも。

「可愛い、兄さまのリシェ。自分から言ってごらん」

「ぃや……兄さま……や…………」
 ふるふると首を振る弟に、兄はさとすように言う。

「兄さまは教えないよ。自分で考えなさい……兄さまにして欲しいことを」
「ーー! や……ぁ兄さま、イヤ…………」

「ああ、恥ずかしくて泣き出してしまったね……でも、許さないよ。言いなさい、リシェ」
 いつもは導いてくれる兄が、それをしてくれない。

「恥ず……かしいよ……」

「知っている。でも、リシェはもう沢山いやらしいことを口にした。本当は言えるーーいやらしいこと、言いたいだろう?」

 兄の、言う通りだったーー。

「あ…………ーー肛門アヌ……ス

「聞こえない」

肛門アヌス……を、リシェ肛門アヌス……舐めて……ください…………」

「もう、一度」

「兄さま……! リシェの、肛門アヌスを舐めてください……!」
 やっとのことで口にする、だがーー

肛門アヌスを舐めて、それから?」 
 兄は容赦がなかった。

リシェを沢山はずかしめて……それからーー兄さまの男根ペニスリシェ肛門アヌスを犯してください……ドライでイくことメスイキリシェしつけて!! ああっっ!! ーーーー気持ちいっ……あ……兄さまぁっ」

 兄は、弟に褒美ほうびを与えた。



 §
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