【完結】金木犀の香る頃

 金木犀の木に手紙が置かれているのをみつけた。
 スマと書かれた一通の手紙。それから文通が始まった。
 スマから手紙が届き、僕はそれに手紙を書く。顔を合わせない婚約者の話、心から思っている女性のことを語る。穏やかな心温まる手紙だけの会話を。
 そして、運命の日がくる。
 幸せだと思っていたのに、事実を知ってた僕は・・・。金木犀の香りだけを残した。


 救いのない話になっておりますので、念のためティッシュをご用意して、お読みください。

 昨年11月頃執筆したものです。どうしても金木犀が咲くまで待っていました。
 気温が高くまだ開花していませんが、投稿してゆきます。
 やっと披露目できます😆ぜひ金木犀の香りを感じながらお楽しみください。


小説家になろう さんにて再度掲載します。
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