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王太子殿下誕生日パーティーです。
1ヶ月前、ユーファミア様とオリヴァ様との婚約が無事に解消されました。
わたしが集めに集めた証拠をもとに婚約解消を国王経由で突きつけたのです。
ユーファミア様のお父様・・・旦那様はほっとされました。
そして今はウキウキとされています。
なぜなら、アルファス殿下との婚約が決まったのです。
必死でユーファミア様を口説いたのです。
今なら、まだ解消できる!!
ユーファミア様、目を覚ましてください!!
ユーファミア様の目は恋する瞳。
キラキラと輝いている。
お美しい・・・。
くそっ。
禿げろ。
O形にはげちまえ。
M形でもこの際構わない。
ユーファミア様・・・、
お美しいドレス。お似合いです。
あの殿下の色だけど・・・。
わたしの色を纏って欲しい・・・。
鼻血もの。
今日生きれるかな?
出血多量で倒れるかも・・・。
レバー食べたしもつかな?
ちなみにわたしも僭越ながらドレスを着ています。
なぜかとある方から贈られてきたから。
ドレスに罪はありませんから着ましたが、問い詰めなければならない案件です。
わたしたちは王城に向かいました。
旦那様がある一室にむかいます。
そこにはアルファス殿下がいました。
とろけそうな顔。
地に落ちろ。
埋めてやる。
「ファミア嬢。エスコートさせていただけますか?」
ユーファミア様の顔が真っ赤になっています。
お可愛いらしいです。
チッ。
憎らしいけど、今日は許しましょう。
明日、けちょんけちょんにしてしまいしょう。
「ライラは僕とね」
ケイラー様・・・なぜに?
「そのドレス似合ってるよ」
「はあ。なぜわたしに?」
「なぜって・・・?忘れてる?」
「なにをです?」
「はぁ・・・」
ケイラー様はため息。
なぜ?
わたしたちは会場入りしました。
ルシファル様とルーク様もいらっしゃいます。
アンナ様とディルク殿下のもとへ行こうとした時、オリヴァとミリアがやってきたのです。
「ユーファ、どう言う事だ!!」
こんな公の場で怒鳴るなんて、礼儀作法もなっていません。
しかも、アルファス皇太子殿下とルーク殿下のいる前でー。
わたしは庇うようにたちました。
オリヴァはわたしを突き飛ばします。
最低野郎・・・。
「ライラ!」
「ユーファ!!」
ユーファミア様が危ない!!
「グランツィオ公爵子息。何をしている」
低い声。
オリヴァが怯みました。
「アルファス殿下申し訳ありません。ですが、ユーファに聞きたいことが・・・。ユーファ、なぜ婚約解消したんだ?」
声を抑え気味に聞く。
失礼なやつだ。
今ごろ?すでに1ヶ月たってますよ?
あなたここに来れるはずありませんが?
なぜ怒る?
「なぜ。ずっと解消を求めていました。やっと認められたのですわ」
ユーファミア様は言いました。
「な・・・」
「グランツィオ様はミリア様がお好きなのでしょう。わたくしはもう、貴方様のことを思うのをやめましたの。だから婚約解消を願ったのですわ」
「しかし、わたしは願ってない。これは政略結婚のはず。何をした???なぜわたしが廃嫡になった?」
「そうですわ。なぜオリヴァ様が!!!」
揉めているところにオリヴァの父親グランツィオ公爵がやってきます。
「オリヴァ、なぜここにいる?!」
「父上。どうしてユーファとの婚約が解消になったのです。しないとあれほど」
「帝国側から入った国王の命だ。なぜお前がここにいる!お前は廃嫡だと・・・」
「納得がいかない。婚約解消ごときで廃嫡など」
「お前が皇女様に手をあげたからだ!!」
「はっ?わたしは皇女殿下に手をあげてはいません」
なんだ、この身内喧嘩?
皇女?
わたしは隣で笑っている、主人を見たのだった。
1ヶ月前、ユーファミア様とオリヴァ様との婚約が無事に解消されました。
わたしが集めに集めた証拠をもとに婚約解消を国王経由で突きつけたのです。
ユーファミア様のお父様・・・旦那様はほっとされました。
そして今はウキウキとされています。
なぜなら、アルファス殿下との婚約が決まったのです。
必死でユーファミア様を口説いたのです。
今なら、まだ解消できる!!
ユーファミア様、目を覚ましてください!!
ユーファミア様の目は恋する瞳。
キラキラと輝いている。
お美しい・・・。
くそっ。
禿げろ。
O形にはげちまえ。
M形でもこの際構わない。
ユーファミア様・・・、
お美しいドレス。お似合いです。
あの殿下の色だけど・・・。
わたしの色を纏って欲しい・・・。
鼻血もの。
今日生きれるかな?
出血多量で倒れるかも・・・。
レバー食べたしもつかな?
ちなみにわたしも僭越ながらドレスを着ています。
なぜかとある方から贈られてきたから。
ドレスに罪はありませんから着ましたが、問い詰めなければならない案件です。
わたしたちは王城に向かいました。
旦那様がある一室にむかいます。
そこにはアルファス殿下がいました。
とろけそうな顔。
地に落ちろ。
埋めてやる。
「ファミア嬢。エスコートさせていただけますか?」
ユーファミア様の顔が真っ赤になっています。
お可愛いらしいです。
チッ。
憎らしいけど、今日は許しましょう。
明日、けちょんけちょんにしてしまいしょう。
「ライラは僕とね」
ケイラー様・・・なぜに?
「そのドレス似合ってるよ」
「はあ。なぜわたしに?」
「なぜって・・・?忘れてる?」
「なにをです?」
「はぁ・・・」
ケイラー様はため息。
なぜ?
わたしたちは会場入りしました。
ルシファル様とルーク様もいらっしゃいます。
アンナ様とディルク殿下のもとへ行こうとした時、オリヴァとミリアがやってきたのです。
「ユーファ、どう言う事だ!!」
こんな公の場で怒鳴るなんて、礼儀作法もなっていません。
しかも、アルファス皇太子殿下とルーク殿下のいる前でー。
わたしは庇うようにたちました。
オリヴァはわたしを突き飛ばします。
最低野郎・・・。
「ライラ!」
「ユーファ!!」
ユーファミア様が危ない!!
「グランツィオ公爵子息。何をしている」
低い声。
オリヴァが怯みました。
「アルファス殿下申し訳ありません。ですが、ユーファに聞きたいことが・・・。ユーファ、なぜ婚約解消したんだ?」
声を抑え気味に聞く。
失礼なやつだ。
今ごろ?すでに1ヶ月たってますよ?
あなたここに来れるはずありませんが?
なぜ怒る?
「なぜ。ずっと解消を求めていました。やっと認められたのですわ」
ユーファミア様は言いました。
「な・・・」
「グランツィオ様はミリア様がお好きなのでしょう。わたくしはもう、貴方様のことを思うのをやめましたの。だから婚約解消を願ったのですわ」
「しかし、わたしは願ってない。これは政略結婚のはず。何をした???なぜわたしが廃嫡になった?」
「そうですわ。なぜオリヴァ様が!!!」
揉めているところにオリヴァの父親グランツィオ公爵がやってきます。
「オリヴァ、なぜここにいる?!」
「父上。どうしてユーファとの婚約が解消になったのです。しないとあれほど」
「帝国側から入った国王の命だ。なぜお前がここにいる!お前は廃嫡だと・・・」
「納得がいかない。婚約解消ごときで廃嫡など」
「お前が皇女様に手をあげたからだ!!」
「はっ?わたしは皇女殿下に手をあげてはいません」
なんだ、この身内喧嘩?
皇女?
わたしは隣で笑っている、主人を見たのだった。
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