107 / 262
第106話 話が違う
しおりを挟む
翌朝――――。
ラジオ体操の音楽に重なって、ぐぉぉぉぉぉんとディーゼルエンジンの音が響いてきた。
「……来、た、か、?」
やや眠たそうに『つぎは足を戻して両足飛びね♪』をやりながらアルテマは音のした方に耳をピクつかせる。
六段も気がついて片眉を上げて言った。
「み、たい、だの。や、つら、張り、切って、朝一、から、やる、つ、も、り、だ、な、っと」
『手足の運動~~♪』
「どう、する? 動、くか、?」
「まあ、まて。もうすぐ、終わりだ。体、操を、やり、きって、からに、しよう」
そして清々しく体をほぐすこと数分後。
『のびの~~び深呼吸~~♪』
「す~~~~は~~~~」
「す~~~~は~~~~」
『お疲れ様でした~~♪ 本日は〇〇市✕✕小学校のグランドからお送りいたしました~~~~♪』
「うむ、気持ちよかった」
「そうだな。では行くかアルテマ」
「おう、良い準備運動準になった」
清々しい汗を拭き拭き、アルテマと六段の二人は不敵に笑う。
そしてガチャガチャと作業の音がする裏手の川へと向かうのであった。
「オーライオーライ。……たく、どうやったらこんな頑丈なモンぶっ壊せるんだよ」
クレーン車のフックを誘導しながら現場監督はぼやく。
ゆうべいきなり偽島から連絡があり、工事再開の指示を受けたのだ。
別の現場があったので昨日の一騒動には参加できなかったが、どうやらうまく集落の連中の弱みを握れたようである。
自分にもあの巫女娘の正体や異世界のことなど一通り説明されたが、そういう類の不思議話しにとんと疎い監督は、とにもかくにも工事再開との指示だけ理解すると、今日この朝一からさっそく動き始めたのである。
まずは対岸の集落へと資材を運び入れることから始めなければならない。
そのためには作りかけの橋を完成させなければならないのだが、途中まで通っていた橋は土台からすっかり崩れ落ち、半分以上川に沈んでしまっている。
これも昨日の魔法戦(?)での被害らしいが、いったい何をどうやったら生身の人間にこういう芸当ができるのか、理解できない。
しかし妙な炎を使う子供巫女や、先日の不思議な『動くケーブル』の件もある。
クロードの件も含め信じ難いことばかりだが、とにかく現実の光景を信じるしかない。
「オーケイそのあたりだ、おろせ~~~~!!」
沈んだ橋の先端あたりに誘導し終えると、フックを下げるように合図を送る。
さて、とりあえず吊り上げたらあとは下に土嚢でもかませて仮土台を作ろう。手抜きだが納期まで時間がない。一秒でも早くパネル設置に取り掛からないと。
――――と、思ったところで。
「アモン!!」
どこからか、聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「は?」
対岸を見ると、そこには例の子供巫女が。
そして――――ぼんっ!!
背後から強風と熱が吹いてきた。
振り向くと、まるで地下から突き上げられたように吹き上がる黒い炎。
その中で揺れるクレーン車。
「んなっ!??」
「ぐわあああっっちっちい!!!!」
もがき叫びながら飛び出るオペレーター。そのまま川にダイブ。
さらにその後ろには作業員が乗った送迎用ワンボックスと資材を積んだトラックが。
「アモン!! アモン!!」
――――ぼん、ぼごんっ!!
それらもクレーン車と同じく炎に包まれる。
一瞬にして火炎地獄と化した川辺の広場。
現場監督はその光景を唖然と見つめて、
「……もう邪魔は入らないんじゃなかったのかよ?」
と、くわえていたタバコを落っことした。
そこに響き渡るアルテマの勝ち誇った笑い声。
「はーーっはっはっはっはーーーー!! 無駄じゃ無駄じゃ!! 貴様らなど何度来てもこの私が黒焦げに焼いてやる。次はショベルかブルドーザーか? いかに異世界の兵器が優秀だろうが中身はしょせん人間よ。この私が立ち塞がるかぎり貴様らには足の指一本踏み込ませんぞ!!!! アモンっ!!!!」
「げっ!?」
最後に残った監督。その足元から――ゴッとアモンの熱が吹き上がる。
例によって極力怪我はさせないように、しかし苦痛は最大限感じるように絶妙に温度調整した魔法の炎。具体的に言うと70度くらいの熱。
「ぐわったらちゃっちゃ~~~~っ!!」
股間を押さえ飛び上がる現場監督。
ワンボックスから蜂の巣を突いたように飛び出してくる作業員たち。
全員が大騒ぎしながら一斉に川へと飛び込んだ。
「ふあぁぁぁぁぁぁ……。おぉ……やってるやってる」
そんな騒動を、穴だらけの二階教室から覗き見る男がひとり。
とっておきの一眼レフを動画撮影モードで回している彼の名はヨウツベ。
昨日、寝ずに編集に没頭し、終わったのが明け方。
ほんの二時間程度くらいしか寝られなかったので吐き気がするが、しかしアルテマの元気な高笑いを聞くと、そんな苦労も報われた気がする。
遠くから猛スピードでワゴン車が疾走してきた。
偽島組とプリントされたその車は偽島誠が愛用している社用車だろう。
「はいはい、お出ましお出まし。役者が揃いましたよっと」
その登場をズームでバッチリとらえながら、ヨウツベはニヤリと片頬を上げた。
ラジオ体操の音楽に重なって、ぐぉぉぉぉぉんとディーゼルエンジンの音が響いてきた。
「……来、た、か、?」
やや眠たそうに『つぎは足を戻して両足飛びね♪』をやりながらアルテマは音のした方に耳をピクつかせる。
六段も気がついて片眉を上げて言った。
「み、たい、だの。や、つら、張り、切って、朝一、から、やる、つ、も、り、だ、な、っと」
『手足の運動~~♪』
「どう、する? 動、くか、?」
「まあ、まて。もうすぐ、終わりだ。体、操を、やり、きって、からに、しよう」
そして清々しく体をほぐすこと数分後。
『のびの~~び深呼吸~~♪』
「す~~~~は~~~~」
「す~~~~は~~~~」
『お疲れ様でした~~♪ 本日は〇〇市✕✕小学校のグランドからお送りいたしました~~~~♪』
「うむ、気持ちよかった」
「そうだな。では行くかアルテマ」
「おう、良い準備運動準になった」
清々しい汗を拭き拭き、アルテマと六段の二人は不敵に笑う。
そしてガチャガチャと作業の音がする裏手の川へと向かうのであった。
「オーライオーライ。……たく、どうやったらこんな頑丈なモンぶっ壊せるんだよ」
クレーン車のフックを誘導しながら現場監督はぼやく。
ゆうべいきなり偽島から連絡があり、工事再開の指示を受けたのだ。
別の現場があったので昨日の一騒動には参加できなかったが、どうやらうまく集落の連中の弱みを握れたようである。
自分にもあの巫女娘の正体や異世界のことなど一通り説明されたが、そういう類の不思議話しにとんと疎い監督は、とにもかくにも工事再開との指示だけ理解すると、今日この朝一からさっそく動き始めたのである。
まずは対岸の集落へと資材を運び入れることから始めなければならない。
そのためには作りかけの橋を完成させなければならないのだが、途中まで通っていた橋は土台からすっかり崩れ落ち、半分以上川に沈んでしまっている。
これも昨日の魔法戦(?)での被害らしいが、いったい何をどうやったら生身の人間にこういう芸当ができるのか、理解できない。
しかし妙な炎を使う子供巫女や、先日の不思議な『動くケーブル』の件もある。
クロードの件も含め信じ難いことばかりだが、とにかく現実の光景を信じるしかない。
「オーケイそのあたりだ、おろせ~~~~!!」
沈んだ橋の先端あたりに誘導し終えると、フックを下げるように合図を送る。
さて、とりあえず吊り上げたらあとは下に土嚢でもかませて仮土台を作ろう。手抜きだが納期まで時間がない。一秒でも早くパネル設置に取り掛からないと。
――――と、思ったところで。
「アモン!!」
どこからか、聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「は?」
対岸を見ると、そこには例の子供巫女が。
そして――――ぼんっ!!
背後から強風と熱が吹いてきた。
振り向くと、まるで地下から突き上げられたように吹き上がる黒い炎。
その中で揺れるクレーン車。
「んなっ!??」
「ぐわあああっっちっちい!!!!」
もがき叫びながら飛び出るオペレーター。そのまま川にダイブ。
さらにその後ろには作業員が乗った送迎用ワンボックスと資材を積んだトラックが。
「アモン!! アモン!!」
――――ぼん、ぼごんっ!!
それらもクレーン車と同じく炎に包まれる。
一瞬にして火炎地獄と化した川辺の広場。
現場監督はその光景を唖然と見つめて、
「……もう邪魔は入らないんじゃなかったのかよ?」
と、くわえていたタバコを落っことした。
そこに響き渡るアルテマの勝ち誇った笑い声。
「はーーっはっはっはっはーーーー!! 無駄じゃ無駄じゃ!! 貴様らなど何度来てもこの私が黒焦げに焼いてやる。次はショベルかブルドーザーか? いかに異世界の兵器が優秀だろうが中身はしょせん人間よ。この私が立ち塞がるかぎり貴様らには足の指一本踏み込ませんぞ!!!! アモンっ!!!!」
「げっ!?」
最後に残った監督。その足元から――ゴッとアモンの熱が吹き上がる。
例によって極力怪我はさせないように、しかし苦痛は最大限感じるように絶妙に温度調整した魔法の炎。具体的に言うと70度くらいの熱。
「ぐわったらちゃっちゃ~~~~っ!!」
股間を押さえ飛び上がる現場監督。
ワンボックスから蜂の巣を突いたように飛び出してくる作業員たち。
全員が大騒ぎしながら一斉に川へと飛び込んだ。
「ふあぁぁぁぁぁぁ……。おぉ……やってるやってる」
そんな騒動を、穴だらけの二階教室から覗き見る男がひとり。
とっておきの一眼レフを動画撮影モードで回している彼の名はヨウツベ。
昨日、寝ずに編集に没頭し、終わったのが明け方。
ほんの二時間程度くらいしか寝られなかったので吐き気がするが、しかしアルテマの元気な高笑いを聞くと、そんな苦労も報われた気がする。
遠くから猛スピードでワゴン車が疾走してきた。
偽島組とプリントされたその車は偽島誠が愛用している社用車だろう。
「はいはい、お出ましお出まし。役者が揃いましたよっと」
その登場をズームでバッチリとらえながら、ヨウツベはニヤリと片頬を上げた。
0
お気に入りに追加
20
あなたにおすすめの小説
婚約破棄とか言って早々に私の荷物をまとめて実家に送りつけているけど、その中にあなたが明日国王に謁見する時に必要な書類も混じっているのですが
マリー
恋愛
寝食を忘れるほど研究にのめり込む婚約者に惹かれてかいがいしく食事の準備や仕事の手伝いをしていたのに、ある日帰ったら「母親みたいに世話を焼いてくるお前にはうんざりだ!荷物をまとめておいてやったから明日の朝一番で出て行け!」ですって?
まあ、癇癪を起こすのはいいですけれど(よくはない)あなたがまとめてうちの実家に郵送したっていうその荷物の中、送っちゃいけないもの入ってましたよ?
※またも小説の練習で書いてみました。よろしくお願いします。
※すみません、婚約破棄タグを使っていましたが、書いてるうちに内容にそぐわないことに気づいたのでちょっと変えました。果たして婚約破棄するのかしないのか?を楽しんでいただく話になりそうです。正当派の婚約破棄ものにはならないと思います。期待して読んでくださった方申し訳ございません。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
婚約破棄されたら魔法が解けました
かな
恋愛
「クロエ・ベネット。お前との婚約は破棄する。」
それは学園の卒業パーティーでの出来事だった。……やっぱり、ダメだったんだ。周りがザワザワと騒ぎ出す中、ただ1人『クロエ・ベネット』だけは冷静に事実を受け止めていた。乙女ゲームの世界に転生してから10年。国外追放を回避する為に、そして后妃となる為に努力し続けて来たその時間が無駄になった瞬間だった。そんな彼女に追い打ちをかけるかのように、王太子であるエドワード・ホワイトは聖女を新たな婚約者とすることを発表した。その後はトントン拍子にことが運び、冤罪をかけられ、ゲームのシナリオ通り国外追放になった。そして、魔物に襲われて死ぬ。……そんな運命を辿るはずだった。
「こんなことなら、転生なんてしたくなかった。元の世界に戻りたい……」
あろうことか、最後の願いとしてそう思った瞬間に、全身が光り出したのだ。そして気がつくと、なんと前世の姿に戻っていた!しかもそれを第二王子であるアルベルトに見られていて……。
「……まさかこんなことになるなんてね。……それでどうする?あの2人復讐でもしちゃう?今の君なら、それができるよ。」
死を覚悟した絶望から転生特典を得た主人公の大逆転溺愛ラブストーリー!
※最初の5話は毎日18時に投稿、それ以降は毎週土曜日の18時に投稿する予定です
「クズスキルの偽者は必要無い!」と公爵家を追放されたので、かけがえのない仲間と共に最高の国を作ります
古河夜空
ファンタジー
「お前をルートベルク公爵家から追放する――」それはあまりにも突然の出来事だった。
一五歳の誕生日を明日に控えたレオンは、公爵家を追放されてしまう。魔を制する者“神託の御子”と期待されていた、ルートベルク公爵の息子レオンだったが、『継承』という役立たずのスキルしか得ることができず、神託の御子としての片鱗を示すことが出来なかったため追放されてしまう。
一人、逃げる様に王都を出て行くレオンだが、公爵家の汚点たる彼を亡き者にしようとする、ルートベルク公爵の魔の手が迫っていた。「絶対に生き延びてやる……ッ!」レオンは己の力を全て使い、知恵を絞り、公爵の魔の手から逃れんがために走る。生き延びるため、公爵達を見返すため、自分を信じてくれる者のため。
どれだけ窮地に立たされようとも、秘めた想いを曲げない少年の周りには、人、エルフ、ドワーフ、そして魔族、種族の垣根を越えたかけがえの無い仲間達が集い―― これは、追放された少年が最高の国を作りあげる物語。
※他サイト様でも掲載しております。
幼少期に溜め込んだ魔力で、一生のんびり暮らしたいと思います。~こう見えて、迷宮育ちの村人です~
月並 瑠花
ファンタジー
※ファンタジー大賞に微力ながら参加させていただいております。応援のほど、よろしくお願いします。
「出て行けっ! この家にお前の居場所はない!」――父にそう告げられ、家を追い出された澪は、一人途方に暮れていた。
そんな時、幻聴が頭の中に聞こえてくる。
『秋篠澪。お前は人生をリセットしたいか?』。澪は迷いを一切見せることなく、答えてしまった――「やり直したい」と。
その瞬間、トラックに引かれた澪は異世界へと飛ばされることになった。
スキル『倉庫(アイテムボックス)』を与えられた澪は、一人でのんびり二度目の人生を過ごすことにした。だが転生直後、レイは騎士によって迷宮へ落とされる。
※2018.10.31 hotランキング一位をいただきました。(11/1と11/2、続けて一位でした。ありがとうございます。)
※2018.11.12 ブクマ3800達成。ありがとうございます。
おっさん料理人と押しかけ弟子達のまったり田舎ライフ
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
真面目だけが取り柄の料理人、本宝治洋一。
彼は能力の低さから不当な労働を強いられていた。
そんな彼を救い出してくれたのが友人の藤本要。
洋一は要と一緒に現代ダンジョンで気ままなセカンドライフを始めたのだが……気がつけば森の中。
さっきまで一緒に居た要の行方も知れず、洋一は途方に暮れた……のも束の間。腹が減っては戦はできぬ。
持ち前のサバイバル能力で見敵必殺!
赤い毛皮の大きなクマを非常食に、洋一はいつもの要領で食事の準備を始めたのだった。
そこで見慣れぬ騎士姿の少女を助けたことから洋一は面倒ごとに巻き込まれていく事になる。
人々との出会い。
そして貴族や平民との格差社会。
ファンタジーな世界観に飛び交う魔法。
牙を剥く魔獣を美味しく料理して食べる男とその弟子達の田舎での生活。
うるさい権力者達とは争わず、田舎でのんびりとした時間を過ごしたい!
そんな人のための物語。
5/6_18:00完結!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる