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第17話 魔力を求めて
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今日の朝ごはんは、だし巻き卵と小松菜のおひたし、そして納豆に豆腐のお味噌汁だった。
相変わらずの豪華な食事にアルテマは丁寧に食器を置くと、
「とても美味しかった、感謝する。えっと……ご馳走様でした」
ぎこちない動作で、節子に教わった日本式の感謝を表す。
「うんうん、納豆も残さず食べれたねぇ。これはとても身体に良いものですからね、よかったよかった」
そう微笑むと食器を下げてくれる節子。
納豆とかいう腐った豆は、正直食べるのにかなり抵抗があったが、一口食べてみると意外とすんなり受け入れることができ、とても美味しかった。
昨日の晩は二人にたっぷり怒られてしまった。
怒られたと言うよりか、節子が安堵のあまりに泣き出してしまって、こちらが逆にオロオロとしてしまった。
午前中から日が暮れるまで、連絡一つよこさず帰ってこないものだから、熊や他の野生動物にでも襲われたんじゃないかと、年寄連中は一斉山狩りの体制を整えていたという。
恩人の思いを裏切るような行動を取ってしまったアルテマは充分に反省し、これからは出かけるにしても必ず行き先を言って、遅くなりそうな場合には都度連絡することを約束した。
……と言うか、狭い集落内でここまでするのもどうかと思ったが、しかしいまのアルテマの外見は10歳程度の幼子。
過剰に心配されてしまうのも無理もない話だった。
……魔力の件もそうだが、この外見の謎もなんとかせねばな。
アルテマは出かける準備をしながらそう思案した。
畑仕事に出ている元一のもとへ行き、魔力の溜まり場がないか聞いてみた。
すると、そう言ったオカルト的な話は占いさんが詳しかったと聞き、今日はそちらへ行ってみることにした。
美智子お婆さん、通称『占いさん』の家は元一の家からすぐ見えるところにある。
「お~~い、すまない。少し話を聞きに来たんだが、誰かいないか~~?」
さっそくやってきたアルテマは玄関の引き戸に向かって声をかける。
し~~~~~~~~~~ん…………。
しかし何の反応もない。
何度か呼びかけてみたが、やはり誰も応答してくれなかった。
「留守か……仕方がない、出直すか……」
と、踵を返そうとしたとき、
「お~~~~ぬ~~~~し~~~~に~~~~厄災がぁ~~~~降り掛からんと~~し~~て~~お~~る~~~~!!」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
いきなり背後から不気味な声をかけられて、アルテマは悲鳴を上げて飛び上がり、尻もちをついてしまった。
「な、な、な、な、何だ、誰だっ!!??」
「ほ、ほ、ほ。わたしじゃ、占いさんじゃ。爺さんや、しばらく見んうちに随分とめんこくなったもんじゃのぉ……」
振り向くと、そこには相変わらず、わけのわからないことを言っている占さんがニコニコと微笑みながら立っていた。
「まるで孫の小さい時を見ているようじゃないかい……うれしいのぉ。遥香《はるか》や、また遊びに来てくれたのかい?」
そう言ってアルテマに抱きついてくると、
「そいっ!!」
と、おもむろにアルテマのワンピースの下に手を回すと、パンツをズリ下ろしてきた。
「んなっ!??????」
突然の出来事に固まるアルテナ。
占いさんはそのままアルテマを押し倒すと、
「さ~~さ~~~~、おしめの時間ですじょ~~~。遥香や~~カイカイは出来ておやんかや~~~~」
言いながら、パンツを剥ぎ取り股を開かせにくる。
「ちちち、ちょっと待てっ!! 一体何をしている!?? 私は何も漏らしてなぞいないぞっ!! っていうか、こんな野外で人の下着をちょちょちょっ!! いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~っ!!!!」
全力で暴れるアルテマだが、毎日畑仕事をしている老人の筋力はことのほか強く、幼女化したアルテマはあえなくその毒牙にかかろうと――――、
――――ひょいっ。
したところで、占いさんの体が軽々と誰かに持ち上げられた。
「……こいつはお前さんの連れ合いでもなければ孫でもないぞ。やめてやれ」
現れたのは六段爺さんだった。
「ろ……六段、す、すまぬ……た、助かった」
「うむ……まぁこちらこそスマンかったな。婆さんも少しボケてるだけで悪気は無いんだ、勘弁してやってくれ」
アルテマは真っ赤な顔で占いさんからパンツを引ったくると、慌てて履き直す。
慌てたせいで片足がひっかかり、ケンケンケン……どしゃ、っとひっくり返ってしまうアルテマ。
「う……うぅぅぅ……びえぇぇぇ……」
余計に恥の上塗りをしてしまい、股間を押さえて泣いてしまう。
身体が子供になってしまったのに釣られて、精神まで脆くなってしまっているようだと、アルテマは泣きながら内心戸惑っていた。
「……いや、まぁ……その、こんな爺に見られたところで気にすることはないぞ。もういろいろ枯れ果てて何も思わんからな。全部引っくるめてよくあることだ、気にするな、笑え」
かなり強引かつ、悟りきった励ましをされてアルテマは何とかメンタルを立て直し涙を止める。
「それで……こんな婆のところに一体何の用だったんじゃ?」
丁寧に占いさんを玄関に座らせると、六段はそうアルテマに聞いてきた。
アルテマは、かくかくしかじか一昨日の祠の話をし、魔力について何か知っていることがあったら教えて欲しいと説明したら、
「マリリンの魅力ぅ?? 爺さんや、いい歳こいてま~~だ、あんな外タレにぞっこんかや? 若いのぅ~~」
と占いさんに返事をされた。
アルテマと六段は同時に「だめだこりゃ」と呟いた。
相変わらずの豪華な食事にアルテマは丁寧に食器を置くと、
「とても美味しかった、感謝する。えっと……ご馳走様でした」
ぎこちない動作で、節子に教わった日本式の感謝を表す。
「うんうん、納豆も残さず食べれたねぇ。これはとても身体に良いものですからね、よかったよかった」
そう微笑むと食器を下げてくれる節子。
納豆とかいう腐った豆は、正直食べるのにかなり抵抗があったが、一口食べてみると意外とすんなり受け入れることができ、とても美味しかった。
昨日の晩は二人にたっぷり怒られてしまった。
怒られたと言うよりか、節子が安堵のあまりに泣き出してしまって、こちらが逆にオロオロとしてしまった。
午前中から日が暮れるまで、連絡一つよこさず帰ってこないものだから、熊や他の野生動物にでも襲われたんじゃないかと、年寄連中は一斉山狩りの体制を整えていたという。
恩人の思いを裏切るような行動を取ってしまったアルテマは充分に反省し、これからは出かけるにしても必ず行き先を言って、遅くなりそうな場合には都度連絡することを約束した。
……と言うか、狭い集落内でここまでするのもどうかと思ったが、しかしいまのアルテマの外見は10歳程度の幼子。
過剰に心配されてしまうのも無理もない話だった。
……魔力の件もそうだが、この外見の謎もなんとかせねばな。
アルテマは出かける準備をしながらそう思案した。
畑仕事に出ている元一のもとへ行き、魔力の溜まり場がないか聞いてみた。
すると、そう言ったオカルト的な話は占いさんが詳しかったと聞き、今日はそちらへ行ってみることにした。
美智子お婆さん、通称『占いさん』の家は元一の家からすぐ見えるところにある。
「お~~い、すまない。少し話を聞きに来たんだが、誰かいないか~~?」
さっそくやってきたアルテマは玄関の引き戸に向かって声をかける。
し~~~~~~~~~~ん…………。
しかし何の反応もない。
何度か呼びかけてみたが、やはり誰も応答してくれなかった。
「留守か……仕方がない、出直すか……」
と、踵を返そうとしたとき、
「お~~~~ぬ~~~~し~~~~に~~~~厄災がぁ~~~~降り掛からんと~~し~~て~~お~~る~~~~!!」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
いきなり背後から不気味な声をかけられて、アルテマは悲鳴を上げて飛び上がり、尻もちをついてしまった。
「な、な、な、な、何だ、誰だっ!!??」
「ほ、ほ、ほ。わたしじゃ、占いさんじゃ。爺さんや、しばらく見んうちに随分とめんこくなったもんじゃのぉ……」
振り向くと、そこには相変わらず、わけのわからないことを言っている占さんがニコニコと微笑みながら立っていた。
「まるで孫の小さい時を見ているようじゃないかい……うれしいのぉ。遥香《はるか》や、また遊びに来てくれたのかい?」
そう言ってアルテマに抱きついてくると、
「そいっ!!」
と、おもむろにアルテマのワンピースの下に手を回すと、パンツをズリ下ろしてきた。
「んなっ!??????」
突然の出来事に固まるアルテナ。
占いさんはそのままアルテマを押し倒すと、
「さ~~さ~~~~、おしめの時間ですじょ~~~。遥香や~~カイカイは出来ておやんかや~~~~」
言いながら、パンツを剥ぎ取り股を開かせにくる。
「ちちち、ちょっと待てっ!! 一体何をしている!?? 私は何も漏らしてなぞいないぞっ!! っていうか、こんな野外で人の下着をちょちょちょっ!! いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~っ!!!!」
全力で暴れるアルテマだが、毎日畑仕事をしている老人の筋力はことのほか強く、幼女化したアルテマはあえなくその毒牙にかかろうと――――、
――――ひょいっ。
したところで、占いさんの体が軽々と誰かに持ち上げられた。
「……こいつはお前さんの連れ合いでもなければ孫でもないぞ。やめてやれ」
現れたのは六段爺さんだった。
「ろ……六段、す、すまぬ……た、助かった」
「うむ……まぁこちらこそスマンかったな。婆さんも少しボケてるだけで悪気は無いんだ、勘弁してやってくれ」
アルテマは真っ赤な顔で占いさんからパンツを引ったくると、慌てて履き直す。
慌てたせいで片足がひっかかり、ケンケンケン……どしゃ、っとひっくり返ってしまうアルテマ。
「う……うぅぅぅ……びえぇぇぇ……」
余計に恥の上塗りをしてしまい、股間を押さえて泣いてしまう。
身体が子供になってしまったのに釣られて、精神まで脆くなってしまっているようだと、アルテマは泣きながら内心戸惑っていた。
「……いや、まぁ……その、こんな爺に見られたところで気にすることはないぞ。もういろいろ枯れ果てて何も思わんからな。全部引っくるめてよくあることだ、気にするな、笑え」
かなり強引かつ、悟りきった励ましをされてアルテマは何とかメンタルを立て直し涙を止める。
「それで……こんな婆のところに一体何の用だったんじゃ?」
丁寧に占いさんを玄関に座らせると、六段はそうアルテマに聞いてきた。
アルテマは、かくかくしかじか一昨日の祠の話をし、魔力について何か知っていることがあったら教えて欲しいと説明したら、
「マリリンの魅力ぅ?? 爺さんや、いい歳こいてま~~だ、あんな外タレにぞっこんかや? 若いのぅ~~」
と占いさんに返事をされた。
アルテマと六段は同時に「だめだこりゃ」と呟いた。
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