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✠ 本編 ✠
049 幸せな日々② ※
しおりを挟むトリシャの脚を割ってのしかかりクリフォードが腰を振る。すでに硬く滾った怒張が愛蜜で滑るトリシャの秘裂を擦り上げた。トリシャの塞がれた口から喘ぎ声が上がる。秘裂と陰核を刺激されるたびに体が跳ねた。歓喜の熱が迫り上がってくる。同時に乳頭も愛撫され口内も蹂躙されトリシャは堪えきれず悶えて淫悦を極めた。
「ふ‥ンン——ッ ンッ」
涙を流しビクビクと震えるトリシャを宥めるように口づけるもクリフォードの手は止まらない。
クリフォードの手が下腹部を這い秘唇に向かう。ぐるりと蜜孔をなぞり中指が滑り込むもすぐに人差し指も差し込まれた。感じやすい膣壁を二本の指で擦り上げられ膣が勝手に指を締め上げた。
「そんなッ まだッ」
「もっとイけばいい。イくトリシャを見たい」
「ヤッ そこはッ イッ」
親指で陰核を優しく潰されあっけなく飛ばされた。さらに膣内の指二本が前側のざらつく膣壁、弱いところをくいと擦りあげトリシャはさらに飛ばされた。立て続けにイかされ涙を流して悶絶する。
もう好きを我慢しなくていい。気持ちが解放されいつもより興奮しているせいか容易く駆け上がってしまう。喘ぎ声が止まらない。クリフォードの唇が乳房を這い、更に赤い痕をまだらに残していく。その痛みでさえ快楽に変わった。乳首を舐められ転がされ甘く噛まれる。与えられる法悦にトリシャの体がビクビクと跳ねた。
無理、もうイけない‥‥
息も絶え絶えにそう思ったところでクリフォードがトリシャから指を引き抜いた。
「トリシャ‥すまない。もう」
前戯は十分トリシャを蕩かしていた。謝るのはクリフォード的にはまだまだ足りないという意味なのだろうか。トリシャはなんとも言えず苦笑が漏れた。
「早く‥中にください‥クリフが欲しい」
抱き寄せたクリフォードの耳元でそうねだればクリフォードの体がビクンと跳ねた。目元を押さえふるふると震えている。何やらお怒りのようにも見える。
「さっきから君は‥だから警告したのに。まだ学習が足らないな。後で説教だ」
「え?」
「これでもう止まらないぞ。教えたことを一度で覚えないとどうなるか、その身で思い知ればいい」
苦しげなクリフォードに性急に両足を抱えられ淫唇に硬いものが押し当てられる。滾りきって大きくなったそれが硬さを伴ってトリシャの中に滑り込んできた。
およそ一月ぶりの挿入にトリシャの中の膣壁が慄いた。久しぶりのせいか狭くなった膣内、そこをミチミチと押し広げる屹立をトリシャが反射的に締め上げる。同時にぞくぞくとした痺れに襲われトリシャがのけぞり声を上げた。
「んんッ アアアァッ」
「‥くッ‥キツい‥トリシャ‥痛いか?」
「痛くはなぃ‥もう‥きもち‥よくて‥‥ッ」
「ならッ 動くぞッ 限界だッ」
「ぁあんッ」
滾る杭がトリシャの膣奥を穿つ。硬くて太い楔が勢い良く引き出され押し込まれた。グリグリと奥を抉られその激しい抽挿に、その喜悦に押し流される。やっと与えられた膣中の愛撫にトリシャの涙が止まらない。焦らされずっと悶ていたのだから。必死にクリフォードに縋りついた。
荒い息を吐いてクリフォードがトリシャを熱く抱きしめた。
「トリシャ‥愛しいトリシャ‥やっと君の中で果てられる‥どれだけ堪えたことか‥」
「クリ‥フッ あんッ」
「中が善すぎて‥もうダメだ。一緒にいこう、私の子を孕んでくれ」
「‥‥‥‥はい」
仰向けのまま腰だけを抱え上げられ背が反らされた。その隙間にクリフォードがクッションを詰める。トリシャの下腹部だけが反らされた格好だ。そうすると膣内の怒張がトリシャの弱いところを抉った。与えられた熱が体を一気に貫いた。
「あぁッ やんんッ」
狂おしいほどの悦楽で揶揄なしで目の前に星が散った。膣壁が快楽をもたらす肉杭をギュッと抱きしめた。
「あぁンッ ヤッ 待ってッ これダメェッ」
「イイのはここだろう?嬉しそうに中が締まった。もっと善くなれ」
集中的にそこばかり抉られる。効きすぎだ。もうイけないと思っていたのに体が快楽を拾ってトリシャを淫らに狂わせた。その度に膣襞が怒張をギュッと締め付けクリフォードから呻き声が漏れた。
「ぁんッ あぁんッ‥‥ああッ」
「ハァッ イけ‥トリシャッ」
「クリフッ もう‥イ‥ちゃッ」
せり上がって来ていた悦楽が弾け飛んだ。最奥を激しく抉られ、痺れるような愉悦で思考を真っ白に塗りたくられる。ビクビクと極め痙攣するトリシャを拘束するようにきつく抱きしめクリフォードが無心に腰を振り続け奥を穿つ。そしてトリシャの奥に自身を深く埋めた。それはぐんと膨張しトリシャの奥深くで爆ぜた。
「ぐッ‥‥うッ」
クリフォードのこわばる体とくぐもった声に中で達したのだとトリシャにもわかった。子種を子宮に送り込むように抽挿を繰り返した後、クリフォードが果てた自身を抜き取った。
「ハァ‥‥ハァ‥‥トリシャ‥」
息を弾ませたクリフォードに囁かれ包み込むように抱きしめられる。クリフォードが初めて自分の中で果てた。愛されている、クリフォードの妻になったと実感できた。
これでやっと‥クリフのものに‥
その恍惚感でトリシャの意識が薄らいだ。
視界が狭くなる。意識が飛ぶ。そして暗転。
そのままにトリシャは目を閉じて気を失った。
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