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異世界生活:グリーデン編
傀儡のゴブリンロード①
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蓮の渾身の一撃でゴブリンキングは大きな音を立てて大地倒れた。
しかし、まだ絶命はしていない。
うめき声をあげ、悶え苦しんでいる。
再生スキルで脚や腹、背の傷が早くも治り始めている。
「所詮は、お前のスキルは人から奪っただけの、付け焼き刃の寄せ集め。持ち主に返してもらうぞ」
蓮が先ほど気づいたのは、ゴブリンキングの戦い方の幅の狭さだ。
自身で経験を積み、手練を経て手に入れたものではないため、応用が効かない。
だからこそ、蓮が投げつけた竜狼蓮華を避けようとはできたが、引力で予期せぬ動きをした際には反応もできなかった。
「死んで詫びろ」
怒鳴るでもなく、蓮は冷徹な眼差しでゴブリンキングを見ながら淡々と言葉にした。
「ゲギャッ!?」
その冷徹さにゴブリンキングは恐怖し、這いつくばりながら逃げようとする。
蓮はゴブリンキングの右脚を貫き飛んでいった竜狼蓮華を闇魔法で引き寄せ、無慈悲に後ろから一振り。
ゴブリンキングの首を刎ねた。
首が血に落ちると同時に奪われていた戦闘神のスキルが蓮に戻り、全身に力が漲る。
「今度は逆の感覚に気をつけないとな」
蓮はゴブリンキングの死体をアイテムボックス収納。
すぐさまグランたちの元へと向かった。
木々の間を抜け、フェンたちの威勢の良い声が聞こえてきた。
リルがそばに居て、万が一は起きえないと思っていたが、無事に生きていたことに安堵した。
「クイックスティングッ!フェン!今だ!」
「おぅ!パワースラッシュゥッ!」
ついに目の当たりにした技名を叫びながらの攻撃。
まるでアニメのワンシーンかのように、フェンとローは真剣な表情でゴブリンジェネラルに攻撃を仕掛ける。
ゴブリンジェネラルの手には、仲間のゴブリンが持っていたような細い剣が握られている。
その剣を持っている腕を、ローのミスリルの槍が捉え、深傷を負わし、体勢を崩した。
生じた隙に乗じて、フェンが上段からミスリルの剣を振り下ろして袈裟斬りにする。
ゴブリンジェネラルは無言のまま血を吐きながら倒れ、絶命した。
「そっちも終わったようだな。腕を上げたな。それにその武器」
衝撃的な光景に言葉を失った蓮を置き去りに、グランは対峙していたゴブリンジェネラルを単独で倒し、フェンとローに声をかけた。
「レンもさすがだな。まさか本当に殺奪を単独討伐するとはな」
蓮が無事に戻ってきたということは、そういうことだろうとグランは察し、言葉にした。
大規模討伐隊でも討伐失敗する相手。
グランは駆けつける気でいたが、自身がゴブリンジェネラルを倒すよりも早く戻ってきた事に驚きながら称賛した。
「あ、え、ええ。まぁ」
言いたいことを飲み込みながら蓮は返事をした。
本当に技名を叫びながら攻撃をするのがこの世界の基本なのかもしれない。
それだけは絶対に避けたい。
「さっきの凄まじい闘気の放出はお前だろう」
グランは戦いながら、蓮が放った一撃を目の端で捉えていたそうだ。
技名を聞かれる流れなのか。
絶対に聞いてくるな。
「おい。気を抜くなと言っただろう」
そんな蓮の思考をリルが遮った。
リルの言葉に緊張が走る。
「あやつが黒幕のようじゃな」
リルの視線の先にはゴブリンキングが座っていた玉座がある。
蓮は気配探知を広げ、玉座にいる魔物を捕捉。
加減をしながら闘気を流し、竜狼蓮華を居合い斬りのように振り抜き斬撃を飛ばした。
ザシュッ!
ガラガラガラガラァッ!
骨で作られた玉座が音を立てて崩れ落ちる。
姿を現したのはボロ切れで身を隠した何か。
「ふん。姿を見せてもらおうか」
リルはそう言うと風魔法で攻撃し、ボロ切れだけを切り裂いた。
「チィッ!ジャマヲスルナ!」
片言に人語を操るゴブリン。
背丈や体格は蓮と同程度。
ゴブリンキングやゴブリンジェネラルよりもはるかに小柄だ。
しかし、強さを感じる。
よくこれほどまでの力を持ちながら今まで存在を隠し続けられたものだ。
鑑定
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【ゴブリンロード Level:372 】
HP:44144 / 44144
MP:31355 / 31355
SP :29856 / 29856
筋力:7891 攻撃力:8391
耐久:6341 防御力:6681
知力:13252 魔力 :13802
抵抗:10107 抵抗力:10657
敏捷:9898
器用:11292
幸運:631
【ユニーク】
傀儡の瞳
【スキル】
魔導Lv2、身体強化Lv2、危険察知Lv8、気配探知Lv8、魔法ダメージ軽減Lv4、水魔法Lv5、火魔法Lv6、風魔法Lv5、地魔法Lv7、闇魔法Lv7、支援魔法Lv7、結界魔法Lv5、
【適性】
火Lv6、風Lv5、地Lv7、闇Lv7、支援Lv8、結界Lv6
【装備】
魔増の杖、魔食のローブ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「ゴブリンロード。お前が元凶か!」
蓮が叫ぶと、ゴブリンロードは、ゴブリンキングとはまた違った苛立たせる笑い声を上げた。
「イッヒッヒッ!ダッタラナンダ?」
ヒュンッ!
予知スキルで危険を感じ、蓮は回避。
見るとフェンのミスリルの剣が、蓮の立っていたところ斬りつけていた。
「ホラホラホラホラァ!イッヒッヒッ!」
更にグランが魔剣クラウソラスを、ローがミスリルの槍を蓮に突き立てる。
身を捻りながら跳躍して回避。
3人を見ると意志を感じられない。
先ほどまでのゴブリンジェネラルと同じ様子だ。
「そういうことか」
ユニーク欄に傀儡の瞳と記載がある。
その瞳で見た者、瞳に目に映った者を操ることができるのだろう。
ゴブリンキングは人間を嘲笑い、殺戮を楽しみ、邪魔者に怒り、そして死に恐怖していた。
おそらく、ゴブリンロードは身を隠すために、ゴブリンキングをあえて洗脳せずに利用して、悪の親玉に仕立て上げた。
そして、ゴブリンロード自身は、ゴブリンジェネラルを操り、安全な位置から殺戮を楽しんでいたのだろう。
蓮は素早く3人の手元を払い、武器を落とし、アイテムボックスへと収納した。
「これで少しはましだな」
とはいえ、3人を攻撃するわけにはいかない。
あまりにもステータスに差がありすぎるため殺してしまいかねないからだ。
引力で3人を引き合わせて止めたとしても、ゴブリンロードが無理やり動かせば骨が折れたり、四肢がもげたりする可能性がある。
かと言って、3人をこのままにしておくわけにもいかない。
幸いにも蓮とリルには、女神の加護による状態異常完全無効がある。
そのため、マンティコアの時と同様に、精神干渉系の能力は効かない。
「イッヒッヒッヒッ!ニンゲンニ、カワレル、ザコノクセニ!ナマイキダナァ!」
「おい貴様。今の言葉……。我に言ったのか……?」
蓮が攻めあぐねていると、ゴブリンロードの失言が、リルの逆鱗に触れた。
リルが怒りを抑えきれずに放った魔力と闘気の放出は、大地を震えさせ、空気を押し退け、木々をざわめかせる。
そして自然界もリルの怒りに呼応するかのように雷鳴が轟いた。
しかし、まだ絶命はしていない。
うめき声をあげ、悶え苦しんでいる。
再生スキルで脚や腹、背の傷が早くも治り始めている。
「所詮は、お前のスキルは人から奪っただけの、付け焼き刃の寄せ集め。持ち主に返してもらうぞ」
蓮が先ほど気づいたのは、ゴブリンキングの戦い方の幅の狭さだ。
自身で経験を積み、手練を経て手に入れたものではないため、応用が効かない。
だからこそ、蓮が投げつけた竜狼蓮華を避けようとはできたが、引力で予期せぬ動きをした際には反応もできなかった。
「死んで詫びろ」
怒鳴るでもなく、蓮は冷徹な眼差しでゴブリンキングを見ながら淡々と言葉にした。
「ゲギャッ!?」
その冷徹さにゴブリンキングは恐怖し、這いつくばりながら逃げようとする。
蓮はゴブリンキングの右脚を貫き飛んでいった竜狼蓮華を闇魔法で引き寄せ、無慈悲に後ろから一振り。
ゴブリンキングの首を刎ねた。
首が血に落ちると同時に奪われていた戦闘神のスキルが蓮に戻り、全身に力が漲る。
「今度は逆の感覚に気をつけないとな」
蓮はゴブリンキングの死体をアイテムボックス収納。
すぐさまグランたちの元へと向かった。
木々の間を抜け、フェンたちの威勢の良い声が聞こえてきた。
リルがそばに居て、万が一は起きえないと思っていたが、無事に生きていたことに安堵した。
「クイックスティングッ!フェン!今だ!」
「おぅ!パワースラッシュゥッ!」
ついに目の当たりにした技名を叫びながらの攻撃。
まるでアニメのワンシーンかのように、フェンとローは真剣な表情でゴブリンジェネラルに攻撃を仕掛ける。
ゴブリンジェネラルの手には、仲間のゴブリンが持っていたような細い剣が握られている。
その剣を持っている腕を、ローのミスリルの槍が捉え、深傷を負わし、体勢を崩した。
生じた隙に乗じて、フェンが上段からミスリルの剣を振り下ろして袈裟斬りにする。
ゴブリンジェネラルは無言のまま血を吐きながら倒れ、絶命した。
「そっちも終わったようだな。腕を上げたな。それにその武器」
衝撃的な光景に言葉を失った蓮を置き去りに、グランは対峙していたゴブリンジェネラルを単独で倒し、フェンとローに声をかけた。
「レンもさすがだな。まさか本当に殺奪を単独討伐するとはな」
蓮が無事に戻ってきたということは、そういうことだろうとグランは察し、言葉にした。
大規模討伐隊でも討伐失敗する相手。
グランは駆けつける気でいたが、自身がゴブリンジェネラルを倒すよりも早く戻ってきた事に驚きながら称賛した。
「あ、え、ええ。まぁ」
言いたいことを飲み込みながら蓮は返事をした。
本当に技名を叫びながら攻撃をするのがこの世界の基本なのかもしれない。
それだけは絶対に避けたい。
「さっきの凄まじい闘気の放出はお前だろう」
グランは戦いながら、蓮が放った一撃を目の端で捉えていたそうだ。
技名を聞かれる流れなのか。
絶対に聞いてくるな。
「おい。気を抜くなと言っただろう」
そんな蓮の思考をリルが遮った。
リルの言葉に緊張が走る。
「あやつが黒幕のようじゃな」
リルの視線の先にはゴブリンキングが座っていた玉座がある。
蓮は気配探知を広げ、玉座にいる魔物を捕捉。
加減をしながら闘気を流し、竜狼蓮華を居合い斬りのように振り抜き斬撃を飛ばした。
ザシュッ!
ガラガラガラガラァッ!
骨で作られた玉座が音を立てて崩れ落ちる。
姿を現したのはボロ切れで身を隠した何か。
「ふん。姿を見せてもらおうか」
リルはそう言うと風魔法で攻撃し、ボロ切れだけを切り裂いた。
「チィッ!ジャマヲスルナ!」
片言に人語を操るゴブリン。
背丈や体格は蓮と同程度。
ゴブリンキングやゴブリンジェネラルよりもはるかに小柄だ。
しかし、強さを感じる。
よくこれほどまでの力を持ちながら今まで存在を隠し続けられたものだ。
鑑定
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【ゴブリンロード Level:372 】
HP:44144 / 44144
MP:31355 / 31355
SP :29856 / 29856
筋力:7891 攻撃力:8391
耐久:6341 防御力:6681
知力:13252 魔力 :13802
抵抗:10107 抵抗力:10657
敏捷:9898
器用:11292
幸運:631
【ユニーク】
傀儡の瞳
【スキル】
魔導Lv2、身体強化Lv2、危険察知Lv8、気配探知Lv8、魔法ダメージ軽減Lv4、水魔法Lv5、火魔法Lv6、風魔法Lv5、地魔法Lv7、闇魔法Lv7、支援魔法Lv7、結界魔法Lv5、
【適性】
火Lv6、風Lv5、地Lv7、闇Lv7、支援Lv8、結界Lv6
【装備】
魔増の杖、魔食のローブ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「ゴブリンロード。お前が元凶か!」
蓮が叫ぶと、ゴブリンロードは、ゴブリンキングとはまた違った苛立たせる笑い声を上げた。
「イッヒッヒッ!ダッタラナンダ?」
ヒュンッ!
予知スキルで危険を感じ、蓮は回避。
見るとフェンのミスリルの剣が、蓮の立っていたところ斬りつけていた。
「ホラホラホラホラァ!イッヒッヒッ!」
更にグランが魔剣クラウソラスを、ローがミスリルの槍を蓮に突き立てる。
身を捻りながら跳躍して回避。
3人を見ると意志を感じられない。
先ほどまでのゴブリンジェネラルと同じ様子だ。
「そういうことか」
ユニーク欄に傀儡の瞳と記載がある。
その瞳で見た者、瞳に目に映った者を操ることができるのだろう。
ゴブリンキングは人間を嘲笑い、殺戮を楽しみ、邪魔者に怒り、そして死に恐怖していた。
おそらく、ゴブリンロードは身を隠すために、ゴブリンキングをあえて洗脳せずに利用して、悪の親玉に仕立て上げた。
そして、ゴブリンロード自身は、ゴブリンジェネラルを操り、安全な位置から殺戮を楽しんでいたのだろう。
蓮は素早く3人の手元を払い、武器を落とし、アイテムボックスへと収納した。
「これで少しはましだな」
とはいえ、3人を攻撃するわけにはいかない。
あまりにもステータスに差がありすぎるため殺してしまいかねないからだ。
引力で3人を引き合わせて止めたとしても、ゴブリンロードが無理やり動かせば骨が折れたり、四肢がもげたりする可能性がある。
かと言って、3人をこのままにしておくわけにもいかない。
幸いにも蓮とリルには、女神の加護による状態異常完全無効がある。
そのため、マンティコアの時と同様に、精神干渉系の能力は効かない。
「イッヒッヒッヒッ!ニンゲンニ、カワレル、ザコノクセニ!ナマイキダナァ!」
「おい貴様。今の言葉……。我に言ったのか……?」
蓮が攻めあぐねていると、ゴブリンロードの失言が、リルの逆鱗に触れた。
リルが怒りを抑えきれずに放った魔力と闘気の放出は、大地を震えさせ、空気を押し退け、木々をざわめかせる。
そして自然界もリルの怒りに呼応するかのように雷鳴が轟いた。
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