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異世界生活:グリーデン編
ゴブリンの集落
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蓮は空を駆け抜け、急いで移動。
ユグドラシルは植物間を移動し、フェンとローはリルの背に並走した。
すぐにゴブリンの集落付近に到着。
近づき、目に飛び込んできた光景は最悪の一歩手前だった。
ユグドラシルが管理する森を隔てている山脈の麓付近。
木々が無く、開けた所にゴブリンの集落は作られていた。
盗んできた布を張って作ったかのようなテントがいくつもある。
そして、中央付近には丸太のような杭が4本あり、人族の男性2人と人族の女性1人が磔にされている。
「畜生!ほどきやがれ!」
男性の1人が身をくねらせて抜け出そうとするが、グルグル巻きにされているため、縄は解けない。
横で女性ももがいているが、抜け出せそうにない。
女性の衣服に乱れが無いため、襲われてはいないようだ。
もう一人の男性は諦めてしまっているのか、涙を流してうなだれている。
その周囲には大きさの異なるゴブリンが20体程度居て、もがく姿を嘲け笑っている。
初めて見る。
暗い緑色の毛のない肌に覆われ、鬼のような目つきと歯をしている。
背丈は蓮の腹まで程度しかない。
かといって残忍で狡猾な性格と、数が多いため油断はできない。
大きい方がホブゴブリン。
蓮よりも少し大きいくらいで手足が長く、剣を振ればかなり間合いが遠いだろう。
「ブレイドがいねぇ……」
フェンによれば掴まっているのはバッツとハングとレベッカ。
フェンたちが最初に発見した時には4人揃っていたが、今はリーダーの大剣使いのブレイドが居ない。
蓮は少し離れたところで交戦しているグランの傍にある死体が、ブレイドであることが予知スキルで分かったが、言葉にはしなかった。
「あの穴の中にもいますね」
大きな岩の間に熊でも入れそうな穴があり、その奥はかなり深く広くなっている。
ユグドラシルによれば、その中に数多くのゴブリンが居るそうだ。
「慎重に助けましょう。眠らせたり、麻痺させたりできますか?」
力押しの戦闘で100体を超える魔物が散り散りになっては倒しにくい。
一網打尽にするためと、安全に助け出すために蓮は案を出した。
「睡眠は使えるけど、さすがにこの数には……」
ローが睡眠という支援魔法を使えるそうだが、数が多すぎる。
獣人であり、身体能力は高いが、魔法が苦手なためだろうか。
それとも、この数を眠らせられるのは上位の魔法師だけなのだろうか。
「私が眠らせましょう」
「ありがとうございます。まずは静かに助け出しましょう」
一瞬でゴブリン達を無力化しなければ、レベッカ達が殺されるかもしれない。
静かに進めなければ、騒ぎを聞きつけて上位種が現れるかもしれない。
幸いなのは磔が十字架状で、手首など各部が縛られているのではないこと。
乱雑に縄でグルグル巻きにされているだけだ。
これなら剣を一振りするだけで縄を切り、助け出すことができる。
「お願いします」
蓮の指示するとユグドラシルが手に粉を作りだし、優しい風に乗せて粉を集落全体に撒いた。
ユグドラシルの優れているところは、粉を上から撒くのではなく、風に乗せて集落内を巡らせたことだ。
ゴブリンからすれば風が吹いた程度にしか思わないだろう。
そう誤認させながら、テント内にも隙間を通して粉を風て運び込んでいる。
「な、なんだ!?急に睡魔が……。く……そ……」
磔にされていたバッツ達も巻き込んでしまったが、作戦は成功。
ドサドサと音を立てて、次々とゴブリンが倒れ込んでゆく。
いくつかのテントが揺れていた。
恐らくテント内のゴブリンも寝て倒れたのだろう。
木の陰から10秒ほど様子を見るが動く気配はない。
蓮たちは急いで近づき、不屈の剣の3人の縄をほどき救助し、木の陰に戻って来た。
「ユグドラシルさん。状態異常回復魔法をお願いします」
蓮の指示でユグドラシルが支援魔法を使用すると、不屈の剣の3人は目を覚ました。
「っ!?」
「静かに。大丈夫。助けに来ました」
状況が分からずに大きな声を発しそうになったレベッカの口を抑え、落ち着かせる。
レベッカは安心し涙を流し頷いた。
「とりあえずこの集落を終わらせます。手伝ってください」
作戦は文字通り寝首を搔くこと。
武器はゴブリン達の持っている剣、短剣、斧など数多くある。
それを拾って、寝ているゴブリンの首を指していく。
「腹や胸では叫ぶ可能性があります。喉を深く差してください」
蓮は迅速に作戦を説明。
すぐに行動に移した。
グザッ……。
ズボッ……。
門番のゴブリン。
火の番をしていたゴブリン。
磔にしていた所にいたゴブリンとホブゴブリン。
ゴブリン達が持っていた武器を拾い、喉に突き立て殺してゆく。
幸いゴブリンメイジやゴブリンアーチャー、ゴブリンプリーストなど他の種類はいなかった。
喉を刺すときに、中にはもがく個体も居たが、蓮の言う通り喉を深く差したため、もがくだけで声は出せないでいた。
テントの中まで止めを刺し終え、死体は一旦放置。
すぐに洞窟の方向へ向かう。
「この中にはゴブリンジェネラルやゴブリンキングは居ないですね」
蓮が気配探知のスキルで探るが中に居るのは下位種のゴブリンばかり。
「リル。3か所の出入り口を塞いで、水魔法で溢れさせくれ」
洞窟の中で生活しているという事は夜目が効く可能性が高い。
洞窟の中に入って戦うのは不利でしかない。
それならば、入り口を全て塞ぎ、水攻めにすれば良い。
残酷だが、最も効率が良いと思い、蓮が指示をするとリルは感心し頷いた。
ゴオォォォオォ!
リルが全て出入り口を地魔法で塞ぎ、水魔法を流し込む。
外に出ようとしても、水魔法で押し返されるため出てこれない。
不意を突かれなす術もなく、洞窟内のゴブリンは全滅。
「お、お前……。いったいどんな修羅場をくぐり抜けてきたんだよ」
思い付きも最適。
指示も的確で、手際も良い。
あまりの戦闘慣れにフェンが驚き言葉にした。
「ただの平凡な民間人ですよ。僕はグランさんを助けに向かいます」
「ま、待ってくれ!」
蓮は冗談交じりに応え、すぐさま蓮はグランの救助へ向かう。
するとフェンに呼び止められた。
「お、俺も行く!このままじゃ終われねぇ!」
大敗を期した相手に恐怖しながらでも立ち向かう。
フェンを動かしているものは、冒険者としての、白狼族として誇り。
侮辱されたままでは終われない。
「もちろん僕も行くよ」
静かで穏やかに見えるが、ローも同じ想いのようだ。
蓮は頷き、ユグドラシルに支援魔法をかけるように依頼。
ステータスを増幅させ、共に戦いに挑むことにした。
ユグドラシルは植物間を移動し、フェンとローはリルの背に並走した。
すぐにゴブリンの集落付近に到着。
近づき、目に飛び込んできた光景は最悪の一歩手前だった。
ユグドラシルが管理する森を隔てている山脈の麓付近。
木々が無く、開けた所にゴブリンの集落は作られていた。
盗んできた布を張って作ったかのようなテントがいくつもある。
そして、中央付近には丸太のような杭が4本あり、人族の男性2人と人族の女性1人が磔にされている。
「畜生!ほどきやがれ!」
男性の1人が身をくねらせて抜け出そうとするが、グルグル巻きにされているため、縄は解けない。
横で女性ももがいているが、抜け出せそうにない。
女性の衣服に乱れが無いため、襲われてはいないようだ。
もう一人の男性は諦めてしまっているのか、涙を流してうなだれている。
その周囲には大きさの異なるゴブリンが20体程度居て、もがく姿を嘲け笑っている。
初めて見る。
暗い緑色の毛のない肌に覆われ、鬼のような目つきと歯をしている。
背丈は蓮の腹まで程度しかない。
かといって残忍で狡猾な性格と、数が多いため油断はできない。
大きい方がホブゴブリン。
蓮よりも少し大きいくらいで手足が長く、剣を振ればかなり間合いが遠いだろう。
「ブレイドがいねぇ……」
フェンによれば掴まっているのはバッツとハングとレベッカ。
フェンたちが最初に発見した時には4人揃っていたが、今はリーダーの大剣使いのブレイドが居ない。
蓮は少し離れたところで交戦しているグランの傍にある死体が、ブレイドであることが予知スキルで分かったが、言葉にはしなかった。
「あの穴の中にもいますね」
大きな岩の間に熊でも入れそうな穴があり、その奥はかなり深く広くなっている。
ユグドラシルによれば、その中に数多くのゴブリンが居るそうだ。
「慎重に助けましょう。眠らせたり、麻痺させたりできますか?」
力押しの戦闘で100体を超える魔物が散り散りになっては倒しにくい。
一網打尽にするためと、安全に助け出すために蓮は案を出した。
「睡眠は使えるけど、さすがにこの数には……」
ローが睡眠という支援魔法を使えるそうだが、数が多すぎる。
獣人であり、身体能力は高いが、魔法が苦手なためだろうか。
それとも、この数を眠らせられるのは上位の魔法師だけなのだろうか。
「私が眠らせましょう」
「ありがとうございます。まずは静かに助け出しましょう」
一瞬でゴブリン達を無力化しなければ、レベッカ達が殺されるかもしれない。
静かに進めなければ、騒ぎを聞きつけて上位種が現れるかもしれない。
幸いなのは磔が十字架状で、手首など各部が縛られているのではないこと。
乱雑に縄でグルグル巻きにされているだけだ。
これなら剣を一振りするだけで縄を切り、助け出すことができる。
「お願いします」
蓮の指示するとユグドラシルが手に粉を作りだし、優しい風に乗せて粉を集落全体に撒いた。
ユグドラシルの優れているところは、粉を上から撒くのではなく、風に乗せて集落内を巡らせたことだ。
ゴブリンからすれば風が吹いた程度にしか思わないだろう。
そう誤認させながら、テント内にも隙間を通して粉を風て運び込んでいる。
「な、なんだ!?急に睡魔が……。く……そ……」
磔にされていたバッツ達も巻き込んでしまったが、作戦は成功。
ドサドサと音を立てて、次々とゴブリンが倒れ込んでゆく。
いくつかのテントが揺れていた。
恐らくテント内のゴブリンも寝て倒れたのだろう。
木の陰から10秒ほど様子を見るが動く気配はない。
蓮たちは急いで近づき、不屈の剣の3人の縄をほどき救助し、木の陰に戻って来た。
「ユグドラシルさん。状態異常回復魔法をお願いします」
蓮の指示でユグドラシルが支援魔法を使用すると、不屈の剣の3人は目を覚ました。
「っ!?」
「静かに。大丈夫。助けに来ました」
状況が分からずに大きな声を発しそうになったレベッカの口を抑え、落ち着かせる。
レベッカは安心し涙を流し頷いた。
「とりあえずこの集落を終わらせます。手伝ってください」
作戦は文字通り寝首を搔くこと。
武器はゴブリン達の持っている剣、短剣、斧など数多くある。
それを拾って、寝ているゴブリンの首を指していく。
「腹や胸では叫ぶ可能性があります。喉を深く差してください」
蓮は迅速に作戦を説明。
すぐに行動に移した。
グザッ……。
ズボッ……。
門番のゴブリン。
火の番をしていたゴブリン。
磔にしていた所にいたゴブリンとホブゴブリン。
ゴブリン達が持っていた武器を拾い、喉に突き立て殺してゆく。
幸いゴブリンメイジやゴブリンアーチャー、ゴブリンプリーストなど他の種類はいなかった。
喉を刺すときに、中にはもがく個体も居たが、蓮の言う通り喉を深く差したため、もがくだけで声は出せないでいた。
テントの中まで止めを刺し終え、死体は一旦放置。
すぐに洞窟の方向へ向かう。
「この中にはゴブリンジェネラルやゴブリンキングは居ないですね」
蓮が気配探知のスキルで探るが中に居るのは下位種のゴブリンばかり。
「リル。3か所の出入り口を塞いで、水魔法で溢れさせくれ」
洞窟の中で生活しているという事は夜目が効く可能性が高い。
洞窟の中に入って戦うのは不利でしかない。
それならば、入り口を全て塞ぎ、水攻めにすれば良い。
残酷だが、最も効率が良いと思い、蓮が指示をするとリルは感心し頷いた。
ゴオォォォオォ!
リルが全て出入り口を地魔法で塞ぎ、水魔法を流し込む。
外に出ようとしても、水魔法で押し返されるため出てこれない。
不意を突かれなす術もなく、洞窟内のゴブリンは全滅。
「お、お前……。いったいどんな修羅場をくぐり抜けてきたんだよ」
思い付きも最適。
指示も的確で、手際も良い。
あまりの戦闘慣れにフェンが驚き言葉にした。
「ただの平凡な民間人ですよ。僕はグランさんを助けに向かいます」
「ま、待ってくれ!」
蓮は冗談交じりに応え、すぐさま蓮はグランの救助へ向かう。
するとフェンに呼び止められた。
「お、俺も行く!このままじゃ終われねぇ!」
大敗を期した相手に恐怖しながらでも立ち向かう。
フェンを動かしているものは、冒険者としての、白狼族として誇り。
侮辱されたままでは終われない。
「もちろん僕も行くよ」
静かで穏やかに見えるが、ローも同じ想いのようだ。
蓮は頷き、ユグドラシルに支援魔法をかけるように依頼。
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