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異世界生活:グリーデン編
商人ギルド①
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解体場の主であり、巨人族の血が混じっている巨漢ハンディル。
彼の目利きは正確に蓮の出した魔物の総額を予測。
売価の一部を前払いしてもらい、二手に分かれ行動を移すことができた。
桜たちは街で買いだし。
蓮は商人ギルドへ向かう事となった。
「ん?ここってもしかして……」
グランに教わった道順で商人ギルドへ向かう途中。
道沿いにあった一軒の古い建物に目が行く。
「あれは……。間違いない」
窓から見えたのはカウンターに並ぶ赤、青、黄の3種類の液体だ。
「すみません。ここは道具屋さんですか?」
「いらっしゃ……。なんだ……。見ない顔だな」
笑顔を浮かべていた店主は、入ってきた蓮を見て表情が一変。
洋風な顔立ちのグリーデンの人間からすると、蓮は人族ではあるが見慣れない顔立ちだ。
「見せてもらってもいいですか?」
「ん?ああ。適当に見てってくれ」
態度は気に喰わないが、買う気がないのに売る気満々で接客されるよりは気を遣わなくて済む。
さっそく店内を見て回る。
店主の居るカウンターには3色の液体。
壁側の棚には、癒し草や毒消し草などがそのまま置かれている。
しなびており、鑑定しなくても粗悪品なのが分かる。
めぼしいものは無い。
保存用の干し肉などもあるが、衛生面は最悪だろう。
特に見る価値はなさそうだ。
蓮は早々に切り上げ、ポーションを1つずつ購入することにした。
「これ1つずつください」
「全部上級だ。しかも今なら破格の金貨2枚。さぁどうする?」
店主の言葉が信じられず、鑑定をして見るが全て下級ポーション。
レア度もFランクの粗悪品だ。
味を知るためだけに買うため、回復効果が見込めないことは問題ではない。
「上級ポーションで金貨2枚?じゃあ下級ポーションはいくらですか?」
「うちは良い物しか置かないんだ。下級ポーションなんて扱ってないよ」
あえて嘘を指摘せずに情報収集を優先する。
おそらく、さっさと帰らせるために嘘をついているのだろう。
もし、万が一にも売れればボロ儲け。
なんとも汚いやり方だ。
ポーションを買えないことは残念だが、切り上げて外に出よう。
これも情報の一つだと言い聞かせて、店主に背を向けた。
人族である蓮にこの態度。
獣人に対してならば、さらに悪質だっただろうことは容易に想像できた。
「あ、そうそう。鑑定持ちに対して嘘は止めておいたほうが良いですよ」
その言葉を聞いて驚きの表情を浮かべている店主。
何やら弁明のようなことを口しているが無視して店を出た。
他にも何軒か寄って市場や営業スタイルを調べようかとも思ったが、商人ギルドが見えてきたため、先に登録することにした。
古ぼけた木造の冒険者ギルドに対して、商人ギルドは装飾の施された石造。
お金がかけられていることが良く分かる。
大きめの木製の扉を引いて開け、中に入る。
受付は2人。
1人は受付対応中のため、空いている方に向かう。
「すみません。商人ギルドに登録したいんですが……」
「はい。かしこまりました」
胸元に『マリー』と名札を付けた鼻筋の通った美しい女性。
身分証の提示を促したり、ランクの説明の有無を確認しながら登録に必要な用紙を手際よく並べていく。
「冒険者さんなんですね。え?25歳?」
登録に年齢の制限があるのだろうか。
それとも老けて見られていたのだろうか。
「す、すみません。お若く見えたもので……」
マリー曰く18歳程度の若い男性と思ったそうだ。
蓮は先ほどの道具屋での店員の悪態が頭を過った。
幼く見られ客として相手にされなかった事も要因なのだろう。
若く見られることは嬉しいが、若く見られる過ぎるのは不都合なこともあるようだ。
マリーは軽く謝罪を口にして咳ばらいをしながら気を取り直して簡単に説明を始めた。
・ランクは出店販売、移動屋台販売、店舗販売、多店舗展開の4段階。
・1年目は登録費のみ。
・2目からは売り上げに応じた年会費を支払わなくてはならない。
・取扱商品は事前に商人ギルドへの登録申請が必要。
・収めた会費は商人ギルドの運営費や税収を軽減させるために国に治められている。
・違反行為には罰金や除名処分などの罰則がある。
「例えば、ブロンズランクの方が不動産契約をし、店舗を出した場合などが違反行為に当たります」
過去に家主に賄賂を渡して、違法に不動産契約をした者が過去にいるそうだ。
「何か質問などございますか?」
「そうですね……。お店を持たずに、販売店へ卸す場合と、知り合いの店の一角を借りて販売を行う場合はどのランクになりますか?」
冒険者ギルドとは言わずに探りを入れる。
自身でも情報収集の為に販売はして見たい。
何が売れるのか。
どのようにすれば売れるのか。
需要を探るには自身では売るのが一番だ。
しかし、出店では雨の時に販売がしにくい。
店舗を契約するのはリスクは高い。
初期費用と維持費をできるだけ抑え、自身でも販売に携われるように質問した。
「それであればブロンズで問題ありません」
・販売店に卸すだけで、販売業務は販売店側が行う。
・ただし、販売店が適切なランクで登録をしているかを確認する必要がある。
・違反していた場合は、蓮自身にも罰が科せられる。
例えば、出店販売の商人登録者が、移動屋台で蓮の商品を販売していた場合。
移動屋台式の販売はシルバーランクに当たるため、販売者は契約違反。
蓮は知らなかったとしても加担したという扱いで罰則が適応される。
「間借りする場合も同じです」
販売責任者が店舗販売を有しているのであれば問題なし。
「他にご質問が無ければこの用紙にご記入ください」
説明を終えたマリーは、登録用紙を差し出した。
その場で名前、年齢、希望ランク、取扱商品などの項目を書き込む。
書けるか不安だったが、取り合ず日本語で書き込むつもりで書き始めると、自然と書けた。
読む時と同じで女神補正がかかるようだ。
「レン様。25歳。ブロンズランクご希望ですね。お取り扱いは……果物と果物を使った飲み物ですか……?」
「はい。森や山で取れた果物とそれを使った飲み物を売りたいなと。ただ季節などで取れるものがことなるので、なんと記載すればいいのか……」
今はリンゴとミカンだが、他にもブドウなど味が増えた時に備え、大枠で登録したほうが良いと判断したのだ。
「商品を見せて頂くことは可能ですか?」
蓮が鞄も何も持ち合わせていなかったため、気になったのだろう。
蓮はアイテムボックスからリンゴとリンゴジュースの入った木製の水筒を取り出した。
それを見て、マリーは『少々お待ちください』と言い残し、受付の奥にある部屋へと入っていった。
少しして戻ってきたマリーの表情を見て、前世の営業経験から『これは上に確認していけたパターンだな』と感じた。
しかし、マリーの口から出た言葉は予測と異なった。
「奥でギルドマスターが、商品の確認をされるそうです。どうぞこちらへ」
蓮は嫌な予感を纏いながら奥の部屋へと足を運んだ。
彼の目利きは正確に蓮の出した魔物の総額を予測。
売価の一部を前払いしてもらい、二手に分かれ行動を移すことができた。
桜たちは街で買いだし。
蓮は商人ギルドへ向かう事となった。
「ん?ここってもしかして……」
グランに教わった道順で商人ギルドへ向かう途中。
道沿いにあった一軒の古い建物に目が行く。
「あれは……。間違いない」
窓から見えたのはカウンターに並ぶ赤、青、黄の3種類の液体だ。
「すみません。ここは道具屋さんですか?」
「いらっしゃ……。なんだ……。見ない顔だな」
笑顔を浮かべていた店主は、入ってきた蓮を見て表情が一変。
洋風な顔立ちのグリーデンの人間からすると、蓮は人族ではあるが見慣れない顔立ちだ。
「見せてもらってもいいですか?」
「ん?ああ。適当に見てってくれ」
態度は気に喰わないが、買う気がないのに売る気満々で接客されるよりは気を遣わなくて済む。
さっそく店内を見て回る。
店主の居るカウンターには3色の液体。
壁側の棚には、癒し草や毒消し草などがそのまま置かれている。
しなびており、鑑定しなくても粗悪品なのが分かる。
めぼしいものは無い。
保存用の干し肉などもあるが、衛生面は最悪だろう。
特に見る価値はなさそうだ。
蓮は早々に切り上げ、ポーションを1つずつ購入することにした。
「これ1つずつください」
「全部上級だ。しかも今なら破格の金貨2枚。さぁどうする?」
店主の言葉が信じられず、鑑定をして見るが全て下級ポーション。
レア度もFランクの粗悪品だ。
味を知るためだけに買うため、回復効果が見込めないことは問題ではない。
「上級ポーションで金貨2枚?じゃあ下級ポーションはいくらですか?」
「うちは良い物しか置かないんだ。下級ポーションなんて扱ってないよ」
あえて嘘を指摘せずに情報収集を優先する。
おそらく、さっさと帰らせるために嘘をついているのだろう。
もし、万が一にも売れればボロ儲け。
なんとも汚いやり方だ。
ポーションを買えないことは残念だが、切り上げて外に出よう。
これも情報の一つだと言い聞かせて、店主に背を向けた。
人族である蓮にこの態度。
獣人に対してならば、さらに悪質だっただろうことは容易に想像できた。
「あ、そうそう。鑑定持ちに対して嘘は止めておいたほうが良いですよ」
その言葉を聞いて驚きの表情を浮かべている店主。
何やら弁明のようなことを口しているが無視して店を出た。
他にも何軒か寄って市場や営業スタイルを調べようかとも思ったが、商人ギルドが見えてきたため、先に登録することにした。
古ぼけた木造の冒険者ギルドに対して、商人ギルドは装飾の施された石造。
お金がかけられていることが良く分かる。
大きめの木製の扉を引いて開け、中に入る。
受付は2人。
1人は受付対応中のため、空いている方に向かう。
「すみません。商人ギルドに登録したいんですが……」
「はい。かしこまりました」
胸元に『マリー』と名札を付けた鼻筋の通った美しい女性。
身分証の提示を促したり、ランクの説明の有無を確認しながら登録に必要な用紙を手際よく並べていく。
「冒険者さんなんですね。え?25歳?」
登録に年齢の制限があるのだろうか。
それとも老けて見られていたのだろうか。
「す、すみません。お若く見えたもので……」
マリー曰く18歳程度の若い男性と思ったそうだ。
蓮は先ほどの道具屋での店員の悪態が頭を過った。
幼く見られ客として相手にされなかった事も要因なのだろう。
若く見られることは嬉しいが、若く見られる過ぎるのは不都合なこともあるようだ。
マリーは軽く謝罪を口にして咳ばらいをしながら気を取り直して簡単に説明を始めた。
・ランクは出店販売、移動屋台販売、店舗販売、多店舗展開の4段階。
・1年目は登録費のみ。
・2目からは売り上げに応じた年会費を支払わなくてはならない。
・取扱商品は事前に商人ギルドへの登録申請が必要。
・収めた会費は商人ギルドの運営費や税収を軽減させるために国に治められている。
・違反行為には罰金や除名処分などの罰則がある。
「例えば、ブロンズランクの方が不動産契約をし、店舗を出した場合などが違反行為に当たります」
過去に家主に賄賂を渡して、違法に不動産契約をした者が過去にいるそうだ。
「何か質問などございますか?」
「そうですね……。お店を持たずに、販売店へ卸す場合と、知り合いの店の一角を借りて販売を行う場合はどのランクになりますか?」
冒険者ギルドとは言わずに探りを入れる。
自身でも情報収集の為に販売はして見たい。
何が売れるのか。
どのようにすれば売れるのか。
需要を探るには自身では売るのが一番だ。
しかし、出店では雨の時に販売がしにくい。
店舗を契約するのはリスクは高い。
初期費用と維持費をできるだけ抑え、自身でも販売に携われるように質問した。
「それであればブロンズで問題ありません」
・販売店に卸すだけで、販売業務は販売店側が行う。
・ただし、販売店が適切なランクで登録をしているかを確認する必要がある。
・違反していた場合は、蓮自身にも罰が科せられる。
例えば、出店販売の商人登録者が、移動屋台で蓮の商品を販売していた場合。
移動屋台式の販売はシルバーランクに当たるため、販売者は契約違反。
蓮は知らなかったとしても加担したという扱いで罰則が適応される。
「間借りする場合も同じです」
販売責任者が店舗販売を有しているのであれば問題なし。
「他にご質問が無ければこの用紙にご記入ください」
説明を終えたマリーは、登録用紙を差し出した。
その場で名前、年齢、希望ランク、取扱商品などの項目を書き込む。
書けるか不安だったが、取り合ず日本語で書き込むつもりで書き始めると、自然と書けた。
読む時と同じで女神補正がかかるようだ。
「レン様。25歳。ブロンズランクご希望ですね。お取り扱いは……果物と果物を使った飲み物ですか……?」
「はい。森や山で取れた果物とそれを使った飲み物を売りたいなと。ただ季節などで取れるものがことなるので、なんと記載すればいいのか……」
今はリンゴとミカンだが、他にもブドウなど味が増えた時に備え、大枠で登録したほうが良いと判断したのだ。
「商品を見せて頂くことは可能ですか?」
蓮が鞄も何も持ち合わせていなかったため、気になったのだろう。
蓮はアイテムボックスからリンゴとリンゴジュースの入った木製の水筒を取り出した。
それを見て、マリーは『少々お待ちください』と言い残し、受付の奥にある部屋へと入っていった。
少しして戻ってきたマリーの表情を見て、前世の営業経験から『これは上に確認していけたパターンだな』と感じた。
しかし、マリーの口から出た言葉は予測と異なった。
「奥でギルドマスターが、商品の確認をされるそうです。どうぞこちらへ」
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