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異世界生活:グリーデン編
冒険者ギルド
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グランの老け顔の半端ないこと詐欺のごとし。
タイミングよく兎人族の女性が現れたことで、その話を長引かせずに次に進めることができた。
「これに触れて魔力を込めてくれ」
門番が持っていた確認玉と呼ばれる水晶玉は拳よりも少し大きい程度だった。
できることも犯罪歴の有無の確認だけ。
今回、兎人族の女性が運んできた識別玉と呼ばれる物は倍ほどの大きさの水晶玉だ。
台座の上に置かれており、水晶玉に魔素を流し込めば、下の台座からギルドカードが出てくるそうだ。
「ギルドカードには名前、種族、年齢、冒険者ランク、クエスト失敗回数が書き込まれる」
冒険者として活動するようになり、クエストの受注時と完了時にギルドカード情報を冒険者ギルドの識別玉に差し込み更新するそうだ。
蓮は、グランなら大丈夫だろうと思い、識別玉に魔素を流し込んだ。
ブゥゥン。
識別玉から光が放たれ、ホログラムの様に蓮のステータスが表示される。
装備品の項目はないが、それ以外は鑑定した時に見えるステータスボードと同じだ。
「問題ない強さを秘めているのは勘でわかるが、規約だから一応見せてもらうぞ」
冒険者は死と隣り合わせ。
剣術や武術、槍術や魔法など、戦闘に使えるスキルを有していない場合は登録ができない。
グランは立ち上がり、蓮の横に移動。
そして表示されているステータスの異常さに驚愕した。
「こ、ここまでとはな……」
4万近いHPを始め、各数値の高さ。
ユニーク欄に表示された加護とその内容に凄さ。
スキルの多さとレベルの高さ。
まともなのは属性欄だけ。
グリーデンの冒険者を束ねるギルドマスター。
当然、相当な実力者。
グランの驚きようを見て、兎人族の女性も不安そうな表情を浮かべている。
「レン……。お前たちひょっとして異界人か……?」
誤魔化しは不要。
どうせいつかはバレる。
蓮はゆっくりと頷き、桜と向日葵も同じようなステータスであることを説明した。
「え!?あ、すみません!」
兎人族の女性が異界人であることを認めたことでおどきの声を上げた。
「街に来るのは今回が初めてだな?」
その質問に首を縦に振る蓮を見て、グランは質問を続けた。
「じゃあ、人族を鑑定したことはないな?」
その質問にも蓮が縦に首を振ると、グランを鑑定するように言った。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【グラン・モリブス Level:152 人族♂ 31歳】
HP:26232 / 26232
MP:8550 / 8550
SP:13556 / 13556
筋力:2998 攻撃力:3998
耐久:2682 防御力:3832
知力:2196 魔力:2896
抵抗:2353 抵抗力:3103
敏捷:2774
器用:2115
幸運:780
【ユニーク】
戦闘神アレスの加護、異界人の血脈
【スキル】
剣術Lv8、武術Lv6、体術Lv7、剣技Lv4、武技Lv3、闘気制御Lv6、魔力制御Lv3、魔力強化Lv5、身体強化Lv7、危険察知Lv6、気配察知Lv4、直感Lv6、
水魔法Lv2、風魔法Lv1、氷魔法Lv3、地魔法Lv6、雷魔法Lv3、光魔法Lv6、結界魔法Lv4
【属性】
水Lv3、風Lv2、氷Lv4、地Lv6、雷Lv3、光Lv6 、支援Lv4
【装備】
魔剣クラウソラス、雷爪牙の篭手、風豹の軽鎧
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「グランさん。あなたの祖先って……」
「ああ。お前と同郷かは分からんが、異界の者だったそうだ」
グランから感じた強さ。
目の当たりにしたステータスの高さ。
どうやらグランにも異界の血が流れているそうだ。
「ちなみに、実力的に俺に並ぶ人間は、この大陸に10人程度しかいない」
蓮と桜はその言葉を聞いて、自分たちが強者側に居ることが確定し、驚き、そして安堵した。
「その様子だと、妹さんも同じような感じか?」
「そうですね。レベルはまだ1ですが、将来的には僕よりも上になりますよ」
蓮は事実を伝えた後に、あくまで数値上の話しではある事を補足した。
「街を壊さないでくれよ?」
グランは半分は本気で、半分は冗談のような笑みを浮かべ桜に言う。
桜は恥ずかしがりながら否定した。
だが、からかわれているようで、自分にはそれだけの力があるのだと、改めて自覚した。
強いものには何かしら舞い込んでくる。
家族のためにもあまり目立たないようにした方が良いとグランは蓮に伝えた。
「さて。他にも話したいことがある。ギルドカードを作ってしまおうか。」
グランは『特例中の特例で2人ともCランクからの登録だ』と言葉を続け、席に戻り、識別玉に魔素を流し込み始めた。
すると台座からギルドカードが出て来た。
登録する側と承認する側の魔素をもとに作られるそうだ。
出て来たギルドカードには何やら様々な記号が書かれている。
これは何の記号だ?
先程の話しから記載内容は氏名や年齢、冒険者ランクなどが書かれていることは予測できるが全く読めない。
蓮がどうしたものかと考えるていると、徐々に目が慣れて来たかのように、文字が自然と読めるようになった。
この不思議な現象と、今思えば言葉も話せている事から、蓮は直感的に女神が与えてくれた力なのではないかと感じた。
「それがギルドカードだ」
次いで桜がギルドカードを作る。
ステータスか確認時にグランは再び驚愕。
冒険者は10歳からのため、向日葵は登録できない。
向日葵が10歳になり、冒険者登録すれば、従魔であるリルやドラコも通行料がかからなくなるそうだ。
「ユグドラシル様は不要です。というか恐れ多くて言えません」
ユグドラシルに関しては今後街絵の出入りは自由。
各門番にも伝えておく。
もし、受付が面倒であれば、植物から植物へと移動する能力で、好きに街に侵入して良いとのことだ。
「ただ、無いとは思うのですが、万が一の時には責任は、レンたちに行くという事でお願いします」
交換条件を出してはいるが、あくまで世間体を気にしている形だけの条件。
契約書も何もない。
ユグドラシルは了承し、グランは深く頭を下げた。
「カードは身分証として使えるが、この台座に差し込まない限りステータスは表示されない」
他のギルドへの登録や、通行時に提示するなど様々な使い方をする。
しかし、数値やユニーク欄などの方法は冒険者ギルドの識別玉の台座に差し込まない限り分からない。
そのため、蓮達の異常に高い数値や強力過ぎる加護やスキルを見られる心配はないそうだ。
「まぁとにかく、それがあればすぐに商人ギルドで商人登録ができる」
魔物の解体と素材の買取は冒険者ギルドで行える。
蓮達の街に来た目的のもう一つの果物販売まであと一歩だ。
「その件で一つ頼みがあるんだが……」
グランは真剣表情で話し始めた。
タイミングよく兎人族の女性が現れたことで、その話を長引かせずに次に進めることができた。
「これに触れて魔力を込めてくれ」
門番が持っていた確認玉と呼ばれる水晶玉は拳よりも少し大きい程度だった。
できることも犯罪歴の有無の確認だけ。
今回、兎人族の女性が運んできた識別玉と呼ばれる物は倍ほどの大きさの水晶玉だ。
台座の上に置かれており、水晶玉に魔素を流し込めば、下の台座からギルドカードが出てくるそうだ。
「ギルドカードには名前、種族、年齢、冒険者ランク、クエスト失敗回数が書き込まれる」
冒険者として活動するようになり、クエストの受注時と完了時にギルドカード情報を冒険者ギルドの識別玉に差し込み更新するそうだ。
蓮は、グランなら大丈夫だろうと思い、識別玉に魔素を流し込んだ。
ブゥゥン。
識別玉から光が放たれ、ホログラムの様に蓮のステータスが表示される。
装備品の項目はないが、それ以外は鑑定した時に見えるステータスボードと同じだ。
「問題ない強さを秘めているのは勘でわかるが、規約だから一応見せてもらうぞ」
冒険者は死と隣り合わせ。
剣術や武術、槍術や魔法など、戦闘に使えるスキルを有していない場合は登録ができない。
グランは立ち上がり、蓮の横に移動。
そして表示されているステータスの異常さに驚愕した。
「こ、ここまでとはな……」
4万近いHPを始め、各数値の高さ。
ユニーク欄に表示された加護とその内容に凄さ。
スキルの多さとレベルの高さ。
まともなのは属性欄だけ。
グリーデンの冒険者を束ねるギルドマスター。
当然、相当な実力者。
グランの驚きようを見て、兎人族の女性も不安そうな表情を浮かべている。
「レン……。お前たちひょっとして異界人か……?」
誤魔化しは不要。
どうせいつかはバレる。
蓮はゆっくりと頷き、桜と向日葵も同じようなステータスであることを説明した。
「え!?あ、すみません!」
兎人族の女性が異界人であることを認めたことでおどきの声を上げた。
「街に来るのは今回が初めてだな?」
その質問に首を縦に振る蓮を見て、グランは質問を続けた。
「じゃあ、人族を鑑定したことはないな?」
その質問にも蓮が縦に首を振ると、グランを鑑定するように言った。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【グラン・モリブス Level:152 人族♂ 31歳】
HP:26232 / 26232
MP:8550 / 8550
SP:13556 / 13556
筋力:2998 攻撃力:3998
耐久:2682 防御力:3832
知力:2196 魔力:2896
抵抗:2353 抵抗力:3103
敏捷:2774
器用:2115
幸運:780
【ユニーク】
戦闘神アレスの加護、異界人の血脈
【スキル】
剣術Lv8、武術Lv6、体術Lv7、剣技Lv4、武技Lv3、闘気制御Lv6、魔力制御Lv3、魔力強化Lv5、身体強化Lv7、危険察知Lv6、気配察知Lv4、直感Lv6、
水魔法Lv2、風魔法Lv1、氷魔法Lv3、地魔法Lv6、雷魔法Lv3、光魔法Lv6、結界魔法Lv4
【属性】
水Lv3、風Lv2、氷Lv4、地Lv6、雷Lv3、光Lv6 、支援Lv4
【装備】
魔剣クラウソラス、雷爪牙の篭手、風豹の軽鎧
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「グランさん。あなたの祖先って……」
「ああ。お前と同郷かは分からんが、異界の者だったそうだ」
グランから感じた強さ。
目の当たりにしたステータスの高さ。
どうやらグランにも異界の血が流れているそうだ。
「ちなみに、実力的に俺に並ぶ人間は、この大陸に10人程度しかいない」
蓮と桜はその言葉を聞いて、自分たちが強者側に居ることが確定し、驚き、そして安堵した。
「その様子だと、妹さんも同じような感じか?」
「そうですね。レベルはまだ1ですが、将来的には僕よりも上になりますよ」
蓮は事実を伝えた後に、あくまで数値上の話しではある事を補足した。
「街を壊さないでくれよ?」
グランは半分は本気で、半分は冗談のような笑みを浮かべ桜に言う。
桜は恥ずかしがりながら否定した。
だが、からかわれているようで、自分にはそれだけの力があるのだと、改めて自覚した。
強いものには何かしら舞い込んでくる。
家族のためにもあまり目立たないようにした方が良いとグランは蓮に伝えた。
「さて。他にも話したいことがある。ギルドカードを作ってしまおうか。」
グランは『特例中の特例で2人ともCランクからの登録だ』と言葉を続け、席に戻り、識別玉に魔素を流し込み始めた。
すると台座からギルドカードが出て来た。
登録する側と承認する側の魔素をもとに作られるそうだ。
出て来たギルドカードには何やら様々な記号が書かれている。
これは何の記号だ?
先程の話しから記載内容は氏名や年齢、冒険者ランクなどが書かれていることは予測できるが全く読めない。
蓮がどうしたものかと考えるていると、徐々に目が慣れて来たかのように、文字が自然と読めるようになった。
この不思議な現象と、今思えば言葉も話せている事から、蓮は直感的に女神が与えてくれた力なのではないかと感じた。
「それがギルドカードだ」
次いで桜がギルドカードを作る。
ステータスか確認時にグランは再び驚愕。
冒険者は10歳からのため、向日葵は登録できない。
向日葵が10歳になり、冒険者登録すれば、従魔であるリルやドラコも通行料がかからなくなるそうだ。
「ユグドラシル様は不要です。というか恐れ多くて言えません」
ユグドラシルに関しては今後街絵の出入りは自由。
各門番にも伝えておく。
もし、受付が面倒であれば、植物から植物へと移動する能力で、好きに街に侵入して良いとのことだ。
「ただ、無いとは思うのですが、万が一の時には責任は、レンたちに行くという事でお願いします」
交換条件を出してはいるが、あくまで世間体を気にしている形だけの条件。
契約書も何もない。
ユグドラシルは了承し、グランは深く頭を下げた。
「カードは身分証として使えるが、この台座に差し込まない限りステータスは表示されない」
他のギルドへの登録や、通行時に提示するなど様々な使い方をする。
しかし、数値やユニーク欄などの方法は冒険者ギルドの識別玉の台座に差し込まない限り分からない。
そのため、蓮達の異常に高い数値や強力過ぎる加護やスキルを見られる心配はないそうだ。
「まぁとにかく、それがあればすぐに商人ギルドで商人登録ができる」
魔物の解体と素材の買取は冒険者ギルドで行える。
蓮達の街に来た目的のもう一つの果物販売まであと一歩だ。
「その件で一つ頼みがあるんだが……」
グランは真剣表情で話し始めた。
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