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しおりを挟む茨の蔦が襲い来る時に備えるが予想した激痛は訪れなかった。
唇に薄っすらと感覚があり、目を覚ますと、金髪の見目麗しい青年がゆっくりと顔を離した所だった。
キスされたのだろうか?
はじめての感触にドキドキと胸が高鳴る。
視線が合うと髪を撫でられ、帽子を取られる。
代わりに長髪のウィッシュを被せられた。
金色の髪が視界を遮る。
「お嬢様」
ああ、私は今、お嬢様と呼ばれている。
欲しかったのは、お嬢様の身代わりじゃない。
私がお嬢様になりたかったんだ。
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