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ダウンタウン松本人志、芸能活動復帰報道への個人的見解

マイティーに続き、本来書こうとしていたものが先送りになっていくばかりなのだが、松本の復帰報道に関しては当ランキングでも一応追ってきた話題ではあるため、個人的見解を記しておくことにした。

報道の通り、松本側が訴えを取り下げ、それに文春側も合意し裁判が終わり、現在は芸能活動の復帰を目指して動いているらしい。

この急転直下の合意劇に関しては、松本側にも文春側にも、双方に突かれると痛いところがあったから、もうこれで手打ちにしようとなったのではないかという印象は受けた。

松本側の主張にも文春側の主張にも全てを信じるには怪しい点があるのではと感じるし、その『双方に痛いところがあった』可能性というのは大前提として、ここでは筆者が感じてしまった松本のダサさについて考察していきたい。

まず、松本側が主張していた『事実無根』とは一体何が事実無根だったのか、それをハッキリさせてくれと筆者は感じたのである。

事実無根とは『飲み会自体がなかった』のか、『不貞行為はなかった』のか、それとも『不貞行為はあったが無理矢理ではなかった』のか、松本側が裁判終結後に出したコメントでは、『かつて女性らが参加する会合に出席しておりました』となっているため、少なくとも『飲み会はあって松本はそれに参加していた』ということしか分からないのだ。

その辺の一番肝心なところを何も語らず全てうやむやにして、芸能活動再開します！！と言われても、いやいや、その前にまずやることあるでしょと思ってしまうし、かつてのファンとして残念としか言いようがなかった。

以前にも言った通り、その後の下心があるから不特定多数の女性を集めて飲み会をするわけだろう、ただ単に飲むだけなのであれば気心の知れた友人知人だけで飲めばいいだけの話で、文春に駆け込まれるような知らない相手と飲む必要はどこにもない。

（以下はあくまで不倫をしていたと仮定した上での話であるためあしからず。そして何故そんな仮定をするのかというと、ただの飲み会を開いただけなのであれば、後述する小沢が行方をくらます理由がないし、松本側ももっと強気で最後まで裁判で白黒ハッキリさせていただろうと思うからだ。飲み会をしただけであんな記事を書かれたのであれば、もっと激怒して徹底的にやるのではとしか筆者には思えない）

不倫してたなら不倫してたで別に犯罪行為ではないのだから（民事上の責任は問われるが）、ハッキリ言えばいいだろうと思ってしまうし、不倫なら家庭内の問題であるためご家族が許されているのであればそれ以上追及することはない。

後輩に女性を集めさせて飲み会を開き、不倫はしていました、しかし天に誓って無理矢理はしていませんと、会見なりなんなり自分の口で男らしくハッキリ言えやと思うし、その辺をうやむやにして復帰しようとしているのが、かつての松本ファンとしてはどうしてもモヤモヤしてしまうしダサすぎると思ってしまうのだ。（何度も言っている通り、ファンとしてずっと松本を見てきて、この人はちゃんと心に愛のある、無理矢理やるような人物ではないと思っている）

前述した通り、ただ単に飲み会を開いただけなのであれば、何故スピードワゴン小沢が行方をくらます必要があるのかと思うし、何もやっていないのにそこまで憔悴する意味も分からない。全て事実無根、一切合切何もかもデタラメを書かれたというのであれば、もっと強気に最後まで自らの潔白を証明しようとするはずだろう。

筆者はホークスファンで、同じような問題で大炎上した山川穂高を現在は見守って、心を入れ替えて野球一心に頑張れよと思っているが、今回の松本の事案と何が違うのかというと、そこに『不起訴』という結果があるかないかというもの。

松本にしても山川にしても、その現場で何があったのかは当人同士にしか分からないし、外野からはその結果を見るしかない。そして不倫に関しては家庭内の問題であることから、ご家族が許されているのであれば筆者は山川の今後を見守っていこうと思ったのだ。

松本の場合はこの『不起訴』という結果がないため（そもそも書類送検されたわけでもなく文春に駆け込まれただけではあるが）、外野からは何を信じていいのか分からず、その現場で何があったのか（踊る大捜査線ではないが）自らの口でハッキリと語ってほしい、その上で堂々と復帰してほしいと言っているだけなのである。

あれだけ好きで尊敬していた松っちゃんを、筆者が何故ここまで幻滅して、嫌いではないがそれに近い状態になってしまったのかというと、兼近の一件で擁護してからが始まりだったなと思い出した。

兼近に頑張ってほしいなぁなどと、いちいちＸで呟いて世論を操作しようとせず、本人に直接言えやと、そのいやらしさに嫌悪感を抱いてしまったのが始まりだったのだが、そこから間髪入れずに（？）この文春問題が起きたことも、今思えば終わりの始まりだったのかもしれないとも思う。（要は世間からの好感度がどんどん落ちてしまっている。ワイドナでスポンサーは惑わされないようになどと発言したことも、筆者の中で物凄いマイナスポイントだった）

勢い復帰するにしても、自らの口で何があったのかを語らない限り、世間の大半は懐疑的な目で見てますよということは、かつての大ファンとして言っておきたいと思った。